川越駅から10分で情熱の国へ〜ブラジル料理 イーリャブンランカ〜

JR川越駅から川越線で3駅先、乗車時間10分の笠幡駅。 中心街からちょっと離れるとのんびりとしたローカル線の旅ができる。 そんなところも川越の魅力。 駅を出て県道15号線の向こう側に見える一見民家風の白い建物。 それが、ブラジル料理のイーリャーブランカです。 ブラジル音楽のビデオが流れる店内は明るくてとても広々。 日本人好みののんびりとしたBGMが心地よい ブラジル料理というとシュラスコが有名ですが、こちらは家庭料理が中心。 ランチメニューを一品一品丁寧に説明していただきました。 その中から選んだのは「フェジョアーダ(黒豆と肉の煮込みシチュー)」 ブラジルの国民食ともいうべき料理だそうです。 別にブラジルのお茶「マテ茶」も頼みました♪ こちらのプレートにはライスとサラダ、ポテトフライ、ピクルス。 メニューに1.5人前とあり、量はかなり多めです。 フェジョアーダ(黒豆と肉の煮込みシチュー)にはベーコンが見え隠れ。 スプーンですくうとふわっと湯気が立ち上りました。 お肉は黒豆の中に隠れていました。 これをご飯に掛けて頂きます。 適度な塩味は、やっぱりご飯が進みますね! さて、さっきから気になっているのは傍らにあるこの2つの調味料。 ファロッファーというマンジョッカ芋(キャッサバ)の粉。 きな粉をより香ばしくしたような味で、癖になってたっぷり使いました。 ブラジルではどんな料理にでも掛けて食べるそうで一瓶使う人もいるとか。 ピクルスはそのまま食べてもいいし、混ぜて一緒に食べても美味しい。 ブラジル風ペッパーソースのピメンタ。 辛いですよと云われたので最初はおそるおそる数滴。 記者は辛いもの好きなので調子に乗って実も挑戦しました。 割と平気に行けましたが、この記事を読んで試す方は自己責任で! こちらのお店のご主人はドラマー。お店では「Casmbaライブ」を開催。 GW中(5/3〜5)は小江戸蔵里に出店中なので、気軽にブラジル料理が楽しめます。 そして、15日には八州亭でのライブも! 詳しくはチラシをご覧ください。 夏には出張も多いそうなので、必ずお店の情報をチェックして下さい♪ 取材・記事 白井紀行 INFORMATION ブラジル料理…

じっくり浸る作品の世界、じっくり堪能する秋田の味〜Gallery & Cafe平蔵〜

川越八幡宮、表参道への入り口の看板が目に付く県道39号線。 その沿道沿いにあるのは、どこか黒漆喰の蔵を思わせる建物。 そのうちのひとつがGallery & Cafe平蔵です。 オーナーの遠藤さんのインタビュー記事を掲載したのが約1年前のこと。 夢へのチャレンジはまだ始まったばかり!~遠藤綾子さん(Gallery&Cafe平蔵)~   1月末、ウェスタ川越に川越シェフが来た時には記者もブースをお手伝い。 今度、ランチを食べに行きますと約束しながら気づくと4月も下旬(^^;)。 ようやく24日にお伺いしました。 しかもこの日はアートモガダムさんの個展の最終日と良い時にきたものです♪ 店内に入ると目に飛び込んでくるのは白い壁に飾られた沢山の絵。 絵や写真をじっくりと見るための造りになっているなと感じます。 「作品展によって音楽も変えているんですよ」と遠藤さん。 観賞するときの雰囲気を、とても大切にされているんですね。 さて、この日選んだのは限定3食という秋田由利牛のローストビーフ弁当。 お店の名前入り特注の「曲げわっぱの弁当箱」に詰められての登場です。 職人さんが天然秋田杉で作った弁当箱をしばし眺めた後、蓋を取る。 ピンクの美味しそうな秋田牛のローストビーフが目に映ります。 旨味を逃がさないよう低温調理しているというローストビーフ。 銀賞を取った牛の仔のお肉だそうです。 とても柔らかく、舌が喜んでいるのが分かります。 山菜の女王と云われる「アイコ」 初めて食べましたが、シャキッとした歯ごたえと爽やかなくせの無い味。 地元では、これを食べると春が来たのを実感するのだろうなぁ。 そんな風に勝手な想像が膨らむ一品でした。 比内地鶏のつみれが入ったスープはほっとする味。 秋田って美味しいものばかりでいいですね。 思わず目についた「いぶりがっこ(沢庵の薫製)」をお土産に買ってしまいました。 訪れたときは、「きりたんぽ鍋のあとは…」となっていた看板。 Facebookを見ると、メニューが発表されていました。 登場するのは「秋田由利牛の和風ポトフ」と「八幡平ポークの曲げわっぱ弁当」。 更に、様々な山菜に5月末からは「ジュンサイ」も入荷。 秋田の文字を見聞きすれば、もう自然と頭に浮かんできそうな「平蔵」。 また、季節の味を食べに来ます! 取材・記事 白井紀行 INFORMATION Gallery…

雨にも負けず風にも負けず〜川越ハンドメイドの雑貨市(2日目)〜

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いまひとつ天気の安定しない4月17日(日)の小江戸蔵里。 この日、川越ハンドメイドの雑貨市は2日目を迎えました。 記者もスタッフとして参加しながらその模様をお伝えします。 出展者の方は天気を気にかけながらも着々とブースの設営にかかります。 ギャラリーも準備が進みます。 今回は通路にもブースが並びました。 会議室では、子育てシェア(AsMama)による託児所も開設。 かなり風が強いようなので受付のテントを張るのは保留。 天気を心配して今日の出店を見合わせるところもありました。 それでも、いつものようにゆるゆると「ハンドメイドの雑貨市」開幕! 雨の予報もあってか、いつもよりはちょっと寂しいブース。 その分、作品をじっくり眺めたり、作家さんとお話できたのではないでしょうか? ギャラリー、天候に左右されない屋内の強み。 それぞれの作家さんの思いが詰まった作品が並びます。 青空になってきたけど、暴風といっても良いくらいの風の強さ。 広場のテントが煽られたので慌てて元に戻すハプニングもありました。 川越ハンドメイドの雑貨市の名物、スタンプラリー。 テーブルにプレゼントを並べると全部飛んでいくので(笑)箱の中で選びます。 午後になってなんとなく一段落。 お昼に行きがてら、他の8会場を巡回してみました。 川越八幡宮近くの焼き菓子「野里(新富町2ー14ー2)」 そこから南に下って「ソコノワ(南通町16-5)」 革靴と小物、ワークショップのブースがありました。 こちらでスタンプをぺたんと押します。 そこからクレアモールへ向かって進むと「Twelve(脇田町6-1)」 蔵里を通り過ぎて、「大学いも川越いわた(新富町1ー8ー17)」 せっかくなので、小江戸スティックを購入♪ 記者の住む霞ヶ関地区から、Lehulaさんが出店していたのでご挨拶。 すぐ隣が「ひろ接骨院(川越市新富町1-8-3)」 観葉植物の出店。 エンジ色のレンガがシック、flore…

インドカレーと白米の出会いに感動〜アンビカ アジアン レストラン〜

県道15号線を東、埼玉医科大学総合医療センターの手前。 黄色のハデな看板が目に止まりました。 アジア・エスニック料理とあらば寄らない訳にはいきません。 店頭のメニューで雰囲気を想像しつつ店内へ。 ランチのセットは10種類のカレーから選べるとのこと。 今日は「シーフードカレー」にしてみました。 インド・ネパールの特有のオレンジ色のドレッシングがかかったサラダ。 これ、今調べたらニンジンなんですね。知らなかった(^^;) シーフードカレー ルーの中には、アサリやイカなどがたっぷりと入ってました。 これをまず、ナンにつけて頂きます。 ランチにはチキンティッカー付き。 そして、なにより異彩を放つのがご飯茶碗に入った白米。 少なくとも、これまで訪ねたお店では見かけたことがありません。 とはいっても、カレーなのでご飯に合わないはずは無い。 見た目はホテルの朝食バイキング風(笑) これ、美味しい!! シーフードカレーの辛さと白米の甘みが絶妙なマッチング。 もう、夢中でスプーンを口に運んでしまいました。 インドカレーというとサフランライスやインディカ米が定番。 だけど、こっちの方が絶対に美味しいです。 インドカレーと日本の白米というありそうでなかった日印連合の出会いに感動。 興奮する気持ちを甘いマンゴラッシーが優しく抑えてくれました。 取材・記事 白井紀行 INFORMATION アンビカ…

見ただけで季節を感じる3種の月替わりパスタランチ〜Trattoria Caro〜

900匹の手作り鯉のぼりが気持ち良さそうに泳ぐ大正浪漫夢通り。 すっかりこの季節の風物詩となりました。 蓮馨寺の参道、立門前通りから入ってすぐのイタリアンのお店。 赤地にCの文字が目印のTrattoria…

花街の風情を残す建物で味わう「彩り御膳」〜天婦羅てんぬま〜

川越シルバー人材センターの「桜と菜の花めぐり」の取材を終え、喜多院で解散。 時間はちょうどお昼前。 ずいぶん歩いたのでボリュームのあるものを身体が欲している。 桜…

昔ながらの喫茶店で味わうふわとろオムライス〜神田珈琲園〜

東武東上線の川越から一駅の新河岸駅。 降り立つとどこかほっとする駅前の風景が迎えてくれます。 駅前徒歩0分と云われている通り、改札から10メートル歩けば到着。 使い込まれた階段に歴史を感じさせます。 左の台の上にスカラ座のチラシ。映画館と喫茶店の味わい深い組み合わせ。 いかにも、喫茶店らしいメニューは、ナポリタンとこのオムライス! オムレツの鮮やかな黄色とケチャップの赤のコントラスト。 しばらく眺めたくなるビジュアル(じっくりとアップでどうぞ♪) 崩すのがもったいないくらいですがスプーンを手にいざ! うわぁ、ふわふわでとても滑らかな舌触りにびっくり!! 食べ終わるのがもったいない。いつまでもこの感じを味わっていたい…。 食後の珈琲で気持ちを落ち着かせてほっと一息。 この後、何もなければ読みかけの本を片手に過ごしたい気分。 今はやりの横文字のカフェではなく、昔ながらの喫茶店。 今度、もっと腰を落ち着けてゆったりと珈琲を楽しみに来よう。 そんなことを思いながら店を後にしました。 取材・記事 白井紀行 INFORMATION 神田珈琲園 【住所】川越市砂914-1 【電話】049…

悠久の時とともに味わう贅沢パスタ〜Caffe(カフェ)1925〜

連雀町交差点から仲町交差点の沿道に店が並ぶ中央通り商店街。 蓮馨寺を過ぎて大黒屋食堂の手前を左折、Caffe1925とメニューの2つの看板が目印。 路地好きには心くすぐる道…

いつもの道をちょっと外れて美味しい発見!〜パン工房Bare Bread〜

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川越中心街から自宅のある上戸へ自転車で帰る道すがら。 札の辻を西に折れ、菓子屋横丁を過ぎて高澤橋を渡る。 真っすぐ進めば、石原町交差点へと続いていく通い慣れた道。 だが、ふと気まぐれに目についた路地に入ってしまう。 そこで思わぬ発見や風景、地元の人しか知らない店に出会うから。 今日もなんとなく傘の列が進む路地へと曲がってみた。 この辺りは閑静な住宅街。 こんな路地を見つけただけでもワクワクしてしまう。 そのまま、自転車を走らせると駐車場に「手作りパン工房」の看板。 もしかして!?と期待に胸を躍らせながらペダルに力を入れる。 ありましたよ、思わぬ出会い! ちょっと奥まった所にあったのは木で作られた可愛いお店。 砂利が敷き詰められた庭では、キノコやパンダが顔を覗かせる。 入り口では豚さんが「いらっしゃい」と迎えてくれました。 店内は明るく、美味しそうなパンがずらりと並ぶ壁際の棚。 くるみパンに五穀パン 定番だけどやっぱり一つは選びたいアンパン、クリームパン。 隣りには総菜パンが並ぶ。最後のちくわパンをトレーに載せました♪ シンプルな味でごまかしの利かないパン屋の試金石。 記者が勝手にそう決めている「食パン」は細君にも好評でした。 さらに特筆したいのがこちらの焼き菓子。 値段も手頃なので、パンを買いに来るついでについ手が伸びてしまう。 ひとつひとつ表情がちがう「雪だるまパン」は冬限定。 ブログを読むと自己紹介に「パン屋さんになるのが夢な主婦」とありました。 その夢を叶えたのが今年の1月6日とオープンしたばかり。 bareとは「ありのままの・着飾らない」と言う意味。 パンに焼き菓子とまた一軒、つい立ち寄ってしまうお店が増えました(^0^) いつもの道もひとつ曲がり角を変えてみませんか? こんな風な素敵な発見が出来るかもしれませんよ! 取材・編集 白井紀行 INFOMATION パン工房Bare…