インタビュー:荻原 羚大さん~レーサー・IATC2023レギュラーライダー

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  まだ中学生だけど、世界に通用する将来有望なバイクレーサーが川越にいる— そんな話を耳にしました。 名前は荻原羚大(おぎわらりょうた)さん。2008年生まれ、もうすぐ中学3年生です。 2022年9月にアメリカのアラバマ州で開催されたバイクロードレース「MotoAmerica」に出場、ジュニアカップ第3位の成績を収めました。 その成果報告として、市長を表敬訪問。そのときの様子が、広報川越令和5年2月号の最終頁「ひとまちふぉとニュース」にも取り上げられています。 また、アジアとオセアニア地域のライダー発掘と育成を目的に開催するモーターサイクル・ロードレースの選手権大会「Idemitsu…

女性ならではの気遣い、心配り、おもてなしで最高な品質の梅を!「山口農園」

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  越生は日本でも有数の梅の産地。なんと人口よりも、梅の木の数のほうが多いのだといいます。 川越から車で40分ほど。8月のある日、カワゴエ・マス・メディア一行は、東武越生線武州唐沢駅からほど近い梅農家「山口農園」を訪ねました。   「町の特産品があるってすばらしい」 越生町で1.5ヘクタールの梅園地とその中に休憩所を兼ねた『梅凛caffe(ばいりんカフェ)』を経営するのは、三代目…

令和4年度かわごえ産業フェスタ出演者募集

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 募集概要 2022年11月26日(土)、27日(日)にウェスタ川越で3年振りに開催予定の「かわごえ産業フェスタ」。今年は市制施行100周年の記念の年での開催です。 この「かわごえ産業フェスタ」の中央ステージでパフォーマンスを披露したい団体や個人を下記の通り募集します。   【募集ジャンル】 公序良俗に反しない限りステージ※で演じられるものならば内容は問いません。 大音量が出るものや新型コロナ感染拡大防止策が十分に取られていないと判断される演目は不可とします。 川越市制施行100周年記念に因んだものは加点ポイントとなります。  ※ステージサイズは7.2mx …

インタビュー:竹村 仁さん~GOOD DAYS BURGER店主/(株)竹悠 代表取締役

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  川越市駅そばにオープンしたGOOD DAYS BURGER。 比較的お求めやすい価格ながら、本格的ハンバーガーが楽しめるお店として評判です。 テイクアウトはもちろんイートインもできます。 「川越の海の家」をイメージしたという店舗は、ターコイズブルーを基調とした内装で、居心地の良い風が吹いてきそうです。 美味しく食べて、良き日々を過ごしてもらいたい、という思いを込めて名付けたGOOD…

川越を愛してやまない夫婦DUO~K.E JAM

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  川越で活躍中のアーティストといえば、K.E JAMのお二人を思い浮かべる市民の皆様も多いのではと思います。 お二人は夫婦で組む音楽ユニット「K.E JAM」として地元川越を拠点に各地でライブ活動を行うだけでなく、インターネットラジオ出演、Apple…

2022川越市市制100周年記念のコラボグッズ、期間限定販売中!

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  2022年は、川越市が市制施行100周年を迎える、記念すべき年です。 その100周年にピッタリな可愛い記念グッズが、3月20日に発売されました。グッズは手塚プロダクションとのコラボで制作され、キャラクターには『リボンの騎士』『ジャングル大帝』を採用し、ロゴ入りのものは今年12月31日まで、その他のものも来年3月までの期間限定で販売しています。   川越在住のイラストレーターとやまきこさんがコラボ作品を制作! 今回の記念グッズを制作したのは、「生まれてから今までずっと川越に住んでいる」イラストレーター、とやまきこさん。 とやさんは、連雀町のオリジナルグッズを展開する店、『雑貨屋ON…

音楽で幸せな時間を過ごすデイサービス~KEION

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2021年7月に川越市福田に開所した、「音楽介護予防施設KEION(けいおん)」は、スタジオや楽器を備えたユニークなデイサービス施設です。定員は1日20人。 以前はレストランとし…

お母さんに聴かせたかったエレクトーン~クリスマス音楽会

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  川越の角栄商店街のほど近くに住む髙橋信彦さん(54歳)(以下、のぶさん)のお宅で、友人たちがご両親のために度々小さな音楽会を開催しています。今回は筆者がクリスマス音楽会で演奏参加してきました。 ↓↓↓2021年8月20日にアップした記事もごらんください↓↓↓ 介護も子育てももっと男が参加できる社会になりますように~霞ヶ関の髙橋信彦さん   のぶさんは、介護職で役職者として勤務しながら、介護休業を取得し、高齢のご両親の介護をしています。父、母、兄と4人家族です。親孝行がしたいとの思いで介護休業を取得してから3か月がたちました。   お母さんが待ち望んだエレクトーンの音色 あと1週間ほどで2021年も終わりを迎えようというある日。 霞ヶ関北に住む髙橋信彦さんこと、のぶさんのお宅で筆者がエレクトーン演奏をしました。筆者はエレクトーン歴通算17年、演奏グレード上級を持っています。 母・嘉津美さんも、自宅の防音室にエレクトーンを置いて、家で音楽教室を開きながら、子育ても家事もこなしてきました。愛情込めて育ててくれたお母さんへ恩返しがしたいとのぶさんは常日頃から仰っていました。 筆者はそんなのぶさんの思いを受け止め、エレクトーンが大好きな嘉津美さんのために、髙橋家でエレクトーン演奏をいつかしようと決めていました。そしてついにその日が訪れたのです。   エレクトーンという楽器のすばらしさ エレクトーンは電子オルガンの商品名であり、上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤に分かれています。発売されたのが1959(昭和34年)で60年以上の歴史があります。 写真のモデルでは、上鍵盤49鍵+下鍵盤61鍵+ペダル20鍵となっており、鍵盤ユニットとペダルユニット、それにスタンドに分けることができ、それぞれ専用のケースに入れて持ち運ぶことができます。   エレクトーンはいろんな音が出せるのが特徴で、ひとつの楽器の音を単独で鳴らすこともできれば、複数の楽器の音を重ねて鳴らすこともでき、幅広い表現力がある楽器です。3つの鍵盤にさまざまな音色を振り分け、リズムをバックに「ひとりオーケストラ」や「ひとりバンド」などを楽しむこともできます。 どんなジャンルの曲でも難なく演奏できるのも、エレクトーンの魅力です。     楽器の音を表現するには、弾き方(タッチ)も重要です。ピアノの音はコンコンと鍵盤をたたくような弾き方で、ストリングスやバイオリンの音は鍵盤を押し込むように弾きます。それぞれの楽器を表現する弾き方のコツがあるのです。   母・嘉津美さんは、大人になってからエレクトーンを始めました。上級グレードと指導グレードを取得して、自宅で子供たちにエレクトーンを教えてきました。その第1号の生徒が、のぶさんだったとのこと。エレクトーンとともに生きてきたといっても過言ではありません。     大人も子供もエレクトーンの音色にうっとり♡     2021年は、髙橋家にとって大変なことがたくさんありました。いきなりどん底に突き落とされるほどの不運な出来事が続き、お母さんも小さな体で4回の手術に耐え、何度も何度も心が折れそうになったというのぶさんでしたが、たくさんのお友達に支えられて、ハッピーエンドで終われることをうれしく思っているのだとか。   6歳の少女から90歳過ぎたおじいちゃんおばあちゃんまで・・・・・3時間にも及んだ極上の平和な1日。超久しぶりに髙橋家に響いたエレクトーンの音色に、みんな大喜びでうっとり。全員の笑顔が思い切り弾けた時間でした。   朗読とのコラボも久しぶりに行いましたが、お互いに合わせるのは大変なことです。しかし曲と朗読を合わせると聴いている人にはどう聴こえているのかを、筆者は自分の耳で確かめながら演奏しました。   お父さんもお母さんもクリスマスコンサートの余韻に浸りながら、「楽しかった、嬉しかった、しあわせだったね・・・・・」大きな笑顔で感動を噛みしめていたそうです。       今が一番しあわせ♡もっと長生きしたい 母・嘉津美さんは、家族の愛を感じながら、幸せな時間を過ごしています。「今が一番しあわせ、もっと長生きしたい」というようにまでなりました。   嘉津美さんは脳高次機能障害を持っており寝たきりになりましたが、自宅に戻ってきた直後よりもだいぶお話しができるようになり、その回復ぶりに会う人みんながびっくりするほど。やはり家族の愛情は大切なのだと実感します。   体調や気分に波はあるけれど、まわりにいる人たちが、お母さんから元気をもらっています。のぶさんも、お母さんから生きる勇気と希望をもらっています。     のぶさんのその後~大きな決断 のぶさんは介護休業93日を終え、ご両親の在宅介護を継続して行くことになりました。 この3ヶ月あまり悩みまくったそうですが、介護の仕事を退職して、ご両親が一番望んでいる、住み慣れた自宅での安らかなエンディングのサポートをして行くことを決心しました。   せめて一番大切なご両親には、最後の親孝行、最高のケアがしたいと思い、自ら決断したということです。 もともと介護職を選んだのも親孝行をするため、世界を放浪していた頃、20年前に出会った、インドカルカッタのマザー(テレサ)ハウス『死を待つ人の家』でのすばらしい体験があったからです。   家族こそ人類の宝物。この国で、この地域で、この家で、この家族といっしょに暮らせたから、最高にしあわせな人生だった・・・・・こんなふうに家族全員が心から思えるように過ごしていきたいといいます。   子育ては経験できなかったけど、せめて育ててくれた両親の介護は精一杯したいというのぶさん。筆者はエレクトーンが大好きな母・嘉津美さんのために、髙橋家での演奏会はこれからも定期的に続けていきたいと思います。     Information 髙橋信彦(スマイリーのぶ)さん 【Facebook】https://www.facebook.com/nobuhiko.takahashi.37 【ブログ】 https://ameblo.jp/koedokawagoenobu/   以前の記事もご覧ください 世界一周の夢を叶え、次の夢を語り実現する男…