悠久の時とともに味わう贅沢パスタ〜Caffe(カフェ)1925〜

連雀町交差点から仲町交差点の沿道に店が並ぶ中央通り商店街。

蓮馨寺を過ぎて大黒屋食堂の手前を左折、Caffe1925とメニューの2つの看板が目印。

caffe192501

路地好きには心くすぐる道が真っすぐ伸びて行きます。

caffe192502

やがて目に入るのは、90年も前に建てられた趣きのある建物「Studio1925」。

かつては、ダンスホールや手芸店などに利用されていたそうです。

そこにあるのが「Caffe1925」。ネオンサインで描かれたOPENの文字も渋い。

caffe192503

具材たっぷりの美味しいパスタが食べたくなると自然と足を運ぶ店。

caffe192504

今日はこれを食べようかと考えながら中に入れば目に付く黒板メニュー。

「今日のおススメですよ」とあれば、ついつい、そちらを頼んでしまいます(笑)。

caffe192505

できあがるのを待つ間、しばし店内を眺める。

caffe192506

ディスプレィされたアンティークの家具や食器、壁掛け、置物たち。

時代を重ねたこれらを眺めていると時間の流れがゆるやかなるのを感じます。

キッチンから聞こえて来る会話もどこか心地よい。

caffe192507

チーズの酸味が利いたドレッシングの掛かったサラダ。

ティッシュケースがテーブルクロスと同じ柄で調和を崩さない心遣い。

caffe192508

「頭付海老とムール貝のオリーブオイルパスタ」には大きな海老が三匹!

このたっぷりの具材と奇麗な盛りつけが実に魅力的なんです。

caffe192509

身のぷっくりとしたムール貝をまず一口。

caffe192510

海老は半身に割ってあるので食べ易い。

caffe192511

頬張ると柔らかな甘味が口に広がります。

頭には味噌もたっぷりなのが嬉しく、夢中でしゃぶり付く。

caffe192517

海老の甘味に呼応するかのように適度な塩気のパスタ。

この太さならこれしかないという茹で具合。

caffe192512

バナナケーキと濃いめでさっぱりとしたコーヒーで食事を締める。

ランチというよりもちょっとしたコース料理を頂いた贅沢気分です。

caffe192513

ちなみにCaffe1925には廊下を進んで奥にも部屋が。

caffe192514

こちらも入り口の部屋と統一された内装でアンティークが並びます。

caffe192515

オープンテラスでは煙草が吸え、ワンちゃんも一緒に入れます。

これから風の気持ちいい季節、天気の日にはこちらが特等席ですね。

caffe192516

建物内には、アンティークショップ「Shabbyfarm」もあります。

こちらも立ち寄って悠久の時間を味わってみては如何でしょうか?

取材・編集 白井紀行


INFORMATION

Caffe1925(カフェ1925)

【住所】川越市連雀町32-1

【電話】080-3243-5798

【営業】11:30〜17:00

【定休】月曜日(月曜祭日の場合翌日)

川越市連雀町32-1