ほしおさなえ先生の小説で巡る小江戸川越のまち(スタンプラリー)

, ,
取材・記事 白井紀行   小江戸川越で昔ながらの活版印刷所「三日月堂」の店主 弓子さん。 彼女の元にはいろんな悩みを持った人が訪れる。 活字を並べて印刷物を作るなかで、自分なりの答え(言葉)を見出していく。 川越を舞台にしたほしおさなえさんの小説「活版印刷三日月堂」 星たちの栞、海からの手紙、庭のアルバムと続き、いよいよ4巻で完結します。 小説で描写されるお店や景色は、私たちが暮らす川越の今と重なっている。 そんな街を巡るスタンプラリーが8月1日〜17日まで開催されています。   まずは蔵の街の本屋さん太陽堂へ 4巻目の「活版印刷三日月堂・雲の日記」の発売日は8月5日。   一番街にある「太陽堂」で買い求めることにしましょう。   中は昔ながらの本屋さん。どこかほっとさせる雰囲気。 川越に関する本をまとめたコーナーがあって、記者も何点か買い求めています。。   お目当ての新刊は一番目立つ所に、既刊とともに並べてありました。   スタンプラリーの台紙となるパンフレットもこちらで入手。 スタンプを5箇所以上を集めれば活版印刷の限定ハガキがもらえます。   暑い中、律儀にしなくても良いのですが、①から巡っていきましょう(笑) ①…

【今日から使える知恵袋】~どうして川越は小江戸と呼ばれるの?~

,
出会った人に、川越市在住と言うと「知ってる!小江戸川越だよね」と返されることが多くないでしょうか。または「しょうえど」や、はたまた「小京都」など。川越あるあるです。 そして、「どうして、川越は小江戸と呼ばれるのか?」と聞かれることも多くはないでしょうか。この疑問に答えられるよう、今回は図書館とネット情報から色々と調べてみました。 資料を十何冊も読み進めると、この『川越はなぜ小江戸と呼ばれるのか』という小さな疑問が、川越と江戸の奥深い繋がりによるものだと分かってきました。   今回は、『なぜ小江戸?』という疑問に、さっと読んで簡単に理解でき、ふとした時に小ネタとして披露出来るくらいの知識をお届けできたらと思い、江戸と川越の繋がりを以下の7つのポイントにまとめてみました。 川越と江戸との7つの繋がり ポイント1 江戸城と川越城本丸御殿は、同じ年に太田道灌より作られた兄弟城だった ポイント2 徳川家康、秀忠、家光と3代将軍にわたり、川越に何度も訪れていた ポイント3 3代将軍に大きな影響を与えた黒衣の宰相天海が川越喜多院の僧正だった ポイント4 そのため、川越の大火により喜多院が焼失した際には、将軍の命令で兄弟城である江戸城の1部が移設され、更に、川越復興に江戸の職人が携わった ポイント5 当代の藩主松平信綱は、江戸城の1部を移設する際に用いた舟運を整備し、それにより、江戸の文化・学問・芸能などが川越に伝搬することとなった ポイント6 川越と神田明神にある山車は同じ職人が作っており、川越祭りは当時の江戸の祭囃子や舞、山車など、江戸の文化をそのまま受け継いだ祭りでもある ポイント7 戦災により江戸城や神田明神にあった山車が焼失したため、現在、川越は江戸の名残を残す貴重な存在となった   以上のことから、川越は歴史的建造物だけでなく文化や芸能など、日本において当時の江戸の面影を守り続ける貴重な街ともいえます。 もう少しお時間がある方は、この7つのポイントを軸にもう少し詳しくお伝えできればと思います。   1.太田道真・道灌親子の川越城築城 川越市民にとって、『太田道灌』の名前はとても馴染みがあると思います。 何故なら、ユネスコ無形文化遺産にも登録された「川越まつり」に欠かすことが出来ない山車の中の1つに、太田道灌の人形を掲げられています。   また、川越市役所にこの大田道灌の銅像があるだけでなく、バスの乗車中でも『太田道灌』というアナウンスを幼い頃から聞いていたため(恐らく市役所への案内だったと思いますが)、『太田道灌』という名前はずっと頭にインプットされてきました。   では、この太田道灌とは、どのような人物なのか。 実は、太田道灌は江戸城を築城した武士なのです。 そして、現在の川越城(本丸御殿)を築城した人物であるといわれています。 川越城の築城については、太田道灌の父である太田道真と親子で築城した説もあります。 文献によると、江戸城と川越城の築城は同じ1457年と伝えられています。 つまり、川越と江戸を繋ぐポイントの1つ目は、「太田道灌を母として江戸城と川越城が兄弟として誕生した」ということです。   そして、この繋がりはその後に起こる歴史と密接に結びついていきます。 更に、太田道灌は江戸城を築城する際に、現在の川越喜多院の隣にある仙波の山王社(現在の日枝神社)や川越三芳野天神(現在の三芳野神社)を江戸に分祀し、『小江戸』などではく、むしろ『江戸の母川越』といわれる基を作ったと記載している文献もありました。   2.…

栄冠は誰の手に!審査結果発表とインタビュー〜第3回 英語でニッポンを語ろう!コンテスト in 川越(後編)〜

, , ,
取材・記事 白井紀行 アクティビティ 発表に移る前に「言語交流研究所 ヒッポファミリークラブ」のアクティビティ。 「こんにちわ」を各国の言葉で歌ってスタートしました。   時の鐘、霞ヶ関カンツリー倶楽部、川越まつりの3つのポーズでゲーム。 どれか1つのポーズをやって舞台にいるパゴと同じポーズになったら負けです。   最後は隣の人と手をクロスしながら「さようなら」を多言語で歌にして別れの挨拶。 各人が民族衣装に身を包み国際交流を楽しませていただきました。   川越市オリンピック大会室「川越おもてなしプラン」 続いては、川越市オリンピック大会室より小高浩人氏が登壇。 東京2020の内容や川越の取り組みについての発表です。   東京2020大会ビジョンは「スポーツには世界と未来を考える力がある」 大会の概要、エンブレム、マスコット、競技会場が写真と映像で紹介されました。 ちなみに埼玉ではバスケ、サッカー、ゴルフ、射撃の4つの競技が行われます。 詳しくはこちら https://www.pref.saitama.lg.jp/oly-para/overview/venues/index.html   ゴルフ競技が行われる霞ヶ関カンツリー倶楽部と来場者予想について。 そして、川越市の基本方針やおもてなしの説明がされました。   東京2020では大会ボランティアと埼玉県都市ボランティアを開始します。 埼玉県では語学力を発揮できる方を5,400人募集しているそうです。   最後に、コンセプトムービー「#2年後の夏」が紹介されました。 大会募集要項など、詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.pref.saitama.lg.jp/oly-para/hospitality/volunteer/saitama-volunteer.html   表彰式 さぁ、本コンテストも残るところ表彰式のみとなりました。   審査委員長の金子廣行氏より「今回は審査に苦労しました」と総評。 いずれもレベルの高いスピーチで大変だったようです。   小学生部門の受賞者 小学生部門は出演者ごとに賞が送られます。 可愛い演技をしてくれた…

「おもてなし」の心を言葉に込めて〜第3回 英語で日本を語ろう!コンテスト in 川越(前編)〜

, , ,
取材・記事 白井紀行   平成28年から年一回開催されている「英語でニッポンを語ろう! in 川越」 第3回のテーマは「世界に伝えたい!日本の素晴らしさ・日本の魅力」 日本の文化、歴史、伝統、自然、環境&技術・テクノロジー、アニメ。 あるいは、日本人の心、絆、ホスピタリティなど。 出演者が伝えたい日本の素晴らしさ・日本の魅力を英語で語ります。   司会を務めるのは阿里耶さんとSpeak…

梅雨明けの青空の下で川越の農産物パワーが集結!〜川越Farmer's Market2018夏〜

, ,
取材・記事 白井紀行   関東甲信地方が観測史上最も早く梅雨明けした2018年。 今年も折り返しに入った7月1日(日)に、蓮馨寺で川越Farmer'sが開催されました。   出店者は朝8時からテントを立て野菜を運び込んで準備に取り掛かる。   蔵の会やボランティアは机や椅子を運び込んで並べていきます。   参道には受付が設けられました。   記者は来場者を楽しませるライブステージで音響のお手伝いをしました。 今年は本堂側の木陰のある飲食スペースにステージが設けられました。   川越Farmer's…

「うんとん処 春・夏・秋・冬」で醤油の旨さを堪能したら直売店へGO!〜笛木醤油・川越店〜

, ,
取材・記事 白井紀行   前号では、笛木醤油株式会社の12代目当主である笛木吉五郎様に、醤油作りについてのこだわりと現状、そして、木桶仕込みの醤油作りを未来に繋げる取り組み「未来へ繋ぐ100年プロジェクト」についてお伺いしました。 http://koedo.info/180629kinbue/   続いて、笛木醤油川越店店長…

未来へ繋ぐ100年プロジェクト「新桶初しぼり」完成〜 笛木醤油株式会社 12代目当主 笛木吉五郎様〜

, , , ,
取材・記事 白井紀行   笛木醤油株式会社(川島町上伊草)は寛政元(1789)年に創業して以来、木桶で発酵・熟成させる伝統的な醤油作りを守り続けています。 2016年に50年ぶりに木桶を新調し、初めて仕込んだ醤油『新桶初しぼり…

一杯のコーヒーに人が集って出会って広がる会話〜第2回川越コーヒーフェスティバル〜

,
取材・記事 白井紀行   「世界に広がるコーヒーカルチャーを小江戸川越にも浸透させたい!」 と、昨年12月に蓮馨寺で初開催され大好評だった「川越コーヒーフェスティバル」 天候に恵まれ汗ばむ気温となった6月2日〜3日に第2回が開催されました。 ※取材は6月3日に行なったものです。   まず、立ち寄ったのは会場の入り口にある受付。 飲み比べチケットを買い求めます。   左から、ショップリスト、飲み比べチケット、記念のポストカード。 飲み比べチケットは1,000円でミニカップ4杯分を楽しめます。 先着限定で、室蘭限定のよもぎ饅頭「草太郎」もプレゼントされました♪   到着したのは11時ごろ。大勢のお客さんが訪れていました。 出店した20のコーヒー店舗と4つの飲食店を番号順に紹介していきます。   C-1…

泥の感触を楽しんでみんなで力を合わせて米作り〜かわごえ里山イニシアチブ(田植えイベント)〜

, , ,
取材・記事 白井紀行   電車の車窓からぐんぐん伸びる稲が見られる季節。 4月末に種まきを行なった苗も十分育ち、5月26日(土)に田植えが行われました。 ※この前に、苗箱から出た余分な根は根切りという作業を行っています。   こちらが種まきと苗床作りのときの記事 http://koedo.info/180508kawagoesatoyama/   ポット苗を田んぼに移動 青々とした苗を軽トラックに載せて、田んぼに運ぶ。   田んぼの畔にポット苗箱を2反で48枚。これを4枚1組で並べていきます。 こちらの田んぼは田植え機で苗を植えるので、これが効率が良いそうです。 田植え機に入れる前に、苗の穂先を刈りそろえています。   田植え機がスムーズに移動できるよう、4辺を柄振で均(なら)します   水が少なめだったので用水路を堰き止めて増やす。   本日の作業を伝えます かわごえ里山イニシアチブの代表、増田さんが挨拶。本日の作業工程を伝えます。   二反の田んぼの半分弱は、田植えのイベント用で手植え。   谷道さんが田植えの方法をレクチャー。   苗をつまむように持ち、指の第二関節付近の深さで植えていきます。   田植えイベントの始まり お母さんに手を引かれて、さあ、田んぼに入ろう!   足がずぶりとぬかるみに入る感覚に驚いて思わず逃げ出す(><)   お母さんに促されてしっかりと足を踏み入れました。   こちらは、ヌルヌルした泥の感触を楽しんでいます。今日が2回目の田植えとか。   畔の両端から声を掛け合ってロープを渡す。 ロープには30cm間隔に目印が付いていて、それを目安に苗を植えます。   一列が植え終わったらロープを引き上げて30cmずらし、再び、苗を植える。   畔にも30cm間隔で目印を付けたロープが貼られている。 これで、縦横30cmのマス目で苗を植えることができます。   あとは、これをひたすら繰り返す。 泥に足を取られながら、腰を折って植えるので結構、重労働。   お子さんのいたずら? 背中にぺったりときれいな手形(笑)   今日の天気は曇り。それほど暑くないので田植えも順調。   半分ほど終わったところで一息。熱中症予防に水を飲んだりします。   既に全身泥だらけなので、田んぼにダイブ。気持ちいいんです。   さて、作業を再開。もう一踏ん張り。   みんなで力を合わせてお昼前に、田植えが終わりました。   泥だらけになった足をビオトープでざっと洗い流す。   こちらは用水路で足を洗う。入間川から引いた水が冷たくて気持ち良い。 例年なら入間川は渇水気味ですが、今年はまだ水が潤沢にあります。   お昼を食べ終わった子どもたち。橋を渡ったり飛び跳ねたりして大はしゃぎ。   田植えが終わったばかりの田んぼ。アマガエルが顔を覗かせていました。   抑草ペレットを田んぼに撒く バケツにザーッと空けているのは米ぬかで作った抑草ペレット。 無農薬・無化学肥料での有機稲作のため、抑草も自然のものを使います。   ちょっと香ばしくて美味しそうな匂いに子供たちも興味津々。   エイ!と、畔から豆まきのように抑草ペレットを散布。   子どもたちも一生懸命投げますが力及ばず。 ほとんど、手前1メートル付近に落ちてしまいましたが(^^;)   田植え機での田植え 今年、新規投入した田植え機。ちょっと曲がってしまいました。 どれだけ綺麗に真っ直ぐ植えられるか?農家さんの腕の見せ所とか。   爪で苗を持って植えていく。ポット苗専用の田植え機の機構に感心します。   さて、この田植え機の進め方は実は失敗。 このまま進むと、その先は隣の田んぼ。右は用水路で出られない。 止む無くバックで戻りましたが、YouTubeでは幾つかやり方が紹介されてました。   農家さんでも課題らしく、手植えで対応しているところもあります。 自然を相手にし、短時間で効率よく作業を進めるために段取りや工程を考える。 記事で紹介しているのはほんの一部。準備や後片付けに多くの作業があります。 ご飯茶碗一杯のお米ができるまで、どれだけ大変かを実感します。   手植えの終端から畔までは東洋大学(総合情報学科)の実験田。 植える間隔などの条件を変えて収量調査を行います。   3年前から取り組んでいるマコモタケ。 今年も川越そば商組合青年会が5月30日に田植えを行いました。 川越まつりで街のムードが盛り上がる9月下旬から市場にも出回ります。 水管理、雑草との戦い、天候などなど。収穫までは稲作は気が抜けません。 日々の活動の様子は、かわごえ里山イニシアチブのFacebookでもご覧ください。 INOFORMATION 生きもの育む田んぼプロジェクト2018 【開催】平成30年5月26日(土)9:00-15:00 【場所】かわごえ里山イニシアチブ「プロジェクト田んぼ」(川越市福田) 【HP】http://kawagoesatoyama.ciao.jp/ 【FB】https://www.facebook.com/kawagoesatoyama/ 【TW】https://twitter.com/kawagoesatoyama   記念講演会のお知らせ 「いのちを語るなら土を語ろう」 ~農業が時代の扉を開き、地域が日本や世界を変えていく~ 【日時】平成30年6月30日13:30~16:00(13:00より受付) 【場所】川越市北部地域ふれあいセンター…