
オトナのためのオトナが選ぶ川越散策コース
街, 買, 遊, 食
今回の記事は、『Hatago COEDOYA ~ 旅籠 小江戸や ~』さんを拠点に川越観光やお泊りをする3回シリーズの最終回。
筆者と同じ働き盛り世代のオトナたちは、日常と違うものを見て癒されるのが散策や旅の目的になっていることが多いのではと思います。また、withコロナのこの時代には1人や少人数で静かに街歩きをするのがおすすめです。
今回も、前回同様、カワゴエ・マス・メディアの女性スタッフであるはるか&くにかのふたりが、川越の中心街を駆け巡ります。そしてカワゴエ・マス・メディア独断と偏見で選ぶ、欲張りな大人のための散策コースを提案させていただきます。
川越に来たらやっぱりうどんと醤油ははずせない!~うんとん処春夏秋冬
稲荷横丁には美味しいものがたくさんあるけれど、小径を入るとまず、目に入るのが『うんとん処春夏秋冬』。川越と言えば、醤油蔵が多い街。金笛醤油は全国的にその名が知られています。
金笛醤油の深い味わいと自家製めんが自慢のうどんのマリアージュ。
かき揚げ、金笛醤油で煮込んだ角煮など、川越ならではのメニューがいっぱい。健康や美容に効果が期待できる食材も取り入れており、女性にはうれしい!季節限定メニューもぜひ。
こちらの記事も「うんとん処…

本を片手に街を歩けば街がもっと好きになる〜川越の建物・近代建築編〜(前編)
街, 遊取材・記事 白井紀行
5月31日に仙波書房から発売され新聞、ネット、ラジオなどのメディアで相次いで紹介。
川越の書店では平積みされるなど大きな話題となった書籍「川越の建物〜近代建築編〜」
川越に現存する近代建築から21箇所をを写真、イラスト、文書で案内しています。
建物を巡りながら川越の街歩きを楽しめるというのがこの本の謳い文句。
ということで、本を片手に実際に街歩きをして見ましょう♪
今回は、東武東上線川越市駅からの出発です。
巻末にはエリア、道路ごとに色分けされた地図が掲載されています。
もし、川越の街に詳しくなくても大丈夫。
的確なランドマークが示されているので、地元の人なら一目で場所が分かります。
なので、迷ったらお店の人などにどんどん聞いちゃいましょう♪
素敵なイラストで描かれる川越の建物たち
川越市駅から歩いて数分のところにあるのが「リストランテ・ベニーノ(田町5-1)」
本を参考に歴史を紐解くとこうあります。
明治2(1869)年創業の老舗材木店「カワモク」が昭和2(1927)年にショールームとして建築。
その後、六軒町郵便局、楽器店、カルチャーセンター、事務所へと活用されました。
現在1Fは本格イタリアン、2Fはタイ料理屋として利用されています。
また、建物はハーフティンバー様式というのだそうです。
この本では、建物を写真でなく扉絵(イラスト)で紹介。
そのため、実物の写真と並べてみると、建物の特徴がより際立つことがわかります。
原画は、川越が舞台のアニメ作品『月がきれい』を制作したfeel.(フィール)の協力を得て、プロダクションアイが描いたもの。
一つの建物をイラスト、建物概要と歴史を分かりやすく伝える文章、現在と過去の写真を並べて4〜6ページで紹介。
さらに、コラムやエッセイも盛り込まれていて、観光案内のガイドブックとしても役立ちます。
建物に詳しくなくても知らず知らずに興味を持ってしまう、そんな仕掛けがされています。
甘味処 川越あかりや
川越市駅から本川越駅を抜けて北へ向かう途中にあるのが「甘味処のあかりや(新富町1-9-2)」
昭和13(1938)年の築で、元は寝具店だったのだそうです。
「当時は人気キャラクターの枕が並んでいて、書き手の私も母親にねだった一人だった」
そんな一文を読むと記者もふと子供の頃のことが蘇ってきました。
本を片手に街を歩くと、これまで見過ごしていた建物がどんどん気になります。
大正浪漫夢通りへ
あかりやをさらに北へ進むと、大正浪漫夢通りへと続く道。
本では水色エリアと記されていて、15個ものマーカーがつけられています。
川越熊野神社
建物を見学する前に、街歩きの安全を願って川越熊野神社を参拝。
熊野神社は天正18(1590)年に勧請したことが始まりとされている歴史ある神社。
開運・縁結びの神様として親しまれています。
ここに立ち寄ったもう一つの目的は川越高校漫画研究部が作成した作品を見ること。
川越を舞台にしたアニメや漫画のあらすじやキャラクターがまとめられています。
「川越の建物」に縁のある「月がきれい」も熊野神社の境内案内とともに紹介。
本にもこの「月がきれい」を始め、どんなドラマやアニメの舞台になったかの情報も満載。
聖地巡礼のアイテムとしても活用できます。
Blue…

女子旅にピッタリな旅籠小江戸やさん❤宿泊レポ!
街, 遊
8月に1周年を迎えた旅籠小江戸やさんですが、カワゴエ・マス・メディアでは、今回2回目(全3回)の特集記事を組ませていただいています。前回のゆめみどきと筆者が街歩きした記事はこちら
今回は、カワゴエ・マス・メディアの女性スタッフが実際に泊まってみた感想や、ホテルや客室内の設備の使い勝手などを挙げていきたいと思います。
今回の旅人は、カワゴエ・マス・メディアではラジオぽてとで『告知の来い人』(毎月第1土曜日13時~)を担当し、ナナコライブリーFMでも活躍中のはるかと、カワゴエ・マス・メディアのブログ執筆担当でいつもは顔見せしないくにかの2名です。
~今回の旅人<はるか&くにか>の紹介~
はるかは現在、上福岡駅東口から徒歩5分位の場所で『日曜日のネコ』という喫茶店を火曜日と水曜日にやっており、川越やふじみ野でファンをがっちりつかんでいます。また3歳の男の子の子育てに追われる日々を過ごしており、最近は運転免許を取ったので、車の運転が楽しいとのこと。お芝居や歌が好きで、時間を見つけては取り組んでいます。
くにかは、勤め先はいくつか替わったものの、食品衛生のエキスパートとして長年活躍しており、現在は川越・霞ヶ関を拠点に関東一円で働いています。勤めのかたわら、まちづくり活動やブログを少しずつやっているときが、忙しくてもホッとする時間。趣味はエレクトーンで、はるかの店に自分のエレクトーンを持ち込んで演奏することもあります。
そんな2人はカワゴエ・マス・メディアに入る前から友人同士だったのですが、旅籠小江戸やさんで今回一緒に泊まることに。
~客室・客室フロア紹介~
旅籠小江戸やさんは、2~3階が宿泊フロアで、お部屋はドミトリータイプ中心の構成になっています。
写真にもあるとおり、洗面台が部屋の中についており、ベッドとソファがある1人用の部屋。それとドミトリーになっている部屋も含めて全部そうなのですが、部屋の中にはトイレとシャワーがないのです。
枕元のコンセントは、USBがついているので、スマホを充電するときなどに便利。
部屋の中では、手洗いはもちろん、顔を洗ったり歯磨きすることは可能です。人によっては、部屋の洗面台が小さいと感じる方もいるかも。
トイレとシャワーは、男性用と女性用に分かれていますのでご安心を。
トイレやシャワーのために、廊下に出るときに髪の毛をとかしたり、作務衣を着て出ないといけないのが女子にとっては若干負担!?(笑)でも、トイレもシャワーもとてもきれいで使い勝手がよかったです。女性用トイレは個室が5室あり、最新式のウォシュレットや消音装置もついています。シャワーブースは4つあるので、余程混雑しない限りはマイペースでOK。さらに、女性にうれしいメイク用のパウダールームも各階に備えています。
また、パブリックスペースの蛇口は、全てセンサータイプ(非接触感知式)になっているので、衛生的にも安心ですね。
洗面台に備え付けているドライヤーは髪の長い方だとけっこうパワーのあるものを使っている場合も多いと思いますが、乾きにくい髪の持ち主には物足りない風量かもしれません。私のようなミディアムや、ショートカットの方には必要十分です。なお、パウダールームには、くるくるドライヤーも完備しており、女性のための様々な工夫がされています。
また、部屋の洗面台が小さいと感じる方は、洗顔などにこちらを使用してもよいかもしれません。
また、ゲストの気持ちが癒され、くつろげる場であるための工夫が客室フロアにされています。
部屋にもソファがありますが、宿泊者同士の待ち合わせなどに、エレベーターホールのソファを使うこともできます。
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8月28日 ㊗️1周年!旅籠小江戸やさんを拠点に、川越の街で写真をたくさん撮ろう!
街, 買, 遊
昨今の感染症で、友達とワイワイ騒ぐというのもなかなか難しいご時世になってしまった今日この頃。
ならば、静かにインスタ映えする場所に行って、素敵な写真をたくさん撮ってきちゃいましょう!
今回は若者がぜひInstagramにあげてみたいと思うような場所へ、カワゴエ・マス・メディアのスタッフとアイドルユニットの3名が選んで行ってきました。
川越の街歩きシリーズ、第1弾の記事がはじまります♪
今回の出発地点は、本日8月28日に1周年を迎えた、旅籠小江戸やさん。インターネットの旅行サイトから気軽に予約が出来て、気軽に泊まれる価格なのです。
そして今回、カワゴエ・マス・メディアの取材に協力してくださったのは、川越発・「かわいい」をストレートに発信するアイドルユニット、『ゆめみどき』のメンバーの中から小倉あずきさん、水越かりんさん、夕蒼れなさんの3名です。
なんと!カワゴエ・マス・メディアのホームページのトップを飾ってくださっている可愛い女性たちが、ゆめみどきのメンバーです。皆さん小柄で可愛らしくて、会った瞬間から若い女性が浴衣着ると可愛いって思っちゃいました♡(筆者は40代の女性です)
では、旅籠小江戸やさんを出発します!
旅籠小江戸やさんから、浴衣を着てゆっくり歩いても、片道徒歩10分以内で行ける場所への街歩きに出かけます。
今日の私たちのテーマは、川越の街でいい写真をたくさん撮ることです。
蓮馨寺前に出て、一番街に向かってまっすぐ歩くと、洋風の古い建物がいい感じで立ち並んでます。
そこで一枚撮ろうか!と言って選んだのが、『アートカフェ…

花村えい子展に追加で素敵なコラボ企画登場!~カフェメニュー&花手水
街, 食先日のカワゴエ・マス・メディアのブログで、『画業60年のかわいい伝説 花村えい子と漫画』の特別展のご紹介をしましたが、多くの方にアクセスしていただいていることに厚く御礼申し上げます。
さて今回は素敵なコラボ企画が追加で出てきましたので、そのお知らせです。
【彩乃菓さんのとにかく可愛い♡コラボメニューの紹介】
彩乃菓さんでは、花村えい子と漫画イベントコラボメニューの『かわいいパンケーキ風どら焼きセット(先着20名美術館特別展チケットつき) ¥1280(税込)』が8月21日(土)より登場しました。
『かわいいパンケーキ風どら焼きセット』は、地元川越出身の花村えい子さんの描く可愛らしい漫画の世界観を和スイーツに仕立てたものです。社長の小島淳一さんは、店頭販売より、カフェメニューにしたほうがより可愛さを表現できる幅が広がって、お客様に喜んでいただけると思ったと仰います。
こちらのメニューを作ることになったきっかけは、近くの飲食店やお菓子屋さんがコラボ企画に参加していると知って、それに彩乃菓さんも加わることで、多くのお客様により色んな種類のコラボメニューを楽しんでほしかったこと、そして小島さんの地元愛です。川越出身の漫画家の特別展をやっぱり盛り上げたい、応援したいという思いです。
シャインマスカットやミカンやサクランボなどのフルーツ、あんこやクリームを漫画の世界のように可愛らしくパンケーキ風に盛り付けて、更にシロップのように黒蜜をお好みでかけて食べて頂く和スイーツと、狭山茶など7種類から選べるお茶をセットにしたカフェ限定のメニュー。
一口食べてみると、フルーツの酸味と黒蜜、クリーム、あんこの甘さが相性がよく、和スイーツなのにパンケーキのような新しい食感。それに見た目もカワイイ。
そして、花村えい子さんが描いた可愛らしい女の子をデザインに使った展覧会オリジナルグッズも、彩乃菓さんの店頭で販売しています。
彩乃菓
[住所]川越市連雀町10−1
[TEL]…

子供のころに還ったような少女漫画の世界…花村えい子と漫画展+コラボ企画
人, 街, 買, 遊, 食
川越出身の漫画家・アーティストであった花村えい子(1929-2020)さん。
少女漫画のパイオニアの一人であり、中高年女性の誰もがと言っていいほど小さいころ虜になった記憶があるのではと思います。
8月7日(土)から川越市立美術館で、『画業60年のかわいい伝説 花村えい子と漫画』展が開かれています。本来ならば2020年開催予定でしたが、感染症の影響で今年に延期になりました。
同展は2019年7月に嘉麻市立織田廣喜美術館(福岡県嘉麻市上臼井)でスタートした巡回展の2会場目となっています。
一番見てほしかったえい子さんが旅立ってしまった…
入口のところには、娘のひろ子さんからのメッセージが。
展示会が延期になったことで、一番見てほしかったえい子さんは2020年12月3日に次の世界へ旅立ってしまい、この展示会を見ることが出来なくなってしまいました。
幼いころから絵を描くことと読むことが好きだったえい子さんは、埼玉県立川越女子高校、女子美術大学を経て、1959年に漫画家としてデビューしました。以来、60年以上にわたり、少女漫画のパイオニア、レディースコミックの先駆者として生涯現役で活躍してきました。
中高年女性にはとても懐かしい感じがすると思うのですが、少女雑誌の『なかよし』やショウワノートなどの文房具のキャラクターに可愛い少女イラストが使われていました。
可愛い少女漫画の世界
懐かしくてかわいい少女マンガを存分に楽しめる展覧会で、まず最初に目に飛び込んでくるのがこれです。大きな本が3冊。そして花村えい子さんの世界が広がっていきます。
企画展の会場内はフラッシュさえ使わなければ写真を撮影してもよいことになっています。お気に入りの原画があったら撮影してしまいましょう。
約150点に及ぶ原画作品を軸に、制作時期を6つの章に分けて展示しています。
大きな瞳に星を増やして下まつげをつけたり、文字を多く取り入れたことなど、『えい子のひみつ』が7つも書かれており、少女漫画好きには興味深い内容となっています。
キラキラの目にカラフルな髪の色をはじめ、現在に至るマンガの少女像の原型を創りだした花村えい子さんの魅力がたっぷり感じられる展示内容です。まるでそこは童心に返ったような、少女漫画の世界です。
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やわらか~い白玉どら焼きで、ステイホームを幸せな時間に
街, 買, 食
ついに8月2日(月)から埼玉県にも緊急事態宣言が発令され、会食や遊ぶことすらままならない日々。
そんなときこそ、美味しいものを食べて少しでも幸せな時間を過ごしませんか?
今回は紋蔵庵さんの期間限定『白玉どら焼き』をご紹介します。
どら焼きのふわふわ食感&白玉のもちもち食感のコラボレーション!
8月8日は『白玉の日』、丸い白玉を2つ重ねると8に見えることから制定されたのだそうです。
それにちなんで、紋蔵庵さんでは8月7日(土)~9日(月)までの3日間の期間限定で『白玉どら焼き』(税込248円)を販売します。
日持ちは、購入日を含めて2日間。購入した翌日が消費期限となります。
白玉は、店内で販売されている『白玉だんご』と同じものを使用しています。白玉は、モチモチ感を出すように、一般的な白玉よりも食感をやわらかく仕上げています。
生地は夏に期間限定販売されている『夏どら』と同じ配合。生地に使用する卵を泡立てる際に含まれる空気の量を調節し、やわらかい仕上がりになっています。
あんは、北海道産でランクの高い『雅小豆』を使用。一般的な小豆よりも大粒で、食べ応えがあります。甘みを抑えて食べやすい味付けです。
食べてみると、やわらかい生地と白玉の口当たりが心地よく、『白玉だんご』と『夏どら』のいいとこどりなんだろうと思えてきます。
蔵の街店・店長の西脇詩織さんは、『冷たく冷やして、食欲が低下する夏にぜひ食べてほしい。食べごたえは1個でも十分』と仰います。
確実に入手するには、店頭0or 電話予約が必須!
なんと、この『白玉どら焼き』は3日間の期間限定なだけではなく、数量限定販売となっています。
紋蔵庵6店舗(全店)で販売しますが、予約分が多いと当日店頭で購入できないこともあるので、確実に食べたい!という方は予約がおすすめです。
営業時間内に店頭もしくは電話にてぜひ、予約を!
〇本店(川越市古谷上3788-1)049-235-1857(営業時間 8:30~17:30)
〇川越店(川越市旭町1-2-41)049-249-7555(営業時間 9:00~20:00)
〇喜多院門前店(川越市小仙波町1-19-1)049-226-2727(営業時間 9:30~18:00)
〇蔵の街店(川越市元町1-15-5)049-228-9555(営業時間 10:00~18:00)
〇川越西店(鶴ヶ島市松ヶ丘2-5-15)049-271-0808(営業時間 10:00~19:00)
〇ふじみ野店(富士見市ふじみ野西3-11-2)049-278-7277(営業時間 10:00~19:00)
なお注意点としては、販売最終日の8月9日(月)は全店の営業時間が17:00で終了してしまうこと。
商品引き取りに行く際にも、他のお菓子を購入したい場合にも月曜日の営業時間には注意しましょう。
紋蔵庵さんへ行くなら、ここもチェック!
紋蔵庵 喜多院門前店、蔵の街店の2店舗だけの企画となるのですが、花村えい子×紋蔵庵コラボ企画として、8月1日~『こんにちは』パック、8月9日~『こんにちは』ギフトを販売しています。
なお使用している包装紙は、イベント期間中の限定のもので、亀屋さんと同じものです。
花柄の素敵な包装紙に、昔を思い出して心躍る女性たちが、中高年層を中心に続出すること間違いなしです。
8月7日(土)~9月12日(日)に川越市美術館で行われる、『画業60年のかわいい伝説 花村えい子と漫画』とタイアップしたイベントは、別記事で特集を組みますので、乞うご期待!
Information
紋蔵庵 蔵の街店
【住所】川越市元町1丁目15-5
【電話】049-228-9555
【HP】http://monzouan.com/
【Facebook】https://www.facebook.com/monzouan.kuranomachi/
【Instagram】https://www.instagram.com/monzouan_official/
【Twitter】https://twitter.com/monzouan
【食べログ】https://tabelog.com/saitama/A1103/A110303/11049062/(蔵の街店)

今年は”全国一斉”まちゼミ、川越では7月23日受付開始!!
学ぶ, 街第14回川越まちゼミのテーマは、『今こそ、つながろう』。
昨年は感染症がまん延したため、まちゼミが中止になりました。こんなご時世だからこそ、多くの人たちとつながっていきたい。川越まちゼミ代表の榎並和良さんはそう仰います。
「まちゼミ」とは通称で、正式名称は『得する街のゼミナール』。川越では市内のお店の人が講師となって、専門店ならではの専門知識や情報、コツを無料で受講者様にお伝えする少人数制のゼミです。お客様、お店、まちの三者にメリットがある「三方よし」の心を体現する地域活性化事業でもあります。
お客さんは、自分の興味ある知識などを無料で得られ、普段悩んでいたことの解決になったり、買い物スキルがアップします。お店は、自店の専門性や特色をアピールできるだけでなく、ゼミを開催することで、お店自体の資質の向上にもつながります。商店街にとっては、地域にあるたくさんのお店が紹介されることで、街全体のイメージアップにつながり、個店の活性化が地域の賑わいづくりに貢献するといったメリットがあります。
2014年から毎年2回開催され、毎回100講座を超える多くの楽しいゼミが川越市内全域で行われています。今では全国最大規模のまちゼミにまで成長し、川越は「まちゼミ先進地域」の一つになっています。
今年の『”全国一斉”まちゼミ』が熱い!!
まちゼミは、2003年に愛知県の岡崎市で10店舗20講座からスタートし、19年目を迎えました。商店街活性化・地域振興の切り札として全国に広がり、今では47都道府県の415市町村27,000事業所、2,000商店街が参加しています。
”全国一斉”の条件は、9月1日~11月30日の間に開催期間が1日でもあること。また、オンライン講座もいくつか用意されています。まちゼミのチラシに赤い『ONLINE』マークがついているものは、オンライン開催となっており、全国どこからでも参加できるようになっています。
”全国一斉”まちゼミに参加するのは、7月9日現在138市町村。その中の1つが、川越市です。
今年は川越まちゼミのホームページがリニューアルし、Webサイトに電話番号やメールアドレスを入れることにより、直接講座に申し込みができるようになり、より便利になりました。
川越のまちゼミの特徴は、商店街だけではなく、川越の街全体で店を盛り上げていこうという動きがあること。スタートした時から、決してどこかの商店街に偏ることなく、市内全域が変わらずまちゼミを盛り上げてきたのだそうです。
川越では商店街の活性化以外でも、まちゼミが広がってきています。
第14回はココが違う!
今回(第14回:8/1~9/30)のまちゼミでは、オンライン講座を始めたことだけではなく、複数のお店がコラボしている講座があります。そのような講座は3年ほど前から行ってきたそうで、ここのところ増えています。
注目すべきは、足の健康の専門家である靴屋さん+地元の事情に詳しい不動産屋さん+地元の人がコラボレーションして、本川越地区と霞ヶ関地区で街歩きを行うこと。もしかしたら、今まで知らなかった地元のことを、知るいい機会になるかもしれません。
また榎並代表のピアノの先生でもあるピアニスト、岡本さんの生演奏を聴きながら、足マッサージが受けられる講座もあり、立ち仕事などで心も体も疲れている人にはオススメな企画となっています。クツ屋とピアノ教室の異色なコラボとして注目したい講座です。
オンラインで参加できる全国商店街自慢大会もあり、ぜひ地元の商店街を自慢してみるのもよいでしょう。全国の人たちが参加しているかもしれません。3D万華鏡を作る講座や、ボードゲームで遊べる講座もあります。
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トモリ食堂~護国寺から川越へ移転OPEN!
街, 食2021年7月9日(金)に川越に新しくオープンした『トモリ食堂』さん。
東京の護国寺にあったトモリcafeが川越に移転しました。
お店の場所は、一番街の札の辻からほど近い、『喜多町弁天長屋(きたまちべんてんながや)』の建物の一角にあります。
川越の観光スポットからほど近い、静かな場所に佇むお店
弁天横丁はかつて、数十年前までは芸者さんたちで賑わった場所。今は、かつてのお店はすべて無くなり、再生プロジェクトが進んでいる真っ最中です。
「NPO法人川越蔵の会」主導で進めている、かつて小料理屋だった建物を再利用する喜多町弁天長屋の保存・再生・活用事業計画の中で進められたリノベーション。
なかなか入居者が現れなかった喜多町弁天長屋ですが、内部を壁で仕切って4店が入れるよう改装。玄関をかつての長屋の雰囲気を活かして造り、波打っていた瓦屋根をふき替えて生まれ変わりました。
内装は、ワークショップによって手分けして塗られたグレーの漆喰の壁。カウンターの下の部分も、木の切り口をタイル状に貼り合わせています。
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