関貴久子

楽しくないなんて言わせないぞ!~関貴久子(せききくこ)さん(「川越水かけまつり」主宰)~

夏の終わりの恒例イベントになりつつあるのが「川越市産業観光館 小江戸蔵里(以降 蔵里)」で行われる「川越水かけまつり」ではないでしょうか? 昨年に引き続き2回目の今年は8月30日(日)に行われます。 「今までの事は水に流そう。クーラーより蔵で水かけ。『大人よ遊べ。』」というなんともニクい副題がついているとおり、水鉄砲や水風船、バケツ、ひしゃく等も使ってみーんなで水かけをして楽しんじゃおうというイベント。 イベントそのものだけでなく、当日の準備の段階からすでに「水かけまつり」なのです。 昨年は雨の予報だったのが奇跡的にカンカン照りになった太陽の下、多くのボランティア、イベント参加者で大いににぎわいました。 また今年もやるよ!ってことで、イベントの主宰である関貴久子(せききくこ)さんにお話を伺いました。 * そもそも関さんって普段は何をやっている方なのだろう?とお聞きすると「お寺で墓守をしています。永代供養の説明や受付、お墓の掃除などが仕事なんですよ」とのこと。 墓守!? そんな関さんがどうして「水かけまつり」を開催することになったのでしょうか?   「ナンツカ会(川越の南大塚地区のFacebookグループ)でいろんなことして楽しんでいたんです。藤乃さんの大福を全種類みんなで食べよう!とか(笑) それが面白そうっていうことで、石川真さん(川越の人気ブログ「川越style」を書いている方、以降…
巨大熊手

ひとりひとりの力が集まって商店街を活性化!〜角栄祭〜

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東武東上線の霞ヶ関駅南口から歩いて10分位の処にある角栄商店街。 ここで9月20日(土)に角栄祭りが行われました。 川越青年会議所、東京国際大学、角栄商店街と住民による手づくりのお祭り。   祭りのプログラムのひとつに東京国際大学のシンポジウムがあったので、 まずはそちらに足を運びました。 テーマは、「実行力を持ったチームが地域をつくる〜これからの川越を見据えて〜」。 地域活性プロデューサー「木村俊昭」氏の講演とパネルディスカッション。 講演中の写真は撮れませんでしたが、木村氏の話しが精力的で面白い。 30分の中にこれまで活動して来た経験というエキスが詰まっていました。 書き出すと凄い量になるので印象に残ったことをメモから拾います。   まず、漠然とした人口流出を数字で具体化。 1年で1,000人の人口が減ると経済に与える影響は1億2千万円。 こう云われれば、人が減ると町が寂れることを実感します。   次に、コンセプトの重要性について。 饅頭を名物にするのなら、まず川越をイメージし、商店街の役割を考え、 それに沿った饅頭を考案するといったように部分最適化でなく全体最適化。   商店街の役割は、コミュニティとコミュニケーションの場の提供。 空き店舗に休み処を作れば、それでシャッターは開く。   商店街の活性化は一気にやるのではなくひとつひとつ進めて行く。 その中で、そこに関わる人材を育成する。 こういったことを下敷きにして、角栄祭は開催されているのです。   角栄祭の会場に繰り出した あれ?どこかで見かけたような人が…。 祭りの盛り上げる「仲…
COEDOビール

昭和の面影が残る川越中央通りが面白くなって来てた〜昭和の街の感謝祭〜

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駅から一番街に向かう道中。 (「あなたはどちらから?ようこそ川越へ!~川越駅・川越市駅・本川越駅」もご覧ください。) 連雀町の交差点から仲町交差点に至る通りに連なるのが中央通り商店街。   仲町交差点を過ぎると蔵造りの街並みですが、今日は中央通り商店街に着目します。 中央通りには、子育て呑竜で有名な蓮馨寺(れんけいじ)があり、   足踏み健康ロードや輪投舎、12月3日の酉の市が行われる熊野神社があり、   そして、どこか懐かしい昭和のお店が連なる街並み。 中央通り商店街は、昭和8年の道路の開通から80年の歴史を持ち、 当時の面影を残す建物がそのまま残っています。   その中央通り商店街の最近盛り上がっています。 毎月8日に蓮馨寺の呑竜デーといって、境内で縁日フリーマーケットが開かれていますが、 今年の6月8日からは、これと連動して手作り作家市「呑マルシェ」が始まり、 9月13日には「昭和の街の感謝祭」が開催されました。   これは、蓮馨寺境内を中心にライブや中央通り周辺を巡るツアー、全種類のCOEDOビールと それに合うおつまみを提供するなど商店街を上げてのお祭りです。   通りには、「昭和の街の感謝祭」とプリントされたTシャツや垂れ幕が掲げられ、 裏には昭和の流行語が書かれていて雰囲気を演出。 12時に大黒屋食堂の岩澤さんの挨拶に始まり、川合善明市長、小宮山泰子衆議院議員、 中野英幸県会議員の祝辞をいただいて、ゆるゆると開幕です。   COEDOビールが全種類飲めるので、それに合うおつまみを買い出しに。 スタンプを3つ集めるとオリジナルTシャツも当たります!   蓮馨寺の門前通り(実は昔はここも境内だったそう)の立門前通りにある 肉の東屋さんで焼き鳥を1本(100円也)   おむすびとワッフルのテイクアウトの福々スタンドでは、 2種類あったキッシュから黒こしょうベーコンをチョイス(200円也)。 もう1種類は、塩レモン&オーロラソースでした。   前々から気になっていた居酒屋タコばぁ。 店内を初めてみましたが、不思議な統一感のある落ち着けそうな感じ。 ここで、もつ煮(200円也)を買い込みました。   COEDOビールは全種類に加えて、秋期限定のパラドキシカルIPAが ありましたので、迷わずこちらを注文しました(500円也)。   というわけでの本日セレクション。 今日は久しぶりに暑くキリッと冷えて程よい苦みのビールに、これらのおつまみがピッタリ! ちょっとアルコール度数も高めですっかり良い気分に♪   おやどこからか心地よい音楽が…。ジャンゴリズムの生演奏が始まったようです。 北床宗太郎さんはジャズバイオリニストとして活躍されています。   境内ではCOEDOビールや川越抹茶スムージー、トシノコーヒー。 そして、常設のまことやさんの太麺焼きそばの香りも漂いいい感じ♪   一角では、昭和の遊びということでベーゴマや輪投げのコーナもありました。 個人的にはファミコンやゲームウォッチが、今の子供には新鮮かも(笑)   境内はまったりとした空気が流れていていい感じです。 蔵の会による昭和の街のツアーにも参加したのですが、 1時間の予定が2時間とあまりにもディープすぎるツアーになったので、 今回だけでは書ききれません(^^;)。また、改めてご紹介します♪   (おまけ) ゲームコーナで超吉が当たって、何十年か振りにプラッシーを飲みました。 昔はお米屋さんが配達してくれて、ビンもリターナブル(回収)でした。 ビンが異なるせいか、味は同じでもどこか違う気がしました。 昭和も遠くになりにけりかな? 子供の頃の思い出に浸れる中央通り。これからの動きにますます注目です! WRITER…
風鈴の回廊

幻想的な夏の夜、縁結びの神様に会いにいく。~縁結び風鈴・川越氷川神社~

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7月4日から8月31日まで「縁結び風鈴-天ノ川ノ、願イゴト-」が開催されている川越氷川神社。 8月7日に七夕祭があるとのことで、一人で(!)出かけてきました。   神社の鳥居にはたくさんの風鈴が飾り付けられていて、とても華やか。 頭上からはシャランシャランという涼しげな音色。 ここで記念写真を撮る人も多いです。 境内に入ると社務所にはこんなお心遣いが・・・・。 虫よけスプレーとうちわ。これがあれば落ち着いて散策できます。 拝殿前には何本もの笹が設置され、すでに色とりどりの短冊で覆われていました。   境内を流れる天の川 境内を流れる御神水には美しい天の川があらわれ、小さな歓声があがりました。 しばらくするとまた違う表情の川面に変化しました。 じっと見ていると夜の暗さも手伝って、宙に浮いているような気分になりました。 空の天の川をまたその上の空から覗いているような、そんな感じです。 ※こちらは8月31日まで毎日投影されています。   御神水を背にして、少し視線を上に向けると竹毬風鈴オブジェがつるされています。     風鈴と絵馬…

懐かしのあの曲で踊りまくる川越の夜!~StepHeaven~

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本川越駅を右に出て線路沿いの道路を2,3分ほど歩くと オールディーズのライブハウスがあるのをご存じですか? 黄色い看板が目印のStepHeavenです。 ここのライブハウスはプロのバンドとボーカルリストたちが出演。 もちろん踊れちゃいます。 ステージ開演時間は4回(日曜日は3回)で、1回のステージ時間は約30分ほど。 ミュージックチャージは、男性¥1,000、女性¥500 (金、土、日、月曜日)。 テーブルチャージは¥500です。 (別途サービス料10%+消費税) 日によっては特別イベントライブ、ハワイアンやジャズの演奏があるので お店のホームページでスケジュールとチャージを確認してみてください。 お店に入ったときは、ちょうど一回目の演奏が終わった直後でお客さんも1/3くらいでした。 次の演奏まで飲み物を頼んだり、常連のお客さんとおしゃべりしてると あっと言う間に次のステージが始まりました。 本日はタカネこと岡本隆根さんとバービー人形みたいなナナさんの 少しおちゃめでロックなオールディーズナイト。 演奏が始まると、最初は遠慮がちだったお客さんも次々ステージ前に出て、 あっという間に踊りの波を作り出します。 しばし音楽に聞き入っていたら、 常連のマダムが遠くから「こっちにきて踊れ!!」のサインを送ってくる!!! でもね、今日は、このお店を紹介するブログを書かこうと思っていて、 どこをどうやって写真とって、どんな内容にしようかと考えなきゃいけな・・・・・ いーや、踊っちまえっ!! しばし、ダンシングタイム。 そうそう、聞きたい曲、踊りたい曲をリクエストできちゃいます。 オールディーズもよいけど、私は80’~90’のロックやソウルが好き。 ロッド・スチュワートのI’m…
古代蓮

川越中心街から車で10分のリゾート 〜伊佐沼の古代蓮とえすぽわーる伊佐沼〜

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6月後半から7月にかけての川越の話題のひとつが伊佐沼の古代蓮。 SNSやブログでも蓮の写真を数多く見かけるようになります。 そんな季節の便りを聞くと「見に行こう!」と思いながら、その機会を逃す。 そういうことを毎年、繰り返していましたが、今年、初めて目にすることができました。 訪れたのは7月21日(月・祝日)のお昼近く。 時期的には終盤ですが、ピンクの花を眺める姿があちらこちらに。 群生地には橋が掛けられており、沼の中からの景色も満喫できます。 十分に古代蓮の姿を堪能したら、せっかくだし、沼の周りを自転車で一周してみましょう♪   看板の説明によると伊佐沼は600年前に農業用の溜池として作られたもの。 水は入間川から引いているんですね。 伊佐沼に流れ込む水路と流れ出る水路を辿るのも面白そう。   少し見づらいですが、沼の上には漁をする人の姿を発見!   岸には同じ型の船が何席も係留されていました。以外に漁が盛んなのに驚きます。 こんな風景を見ると遠くにきたと錯覚しますがここは「川越」。     水がもっと澄んでいれば、鏡のように空の景色が映るのに…   1周約2.4kmですので散策するのにも程よい距離。 それでも、この伊佐沼は自然沼としては埼玉県内で最大とか。 この後、訪れたえすぽわーる伊佐沼の方から春と秋がおすすめと聞きました。   先ほどの蓮の群生地の道路には桜並木があるので春は壮観でしょうね。   水鳥も多く生息していて、カメラを構える人の姿を見かけました。       えすぽわーる伊佐沼   と、一周していたら「えすぽわーる伊佐沼」に来てしまいました。 ここも初めてなので、ちょっと立ち寄ることにしましょう。 炎天下で自転車を漕いできたので、館内の冷房が心地いい♪   エントランスを入って直ぐにあるのが洋風レストラン「SAKURA」。   中は黒を基調としたシックな作り。右手の窓の外はテラスになっています。   お昼がまだだったので、ベーグルのランチプレートをいただきました。 ベーグルはプレーン、ブルーベリー、チョコの3種から選べます。 真ん中のはデザート。これにドリンクが付いて950円です。   スタッフの方に許可をいただき、ちょこっと館内の見学。 奥に進むと48席の和食レストラン翔風彩。   屋外にはテラスやステージも設けられBBQをすることもできます。 全てセットになった焼き肉セットや海鮮セットがあるので手ぶらでも楽しめます。   入り口を正面に見て右側が駐車場で、その先はテニスコート。 さきほどのレストランSAKURAのテラスも見えます。   テニスコートの手前は、ちょっとしたステージになっているので野外フェスも開けます。   500人が収容出来るイベントホール「イベルテ」 ダンスやコンサート、講演会などで利用され、ダーツの大会も開かれました。 この他、宿泊施設や準天然温泉(宿泊しなくても利用可能)、会議室があります。 市民だと泊まりは難しいけど、合宿や研修会のような機会があれば一泊してみたいものです。 お土産コーナには、川越と沖縄の名産品や特産品が並んでいました。 なぜ、沖縄かというと支配人が沖縄出身だからで、8月の終わりの土日は、 夏の沖縄まつり(今年は、おとまち小江戸夏まつり)が行われます。   他にも注目スポットが   中心街に向かおうとして気になった建物があったので寄り道。 1623年に川越藩主酒井忠利が建立した藁葺き屋根の薬師寺でした。 車で中心街から自転車でも20分足らずの距離でリゾート気分が味わえる。 今後、この周辺にもスポットを当てて紹介して行きます。 WRITER…