サワディーカップ!国際豊かで盛り沢山な内容でタイを満喫〜ソンクラーン(水かけまつり)〜

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取材・記事 白井紀行 & kawa   タイの旧正月を祝う「ソンクラーン(水かけまつり」が4月22日に開催。 記者は音響のスタッフとして、もう一人のスタッフは踊り手で参加しました。 盛りだくさんあった1日のイベントの様子をギュッと凝縮してお届けします。   準備や練習に大わらわ まもなく受付が開始されお客さんが入場してくる時間。 バーンバムタイ舞踊団の皆さんは、ステージの広さや踊る位置を確かめています。   受付が始まりお客さんがどんどん来場してきます。   テラスでは、ソンクラーンの目玉のひとつであるタイ料理づくりに大わらわ。 ガパオライスに乗せる卵を次から次へと焼いています。   楽しそうに食事を作っている皆さん。   傍らには仏像が祀られた祭壇が設けられていました。 ジャスミンの花が浮かんだ器から、銀色のカップで水をすくい仏像にかけます。   また、一角にはタイの民族衣装を着るコーナーも用意されていました。   準備の合間に記念写真。タイの方はとても写真好きです。   開会式 名細市民センターの多目的室は満席となり盛況の中で開会式がスタート。 ソンクラーンのお祝いや日本とタイの交流がさらに深まることを願いました。   ①ナッティヤ・スチンダー公使(在京タイ王国大使館商務担当) ②川合善明…

大きなお肉がゴロリのポークカレーに思わずニッコリ〜カレーの健ちゃん〜

取材・記事 白井紀行   川越中心街から県道39号線(川越坂戸毛呂山線)を西へ。 入間川に掛かる雁見橋を渡ってすぐの左手の白い建物。   白い壁には大きく…

生姜と抹茶と薬膳ごはん「食堂キッチナ」店主 青木愛さん

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4月1日に新富町にオープンした生姜と抹茶と薬膳ごはんのお店「食堂 キッチナ」さん。 昨年秋ごろからTwitterでよくお見かけするようになりました。 つぶやきとともに店内施工図や試作品の画像がアップされ、お店をつくり上げていく様子や、時には自身を鼓舞するようなツイート、あるときにはぼやきのようなツイートにとても親しみを感じ、お店がオープンしたらぜひお話を伺いたいとTwitter上で声をかけました。   店主は青木愛さん。川越生まれ、川越育ちで、20代の前半は普通の会社員として働いていました。 幼い時からみんなが集うお店を開きたいという夢があり、それをかなえる一歩として、気になっていたお店の中から、地元川越でも人気のカフェ「トライシクルカフェ」で働き始めます。 「お店で出されている料理も好きでしたし、スタッフさんの雰囲気も良かったんです。オーナーには聞いたらなんでもおしえてくれる、隠し事はしないといった、風通しのよさそうなところにもひかれてお世話になることにしました。」 トライシクルカフェでは、バイトさんでもアテンドから調理までできるようにオペレーションが確立されており、一分一秒がどれだけ価値があるかということを考えて動くことを学んだと言います。 当時今ほど流行していなかったSNSも担当し、スタッフ紹介や新作料理を写真とともに紹介したり、広告作成にも携わりました。誰に伝えたいのか?どういうふうに見せたいのか?どうしたら目にとめてくれるのか?ということを徹底的に考える日々でもありました。 「知識はなかったのですが、もともと興味があったので、試行錯誤しながら作り上げていった感じです。」 ちなみに、お店をオープンした今でも、トライシクルカフェのオーナーさんにはよく相談にのってもらっているとのこと。       カフェに勤めていた青木さんですが、このお店をカフェではなく食堂としたのには、わけがあります。 「私自身カフェって苦手なんです。来ている人がおしゃれで、どことなく落ち着かないんです。だからいろんな人がいられるスペースを作りたいと思いました。実は、オープンしてから豚汁を出す試みもしています。男性が求めるのは早くて、安くておいしいメニュー。女性はおしゃれで値段が高くても落ち着ける場所を求める。そんな混合したニーズにこたえてみようと思っています。」 そして、薬膳をコンセプトとしたお店にしたのは、まだ川越にはないかもしれないということからでした。 もちろん薬膳の資格は取得済ですが、さらにグレードが上の国際薬膳食育師にむけて勉強中とのこと。 薬膳といってもキッチナさんで出されるお料理は、生薬をつかったものや独特な香りがあるといったものではなく誰でも美味しく食べられるように薬膳の理念(季節の食材をつかい、素材本来のうまみを引き出した料理法)のもとに作られています。調味料などもすべてにおいて厳選して、というより、比較的普段手に入りやすいものを使用しています。 全部手作りなので、調味料も味付けも聞けば教えてくれます。 「飲食業界で言われる秘伝のレシピには興味があまりないんです。隠したところでお客さんがくるわけではないので、ならばオープンにしても問題ないと思っています。レシピの公開もそのうちにしていこうと思っています。」 (隠すことは何もないですと語る青木さん。余談ですが・・…

たっぷり具材を包みこむクリスピーなフランスパンをぜひ味わって〜バインミーロータス〜

取材・記事 白井紀行   JR/東武東上線川越駅からほぼ真北に1,200m伸びるクレアモール商店街。 テクテク歩いて、西武新宿線本川越駅付近。   本日のランチはベトナムサンドイッチのお店「バインミーロータス」。 それにしても、最近、川越にはベトナム料理のお店が増えましたね。   単品を組み合わせると値引きとなるセットメニューがあるようです。   ということで、フォー、バインミー、ドリンクのセットにして見ました。   フォーは牛肉、鶏肉、牛のワイン熱煮込みの3種類があります。 追加で麺や具材の大盛り、パクチー、もやし、半熟卵のトッピングもできます。   今回は鶏肉のフォーにして見ました。 麺はもっちりで、あっさりしたスープは奥にどこかレモン風の酸味を感じます。   卓上には調味料が揃えてあって自分好みに味付けも。   お酢や超辛いとあったソースで味の変化を楽しみました。   さて店名にもなっているバインミー(ベトナム風サンドイッチ)。 紙袋に入って提供されます。頼んだのは焼き鳥のバインミー。   焼き鳥、キュウリ、パクチー、大根、人参ピクルス、特製マヨネーズと具沢山。 特筆すべきは幟旗に「手作り」と掲げてあるフランスパン。 かぶりつくとバリバリと音を立ててサクサクとしたクリスピーな食感。 これはぜひ体験して欲しいですね。   濃いコーヒーにコンデンスミルク(練乳)が入ったベトナムインスタントコーヒー…

全国の漁港からやって来た旬の魚を思う存分味わおう!〜雑魚や 川越店〜

取材・記事 白井紀行   JR/東武東上線川越駅を降りて西口の自転車置き場へと続く路地。 このまま真っ直ぐ進めばウェスタ川越へとつながります。   本日ランチに訪れた「雑魚や…

田んぼから広がる共生の輪・豊かな暮らしデザイン〜NPO法人 かわごえ里山イニシアチブ〜

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取材・記事 白井紀行   無農薬・無化学肥料の有機稲作農法で街づくりに取組む「かわごえ里山イニシアチブ」。 このブログでも一年を通して、その活動の模様を取り上げています。 今年のプロジェクト参加者を募るための説明会が3月18日(日)に開催されました。   「生きもの育む田んぼプロジェクト2018説明会」の司会を務めるのは柏井さん。 左は代表理事(1月30日に同会はNPO法人に認定されました)の増田さん。 参加者は幼児から年配の方まで様々な世代の顔ぶれが並びます。   田んぼから広がる共生の輪・豊かな暮らしデザイン 同会の活動の3本柱は「人の連携」「生物多様性」「環境と経済の両立」。   湿地の保存に関する国際条約であるラムサール条約COP10。 その中から田んぼに関する目標1,7,8を主要な活動としています。   ラムサール条約について詳しくはこちらをご覧ください。 http://koedo.info/170224tanbo10/ 田んぼは米作りだけでなく、多くの生き物の命を育み、人と人とを結びつける場。 田んぼの価値を知ってもらうとともに、経済を生み出すことも大切と考えます。   これまでの活動を動画にまとめたものを鑑賞。 人と人が繋がり、生きものの豊かさ、理論に基づいた稲作の紹介など。 田んぼを通していかに学ぶことが多いことが改めて分かります。 「食べる生き物調査」では、虫を捕まえたり、ザリガニ料理を紹介。 子ども達は「どんな味がするんだろう」と目を輝かせ興味津々に見ていました。   同会は民間稲作研究所の理論に基づいた稲作農法を採用しています。 田植え後に7cmの水位を保つことで、雑草が生えないようにする抑草技術。 昨年までは入間川の水を引いていたので渇水に悩ませられました。 今年は井戸を設置したので、この抑草技術が実証できることが期待されます。 井戸掘りの様子はこちらをご覧ください(貴重な動画もあります) http://kurabito.fund/newproject/project1/ また、井戸掘りを通して農家ととても仲が良くなったのだそう。   かわごえ里山イニシアチブでは、田んぼを新たな観光資源とすることを提唱。 歴史と文化の街川越にエコツアーを取り入れ、次世代への街づくりへと繋げます。   農家、人、行政、組織、企業に、生き物の視点を加えて街づくりを行っていきます。   続いて谷道さんからは3年前から取り組んでいるマコモダケの話し。 今年は川越市博物館とも連携して、お盆の時期にマコモ馬づくりを行います。   マコモ茶の試飲では、独特の爽やかな香りと甘みに「美味しい」と好評でした。   環境と経済の両立の一例。 TABICAと共同でマコモ葉を使って籠やコースターを編むイベントが行われます。 日にちは3月24日13:00〜15:30、場所は小江戸蔵里。 詳しくは、こちらをご覧ください。 https://tabica.jp/travels/4114   最後に、会員として参加する田んぼブロジェクトの説明が行われました。 内容については、こちらをご覧ください(最後にスケジュールも掲載) → 2018年小江戸・初雁の里 生きもの育む田んぼプロジェクト 20Kgの玄米の入手、農業体験や技術の習得、さまざまなイベントへの参加など。 会員になると様々な特典が得られ、仲間と一緒に楽しく農的生活を満喫できますよ!   Co江戸かわごえ初雁の里へ 一行は場所を移動して活動の拠点である福田へとやってきました。 場所は、県道160号線沿い、国道254号線と交差する福田交差点の近くです。 今年は、背後に広がる4反に加え、254号向かいの府川でも4反で稲作を行います。   田んぼには昨年蒔いたストロベリーキャンドルの芽が出ていました。 5月になると辺り一面が真っ赤に染まります。   「今の時期は、畔づくりを始めてます。田んぼに来た時は畔を踏み固めて下さい」 と増田さんの言葉にぴょんぴょん飛び跳ねていると。   足を滑らせてそのまま用水路へズブリ! 笑い声が響きました。   井戸の方は小屋が建てられていました。電気工事を済ませてまもなく完成です。   井戸からの水は、一旦、こちらのビオトープへ。 冷たい井戸の水を温めてから田んぼに引き入れることで稲への刺激を減らす。 田んぼの中干しで水を抜くときに生き物を逃す。といった役割もあります。   稲作を指導している高梨さん。 今の時期はできるだけ田んぼを乾かすんです。田植えが始まれば天気とにらめっこ。 米作りは、人間の思い通りにならない自然と向き合っていることを知ります。   谷道さんが手にするのはマコモの根っこ。昨年、刈り取った後から掘り出したもの。   田んぼに植えると分蘖(ぶんけつ)し、高さ2メートル、根元は直径30cm位に。 この一株で5〜10本のマコモダケが収穫できます。 参加者の方はマコモダケを未だ見たことがなく、秋を楽しみにしていました。   高梨農園へ 田んぼを見たところで本日の説明会は終了。興味のある人のみ高梨農園へ。 小瀬先生が取り替えているのは風力計の電池。温度計も設置されています。 かわごえ里山イニシアチブでは、米作りにICTを積極的に活用しているのも特徴。 田んぼには、1時間おきにカメラの映像を配信するシステムも導入されています。   山と積まれているのは、おからと籾殻。これが田んぼの肥料になります。   耕作する田んぼの面積も倍になったこともあって、ポット苗の田植え機も購入。   こちらでは、苗床をつくる準備が始まっていました。     お米の乾燥機も設置されています。   夏休みの終わりころには、山田地区のみんなで案山子づくりも行います。   参加者のみなさん、今年の米作りに期待を膨らませたようです。 かわごえ里山イニシアチブでは、一緒に米作りをしてくれる仲間を募集しています。 この記事を読んで少しでも興味を持った人は、是非、お問い合わせください。 田んぼの作業は通年で色々とあって、HPやFacebookでもお知らせしています。 会員になっていなくても見学やお試し体験もできますよ!   温湯消毒の様子を見学してきました このブログでは、民間稲作研究所の農法を紹介して来ました。 その技術のひとつがお湯で種もみを殺菌して稲の病気を予防する「温湯消毒」です。 これまで写真でしか見てませんでしたが、3年目でようやく見学できました。   20kgの種もみをバケツに4等分し、5kgずつに分けます。   これを網袋に移して   上の方で縛る。これによって、網袋の中で種もみが自由に動けます。   二袋を60度のお湯に10分間浸す。 民間稲作研究所では7分間が最も発芽率が良いとしていたので少し長めです。   蓋を閉めて10分間待つ。   10分経ったら温湯の水面付近で網袋を数回上下させ、内部の温度の均一化を図ります。   冷水の中で種もみを泳がせた後、5分ほど浸けておきます。 この後、風乾燥させ種まきまで冷暗所で保管しておきます。   畔づくり 17日は所用があって遅くなりましたが畔づくりの見学&お手伝いです。   畔はトラクターにアタッチメント「畦ぬり機」を付けて土を盛り上げて作ります。 ただ、機械が入らない四隅は人力。記者も鍬を振るいましたが10分ほどでヘトヘト。 日頃はパソコンに向かっての仕事だけに、こういう動きは堪えます。   子どもたちもスコップ片手にお手伝い。   めざとくシジミやタニシなんかも見つけていました。 入間川からはドジョウやモロコなどの魚や水生昆虫なども田んぼにやってきます。 今年の生き物調査ではどれだけの生き物が見つかるかも楽しみです。   このように、田んぼづくりはすでに始まっています。 いつも食べているお米がどんな風に作られているか体験して見ませんか? きっと、これまで知らなかった世界が広がります。 カワゴエ・マス・メディアでは、今年も、活動の様子を取材します! INFORMATION NPO法人…

**閉店しました**春の柔らかい風に吹かれて楽しむふわもちピッツア〜ピッツェリア コンテ〜

川越中心街へ向かう北の玄関口に位置する神明町。   メンズプラザAOKIのそばにあるスタイリッシュなビル「クワンヴィレッジ」   フレンチの「テロワール」が移転した後に「ピッツェリアコンテ」がオープンしました。   3Fにあって見晴らしのいいオープンテラスは健在です。 春の柔らかな風に吹かれながらのランチはこれからの季節にぴったしですね。   キッチンの一角を占めるのはピッツアを焼く真っ赤な電気石窯。   ランチセットは大きく分けて、ピッツア、パスタ、スペアリブの3つ。 数種類あるピッツアからメニューの一番上にあるマルゲリータをチョイス。   いつもはサラダからですが、せっかくの熱々ピッツア。こちらを先に頂きましょう♪   自家製トマトソースの鮮やかな赤とモッツァレラチーズの白のコントラスト。 ふっくらモチモチ系のピッツアです。   自家製ドレッシングは、オニオン風味(かな?)で酸味が効いています。   ランチのドリンクはエスプレッソにしてみました。   お店の名前は「コンテ」は、イタリア語で「あなたと一緒に」の意味。   優しい人柄のオーナーの料理を楽しみながら、大切な人とワインを傾けたいですね。 ご自慢のスペアリブが気になります。   INFORMATION ピッツェリア…

ふらりと立ち寄ってちょいと一杯が楽しめる新スポット誕生!〜ききざけ処 昭和蔵〜

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取材・記事 白井紀行   明治・大正・昭和に建てられた旧鏡山酒造の3つの蔵を改修した小江戸蔵里。 観光客にはお土産や食事処として、地元民にはイベントを開催する場として。 平成22年のオープン以来、川越観光と地域交流の拠点として親しまれています。   一番奥の昭和蔵は「くら市場」と名付けられ、総菜や地元野菜を販売していました。 記者も弁当やお茶なんかをよく買っていました。   その「くら市場」が今年の1月末に閉店してリニューアル。 明日、3月10日(土)から新たに「ききざけ処…

もっと川越を人にも生きものにも住み良い街に〜第16回かわごえ環境フォーラム〜

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取材・記事 白井紀行   川越市の望ましい環境像の実現を目標に2000年に設立された「かわごえ環境ネット」 市民・事業者・民間団体・市の4社が協働して環境に関する様々な取組を実施。 その活動の内容を発表する場が「かわごえ環境フォーラム」。 2003年に始まり今回で16回目。今年は、2月25日にウェスタ川越で開催されました。 開会式 かわごえ環境ネットの理事・菊地三生氏が、午前の部の司会進行を務めます。   かわごえ環境ネット代表理事の小瀬博之氏が登壇し、本日のプログラムと協賛会社を紹介。 手にしているのは一年間の活動の集大成「かわごえ環境活動報告集」。 表紙に並ぶ写真は、真ん中が時の鐘。周りを環境活動をする人々を配置。 人の活動が環境に関わり、環境が人の活動に影響することを表しています。   かわごえ環境フォーラムは午前と午後の2部制。 …