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オトナのためのオトナが選ぶ川越散策コース
街, 買, 遊, 食
今回の記事は、『Hatago COEDOYA ~ 旅籠 小江戸や ~』さんを拠点に川越観光やお泊りをする3回シリーズの最終回。
筆者と同じ働き盛り世代のオトナたちは、日常と違うものを見て癒されるのが散策や旅の目的になっていることが多いのではと思います。また、withコロナのこの時代には1人や少人数で静かに街歩きをするのがおすすめです。
今回も、前回同様、カワゴエ・マス・メディアの女性スタッフであるはるか&くにかのふたりが、川越の中心街を駆け巡ります。そしてカワゴエ・マス・メディア独断と偏見で選ぶ、欲張りな大人のための散策コースを提案させていただきます。
川越に来たらやっぱりうどんと醤油ははずせない!~うんとん処春夏秋冬
稲荷横丁には美味しいものがたくさんあるけれど、小径を入るとまず、目に入るのが『うんとん処春夏秋冬』。川越と言えば、醤油蔵が多い街。金笛醤油は全国的にその名が知られています。
金笛醤油の深い味わいと自家製めんが自慢のうどんのマリアージュ。
かき揚げ、金笛醤油で煮込んだ角煮など、川越ならではのメニューがいっぱい。健康や美容に効果が期待できる食材も取り入れており、女性にはうれしい!季節限定メニューもぜひ。
こちらの記事も「うんとん処…
フクロウのもふもふに癒されて♪~バンブーパーム(時の鐘)~
子, 活, 遊取材・記事 みつきゆきこ
川越観光の中心「時の鐘」の通りに、フクロウが目印の新しい店を発見しました。行列のできる「おさつチップス」の隣にあります。
2019年12月2日にオープンした「バンブーパーム2号店」は、フクロウやキンカジューなど珍しい動物と触れあえる店。
入口で入場料700円を支払い中へ入ります。動物を抱っこしたい方は、「入場とふれあいセット1000円」で上着を貸してくれます。
「バンブーパーム」の本店は、水上公園近くにある、アザラシなどの動物と触れ合える貸し切りバーベキュー施設。
ペットホテルなども運営されているオーナーの益田さんが、大手町に2号店をオープンしました。
ジャングルを思わせる店内。ケージなどは、益田さんの手作りによるものです。
毎日すべての動物を本店へ連れて帰り、翌日体調の良い動物を連れてくるという気遣いをされています。
私がお伺いした日はフクロウが10羽、キンカジュー、ハナグマ、ハリネズミ、フェネックなどの小動物も種類が豊富です。触れ合うだけでなく購入できる動物もいます。
オーナーの益田さんにお話をお伺いしました。
真冬のオープンでしたが、だんだんと平日もお客さまが増えてきまして、インスタグラムをみてきましたという問い合わせが増えてきました。
土日は80人から100人を超えるときもあります。隣の(小江戸おさつ庵)に比べたら大した人数ではないんですけど。
この2号店と水上公園近くの本店とをつなぐバスを準備中です。3月を予定していますが、両方を行き来ができますので楽しみになさっていてください。
おまけ画像♫こどものフクロウと遊ぶのも癒されます🧡
Information
バンブーパーム…
大銀杏と菊まつりと現代美術と〜秋深まる川越をたっぷり満喫散歩〜
活, 街, 遊11月7日(火)は二十四節気のひとつ「立冬」。
暦の上では冬を迎えるわけですが、気分や気候としては秋真っ盛り。
というわけで、川越の秋を探して街を歩いてみました(取材日は11月5日)。
以外に多いぞイチョウのみどころ
秋といえば紅葉の季節。寺社の多い川越では境内の樹木が赤や黄色に染まります。
出世稲荷神社
【住所】川越市松江町1-7
【参考】https://tesshow.jp/saitama/kawagoe/shrine_maze_shusse.html
小江戸蔵里から少し進んだ路地を曲がると大きなイチョウの木が目に飛び込みます。
天保2年(1832)年に京都伏見稲荷神社本宮から分祀した出世稲荷神社。
いちょう窪の出世稲荷の公孫樹として名声がある。向かって右は幹周り(目通り)5.67メートル、根回り7.6メートル、左は幹周り7.25メートル、根回り9.7メートル、二本とも樹高は約26.5メートル、樹齢は650年余年と推定され、みごとな美しさと枝張りを示し、樹勢もきわめて旺盛である。公孫樹は、日本と中国の一部に産するイチョウ科を代表する落葉樹で秋に鮮やかに黄葉する。雌雄異株で、種子はいわゆるギンナンで食用となる。(案内板より)
同社は名前の通り「出世」や「商売繁盛」「五穀豊穣」にご利益があります。
本川越から徒歩で一番街へ行くまでにちょっと寄り道してみては?
川越熊野神社
【住所】川越市連雀町17-1
【HP】http://kawagoekumano.jp/
小江戸蔵里からまっすぐ北へ、大正浪漫夢通りの手前にあるのが川越熊野神社。
開運・縁結びのご利益を始め、銭洗い弁財天など境内社ごとにご利益があります。
赤、緑、黄色のグラデーションが美しいケヤキに囲まれた境内です。
連雀町の山車蔵の傍には大きなイチョウの木があります。
蓮馨寺
【住所】川越市連雀町7-1
【HP】http://renkeiji.jp/
毎月8日の呑龍デーや川越昭和の街を始め数々のイベントの舞台となる蓮馨寺。
イチョウこそありませんが、境内の木々は色づき始めていました。
この日は、川越華道連盟70周年記念ということで講堂で「いけ花展」を開催。
秋らしい作品も展示されていました。
養寿院
【住所】川越市元町2-11-1
【HP】http://yojuin.or.jp/
蔵造りの街並みが連なる一番街。川越まつり会館手前の路地に入ると目に映るイチョウの木。
寛元2(1244)年に河越経重が開基となり、大阿闍梨円慶法師が開いた「養寿院」
普段は静かなお寺ですが、青空をバックに門前のイチョウが黄金色に染まる姿は圧巻です。
六塚稲荷神社
【住所】川越市元町2-8-12
【参考】https://tesshow.jp/saitama/kawagoe/shrine_moto_mzka.html
菓子屋横丁を過ぎて高沢橋の袂(たもと)にある六塚稲荷神社。
気にかけながら歩くとこちらにも立派なイチョウの木を見つけました。
観音寺
【住所】川越市石原町1-18-1
【参考】https://tesshow.jp/saitama/kawagoe/temple_isihara_kannon.html
【記事】3頭の獅子に悪魔除け・安産・子育ての願いを込めて〜「石原のささら獅子舞」〜
毎年4月第3土日に県指定文化財「石原のささら獅子舞」が開催される「観音寺」
境内にイチョウの木が植えられていました。
東明寺
【住所】川越市志多町13-1
【参考】https://tesshow.jp/saitama/kawagoe/temple_sida_tomyo.html
【記事】日本三大奇襲のひとつ川越夜戦の地で猫と戯る〜東明寺〜
一番街の喧騒を離れてさらに北へ、ひっそりと佇むのは「東明寺」
イチョウの足元には日本三大夜戦のひとつ川越夜戦の石碑が建てられています。
川越氷川神社
【住所】川越市宮下町2-11-3
【HP】http://www.kawagoehikawa.jp/
縁結びの神様、地元では「おひかわさま」として親しまれる「川越氷川神社」
この時期は七五三ということもあって境内はものすごい人で賑わってました。
川越八幡宮
【住所】川越市南通町19-3
【HP】http://kawagoe-hachimangu.net/
クレアモールと平行して走る八幡通り沿いにある「川越八幡宮」。
こども相撲大会や鎮守の森コンサートで賑わう神社。年末に奉納される大絵馬も有名です。
川越八幡宮は縁結びのご利益。境内には恋が叶う「縁結びのイチョウ」が鎮座。
御神木に柏手を二度打つと夫婦円満・良縁に巡り会うといわれています。
平成・明仁天皇がお生まれになった御年(昭和8年12月23日生)川越八幡宮の崇敬者によって男イチョウと女イチョウ二本を植樹したが、いつしかその二本の木は寄り添い、一本に結ばれてしまったことに由来する。固く結ばれた二本の御神木に触れ御守りを身につけ、二度柏手を打つと夫婦円満・良縁に巡り会うと伝えられている(案内板より)
中院
【住所】川越市小仙波町5-15-1
【HP】http://www.nakain.com/jp.html
川越の季節を語る上で欠かせないのが中院。春には枝垂れ桜が美しいお寺です。
秋になれば境内は紅葉に染まります。
この日は、まだぼちぼちと色づき始めたばかりという感じでした。
川越大師…
【保存版】川越の見所をてんこ盛り〜カワゴエ・マス・メディア的定番観光コース〜
街, 遊毎週月水金に川越の様々な顔をお届けしているこのブログ。
そういえば、川越観光そのものは取り上げてなかったなとハタと気づきました。
来月には川越まつりも控えており、今は観光シーズンの真っ最中。
というわけで、川越の見所をてんこ盛りにした観光ルートを考えてみました。
題して「カワゴエ・マス・メディア的川越観光定番コース」をお届けします。
西武新宿線・本川越駅
中心街には、川越(JR・東武)、川越市(東武)、本川越(西武)と3つの駅があります。
このコースでは、蔵の街に一番近い西武新宿線「本川越駅」からスタートです。
本川越駅観光案内所
改札を出たら右手に「本川越駅観光案内所」があります。
こちらで地図やパンフレットをゲット。
駅前はロータリーになっていて、ここからバスに乗って蔵の街(一番街)へ行けます。
徒歩なら本川越駅前の交差点をまっすぐ進めば一番街ですが、
本川越駅東口から出たところにある横断歩道を渡ってみましょう。
工事中のフェンスの横の路地を通り抜ければ、
クレアモール
一直線に南北1.2Kmの商店街が連なる「クレアモール」川越有数の商店街。
こちらをまっすぐ進むと川越駅へと続きます。
【HP】http://www.creamall.net/
路地を出て左折して、進路は北へ。
横断歩道を渡って、
そのまま、まっすぐ進む。
川越市産業観光館…
川越に来たら食べたい武蔵野の伝統の味〜元祖武蔵野うどん めんこや 小江戸店〜
食川越のシンボル「時の鐘」。
これを目当てに大勢の観光客が訪れ「時の鐘」をバックに写真を撮る姿も見られます。
鐘付き通りを旧市民会館のあった方へ進むと一見おしゃれカフェ風のお店。
昨年の11月にオープンした「めんこや小江戸店」です。
本店は埼玉医大近くにあるのですが、ランチタイムに訪れるタイミングが合わず。
先に小江戸店の訪問となりました。
注文したのは一番人気とあった「肉汁うどん」に、こちらも人気の「きんぴら」を追加。
つゆは「紅」とある鰹ダシの醤油味。他にカレーも選ぶことができます。
壁には生卵、わかめ、生姜・ゆず、油揚げなどトッピングも(50円から)ありました。
小皿に山と積まれたキンピラに箸を伸ばす。
ゴボウはピリ辛、その固さは残しつつも柔らかく、ついついビールも頼みたくなりそう。
うどんを食べ進める際にも「箸休め」として活躍します。
さて、主役のうどんは、真っ白で艶やかな肌。
しっかりとした角がその腰と歯ごたえを期待させます。
肉汁には薬味のネギに七味唐辛子を振って、
豚肉は噛むと脂の甘みが感じられ、醤油だしと相まって美味しいです。
いざ実食。太麺で歯ごたえがあるので実に食べごたえがあります。
並盛りは500gで、実際にはそれより若干多めに提供するとメニューにありました。
食べ終える頃にはお腹いっぱいになりました。
うどんといえば香川県ですが、それに次ぐのが埼玉県で、小麦の生産も盛ん。
「時の鐘」の写真を撮ったら、ちょっと足を伸ばして、名物のうどんに舌鼓を打ってみては?
取材・記事 白井紀行
INFORMATION
元祖武蔵野うどん…
このまま食べ終えるのが名残惜しいカレー〜Jam3281〜
食川越のシンボル「時の鐘」のある鐘つき通り。
近頃人気だという「おさつチップス」に並ぶ行列を横目に路地に入る。
それまでの雑踏が嘘のように静まり返る。
老舗の喫茶店「あぶり珈琲」から流れる芳ばしい匂い。
さらに進めば食欲を刺激するカレーの香りが漂ってくる。
店の前を通るときはいつもお昼時を過ぎていた。
だけど、今はまさにランチタイム。
焼きカレーか鉄鍋カレーにするかはまだ決めずに店内へ。
席に座ってすぐに「あっ、いい店」と感じてしまう。
「食べる」というモードに身体も心も自然になってしまう居心地の良いお店。
真っ赤な福神漬けと白いラッキョが目の前に。
「お待たせしました」と、ごはん、カレー、サラダを載せたお膳が運ばれて来る。
頼んだのは「牛肉の柔らか煮込みカレー(中辛)」
つけあわせには、小江戸らしくさつま芋も添えて。
普段はサラダからなのに、気付くと先にカレーを口に運んでいた。
何だろうこの口一杯に広がるクリィミーな風味。
「こく」「まろやか」「深み」というありきたりな言葉では表現し切れない。
今までに味わったことの無いカレー。
じっくりと柔らかく煮込まれた牛肉。
撮影する間も勿体ないくらい、このカレーを堪能したくなる。
付け合わせのさつま芋を口にして、ふと我に返る。
このまま食べ終えてしまうのがとても名残惜しい。
カレーは幼い頃から慣れ親しんだ味。
専門店、チェーン店、インド・ネパール・タイ料理店、中華屋、蕎麦屋で。
あるいは、家、給食、キャンプ、イベント、コンビニ、レトルトで。
さまざまな場面やかたちで食べてきた味。
その味の世界観に新たなステージへと誘(いざなう)カレーでした。
‖…
爽やか辛さのカレーに、レコードが奏でる優しい調べを添えて〜音楽喫茶 アマンダ〜
食川越市役所東庁舎の前からやまぶき会館に抜ける静かな通りは、地元民しか知らない裏道。
通りにはREPOS、エスペラントとカフェが連なり、小学校の前にあるのが「音楽喫…
川越の名所「時の鐘」を見たら川越の名物を食べよう!〜餃子菜館 大八〜
食川越のシンボル「時の鐘」は、必ずその姿を見上げて写真に納めます。
「時の鐘」の前の「鐘撞き通り」はいつも大勢の人で賑わいます。
通りの左右には飲食を中心としたお店が並んでいて、その一つが「餃子菜館…
食と光と灯りの融合、音と光に包まれて〜Kawagoe REMIX〜
街10月30日から始まった食と音と灯りの融合「Kawagoe REMIX」
蔵まちバルやライブイベントは11月3日で終わってしまいましたが、
ライトアップは12月25日まで、静かな夜の川越を楽しめますよ。
それでは、北から順番にライトアップ作品を紹介して行きましょう。
川越まつり会館の先にある旧小林斗あん宅跡地のライトアップは「光庇」。
これは、東京電機大学岩城研究室の作品です。
http://iwk.asablo.jp/blog/2014/11/04/7482539
木材を用いて昼の自然光と夜の人工光を楽しめる光の庇。
白木で組んだ庇を青いLEDが照らし、昼とは夜では全く違った表情を見せます。
街を歩くと一番街の歴史的な建物もライトアップされているのに気付きました。
「陶舗やまわ」重厚な蔵造りの建物がさらに凄みを増します。
川越のシンボル時の鐘もライトアップ。
黒い空をバックに川越を見守って来た歴史がくっきりと浮かびます。
その奥の薬師寺神社。
芝浦工業大学…