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まちゼミで大人気!紅茶浪漫館シマ乃店長 吉田幸果さん

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本川越駅から徒歩10分。仲町でバスを降りると目の前にあるのが、開店20年目を迎えた『紅茶浪漫館シマ乃』さん。いま、店長のまちゼミが人気沸騰中の話題のお店ですが、12月19日で閉店してしまうことが決まりました。 店長を務めるのは、吉田幸果(ゆきか)さん。2002年9月のオープンの際には、オープニングスタッフとして働いていましたが、半年後、オーナーさんから「店長としてやってくれる人を探している」と言われ、「ぜひやらせてください!」と申し出たのだそうです。   バイタリティの凄さは人一倍! 学校を卒業して就職したけれど、なんとなく普通のOLには物足りなさを感じていた幸果さん。 友人の紹介でレストランで働くようになって、将来自分の力でなんとかしたいと思い、どうせやるのなら調理師免許がほしいと思ったのだそうです。調理師の資格を取るまでに2年間もかかって、けっこう大変だったとか。 調理師免許を取った後も、幸果さんはずっと学ぶことを続けてきました。店長になってからも、お客様に満足していただける紅茶を提供したいと思い、毎週図書館から本を借りて来て熱心に紅茶のことを学んだといいます。 さらにフードコーディネーターや、食育メニュープランナーなどの飲食に関わる勉強をしてきて、知識を身につけてきました。 結婚しても2人の男の子(現在小学校5年生と3年生)を出産しても、辞めずにずーっと20年間『紅茶浪漫館シマ乃』で働いてきました。   「20年間、本当にいろんなことがありましたね。いろんな人に助けられて今日があります。」 81歳になるお母さんは、幸果さんと一緒に紅茶浪漫館シマ乃で働いてきて、子育てで大変な時も助けてくれました。今も元気に店の厨房に立つお母さんは、幸果さんの支えになっています。 出産した時より、上のお子さんが小学生になった時のほうが子育てと仕事の両立が大変だったといいます。やはり、保育園と学童は勝手が違っていて、学童のほうが早く終わってしまうことが働くお母さんの壁だと言われることが多いですが、どうやって乗り切ったのでしょうか。 それは、ご主人やすぐ近くのご主人のご実家の理解、協力が大きかったといいます。 「夫も自営業なので、仕事にも共感してくれ、分かり合えます。ゆっかのやりたいことをやればいいと言ってくれます。」 なんと2019年には日本テーブルデザイナー協会認定講師の資格も取った幸果さん。何気ない普段の食卓に笑顔と華やかさをプラスする教室をご自宅で開催しています。   忙しくてもこれだけは忘れない! 幸果さんは、5人兄弟の末っ子として川越で生まれました。女手一つで兄弟5人を育ててくれたお母さんは、どんなに忙しくても子供たちの誕生日を祝うことは絶対に忘れなかったといいます。 だからこそ、幸果さんは子供たちには印象に残るパーティーをしてあげたいと、毎年お子さんたちのお誕生日やクリスマスには、飾りつけやお料理に力を入れています。特別な楽しい日になるので、そういう親御さんたちが増えて行けばいいなと、幸果さんは思っています。 今年はお子さんの好きなモンスターハンターをテーマにしてみたそうです。   盛り付けを工夫したり、食器やクロスを変えるだけで、食卓の雰囲気がずいぶん変わります。 おうち時間をお子さんと一緒に楽しむ人には、テーブルコーディネートは最適なのだそうです。お子さんと楽しみながら飾りつけをして、自然と食事のマナーまで身につくので、食育にもピッタリなのだとか。 夏には、毎年お子さんのお友達をご自宅に招いて、『おうち夏祭り』も開催しています。   大人も子供も!大人気のまちゼミ講座! 幸果さんといえば、川越では大人気のまちゼミ講座で知られており、いつも抽選になるほど申し込みが殺到します。今まで出張セミナーやまちゼミを受講した方々は延べ3180人ほどの実績があります。 今回は特に、緊急事態宣言の影響で、子供向けの講座が中止になったところもあり、『紅茶専門店でカフェ店員になってみよう!』の講座が特に親子に人気があったそうで、倍率は約17倍にもなったそうです。また、『マナーも学べるアフタヌーンティー体験会』・『食卓を彩るテーブルナプキン折り体験』の講座は両方受講したいという方が多く、リピーターの方も複数いらしたとか。 緊急事態宣言期間中ということもあり、飲食は持ち帰りにも対応しましたが、約9割の方はお店で飲食されていったということです。 紅茶浪漫館シマ乃さんが閉店しても、まちゼミは何らかの形で続けていくとのこと。今までなかなかチャンスが無かった方たちも、受講できるチャンスが巡ってくるかもしれませんね。   なんと!憧れのあの雑誌に掲載されました♡ この度、テーブルコミュニケーションを考える雑誌『優しい食卓』に掲載された幸果さん。 テーブルコーディネートの第一人者が出ている雑誌で、長年さまざまな活動をされている方が選ばれているのだそうです。テーブル教室活動の中で、雑誌に掲載されるのがうれしいことだと、幸果さんはうれしそうに話してくださいました。 幸果さんは、次男出産の産休時に軽い気持ちでお友達と行ったサロン形式の料理教室で、格好よく設えられたテーブルに感動し、自分もやってみたいと思ったというきっかけから、自宅でレストラン以上の非日常空間ができるということで、テーブルセッティングに関心を持ち、学んでいったといいます。   2年前にご自宅を新築したとき、どんなテーブルデザインにも合うように、白を基調とした内装にしました。 都内まで行かなくても、川越でも学べるテーブルデザイン教室があることを、ぜひ皆さんに知ってほしいという幸果さん。 教室では、季節の行事を大切にしながら、たとえば9月は十五夜、10月はハロウィン、11月はクリスマスといったように、毎月テーマを決めています。 何をどこに配置するのかなど生徒さんそれぞれの感覚で変わってくる発見があり、目に見えて1回1回上達していることが本当にうれしく、教室をやっていて良かったと思うのだそうです。 たとえ日常の食卓であっても、ひと工夫でごはんをさらに美味しく見せることができ、食事の時間が楽しくなります。どんなお料理や飾りつけにも合うように、白い食器がおすすめで、100均グッズなどでも気軽に飾りつけができるところがポイント。また面倒でも買ってきたお惣菜をお皿にきれいに盛り付けるだけで、気分が上がるので、ぜひやってみてほしいと幸果さんは言います。   紅茶浪漫館シマ乃の店長として 開店当時から20年でずいぶんメニューも変わり、特に紅茶を使ったデザート各種やランチセット、モーニングセットなどが加わったのが大きな変化だそうです。 シマ乃さんを訪れるお客様は、セットメニューをオーダーされることも多く、お客様のニーズに合わせたメニュー編成を心掛けてきたのだそうです。 メニューは、幸果さんがすべてパソコンで打って作成しているそうで、ドリンクの売れ筋御三家は、ロイヤルミルクティー・ハニーミルクティー・シナモンミルクティーです。また手作りスコーンはお店の看板メニューで、注文が多くなるときはお店で間に合わずにご自宅で焼くこともあるのだとか。   また、現在お店では『紅茶浪漫館シマ乃 ベーシック講座』を行っており、まちゼミで行っている内容を2時間×2回に分けて開催。 内容は英国紅茶の歴史、茶葉について、紅茶の淹れ方、ティーパーティーの開き方、テーブルセッティングと充実しており、最後に受講生に紅茶を飲んでもらっています。公式LINEやInstagramで募集をかけており、今後も開催を予定しているので、ご興味がある方はチェックしておくのがおススメです。 テーブルデザイン教室、まちゼミ、紅茶浪漫館シマ乃ベーシック講座、どれかに興味を持ったらぜひ気軽にお問い合わせしてくださいという幸果さん。今後の活躍がますます楽しみですね!   Information 紅茶専門店 紅茶浪漫館シマ乃/川越テーブルデザイン教室 coeur…

オトナのためのオトナが選ぶ川越散策コース

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  今回の記事は、『Hatago COEDOYA ~ 旅籠 小江戸や ~』さんを拠点に川越観光やお泊りをする3回シリーズの最終回。 筆者と同じ働き盛り世代のオトナたちは、日常と違うものを見て癒されるのが散策や旅の目的になっていることが多いのではと思います。また、withコロナのこの時代には1人や少人数で静かに街歩きをするのがおすすめです。 今回も、前回同様、カワゴエ・マス・メディアの女性スタッフであるはるか&くにかのふたりが、川越の中心街を駆け巡ります。そしてカワゴエ・マス・メディア独断と偏見で選ぶ、欲張りな大人のための散策コースを提案させていただきます。   川越に来たらやっぱりうどんと醤油ははずせない!~うんとん処春夏秋冬   稲荷横丁には美味しいものがたくさんあるけれど、小径を入るとまず、目に入るのが『うんとん処春夏秋冬』。川越と言えば、醤油蔵が多い街。金笛醤油は全国的にその名が知られています。   金笛醤油の深い味わいと自家製めんが自慢のうどんのマリアージュ。 かき揚げ、金笛醤油で煮込んだ角煮など、川越ならではのメニューがいっぱい。健康や美容に効果が期待できる食材も取り入れており、女性にはうれしい!季節限定メニューもぜひ。 こちらの記事も「うんとん処…

本を片手に街を歩けば街がもっと好きになる〜川越の建物・近代建築編〜(前編)

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取材・記事 白井紀行   5月31日に仙波書房から発売され新聞、ネット、ラジオなどのメディアで相次いで紹介。 川越の書店では平積みされるなど大きな話題となった書籍「川越の建物〜近代建築編〜」 川越に現存する近代建築から21箇所をを写真、イラスト、文書で案内しています。   建物を巡りながら川越の街歩きを楽しめるというのがこの本の謳い文句。 ということで、本を片手に実際に街歩きをして見ましょう♪ 今回は、東武東上線川越市駅からの出発です。   巻末にはエリア、道路ごとに色分けされた地図が掲載されています。 もし、川越の街に詳しくなくても大丈夫。 的確なランドマークが示されているので、地元の人なら一目で場所が分かります。 なので、迷ったらお店の人などにどんどん聞いちゃいましょう♪   素敵なイラストで描かれる川越の建物たち 川越市駅から歩いて数分のところにあるのが「リストランテ・ベニーノ(田町5-1)」 本を参考に歴史を紐解くとこうあります。 明治2(1869)年創業の老舗材木店「カワモク」が昭和2(1927)年にショールームとして建築。 その後、六軒町郵便局、楽器店、カルチャーセンター、事務所へと活用されました。 現在1Fは本格イタリアン、2Fはタイ料理屋として利用されています。 また、建物はハーフティンバー様式というのだそうです。 この本では、建物を写真でなく扉絵(イラスト)で紹介。 そのため、実物の写真と並べてみると、建物の特徴がより際立つことがわかります。 原画は、川越が舞台のアニメ作品『月がきれい』を制作したfeel.(フィール)の協力を得て、プロダクションアイが描いたもの。 一つの建物をイラスト、建物概要と歴史を分かりやすく伝える文章、現在と過去の写真を並べて4〜6ページで紹介。 さらに、コラムやエッセイも盛り込まれていて、観光案内のガイドブックとしても役立ちます。 建物に詳しくなくても知らず知らずに興味を持ってしまう、そんな仕掛けがされています。   甘味処 川越あかりや 川越市駅から本川越駅を抜けて北へ向かう途中にあるのが「甘味処のあかりや(新富町1-9-2)」 昭和13(1938)年の築で、元は寝具店だったのだそうです。 「当時は人気キャラクターの枕が並んでいて、書き手の私も母親にねだった一人だった」 そんな一文を読むと記者もふと子供の頃のことが蘇ってきました。   本を片手に街を歩くと、これまで見過ごしていた建物がどんどん気になります。   大正浪漫夢通りへ あかりやをさらに北へ進むと、大正浪漫夢通りへと続く道。 本では水色エリアと記されていて、15個ものマーカーがつけられています。   川越熊野神社 建物を見学する前に、街歩きの安全を願って川越熊野神社を参拝。 熊野神社は天正18(1590)年に勧請したことが始まりとされている歴史ある神社。 開運・縁結びの神様として親しまれています。   ここに立ち寄ったもう一つの目的は川越高校漫画研究部が作成した作品を見ること。 川越を舞台にしたアニメや漫画のあらすじやキャラクターがまとめられています。   「川越の建物」に縁のある「月がきれい」も熊野神社の境内案内とともに紹介。 本にもこの「月がきれい」を始め、どんなドラマやアニメの舞台になったかの情報も満載。 聖地巡礼のアイテムとしても活用できます。   Blue…

終了間近!~小江戸旅ギフトスタンプラリーを楽しむ!

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『小江戸旅ギフトスタンプラリー』は、川越のまちあるきを楽しみながら、スタンプラリーでお土産をGETしてしまおうという企画。6月20日(日)でまもなく終了となります。 以…

ジギョナリーカンパニー社とカワゴエ・マス・メディアの業務提携について

NPO法人カワゴエ・マス・メディア(本社:埼玉県川越市)は「MachiTag」を運営するジギョナリーカンパニー株式会社(本社:東京都渋谷区)と業務提携をする事になりました。 「MachiTag」は今行きたい場所をユーザーの投稿で集まったハッシュタグをもとに、現在地から近い順に表示することができるユーザー中心のソーシャルロケーションサービスです。 今回の提携により川越市の大きな課題である「回遊性」の改善に期待ができ、多くの方に川越を楽しんでいただけるツールを開発する事ができます。NPO法人カワゴエ・マス・メディアは今後市内各所でワークショップを開催し、利用方法の御案内や意見交換などを通じ「MachiTag川越版」を展開していきます。 令和元年11月吉日   MachiTag内連携について 【タグ】…

今年もカワゴエ・マス・メディアをよろしくお願いします「初日の出と初詣」

取材・記事 白井紀行   カワゴエ・マス・メディアのブログは今日から2019年のスタートです。 今年も川越のヒト・コト・モノを7つの切り口でお伝えできればと思います…

心地良い夜風に吹かれて街歩き〜食と音と灯りの融合 Kawagoe REMIX 2018〜

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取材・記事 白井紀行   「食」と「音」と「灯り」のキーワードに川越の夜の街を楽しむ「Kawagoe REMIX」。 例年は11月初旬にだったのを今年は、2ヶ月の前倒しで開催。 9月8日(土)に細君を連れ立って、街へと繰り出しました。 本川越の観光案内所で蔵まちバルチケットを購入♪   Kawagoe…

ほしおさなえ先生の小説で巡る小江戸川越のまち(スタンプラリー)

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取材・記事 白井紀行   小江戸川越で昔ながらの活版印刷所「三日月堂」の店主 弓子さん。 彼女の元にはいろんな悩みを持った人が訪れる。 活字を並べて印刷物を作るなかで、自分なりの答え(言葉)を見出していく。 川越を舞台にしたほしおさなえさんの小説「活版印刷三日月堂」 星たちの栞、海からの手紙、庭のアルバムと続き、いよいよ4巻で完結します。 小説で描写されるお店や景色は、私たちが暮らす川越の今と重なっている。 そんな街を巡るスタンプラリーが8月1日〜17日まで開催されています。   まずは蔵の街の本屋さん太陽堂へ 4巻目の「活版印刷三日月堂・雲の日記」の発売日は8月5日。   一番街にある「太陽堂」で買い求めることにしましょう。   中は昔ながらの本屋さん。どこかほっとさせる雰囲気。 川越に関する本をまとめたコーナーがあって、記者も何点か買い求めています。。   お目当ての新刊は一番目立つ所に、既刊とともに並べてありました。   スタンプラリーの台紙となるパンフレットもこちらで入手。 スタンプを5箇所以上を集めれば活版印刷の限定ハガキがもらえます。   暑い中、律儀にしなくても良いのですが、①から巡っていきましょう(笑) ①…

ごはん、食べにおいで!~昭和の街の”子ども食堂”~

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取材・記事 武井香梨   皆さんは「子ども食堂」をご存知ですか? 昨年放送の「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?」というテレビドラマの中でも登場し、そ…