あなたも見たことがあるはず〜デザイン自動販売機の世界〜
喉が渇いた時、特に今の季節は熱中症にならないためにも水分補給は欠かせません。
そんなときに目にする自販機は、ありがたいですね。
どんな飲みものを選ぼうと近づいた時、ちょっとマシン本体にも目を向けて見てください。
そこには、デザイン自販機の世界が広がっているのですから。
‖ 川越デザインの世界
川越を象徴する「蔵」や「時の鐘」がデザインされた自販機です。
これは鍛治町広場に設置されたもの。中心街では良く見る量産タイプでしょう。
これは菓子屋横丁で撮影したものですが、これも数は多いと思います。
「蔵」と「時の鐘」の配置が変わり「ときも」が登場。
その色違いバージョン。菓子屋横丁を越えて新河岸側沿いのもっこ館そばで見つけました。
下新河岸にある枡屋米穀店本店にて、
川越の歴史を語るのに欠かせない「新河岸川舟運」が描かれています。
下老袋の「高齢者福祉施設 すまいる小江戸」で見つけたもの。
右は量産タイプですが、左は人力車がデザインされています。
喜多院の境内にある「多宝塔」と観光客が一番良く撮るアングルの「時の鐘」。
ウェスタ川越に最近設置されたもの「時の鐘」や「埼玉りそな」の洋館のシルエット。
西武新宿線本川越駅構内。「時の鐘」と「西武鉄道」が描かれてます。
‖ 絵とアニメの世界
本川越駅構内の自販機には「陶舗やまわ」の絵。
裏に回れば「時の鐘」と「特急小江戸号」
本川越駅の外に出ました。おや、あちらに見えるのは..、
卵のような丸みの顔が特徴の西武鉄道の「スマイルトレイン」
こちら側には川越を舞台にしたアニメ「神様はじめました」の世界が広がります。
連雀町のぷち・まがざん(2Fはカフェの泰明館)にも違うバージョン。
本川越駅近くの異空間ダイニングVAMPIRE SOUP(新富町2-25-2)で見つけたのは、
「時の鐘」「川越まつり」「芋」などが描かれた超大作。見るだけで価値あり。
‖ 単色の世界
小江戸蔵里には灰色の自動販売機と、
右下にちょっと屋根が見えますが、ほぼ藤色の2色が置かれています。
東洋大学の東側の道路にはカーキー色。
神明町にある「マミーマート」
ここにはお店の壁と合わせた茶色とクリーム色の2台があります。
西松屋チェーン川越仙波店。
こちらの自販機もクリーム色です。
川越新富町パーキングは青一色、しかも80円と安い!
川越市砂にあるセンチュリー21プレミアムホームはコーポレートカラーの黄一色。
鯨井の県道39号線沿いにも黄一色。あたり付きでお菓子も販売。
川越市今福にあるデイサービスセンター「アズハイム川越」。
単色からちょっと外れますが、木目調のものです。
連雀町にある「松津園茶舗」にも建物にマッチした木目調。
‖ 個性豊かなお店デザインの世界
最後はお店独自のデザインが施された自販機です。
仲町交差点の亀屋駐車場にあるのは、店舗の見世蔵が描かれています。
神明町接骨院はかわいい動物たちが遊んでいます。
なかなか見るところの無い裏面まで絵があるのはオーナーのこだわりでしょうか?
霞ヶ関駅から歩いて2分ほどのヘアーエステサロン萬屋。オリジナルキャラでしょうか?
吉田新町「はいから美容室」は、下はレンガで緑のグラデーション。
川越市砂。新河岸駅近くの254号沿いにある「伝説のすた丼屋川越新河岸店」
黒地にすた丼の写真。
「おとまち小江戸」とKIRINのコラボ。書道アート東祐樹さんの作品です。
女子サッカーASエルフェン埼玉の支援自販機。PRと収益の一部が活動資金に充てられます。
川越市山田にあるボルダリング専用ジム「Monolithe(モノリス)」
ロッククライミングの道具がデザインされています。
クレアモールでは2台のお店デザインが並んでいました。
ヘアサロンの「C@B」と「天下鳥」です。
以前、取材に伺った「テロラール」の入っているビル、クワンビレッジ。
その建物の写真を貼り付けたものが駐車場に置かれていました。
こちら側には建物の管理会社「きずな住宅」のメッセージが書かれています。
‖ おまけ
デザイン自販機ではありませんが、東武東上線川越駅には蔵で囲われた自販機があります。
私たちのとても身近にある自動販売機。
飲み物を買う時に、今度は、そのデザインにも注目してはいかがでしょうか?
注)取材の道中で発見したものを撮影したので、現在、変更されていることもあります。
取材・記事 白井紀行