アイスカフェオレ

大正路漫のレトロな薫りに誘われて ~シマノコーヒー大正館~

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休日はスタバとかのカフェでは無く、ちょっとリッチにゆったりとコーヒーを楽しみたい。 そこで、大正路漫夢通りにある老舗の喫茶店「シマノコーヒー大正館」に足を運びました。 かなりご無沙汰していましたが、相変わらず店内の雰囲気もレトロ感いっぱい。 店員さんのユニフォームも昔ながらの純喫茶の雰囲気を素敵に醸し出しています♪ さて今日は何を頼もうか…。   そうだ、冷たい「カフェオレ」をいただこう。 キンキンに冷えたグラスに注がれたコーヒーとたっぷりのミルク。 喉の乾きと暑さが一気に吹っ飛ぶに違いない。   注文を済ませたら、しばし店内や壁に飾っているインテリアを眺めよう。 マッチの絵柄コレクション、絵画、お皿… 何も考えない、何もしないリラックスしたひと時。 こういうぼ~っとした時間って結構貴重。   小さな子供連れの家族、若いカップル、シニアのご婦人達が楽しそうに談笑し、 窓際ではヘッドフォンを付けている若者が一人。 音楽でも聴いているのでしょうか…。   皆さんそれぞれゆったりと刻を過ごしている感じがとても良い。 店構えはレトロな感じですけど、老若男女がくつろげます。 川越には良い喫茶店やコーヒー専門店があってコーヒー好きとしては本当に嬉しいです!     さて注文した「アイス・カフェオレ」が運ばれてきて軽くビックリ! およよ、クリームがたっぷり乗っかているではありませんか!! さっきまで、コーヒーのミルク割りに近いものを想像していたので嬉しい誤算です(笑)     こちらの大正館では、頼むのはいつもストレートコーヒー。 そういえば、「アイス・カフェオレ」の注文は初めてでした。   はて、パフェのようなこのカフェオレはどのように攻略すれば良いのだろう(?_?) 考えあぐねた結果、先にホイップクリームを食べ、次にカフェオレを飲みました。 う~ん、なにか飲み方が違う気がしてなりません(汗)   大正館さんの「アイス・カフェオレ」の正しい飲み方教えて下さいませ どうぞよろしくお願いします。   <<シマノコーヒー大正館全メニュー>> プレーン、コーヒー、抹茶、さつまいも、黒ごまと5種類揃ったチーズケーキもお勧めです! WRITER…
川越スカラ座

映画と館の2つを楽しむ古くて新しい映画館 〜川越スカラ座〜

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映画を見るという習慣が無く、もっぱらテレビで鑑賞する派の私。 ここ数年を振り返っても映画館に足を運んだのは数えるくらいなので、 川越スカラ座で映画を見ることは皆無と云っていい程である。   その川越スカラ座に「大林宣彦」さんが舞台挨拶に来ると聞きつけ、 久しぶりにシネマ芸術の世界に浸ってきました。 わっ、もうこんなに並んでる!   朝9時過ぎにいったところ入り口には長蛇の列。 整理券番号をみたら19番でした。 整理券を手にしたら一安心。 開場が10時で少し時間があるので、それまで時間つぶし。   古本カフェAgoste(閉店しました)   ふらふらと蓮馨寺近くの古本カフェAgosteさんまでやってきました。 手にしているのは、川越スカラ座が舞台の小説「路地裏テアトロ」の口絵。 そのまんまですね(笑)。   再び、川越スカラ座へ   こんなことをしていたら10時になったので、再び川越スカラ座へ。 常連さんには、すっかり見慣れたであろうロビーの風景。 ここで大きな声で喋ると中に聞こえちゃうので要注意! 時間までは、次回上映作の予告編が流れます。 やがて場内の照明が落とされ「野のなななのか」の上映です。 「なななのか」というちょっと変わったタイトルは四十九日のこと。 元病院長で92歳の主人公の死から物語は始まります。 8月15日の終戦後もソ連軍の侵攻が続く樺太。 そこで、主人公が戦地で体験したかが明らかになって行く。 というのが、もの凄いざっくり過ぎるストーリー。   戦争反対を映画という形で訴えていこうというのが根底にありますが、 舞台的な表現、モノローグのような台詞、美しい芦別の景色、 ある仕草にハッとする瞬間、曖昧な死者と生者の境。 「シネマゲルニカ」と称している通り映画を使った芸術というのが、 感想としてもっともしっくり来るような気がします。   大林宣彦監督の登場 大林監督と主人公の若き日を演じた内田周作さんもゲストに迎えて舞台挨拶。 話しは尽きなかったのですが、印象に残ったことが2つ。   一つは、芸術ならば競争はおきないということ。 ゴッホとゴーギャン(違ったかもしれませんが)のどちらが偉いか、 なんて決められません。あるのは違いだけです。 政治も経済でなく芸術という視点でやればもっと素晴らしい世の中になる。   もうひとつは、映画がフィルムからデジタルに変わったことについて。 デジタルはフィルムの代替で使おうとしてはならない。 デジタルはあくまでもデジタルという新たな手段であること。 そういった話しを聞いて、今見た映画を思い起こすと納得するばかり。 常盤貴子さんのエピソードもありましたが、書ききれないので割愛。   川越スカラ座は外観こそ古いですが、新作が上映されています。 スクリーンに映し出すの沢山の人に支えられた導入したデジタル映写機。 今回のような映画監督や出演者による舞台挨拶だけでなく、 窓口で歌いながらチケットを注文すると割引になる「ミュージカル割」。 シャネルやエルメスを身につけていると割増になる「セレブ割増」。 といった面白い割引や、映画にちなんだケータリングや飲食店とのコラボ。 貸しギャラリーに他の劇場やお店とのタイアップなど、常に話題を提供。 映画だけでなく地域コミュニティを生み出す映画館。 外は古くても中は常に新しい映画館。それが、川越スカラ座なのです。 WRITER…
川越市市民会館

笑いとともに思いを馳せる。50年の歴史を刻んだ 〜川越市市民会館〜

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川越駅西口にできる新しい施設「ウェスタ川越」がオープンする。 それに伴い、50年の歴史に幕を降ろすのが川越市民会館。 先日、「週末よしもと川越お笑い祭り」観に行ったので、 その姿を記録として、残しておこうと思います。   川越市民会館へ行くには? 市民会館に歩いて行くのなら、鐘つき通りを通って行くのが分かりやすい。 そのまま、まっすぐに進めばいいのだから。 そういえば、この先の雑貨屋さんで、店頭にちょっと見ていたら、 「よしもと観に行くんですか?」と店員さんに話しかけられました。 おそらく、イベントがある度に道を聞かれたのでしょう。 ただ、市民会館に行くとひとことも云っていないのに、 なぜ、それが分かったのかは、未だに謎です。   いつもの景色 すっかり見慣れた景色ですが、いずれ見られなくなると思うと感慨深いものがあります。 本日および今後の催しがガラスのケースに掲示してあります。 今は、モニターに映しますが、手書きにはやはり味がありますね。 川越市市民会館の文字 これも、なかなか見られないフォントが使われていますね。 特に「会」は、じっと見ているとゲシュタルト崩壊を起こしそう(笑)   本日の出演者。 中川家、ピース、NONSTYLE、くまだまさし、ウーマンラッシュアワー、ジャルジャル、天狗。 そして、チラシに載っていなかったニューヨークという若手コンビ。 テレビでよく見るラインアップのため、開場前はずらりと並んでいました。 これも、昔から見られた光景なんでしょうね。   昭和39年というと… 川越市民会館が建てられたのが昭和39年。 この年は、東海道新幹線開業と東京オリンピックが開催された年。 高度成長期当時の日本の面影を残していることになります。   入り口付近には、50年間ありがとう市民会館大ホールと記された看板。 閉館記念として来年の6月末まで様々なイベントが予定されています。   この日は、振り込め詐欺防止というキャンペーンも行われていました。 埼玉県警のイメージキャラクタ「ポッポくん」ですが、コバトンに間違われまくり(笑) どちらもシラコバトがモチーフなので似てしまうのは仕方がない? こちらは、女性警官をイメージした「ポポ美」というキャラクター。 背景のクロークという文字も時代を感じさせます。   市民会館大ホール この日は台風が迫っていましたが、お客さんはほぼ満席でした。 椅子も座りは悪くなく、適度な傾斜で見やすかった気がします。   木彫りのような絵が描かれた緞帳。 川越まつりの気がしていましたが、やまぶき会館の方でした(^^;)。   前説が始まりました(ここまでは写真撮影が許可されています)。 チョッキさんという芸人(本名が一寸木と書いて「ちょっき」なのだそうです)。   公演に当たっての注意や拍手の練習等で会場を暖めて、お笑いライブの始まりです! 1時間30分たっぷり笑わせてもらいました。 天狗→ニューヨーク→くまだまさし→ジャルジャル→ ウーマンラッシュアワー→ピース→NON…
風鈴の回廊

幻想的な夏の夜、縁結びの神様に会いにいく。~縁結び風鈴・川越氷川神社~

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7月4日から8月31日まで「縁結び風鈴-天ノ川ノ、願イゴト-」が開催されている川越氷川神社。 8月7日に七夕祭があるとのことで、一人で(!)出かけてきました。   神社の鳥居にはたくさんの風鈴が飾り付けられていて、とても華やか。 頭上からはシャランシャランという涼しげな音色。 ここで記念写真を撮る人も多いです。 境内に入ると社務所にはこんなお心遣いが・・・・。 虫よけスプレーとうちわ。これがあれば落ち着いて散策できます。 拝殿前には何本もの笹が設置され、すでに色とりどりの短冊で覆われていました。   境内を流れる天の川 境内を流れる御神水には美しい天の川があらわれ、小さな歓声があがりました。 しばらくするとまた違う表情の川面に変化しました。 じっと見ていると夜の暗さも手伝って、宙に浮いているような気分になりました。 空の天の川をまたその上の空から覗いているような、そんな感じです。 ※こちらは8月31日まで毎日投影されています。   御神水を背にして、少し視線を上に向けると竹毬風鈴オブジェがつるされています。     風鈴と絵馬…
古代蓮

川越中心街から車で10分のリゾート 〜伊佐沼の古代蓮とえすぽわーる伊佐沼〜

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6月後半から7月にかけての川越の話題のひとつが伊佐沼の古代蓮。 SNSやブログでも蓮の写真を数多く見かけるようになります。 そんな季節の便りを聞くと「見に行こう!」と思いながら、その機会を逃す。 そういうことを毎年、繰り返していましたが、今年、初めて目にすることができました。 訪れたのは7月21日(月・祝日)のお昼近く。 時期的には終盤ですが、ピンクの花を眺める姿があちらこちらに。 群生地には橋が掛けられており、沼の中からの景色も満喫できます。 十分に古代蓮の姿を堪能したら、せっかくだし、沼の周りを自転車で一周してみましょう♪   看板の説明によると伊佐沼は600年前に農業用の溜池として作られたもの。 水は入間川から引いているんですね。 伊佐沼に流れ込む水路と流れ出る水路を辿るのも面白そう。   少し見づらいですが、沼の上には漁をする人の姿を発見!   岸には同じ型の船が何席も係留されていました。以外に漁が盛んなのに驚きます。 こんな風景を見ると遠くにきたと錯覚しますがここは「川越」。     水がもっと澄んでいれば、鏡のように空の景色が映るのに…   1周約2.4kmですので散策するのにも程よい距離。 それでも、この伊佐沼は自然沼としては埼玉県内で最大とか。 この後、訪れたえすぽわーる伊佐沼の方から春と秋がおすすめと聞きました。   先ほどの蓮の群生地の道路には桜並木があるので春は壮観でしょうね。   水鳥も多く生息していて、カメラを構える人の姿を見かけました。       えすぽわーる伊佐沼   と、一周していたら「えすぽわーる伊佐沼」に来てしまいました。 ここも初めてなので、ちょっと立ち寄ることにしましょう。 炎天下で自転車を漕いできたので、館内の冷房が心地いい♪   エントランスを入って直ぐにあるのが洋風レストラン「SAKURA」。   中は黒を基調としたシックな作り。右手の窓の外はテラスになっています。   お昼がまだだったので、ベーグルのランチプレートをいただきました。 ベーグルはプレーン、ブルーベリー、チョコの3種から選べます。 真ん中のはデザート。これにドリンクが付いて950円です。   スタッフの方に許可をいただき、ちょこっと館内の見学。 奥に進むと48席の和食レストラン翔風彩。   屋外にはテラスやステージも設けられBBQをすることもできます。 全てセットになった焼き肉セットや海鮮セットがあるので手ぶらでも楽しめます。   入り口を正面に見て右側が駐車場で、その先はテニスコート。 さきほどのレストランSAKURAのテラスも見えます。   テニスコートの手前は、ちょっとしたステージになっているので野外フェスも開けます。   500人が収容出来るイベントホール「イベルテ」 ダンスやコンサート、講演会などで利用され、ダーツの大会も開かれました。 この他、宿泊施設や準天然温泉(宿泊しなくても利用可能)、会議室があります。 市民だと泊まりは難しいけど、合宿や研修会のような機会があれば一泊してみたいものです。 お土産コーナには、川越と沖縄の名産品や特産品が並んでいました。 なぜ、沖縄かというと支配人が沖縄出身だからで、8月の終わりの土日は、 夏の沖縄まつり(今年は、おとまち小江戸夏まつり)が行われます。   他にも注目スポットが   中心街に向かおうとして気になった建物があったので寄り道。 1623年に川越藩主酒井忠利が建立した藁葺き屋根の薬師寺でした。 車で中心街から自転車でも20分足らずの距離でリゾート気分が味わえる。 今後、この周辺にもスポットを当てて紹介して行きます。 WRITER…

残したい川越の風景〜鯨井八坂神社の天王様(夏祭り)〜

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川越市鯨井にある八坂神社。市指定の天然記念物のヒイラギが有名。 幹線道路沿いにありながらも、普段は静かな時が流れています。 この辺りは、一見、住宅街のようですが、散策すると田んぼや畑が広がります。 大きなお屋敷や蔵も見られ、かつて名細(なぐわし)村と呼ばれた頃の面影を残しています。…

川越一番街とは別の趣きの蔵を発見できる! 〜上戸・鯨井地区で蔵巡り〜

川越市上戸周辺には、河越氏の館跡、常楽寺、上戸日枝神社など、 川越の歴史を語るのに欠かせない遺跡や建物が多くあります。 そんな近所を散歩していて、この辺りには蔵が多く残っているなと感じました。 そこで、意識しながら歩くと続々と現れる様々な蔵。 川越一番街の蔵造りとは別の趣きをもつ川越市上戸・鯨井地区の蔵巡りをしてみました。 いずれの蔵も観光用でなく個人宅なので、撮影は全て公道から行っています。 また、詳細な住所は掲載しませんので予めご了承下さい。   鈴木園付近 こちらは、狭山茶の製造販売をしている鈴木園(お店なので明記しています)。 美しい白漆喰に屋号の鈴も付けられ、まさにこれが、The「蔵」というべき建物ですね。   こちらは鈴木園さんの直ぐ近く。こちらの蔵は、家紋が掲げられていました。   公道から離れているので、望遠を利かせて撮影。 先の2つと違って、屋根から壁がまっすぐに降りておらず「く」の字に折れ曲がっています。   こちらの蔵は比較的新しいか改修されたのでしょうか? 腰の部分に石をはっきりと見ることができます。   こちらは、白漆喰ではなく、見た目には土壁そのものに見えました。   これはシンプルなタイプ。   上戸ゴルフ練習場付近 公道からは少し離れているので、気付かずに通り過ぎるかも。     屋号がつけられているのと、屋根に沿った鉢巻の部分の黒の塗りがアクセント。 こちらも少し気付き難い所にあります。   ここはよく見ないと通り過ぎてしまうでしょうね。     この角度で、裏側なのでどんな蔵なのか特徴ははっきりとしません。   これまで見て来たのとは異なり背の高いタイプです。 途中で色が変わっているのは補修のためでしょうか? 窓も他のと比べると低い位置にあります。   反対側からみました。こちらからみるとどっしりとした風格のある造りです。   2つ目の蔵。緑の屋根が特徴です。 こちらのお家の蔵は全体に背が高くスマートな印象を受けます。 確証はありませんが、保管するものの性質のためでしょうか?   鯨井地区 土壁か左に見える家の色に合わせて塗られているのでしょうか? 近くで見てみないとなんとも云えません。   屋根の瓦も無くかなり傷みのある蔵ですが、機能は果たしているようです。   山本?の屋号。かなり立派な蔵であることがこの一部からみても分かります。     こちらもシンプルな造りの蔵です。   屋根や壁がトタンで補修されています。   よく見ると壁が垂直になっておらず、屋根の所で「く」の字になっています。   こちらも白漆喰が剥げていて傷みがやや目立ちます。   ふたたび、上戸に戻って来ました。 いつも駅までの道からみえるこの2つ並ぶ蔵。 これが、この地区の蔵めぐりをするきっかけとなりました。 自転車に乗って2時間あまり。 まだまだ、見落としている蔵もありそう。 これからも探して見ることにしましょう。 WRITER…

288メートルのちょっと変わった川越旅行をしてみませんか? 〜川越橋〜

「『上戸(うわど)』、『川越橋』を通って下さい。」 残業や飲み会で遅くなり、森林公園行きの最終電車を逃せば川越市からタクシーです。 私はいつも、この二言(ふたこと)でドライバーさんに行き先を告げています。 川越橋(かわごえばし)は、平成2年に架け替えられた全長288メートル、幅10.2メートルの橋。 入間川に架かる橋のひとつで川越市上戸と小ケ谷を結びます。 タクシーだとあっという間に通り過ぎてしまうけど、今日は、ゆっくり渡ってみましょう。 実はこの橋、歩くだけで川越旅行ができてしまうスポットなのです。   川越といえば「時の鐘」 まず目につくのは親柱にある「時の鐘」のモニュメント。上戸と小ケ谷の両側にあります。   橋詰広場に飾られているのは三十六歌仙額のプレート。 チェーンが掛けられた柱にはさり気なく「川」の文字。   この三十六歌仙額は、仙波東照宮に江戸初期に活躍した絵師「岩佐又兵衛」が奉納したもの。 両岸に18枚ずつが設置されています。   上戸側には川越橋の諸元を記した金属のプレートもあり、周りには干支が描かれています。   それでは、橋を渡りましょう 上戸側からだと橋はぐぐっとカーブしています。   下流側を眺めるとそこに広がるのは野球場。 東武東上線の鉄橋の先にはサッカー場があって、一帯は上戸運動公園になっています。 その先にはJR川越線の鉄橋があって、川越が舞台のNHK連続小説「つばさ」のロケも行われました。 川越橋もドラマの中でちょっとだけ出てきます。   橋は左右1車線と縁石で分けられた歩道からなり、所々に少し川に張り出した広場のようなスペースが設けられています。   こんな感じで景色を眺められます。 今日は曇り空ですが、空気が澄んでいると、ここから壮大な富士山や秩父山系がよく見えます。   川越の名所を象ったレリーフ ここに設けられているのが、川越の名所を象ったレリーフ。 これは、鳶の「はしごのり」、バックは時の鐘ですね。 ※見やすくするために画像を調整しています。   川越といったら欠かせないのが「川越まつり」。 2台の山車が向かい合う曵っかわせ。はて、背景の建物はどこだろう?   左は山車で舞う天狐、右は山車を正面から見たところ。今にもお囃子が聞こえてきそう。   勇壮な2台の山車。どこの山車か分かる人教えて下さい。(なぜか、人形も踊っている気がする(笑)   こちらは毎年10月14日に行われる神幸祭の様子でしょう。 ちなみに、山車が出るのは、毎年10月の第3土曜、日曜日になります。   川越百万灯夏まつり。神輿を担ぐ男達と色鮮やかな提灯に彩られた幻想的な光景が描かれています。   提灯に照らされて踊る人々、右側の丸い輪はバトンのパレードでしょう。   川越城本丸御殿。特徴のある大唐破風の屋根が描かれています。   もうひとつの時の鐘と時の鐘マン!? 橋を渡りきったところにも橋詰広場があって、こちらの親柱にも時の鐘。 こちら側の土手はサイクリングロードにもなっています。   こちらのプレート周辺案内図。空から見た川越といってもいいでしょう。   親柱の反対側には「時の鐘」の頭だけ。なんか「時の鐘マン」に見えてしまう。   ところで、この欄干の手すりは、蔵造の屋根を模したものだそうなのですが分かりますか? 私も後で調べるまでは気付きませんでした。   川越橋は、国指定史跡の河越館跡や常楽寺の直ぐ先。 せっかく、ここまできたら少し足を延ばして、ちょっと変わった川越旅行を楽しんでみてはいかがでしょう? WRITER…
山王塚古墳全体

川越古代史ロマン探訪

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街中に突然現れる密集した木々 普段見慣れた街並みに突然木々が密集して生い茂った、何か特別な雰囲気を持った場所が目に入ってきたことって無いですか? 自宅から南大塚方面に向かって歩いていたら、まさしくそんな風景が僕の視野に入ってきました。 沸き立つ好奇心に導かれ近くに寄ってみると、そこは市指定史跡「山王塚」と呼ばれる古墳でした。 この一帯を「南大塚古墳群」と言うのも初めて知りました。   説明書きから古代を馳せる 古墳の形には意味がちゃんとあって、その時代背景や古代国家の勢力なんかもわかるそうです。 川越市による発掘調査では、牛塚も山王塚も作られた時代は7世紀くらいだそう。 双方の古墳群の主古墳の形状が異なることから、入間川を挟んで対峙して存在していた別勢力による村国家の存在が想定されます。 前方後円墳は大和朝廷のシンボリックな存在なので、牛塚の主は大和朝廷勢力下のローカルな王様だったのでしょうか?! 対して山王塚は全国的に珍しい上円下方墳というタイプのもので、ちょっと埋葬者を考察するのはハードル高く、かつ興味深いです。 なんたって川越含めて現在全国(奈良県奈良市、静岡沼津市、東京府中市&三鷹市、福島県白河市)でわずか6か所しか確認されてないそう。 また川越の山王塚が同種の古墳では最大規模という事も何だか気になります。 きっと位の高い王様が今の南大塚辺り周辺を治めていたのでしょうか?!   まさに歴史ロマン!!   ちなみにこの珍しい上円下方墳、近代に入って明治、昭和天皇陵に採用されているのがこれまた興味深いです。     山王塚に足を踏み入れてみる で、周りをくるりと散策してみました。 この角度だと盛り土の様子がわかりますね。     鳥居は比較的新しいので、周辺住民の方々からはきっと神聖な場所と長年思われているのでしょう。     頂上には祠があって、中を覗いてみたら江戸期のものでした。     頂上の祠の脇には「榛」?の文字が刻まれた石塔が幾つかありました。古墳の時代よりは後の物でしょう。     古代の物流を想う 埋葬品などからも山王塚の手がかりがわかると思ってさらに調べました。 平成15年に行われた川越市の発掘調査時に円筒埴輪が出土しています。 これは、鴻巣市生出塚(おいねづか)埴輪窯跡で焼かれたもので、川越市周辺で見つかるほとんどの埴輪が生出塚産です。   参考)川越市ホームページ 「南大塚古墳群発掘調査現地説明会当日配布資料(概略版)」   生出塚の埴輪は行田市にある大規模古墳群「さきたま古墳」を始め県内の多くの古墳からも見つかってます。 ここから、古代物流の姿が浮かび上がってきます。なんか今とあまり変わらない人の営みだったりして?!   蔵の街や繁華街も良いですけど、普段僕らが目にする街の姿って、実は表面的なほんの一部に過ぎません。 視点を変えて街を眺めてみるとまた違った姿が見えてきそうで楽しいですね! WRITER…