投稿

7つの福を授かって今年も良い年になりますように〜川越小江戸川越七福神めぐり〜

取材・記事 白井紀行   七福神巡りのスタートは川越駅から 2019年が明けて2日目。風もなく穏やかなお正月。 行き交う人々も和やかな表情を浮かべノンビリとした雰囲気。 毎年、恒例としている小江戸川越七福神めぐりへと出かけました。   小江戸川越七福神巡りは、川越駅を起点に七ヶ寺を回る6kmほどのコース。 川越観光を楽しみながら開運、諸願成就、健康増進を叶えることができます。 それでは、出発しましょう! ※地図はこちらに…

新年に向けて気を引き締めたい秋の風物詩「小江戸川越菊まつり」と「川越成田山別院の火渡り祭」

取材・記事 白井紀行   紅葉も色鮮やかさを増し秋深まる11月23日(勤労感謝の日)。 13時より成田山川越別院で「火渡り祭」があるので出かけて来ました。 まだ、ちょっと早いので川越喜多院へ。   小江戸川越菊まつり 11月1日〜23日は、小江戸川越菊まつりが開催されています。   入り口正面では、各賞を取った菊がお出迎え。 いつもはお城などを象った造形が飾ってありますが、今年は無しかな?   入り口右手は古木を思わせる小菊盆栽。   1本の「福助づくり」、3本の「ダルマづくり」が奥に向かって並びます。   通路の真ん中は例年は大きなドーム型の千輪作りが並びますが見当たらず。 今日が最終日だからでしょうか(^^;)   ミッキーマウスを象った造形菊。   こちらは富士山を象ったもの。   五重塔や杉造りは会場を華やかにします。   手前は枝ぶりの良い木に小菊を這わせた着付け。奥に懸垂が並びます。   菊の衣装をまとった写真が撮れる顔出し懸垂。 真ん中は耳もあるので、うさぎでしょうか?   大菊のもっとも基本である「3本仕立て」 秋の陽光を浴びて最終日も人々の目を楽しませていました。   川越成田山別院へ 喜多院から火渡り祭が行われる川越成田山別院へとやって来ました。   大導師および山伏ら一行はご本尊である不動明王へ祈願。   祈願を終えると一行は境内を出て町内を廻ります。   境内には結界が張られ中央には護摩壇が設(しつら)えられています。   結界の入り口で行われる山伏問答。 小江戸川越の山伏であること所願成就の祈願に来たことを告げます。   道場に入場することが許され、山伏らは法螺貝を吹き鳴らし結界の中へ。   山伏らが所定の位置につき、儀式が行われます。   「床堅の儀」は、山に見立てた道場の大地を結界する作法。   大導師が導師席に着座し、護摩の主法が始まります。   「斧の儀」、護摩修行に用いる壇木及び木々を求める作法。 エイ!エイ!という掛け声とともに斧を振り下ろします。   「法剱の儀」、お不動様の持つ剣を借り「臨兵闘者皆陣列在前」と九字を切る。 道場を清め行者や参列者の煩悩を取り払います。   「祭文の儀」、不動明王に行事の趣旨を伝え参列者への所願成就を願う儀式。   「法弓の儀」は、五大明王をお呼びして道場の守護を願う作法。   東の降三世、西の大威徳、南の軍荼利、北の金剛夜叉、天地中央の不動明王。 それぞれの明王を矢を射ることで呼び出します。   閼伽(あか)の儀は、ご本尊を清める閼伽水を壇に垂らす作法。 ご本尊を洗い清め、行者の三業を洗い流し、薪を清めます。   「点火の儀」、ご本尊の智慧の光明を頂き煩悩の見立てた薪に火を放つ作法。   赤々と燃える松明を掲げ、   護摩壇へと点火。   蝉時雨のような音を立ててヒノキの青葉が燃え始めます。   ものすごい煙が立ち込め風下の参列者は堪らず移動。   火はやがて薪へと燃え移り大きな炎が上がり、顔に熱が伝わります。   山伏らが般若心境を唱えるなか、大導師による祈祷が続けられます。。   それに呼応するかのように、まずます燃え盛る炎。   山伏らは所願成就を唱えながら、護摩木を次々と投げ入れていきます。   護摩木はたちまち火に包まれて灰へと姿を変えていく。   あれだけの勢いのあった炎も落ち着いて来ました。 灰を寄せて真ん中に通り道が作られています。   大先達が塩を撒いて通り道を清め、   そのまま火の中を渡っていきます。   続いて、大導師。   その後を山伏らが続きます。   信者らも渡って所願成就を祈ります。 渡りきった信者には大導師が背中に手を当ててお加持を授けます。   晩秋の川越の風物詩「小江戸菊まつり」と「火渡り祭」。 これを見ると、2018年もあと1ヶ月余りか、、と近づく年の瀬を感じます。 新年に向けて気を引き締める意味でも、毎年、訪れたいと思います。 INFORMATION 成田山別院…

カワゴエ・マス・メディア的神社で夏の七福神めぐり(仮)

取材・記事 白井紀行   川越一番街にある和雑貨のお店「椿の蔵」。 その前を通りかかったときに2セットの写真に目が止まりました。 一つは、川越七福神で巡る中心街の七つのお寺。 もう一つが中心街にある七つの神社巡り。 川越氷川神社の「縁むすび風鈴」は今や夏の風物詩となっています。 これをアレンジして神社で「夏の七福神めぐり」ができるのではと閃きました! 題して「カワゴエ・マス・メディア的神社で夏の七福神めぐり(仮)」 それらを巡れば同時に川越の名所も回れる10社を候補に挙げて見ました。 …

年初めは七ヶ寺をぐるり巡って福を授かりましょう〜小江戸川越七福神巡り〜

取材・記事 白井紀行   明けましておめでとうございます。 本年もカワゴエ・マス・メディアでは川越の様々な表情をお届けできればと思います。 引き続きご愛読のほどよろしくお願いします。 さて、今年も恒例ですが縁起のよい「小江戸七福神巡り」から始めます!   スタートは川越駅東口 今日は1月2日(火)。多少寒さも和らぎ抜けるような青空が広がっています。 小江戸川越七福神巡りは、中心街にある七ヶ寺をぐるりと回る6kmほどのコース。 川越観光を楽しみながら開運、諸願成就、健康増進も叶えることができます。 それでは、出発しましょう! ※地図はこちらに、→…

気忙しい年の瀬を迎える前に心の迷いを焼き尽くそう!〜成田山川越別院の火渡り祭り〜

,
取材・記事 白井紀行   午前中の雨から一転、午後にはすっかり晴れ渡った川越の空。 11月23日(木・祝)の恒例行事「成田山川越別院の火渡り祭り」へと行ってまいりました。 火渡りの意味はこちら…

7ヶ所回ってプレゼントと福をゲット!〜小江戸川越七福神めぐり〜

年明けの1月2日、晴天に恵まれ温かな日差しを背に「小江戸川越七福神めぐり」をしてきました。 参加するのは今年で3回目。そして、今年は開場30周年の記念の年なんです。 川越マインの横を抜けて道なりに進む。 やがて「毘沙門天 妙善寺(みょうぜんじ)」と書かれた看板が見えてきます。 ‖…

晩秋の秋の空を焦がす〜成田山川越別院の火渡り祭り〜

立冬をすぎ暦の上では冬とはいえ、感じる季節は晩秋の川越。 11月23日に久保町にある成田山別院では、恒例の「火渡り祭」が行われました。 火渡りの意味はこちら → http://www.kawagoe-naritasan.net/hiwatari.htm 午後1時に法螺貝が響き火渡り祭の始まりです。 まずは、本堂の不動明王に祈願。 そして、市内を巡ります。 境内には薪を積んでヒノキの青葉で覆った護摩壇が設(しつら)えてあります。 荒縄で結界が張られ邪気を祓い内部を清める儀式が粛々と進められて行きます。 祭文の儀(祈願文の読み上げ) 弓を使って東西南北と中央に五大明王をお呼びして道場の守護を願う法弓の儀   閼伽(あか)水で薪(たきぎ)を清めます そして、いよいよ点火。松明の火が薪に移されます。 パチパチと爆ぜる音が聞こえます。 やがて空が白い煙に包まれたかと思ったら、 一挙に炎が吹き上がります。 見物客は結界の外にいるのですが、火の熱さが頬に伝わってきます。 大道師による主法 山伏による祈祷が境内に響きます。 その声に触発されたのかさらに勢いを増す炎。 山と積まれた祈願納札。 様々な願い事が込められた祈願納札が投げ入れられ炊き上げられていきます。   火の勢いが落ち着き始め、火渡りをする道が作られて行きます。 (以降、正式な儀式の名称が不明なので写真のみ)       通り道が塩で清められます。 大道師が先陣を切って火渡りを行います。 山伏達がそれに続きます。   山伏らが渡り終えると、続いて事前に申込をした参拝者が順番に渡って行きます。       水屋で足を冷やす火渡りを終えた参拝者。 「火渡り祭」は毎年11月23日です。 秋の一日、こうした行事に足を運んでみるのは如何でしょうか? 取材・記事 白井紀行 INFORMATION 火渡り祭 【住所】川越市久保町9-2 【電話】049-222-0173 【開催】平成27年…
アスパラベーコン巻きサラダご飯

川越散策したら和みの空間で一休み〜和カフェ 夢宇(むう)〜

喜多院不動通りに4月25日にオープンした赤い暖簾と名前の可愛いお店「夢宇(むう)」。 お店の前には広場が設けられていて、どこかほっとさせる空間が演出されています。 ウッドデッキのテラスもあって、ワンコとの散歩の途中にランチやコーヒーを楽しめます。 前回の記事でカラーセラピスト百瀬裕子さんのインタビューを行ったのもこちらの席です。   ‖…
羊年

今年最後の更新です!新年を迎える川越の街を一巡りしてきました

2014年12月31日の大晦日、いよいよ今年も後1日ですね。 今日は新年を迎えるための準備を整えた川越の街の様子をお届けします。   川越氷川神社 まずは、宮本町にある川越氷川神社。 大鳥居側の参道には既に露天のテントが並んでいました。 境内もしめ縄が飾られたり、賽銭箱が据え付けられたりしています。 縁起物のあい鯛(中におみくじ入り)も2つの大盥にぎっしりと盛られていました。   川越一番街商店街 蔵造りの街並が連なる一番街は恒例の創作門松が飾れていました。 お店の意匠を凝らしたものもあるので、ひとつひとつ眺めるのも楽しいですよ。   川越商工会議所と大正路漫夢通り 川越商工会議所の入り口には門松が飾られていました。 そこから続く大正路漫夢通りは紅白の幕が吊るされていて、川越まつりの軒端ぞろいのよう。   蓮馨寺 連雀町にある蓮馨寺は入り口に謹賀新年の大看板が掲げられていました。 蓮馨寺は小江戸七福神巡りの第五番福禄寿神が祀られています。   川越中央通商店街 今年は、呑マルシェや、昭和の街の感謝祭が開催されて、注目された中央通商店街。 こちらも紅白の幕が吊り下げられています。 これいいですね!一番街まで続くとより街の一体感が生まれる気がします。   川越熊野神社 川越熊野神社では八咫烏(やたがらす)の提灯が連なります。 足踏みロード側にはしめ飾りを販売する屋台がありました。 出世稲荷神社 先日、訪れた松江町の出世稲荷神社も新年を迎える準備を済ませたようです。   川越大師…