今年もカワゴエ・マス・メディアをよろしくお願いします「初日の出と初詣」
取材・記事 白井紀行
カワゴエ・マス・メディアのブログは今日から2019年のスタートです。
今年も川越のヒト・コト・モノを7つの切り口でお伝えできればと思います。
本年も宜しくお願いします。
さて、第1号記事は年明けらしく「初日の出と初詣」でお届けします。
初日の出
元旦は初日の出を拝むのが記者の恒例行事。
寒さ対策をして6時半に入間川のJR川越線の陸橋近くに到着しました。
夜明け前、あたりは凛とした空気が張り詰めています。
徐々に空が明るくなってきました。
寒さに耐えながら待つ初日の出メイトも随分と増えてきました。
サーっと飛び立つ鳥たち。
いよいよ太陽が地平線から顔を出しました。
本年も健やかに過ごせますように!
初日の出を拝んで、初日の出メイトは暖かい家へと戻る。
これだけだと尺が足りないので記者は初詣へと繰り出します。
初詣巡りは地元上戸日枝神社から
初詣は近所の神社にお参りするのが良いと言われています。
記者が住んでいるのは川越市上戸なので、まずは上戸日枝神社にご挨拶。
平穏な一年と健康をお願いしました。
さて、ここからどう進もうかと考える。
脳裏に浮かんだのはかわごえ里山イニシアチブが活動する福田の田んぼ。
そこから福田・山田地区にある神社を回ってみるのはどうだろう。
そう決めて、自転車を走らせました。
鯨井・春日神社
左岸を走って入間川を下る、風が冷たい(><)
雁見橋に差し掛かったところで眼下に見える春日神社の小さな森。
いつも気になるのがこの案内板にある「犬竹の一升講」。
一人一升(=10合/ご飯茶碗20杯強)を平らげて無病息災を願う神事。
今は途絶えてしまったようですが、この目で見たいものです。
雁見橋に差し掛かると富士山が顔を出していました。
八咫神社
入間川右岸を冷たい風にも負けずひたすら漕ぐペダル。
堤防から見下ろす形で見えてきたのが八咫神社。
毎年7月第二日曜には「上寺山のまんぐり」という行事が行われます。
https://koedo.info/160718manguri/
氏子の方々が拝殿に座り、神職が祝詞をあげていました。
寺山交差点近くにあるカワモク。
材木に今年の干支「猪」を描いたビックな年賀状で新年を祝います。
途中、稲荷社の祠を見かけたので足を止める。
狐の狛犬に大黒様、新しいしめ縄。古くから地元の人に大切にされてきたようです。
赤城神社
福田村の総鎮守「赤城神社」。青空をバックに真っ赤な鳥居が映えます。
いつもは閉じられてた拝殿の扉が開けられて、奥に本殿が見えます。
こちらが本殿。赤城神社では7月に「福田のささら獅子舞」が行われます。
今年は取材をして見たいものです。
藤宮神社
福田から山田へと南下してやってきたのは藤宮神社。
1月15日には筒がゆの神事が行われます。
https://koedo.info/170120tsutsugayu/
山田八幡神社
藤宮神社からほど近くにある山田八幡神社。
800年以上の歴史があり、本殿は川越市の文化財に指定されています。
広い拝殿には胡床がずらり。
社務所から神職と氏子さんらが出てきたので、祝詞があげられたのでしょう。
自転車を中心街に向けて走らせると面白い光景に遭遇。
ヤオコー山田店裏の道路にカーブミラーが林立していました。
路地が櫛状になっており出口に一つ一つに取り付けられています。
神明宮
中心街の北の玄関口神明町。東明寺橋の側にある神明宮。
鳥居にはしめ縄が飾られ新年の装いです。
川越氷川神社
時刻は9時30分。氷川神社は既に大勢の参拝客でごった返していました。
参拝客が今年の運試しと興じていたのが一年安鯛みくじ。
真っ赤な鯛がよりお正月の目出度さを感じさせます。
本当は参拝しなければならないのだけど、長蛇の列。
日を改めて来ることにしましょう。
三芳野神社
童謡「とおりゃんせ」発祥の地といわれる三芳野神社。
今から1,200年以上前に創建された歴史ある神社です。
現在の社殿は寛永元(1624)年に造営されたもの。
明暦2(1656)年の江戸時代前期当時の色彩に復元する大改修工事中です。
年度内に完成の予定なので間も無く極彩色の社殿が見られるはずです。
【住所】川越市郭町2-25-11
川越城富士見櫓
川越城富士見櫓跡にきました。ここには3社の神社があります。
階段を登りきったところ正面が御岳神社、右手が浅間神社です。
御岳神社の拝殿。奥に鏡餅が供えらえているのがわかります。
左手前の三方にはご自由にお取りくださいと「お守り」と「銀杏」
足元を見ると秋の面影を残す銀杏が落ちていました。
もう少し奥に進むと富士見稲荷が祀られています。
薬師神社
一番街にやってきました。川越のシンボル時の鐘。
時の鐘の足元をくぐり抜けると眼病平癒のご利益がある薬師神社。
その右隣りにある薬師稲荷。出世・開運・合格のご利益があります。
蔵造りの街並みが連なる一番街通り。
黒い重厚な建物に門松の緑がよく映えます。
鴉山稲荷神社
松本醤油商店の横の路地にひっそりとたたずむ鴉山稲荷神社。
川越を舞台にしたほしおさなえ先生の小説「活版印刷三日月堂」
店主の弓子さんの印刷所がこの神社のはす向かいという設定でした。
昨年はスタンプラリーも開催され記事にしています。
https://koedo.info/180807kappaninsatsutaiken/
珈琲稲荷神社
さて時刻は11時前。早起きして自転車で川越を走り回って既に5時間。
熊野神社、八幡宮を始め未だ数多くの神社があります。
が、そろそろ疲れてきました。
喫茶MONに立ち寄ると元旦から営業中。
店主に新年の挨拶して、今年初めてのコーヒーで冷えた体を温めます。
そういえば、ここも珈琲稲荷神社というれっきとした神社。
ということで元朝の神社巡りは、ここで終えることにしましょう。