このまま食べ終えるのが名残惜しいカレー〜Jam3281〜

川越のシンボル「時の鐘」のある鐘つき通り。

近頃人気だという「おさつチップス」に並ぶ行列を横目に路地に入る。

jam321801

それまでの雑踏が嘘のように静まり返る。

jam321802

老舗の喫茶店「あぶり珈琲」から流れる芳ばしい匂い。

さらに進めば食欲を刺激するカレーの香りが漂ってくる。

jam321803

店の前を通るときはいつもお昼時を過ぎていた。

だけど、今はまさにランチタイム。

焼きカレーか鉄鍋カレーにするかはまだ決めずに店内へ。

jam321804

席に座ってすぐに「あっ、いい店」と感じてしまう。

「食べる」というモードに身体も心も自然になってしまう居心地の良いお店。

jam321805

真っ赤な福神漬けと白いラッキョが目の前に。

「お待たせしました」と、ごはん、カレー、サラダを載せたお膳が運ばれて来る。

頼んだのは「牛肉の柔らか煮込みカレー(中辛)」

jam321806

つけあわせには、小江戸らしくさつま芋も添えて。

jam321807

普段はサラダからなのに、気付くと先にカレーを口に運んでいた。

jam321808

何だろうこの口一杯に広がるクリィミーな風味。

「こく」「まろやか」「深み」というありきたりな言葉では表現し切れない。

今までに味わったことの無いカレー。

jam321811

じっくりと柔らかく煮込まれた牛肉。

撮影する間も勿体ないくらい、このカレーを堪能したくなる。

jam321809

付け合わせのさつま芋を口にして、ふと我に返る。

このまま食べ終えてしまうのがとても名残惜しい。

jam321810

カレーは幼い頃から慣れ親しんだ味。

専門店、チェーン店、インド・ネパール・タイ料理店、中華屋、蕎麦屋で。

あるいは、家、給食、キャンプ、イベント、コンビニ、レトルトで。

さまざまな場面やかたちで食べてきた味。

その味の世界観に新たなステージへと誘(いざなう)カレーでした。

 

‖ おまけ

会員になって、缶バッチもらいました♪

jam321812

取材・記事 白井紀行


INFORMATION

Jam3281 CoEDo TRADISH CURRY

【住所】川越市大手町15ー9

【電話】049-236-3909

【営業】11:30~14:30/18:00~21:30(L.O) ランチ営業、日曜営業

【定休】月曜日

【HP】http://www.jam3281.com/

川越市大手町15ー9