100円玉を握りしめて、お菓子な昭和のワンダーランド ~あさひ堂菓子店~
僕が子供の頃は親から小遣いでもらう100円玉を握りしめて、
近所の駄菓子屋に駆け込むのが楽しみでした。
当時は辛うじて5円で買えるものもあって、100円でどれだけ沢山のお菓子を買ったかを
友達と競い合ったのも懐かしい思い出です。
お年玉なんかをもらったばかりで、ちょっとリッチなときには、
清涼飲料水のチェリオ(当時はビン入りでした)なんかがあると、
そりゃーもうハッピーだったものです♪
コンビニ世代の若い人は駄菓子屋さんでのワクワク感って伝わらないのかなぁ?!
川越には昭和40年代の世代がノスタルジーに浸れる駄菓子屋さんがまだ数件残っていて
昭和の香りをいつでも味わうことができます。
今回お邪魔した大正路漫夢通りにある「あさひ堂」さんは、昔ながらの商いを続けておられ、
老若男女に関わらず多くの地元のファンに愛されている駄菓子屋さんです。
女将さんがとても良い方で話しが弾んでしまい、ついつい長居してしまいます(汗)
懐かしいお菓子で溢れる店内
写真手前のやや左にみえる「すこんぶ」、まだまだ健在です♪
右端下にちらっと見えるのは「モロッコヨーグルト」?!
ちなみになんでモロッコなのかは良くわかりません(笑)
それから写真中央に見える袋は定番の「よっちゃんいか」。
でも自分が小学生の頃にはあったかな(笑)
こちらは、以前、お邪魔した時のもの。店内に溢れんばかりのお菓子お菓子お菓子!
他にも懐かしいこんな駄菓子が♪
ビンラムネは粉上のラムネをストローで吸うのですが、良くむせてました。
嬉しい前田のクラッカーに感激の手づくりラムネ♪
以前、嵐のテレビ番組で3D企画があったのですが、その時に、赤と青のセロファンが
街の文房具屋から姿を消したので、このラムネの包み紙を使って3D眼鏡を作ったと
伊集院光さんがラジオで話してました。(覚えておくと、いつか役に立つと思います(笑))
意外に梅の味がする梅ジャム。
生まれて初めて食べたラスクはこれでした。
こちらでは、紫色も目に鮮やかで美味しい「紫芋ラスク」もおすすめです。
そう言えばアイドルのブロマイドやシールなんかも売っていたなぁ♪
モモイロクローバーに、関ジャニのカードも見えますね。
当時ならさしずめ、キャンディーズやピンクレディですね!?
煎餅の詰め合わせなんかも色々取り揃えていますね。
女将さん曰く、本当は昔のようにお菓子の量り売りを復活させたい。
けれども、保健所からの指導により、裸になっているお菓子は難しいんだそうです。
また、ひとつ10~20円の駄菓子は利益がほとんど無く扱いを止めようか日々悩んでいるとか。
それでも、地元の子供達が、昔と変わらず買い求めにくる姿を見ると止められない。
だから昔の子供だった僕らも未だに寄らせていただける事ができるんですね。
それと川越ではちょっと珍しいものを発見♪
名古屋ローカルの「しるこサンド」が川越でも買えるのは驚きです!
TVすっかり有名になったんですねぇ♪
愛知県出身の川越の皆さ~ん!
皆さんの愛する地元のお菓子がここ大正路漫夢通りでも買えますよ!!
ちなみに、このしるこサンドは、松永製菓の販売で昭和41年から発売のロングセラー。
僕とほとんど変わらない歳月を過ごして来たことに親近感が生まれます(笑)
「あさひ堂」さん、これからも子供達やかつて子供だった僕たちのために在り続けて下さい。
INFORMATION
あさひ堂菓子店
【電話】049-222-0086
【住所】川越市連雀町12-2