悠久の時とともに味わう贅沢パスタ〜Caffe(カフェ)1925〜

連雀町交差点から仲町交差点の沿道に店が並ぶ中央通り商店街。 蓮馨寺を過ぎて大黒屋食堂の手前を左折、Caffe1925とメニューの2つの看板が目印。 路地好きには心くすぐる道…

いつもの道をちょっと外れて美味しい発見!〜パン工房Bare Bread〜

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川越中心街から自宅のある上戸へ自転車で帰る道すがら。 札の辻を西に折れ、菓子屋横丁を過ぎて高澤橋を渡る。 真っすぐ進めば、石原町交差点へと続いていく通い慣れた道。 だが、ふと気まぐれに目についた路地に入ってしまう。 そこで思わぬ発見や風景、地元の人しか知らない店に出会うから。 今日もなんとなく傘の列が進む路地へと曲がってみた。 この辺りは閑静な住宅街。 こんな路地を見つけただけでもワクワクしてしまう。 そのまま、自転車を走らせると駐車場に「手作りパン工房」の看板。 もしかして!?と期待に胸を躍らせながらペダルに力を入れる。 ありましたよ、思わぬ出会い! ちょっと奥まった所にあったのは木で作られた可愛いお店。 砂利が敷き詰められた庭では、キノコやパンダが顔を覗かせる。 入り口では豚さんが「いらっしゃい」と迎えてくれました。 店内は明るく、美味しそうなパンがずらりと並ぶ壁際の棚。 くるみパンに五穀パン 定番だけどやっぱり一つは選びたいアンパン、クリームパン。 隣りには総菜パンが並ぶ。最後のちくわパンをトレーに載せました♪ シンプルな味でごまかしの利かないパン屋の試金石。 記者が勝手にそう決めている「食パン」は細君にも好評でした。 さらに特筆したいのがこちらの焼き菓子。 値段も手頃なので、パンを買いに来るついでについ手が伸びてしまう。 ひとつひとつ表情がちがう「雪だるまパン」は冬限定。 ブログを読むと自己紹介に「パン屋さんになるのが夢な主婦」とありました。 その夢を叶えたのが今年の1月6日とオープンしたばかり。 bareとは「ありのままの・着飾らない」と言う意味。 パンに焼き菓子とまた一軒、つい立ち寄ってしまうお店が増えました(^0^) いつもの道もひとつ曲がり角を変えてみませんか? こんな風な素敵な発見が出来るかもしれませんよ! 取材・編集 白井紀行 INFOMATION パン工房Bare…

お腹を空かせてガッツリいきたい〜食彩工房FUKUYAN(ふくやん)〜

川越市駅入り口交差点のちょっと先に進み路地に入った所。 オレンジをバックに「食彩工房」の鮮やかな文字の看板が食欲を刺激する。 店の名は「食彩工房 レストランテ…

えっ?ラーメンにきざみわさび!?〜中華そば こがね屋〜

前からかなり気になっていた「中華そば こがね屋」さんに初めて行きました。 なぜ気になっていたかと言うと、前々から事情通の友人から聞いていたこと。 そして、「こがね屋」というネーミング。 「こがね⇒黄金⇒黄金色のスープ⇒醤油ベースの澄んだ美味いスープ」 その名前から自分なりのイメージと期待を膨らませていました。 お店は国道254号線沿いにあるので、結構わかりやすいところにあります。 シンプルな暖簾にここの店主の自信を感じます。 店の入り口の近くには、「自家製麺」の看板とメニューの写真。 醤油ラーメン専門店かと思いきや、塩そばも用意されています。 ちなみに「つけめん」も醤油&塩でお客様をお待ちかね。 ランチ前?サービスで「味玉」サービス中との事。 各店個性の出る味玉をなんと無料でいただけるなんで! 暖簾をくぐると、正面には券売機があります。 そして右手にテーブル席が2つ、左手にカウンター席が見えます。 券売機のメニューに目をやると、予想より多くの種類。 空腹も手伝って躊躇なく「醤油そばチャーシュー」の食券を購入。 テーブル席はすでに埋まり、かろうじてカウンターの端が空いていたので着席。 いつものように店内をぐるりと見わたします。 厨房には店員さんが2名。 い次々と入る注文をリズミカルに一心不乱にこなしている印象です。 カウンターには最近すっかり定番になった「ゆずこしょう」の他に「きざみわさび」!? そんな見慣れないものがあるではないですか! 元々「わさび」は大好物なので、非常にウェルカム。 だけど、まだ自分の中では「ラーメン」と「わさび」が直接結びつかない。   頭の中を「?」が飛び回っています。「ラーメン」に「わさび」??? ほどなくして姿を現したマイ・ヌードル! 茶系になりがちな色合いに、三つ葉のグリーンがほど良いインパクトを醸し出す。 脇役に海苔と風味付け白ネギ、メンマ、蛤、味玉。 そして真打のチャーシューがラーメンどんぶりにぎっしりと乗っています。 ちなみにこちらのチャーシューはまるでローストビーフのように柔らかそう。 そのボリュームも手伝って、記者の期待値は早くもMAXレベルに到達♪   ではまずはスープから。 その名前からイメージしていた黄金色よりは見た目少し濃い印象のスープです。 口に含むとまず魚介系の蛤のパンチのあるコクにアゴ出汁と動物系の鶏と豚のWスープ。 これが口全体にぱあっと広がります。醤油の塩加減がやや勝っている印象かな? 甘しょっぱい、でもまろやかな味わいってやつですね。 このWスープは初めての経験です♪   きざみわさびの意味を知る! ここで気がつきました、先の「きざみわさび」の存在理由を! 蛤が入ることでWスープに魚貝系パンチが出る。 これに「きざみわさび」で、なんとも和風度が増します。 どの位加えるかはお好み次第ですが、実に奥深い「醤油そば」です。   麺は中太ちちれ麺 麺は中太ちぢれ麺でスープによくからみます。 この麺良く見ると、ところどころに全粒粉の黒っぽい点が見えますねぇ♪ 程よいもちっとした触感と全粒粉独特の甘みと旨味の麺。 これは結構くせになります。   そして、真打ちのチャーシュー 麺の上に折り重なるようにしてその存在感をアピールしているチャーシュー。 これはブランド豚の「あわ雪ポーク」だそうです。 まるでローストビーフのようで柔らかくジューシー!   脇をがっちりと固める具材たち アクセントにメンマと蛤がトッピング。どこまでも食べる者を飽きさせません。 そして味玉はしっかり味の染みたトローリ半熟。 これだけでごはん一杯は食べられるんのではないかと思いました。 手の込んだ一杯、ごちそうさまでした♪ 作り手の方のお客様に美味しいものをお届けしたい。 そんな気持ちが手に取るように伝わる手の込んだ一杯でした。 食べるのはアッという間ながら、仕込みに相当時間をかけたことが分かります。 毎日製麺、スープ作り、具材調理とお仕事されているのでしょう。 魂の感じる一杯のラーメン、ごちそうさまでした。 次回は是非「塩そば」か限定メニューの「煮干中華そば」をいただきたい!   取材・記事 川越ウォーカー  編集…

平成の時の鐘の下で食べる熱々「野菜うま煮」〜万久屋〜

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国道16号線が直角に曲がる脇田新町交差点。その角にあるロジャース。 県道160号線からロジャース横を通り抜けようとして目に入った見慣れた建物。 入倉工務店の「平成の時の鐘」。 この道は何度となく通っていたはずなのに初めて気付きました(^^;)。 写真を撮りつつ、自然に目に入ったのが「中華万久(まんきゅう)屋」。 看板がなければ和食のお店のような佇まいです。 店内も白と黒のモノトーンでセンスよくまとめられています。 中華を中心になんでもありで、これ以外にもメニューは豊富です。 さらに春巻きや唐揚げを1個とかがオプションとして付けられます。 だから、もう一品もちょっと食べたいなという希望も叶えてくれます。 しばしメニューを眺めて頼んだのは「野菜うま煮定食」。 野菜、イカ、エビ、豚肉などの沢山の具に熱々トロリの餡。 いつも思うけど。ウズラの卵のこの存在感はただものではない(笑) さまざまな具が醸し出す味と食感の変化。 それらが餡によってひとつにまとめあげられて一体感を成し、ご飯が進みます♪ うま煮だけで完食してしまいましたが、生卵がサービスとして置かれています。 本物の「時の鐘」と比較してみました。 平成の時の鐘は細身だけど、通りの雰囲気は想像以上にそっくりですね。 取材・記事 白井紀行 INFORMATION 万久屋(まんきゅうや) 【住所】川越市脇田新町9-12 【電話】049-242-1278 【営業】月〜土…

【閉店しました】まるでパスタのようなまぜそば、味玉添え〜麺匠MONACO〜

取材・記事 白井紀行   本川越駅前のスクランブル交差点から直ぐのところにある「麺匠MONACO」 欧風居酒屋のようなオシャレな外観のラーメン屋さん。   店…

地元の人しか知らないお店にそっと足を踏み入れた〜国まつ〜

中院の近くをぶらつくとき、いつも気になっている看板があった。 ランチ、電話番号、ココとだけ記された案内板。 確か以前は、ここに旗が立てられていたと記憶している。…

このまま食べ終えるのが名残惜しいカレー〜Jam3281〜

川越のシンボル「時の鐘」のある鐘つき通り。 近頃人気だという「おさつチップス」に並ぶ行列を横目に路地に入る。 それまでの雑踏が嘘のように静まり返る。 老舗の喫茶店「あぶり珈琲」から流れる芳ばしい匂い。 さらに進めば食欲を刺激するカレーの香りが漂ってくる。 店の前を通るときはいつもお昼時を過ぎていた。 だけど、今はまさにランチタイム。 焼きカレーか鉄鍋カレーにするかはまだ決めずに店内へ。 席に座ってすぐに「あっ、いい店」と感じてしまう。 「食べる」というモードに身体も心も自然になってしまう居心地の良いお店。 真っ赤な福神漬けと白いラッキョが目の前に。 「お待たせしました」と、ごはん、カレー、サラダを載せたお膳が運ばれて来る。 頼んだのは「牛肉の柔らか煮込みカレー(中辛)」 つけあわせには、小江戸らしくさつま芋も添えて。 普段はサラダからなのに、気付くと先にカレーを口に運んでいた。 何だろうこの口一杯に広がるクリィミーな風味。 「こく」「まろやか」「深み」というありきたりな言葉では表現し切れない。 今までに味わったことの無いカレー。 じっくりと柔らかく煮込まれた牛肉。 撮影する間も勿体ないくらい、このカレーを堪能したくなる。 付け合わせのさつま芋を口にして、ふと我に返る。 このまま食べ終えてしまうのがとても名残惜しい。 カレーは幼い頃から慣れ親しんだ味。 専門店、チェーン店、インド・ネパール・タイ料理店、中華屋、蕎麦屋で。 あるいは、家、給食、キャンプ、イベント、コンビニ、レトルトで。 さまざまな場面やかたちで食べてきた味。 その味の世界観に新たなステージへと誘(いざなう)カレーでした。   ‖…

川越シェフが川越に!?〜小江戸川越 農産物と食のまつり〜

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蓮馨寺で第2回川越Farmer’s Marketが開催されたのは、昨年の12月13日(日)。 雨模様にもかかわらず、想像以上のお客さんの来場。 川越の農産物に人を引き付ける魅力があることを知った一日でした。 その川越Farmer’s…