妖怪と川越の街を楽しむ!『川越妖怪まち歩き』イベントレポ~後編

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カワゴエ・マス・メディアでは、川越市市政施行100周年記念事業として、「川越妖怪まち歩き」を企画し、4月30日土曜日に第1回目を開催しました。 スタンプラリーについて主に書かせていただいた前編はこちらから読むことが出来ます! 全3回開催したガイドツアーにはたくさんの皆さんにご参加いただき、各回15名を目安にしていましたが、どの回も定員をオーバーするほどの人気ぶりでした。   大盛況のうちに終了したガイドツアー 【コース】Hatago…

妖怪と川越の街を楽しむ!『川越妖怪まち歩き』イベントレポ~前編

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カワゴエ・マス・メディアでは、川越市市政施行100周年記念事業として、「川越妖怪まち歩き」を全3回にわたり実施する予定です。 川越には古くから数多くの妖怪にまつわる民話や伝説があり、そんな妖怪たちを街を歩いて見つけだし応援してあげよう!というのが、この「川越妖怪まち歩き」のイベントです。 このたび、4月30日土曜日に第1回目が開催されました。お天気にも非常に恵まれ、妖怪日和の1日となりました。 ここからそれぞれ担当のお店などのスタンプスポットへ行ったり、ツアー同行する妖怪さんたちも。全部で30体ほどの妖怪さんたちが参加しました!   スタンプラリーに参加してみた ガイドツアーの時間帯は都合がつかないという方でも気軽に参加できるのが、妖怪スタンプラリーです。ツアーコースの5カ所にスタンプを設置し、自由に自分のペースで集めることができるので、時間がない方にもオススメ。 また、妖怪コレクションはAndroidスマホでは参加できないため、iPhoneをお持ちでない方もこちらで。   Hatago…

旧山崎家別邸で春を感じるイベント、『花VILLA写真館』開催中!

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  『花VILLA写真館』開催中の旧山崎家別邸とは 旧山崎家別邸は、川越市川越伝統的建造物群保存地区の東に位置し、川越の老舗菓子屋「亀屋」の五代目である山崎嘉七氏の隠居所として1925(大正14)年に建てられました。木造モルタル仕上げの洋瓦葺の洋館と数寄屋造りの和室を備えた和館で構成された和洋折衷の母屋、広々とした庭園、我前庵の写しの茶室を備えています。 2000(平成12)年に主屋・茶室・腰掛待合が市指定有形文化財となり、2006(平成18)年に建物部分が市へ寄贈されました。2011(平成23)年2月には、庭園が国登録記念物(名勝地)に登録されました。また、2019(令和元)年9月30日に母屋が国重要文化財(建造物)に指定されました。(茶室・腰掛待合は附指定)   旧山崎家別邸が建てられた背景 山崎家は、信州高井郡下笠原村(現在の長野県中野市)出身の初代嘉七氏が安永元(1772)年ごろに川越に来て上菓子製造業の亀屋清右衛門のもとで修行し、天明3(1783)年に「亀屋」の暖簾を許され創業したと伝わっています。 四代目嘉七氏は、明治11(1878)年第八十五国立銀行の創立に関わり、当時の川越経済界を主導する存在でした。 設計を担当した保岡勝也とは、東京帝国大学で辰野金吾(日本銀行本店・東京駅を設計)に師事し建築学を学んだ後、現在の三菱地所で当時の一丁倫敦と呼ばれた丸の内の赤レンガ街の設計総指揮に当たった人でしたが、中小住宅に関心を持ち三菱地所を退社し住宅設計者として活躍しておりました。   また、「茶室と茶庭」を出版するほど和風庭園に造詣が深く、山崎家別邸の庭園設計でもその知識を発揮しています。和室の廊下から見渡すと、なだらかな高低差のある庭が広がり、石灯篭がアクセントとなって、木立の先に建つ茶室が風情を添えています。 大正7(1918)年には、第八十五銀行本店(現在の登録有形文化財である旧埼玉りそな銀行川越支店)を手がけ、当時、五代目嘉七氏が第八十五銀行の副頭取を務めていたこともあり、保岡勝也の実力を認めた上で自身の別邸の設計を依頼したと考えられています。   現存する貴重な大正建築物 旧山崎家別邸の敷地面積は、約2,300平方メートル、延べ床面積250平方メートルあります。母屋の南側には、広々とした庭園が広がり、庭の東側に有楽如庵の写しと伝わる茶室があります。 主屋は、木造モルタル仕上げの洋風屋根葺きの洋館で、その奥には数寄屋造りの和室等と融合している和洋折衷のデザインです。内部は和洋の多彩な接客室を機能的な動線で連絡し,通風や採光,防火に配慮して豊かな住環境を実現しています。 屋内には和館の内玄関から入館します。   洋館の内部から見るステンドグラスの輝きは大変素敵な光景です。階段の踊り場に据え付けられたステンドグラスは、小川三知の「泰山木とブルージュ」という作品で、カラフルな鳥が特徴です。更に下部のステンドグラスは水辺の植物を表しています。建物内部には他にもいくつかステンドグラスの装飾が施されており、これによって来賓と女中が顔を合わせないよう、機能的な設計がされているのだとか。 館内は母屋2階や土蔵など一部を除き、2016(平成28)年4月より一般公開されています。   旧山崎家別邸で春を感じよう! 花をテーマに装飾された旧山崎家別邸では、2022年3月31日までの期間限定で『花VILLA写真館』が開催されています。Instagramなどに掲載したいほどに写真映えするスポットになっておりますので、ぜひ足を運んでみてください。和服にも似合う装飾ですので、お着物で出かけてもいいですね。 中庭や門前などの敷地内にはいくつか花手水もありますので、探してみてはいかがでしょうか。 …

音楽で幸せな時間を過ごすデイサービス~KEION

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2021年7月に川越市福田に開所した、「音楽介護予防施設KEION(けいおん)」は、スタジオや楽器を備えたユニークなデイサービス施設です。定員は1日20人。 以前はレストランとし…

12月1日は川越市民の日!お得に川越を楽しもう!

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  皆さんは、12月1日が川越市民の日だということをご存知でしたか? 筆者は川越に越してきて6年目ですが、なんと、恥ずかしながら、先日初めて『12月1日は川越市民の日』だということを知りました。 11月14日の『埼玉県民の日』は認知率が高いですが、市民の日というのはそれほど認知されていないのかもしれません。   川越市民の日に川越観光をすると、実はお得なことがあるんです! 市民の日(12月1日)、12月の第1日曜日には、数多くの施設を無料で利用することができます。川越市民のための特典ではありますが、「市民のみ無料」という制約はないので、市外にお住まいの方も積極的に有効活用するとよいでしょう。   川越市民の日に無料になる施設はこんなにある! 毎年12月1日は「市民が、市の歴史を知り、自治の意識をたかめ、進歩そして調和を目指す日」(引用:「川越市民の日条例」第一条)であり、市内の公共施設を無料で利用できます。 市民の日と12月の第1日曜日は、以下の施設をお得に利用できます。2021年の対象施設は以下の通りです。(クリックすると直接その施設に飛べます) 川越城本丸御殿 川越市立博物館、川越市立美術館 まつり会館 旧山崎家別邸 川越市児童センターこどもの城(プラネタリウム観覧料) 川越市民の日に無料になる対象施設は、「川越市民の日条例」第四条と「川越市民の日条例第四条の規定に基づく使用料免除施設の指定」で定められており、対象施設が年によって変わることは基本的にありません。ただし休館中の施設などもあるため(上の一覧では休館中や利用制限のある施設は省いてあります)、よく確認してから出かけましょう。   なんと!無料ガイドが市内の観光名所を案内します! 川越市民の日を記念し、2021年12月5日(日)…

にぎわいを運ぶ街の湯屋~『小江戸温泉KASHIBA』11月9日グランドオープン!

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温泉好きの皆様へ朗報です! 川越に、温泉・岩盤浴・サウナ・グルメを楽しめる!市内最大級の面積を誇る地域密着型の温浴施設が誕生! なんと!平日750円、土日祝850円で入浴+岩盤浴+休憩スペースが楽しめます!! 2021年11月9日、川越市の伊佐沼近くに「小江戸温泉…

駅前にできた我が家のもう一つの部屋〜泊まらない宿 いちのま、〜

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西武新宿線本川越駅前の交差点から歩いて30秒ほどのところにあるビル「カシーラ彩食館」   ビルの1Fには手書きの「いちのま、泊まらない宿」という文字。 いったい何ができるんだろうとSNSでも話題になっていました。 9月29日・30日のプレオープンに内覧させていただきました。   エントランスを抜け目に入ってくるのは「いちのま、」と書かれた掛け軸。 これは、お城で来客を最初に迎える大切な場所「一之間」から名付けたのだそうです。   そして、右手にあるのが共用スペース。 地元の事業者などにマルシェやチャレンジショップ的に使ってもらえればとのこと。   無機質なグレーの壁はアート作品を邪魔しないので展示スペースとしての活用もできます。   「いちのま、」は、もうひとつのプライベートルーム さて、「いちのま、」のコンセプトは「泊まらない宿」 どんな使い方ができるかや狙いを部屋を見ながら探っていきましょう。   「いちのま、」は…

オトナのためのオトナが選ぶ川越散策コース

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  今回の記事は、『Hatago COEDOYA ~ 旅籠 小江戸や ~』さんを拠点に川越観光やお泊りをする3回シリーズの最終回。 筆者と同じ働き盛り世代のオトナたちは、日常と違うものを見て癒されるのが散策や旅の目的になっていることが多いのではと思います。また、withコロナのこの時代には1人や少人数で静かに街歩きをするのがおすすめです。 今回も、前回同様、カワゴエ・マス・メディアの女性スタッフであるはるか&くにかのふたりが、川越の中心街を駆け巡ります。そしてカワゴエ・マス・メディア独断と偏見で選ぶ、欲張りな大人のための散策コースを提案させていただきます。   川越に来たらやっぱりうどんと醤油ははずせない!~うんとん処春夏秋冬   稲荷横丁には美味しいものがたくさんあるけれど、小径を入るとまず、目に入るのが『うんとん処春夏秋冬』。川越と言えば、醤油蔵が多い街。金笛醤油は全国的にその名が知られています。   金笛醤油の深い味わいと自家製めんが自慢のうどんのマリアージュ。 かき揚げ、金笛醤油で煮込んだ角煮など、川越ならではのメニューがいっぱい。健康や美容に効果が期待できる食材も取り入れており、女性にはうれしい!季節限定メニューもぜひ。 こちらの記事も「うんとん処…