今年も盛大に開催された皆んなで作る大人の文化祭〜第8回川越パンマルシェ（前編）〜
取材・記事 白井紀行
改元による10連休が終わり、ようやく通常モードに戻って迎えた週末。
待ちに待った「第8回川越パンマルシェ」が、今年も盛大に開催されました。
場所は昨年に引き続き、丸広百貨店 川越店の第6駐車場です。
記者もボランティアスタッフとして参加しつつ取材をしてきました。
とても1回では収まらないので前編・後編の2回に分けてのお届け。
前編はボランティアスタッフを、後編は出店者を中心にまとめてみました。
川越イベント前日、午後5時
丸広百貨店 川越店、第6駐車場。「川越パンマルシェ」会場。
ここが明日、大勢で賑わうとは思えないほど静かです。
しかし、傍にある事務棟の中に入れば熱気に包まれていました。
ボランティアスタッフが明日に向けての準備の真っ最中です。
これは、遠くからでも店名と番号が目につくよう各ブースのテントに立てる標識。
こちらは、パンの食べ比べのブースで使うディスプレイ。
ブースを華やかにするには？分かり易い案内は？どんな手順で楽しむのか？
そんなことを考えてイラストを描き、文字を入れ、被り物を手作りする。
「川越パンマルシェ」が、別名、大人の文化祭といわれる所以です。
お店のテントの設置箇所を示したレイアウト図とにらめっこ。
これは「場ミリ」と呼ばれる作業。
テントを置く位置の目安を紐とガムテープで記していきます。
すっかり日が暮れました。
案内の矢印を赤のガムテープで仕上げて、本日の作業は終了。
明日も早いぞ！
イベント当日、午前7時。
イベント当日、ボランティアスタッフは朝7時に集合。
駐車場ではテントの設営を手始めにして、会場の準備に取り掛かります。
テントが飛ばないように取り付けるウェイト（重し）。
一つ20Kgもあるので運ぶだけでも大変です（><）
隣の第5駐車場では、「まるひろ青空フードコート」を併催。
まもなく、キッチンカーが並び野菜などを販売するテントが立てられます。
開場まではここが待機場所。列を誘導するコーンを並べて行きます。
入り口脇にはインフォメーション。スケジュール、イベント、注意事項を掲示。
竹筒にアルミホイルを巻いて棒パンBBQの準備。
事務棟の中も準備は佳境。
埼玉産小麦「ハナマンテン」を原料とするパンの詰め合わせを作成中。
食パンの食べ比べ。10店分の食パンを一枚一枚8等分に切り分けて行きます。
パン屋さんは今日のために焼き上げた沢山のパンを並べて行きます。
午前9時、全体ミーティングが始まりました
時刻は午前9時。ここで一旦準備の手を止めて全体ミーテング。
ボランティアスタッフを束ねる あずさん、楽楽の祐子さんからの伝達あれこれ。
会場を提供していただいた丸広百貨店の原嶋さんの挨拶。
ミーティングの後は恒例となった全員でのハイタッチ！
パンマルシェを成功させるぞと、みんなのテンションも一気に高まります。
開場まであと30分。
午前9時50分、開場までまだ30分以上ですが早くも行列が！
ボランティアスタッフも追い込み。急ピッチで作業を進めていきます。
番号と店名が書かれた案内標識をテントに取り付け。
標識の下に、並び順を示す案内板を付け加えます。
第5駐車場では、入場を待つ行列がどんどんと伸びていきます。
パン屋さんもいつでもお客さんを迎えられるよう準備万端。
午前10時半、いよいよ開場！
10時半となり第5駐車場のゲートが開かれました。
暑い中、待ち構えたお客さんが会場へと流れていきます。
会場に入るとお客さんはお目当ての店の前にまっしぐら。
あっという間に列が伸びていきます。
パン屋さんは息つく間もなく次々と売りさばいていきます。
安全を保つため、混雑具合を見ながら会場へ入る人数を調整。
入場を待つ列はお昼ぐらいまで続きました。
12時半頃、大勢のお客さんでごった返す会場。
パンマルシェ実行委員企画
ここからは、パンマルシェ実行委員会の企画や仕事の紹介。
広報が伝えたお知らせやお店の紹介に当日の模様もリンクしてあります。
インフォメーション
入り口のすぐそばに設けられたのがインフォメーション。
お店の案内に、チラシ配り、売り切れ情報をお知らせしたりと大忙しでした。
ハナマンテンを使ったパンの詰め合わせ販売
川越近郊で採れた埼玉県産小麦「ハナマンテン」。
その美味しさを知って、食べて、楽しんでもらいたいと企画されました。
川越市内のパン屋さんが11店舗が参加してパンやお菓子に。
これをランダムに5個を詰め合わせて1,000円での特別販売。
事前に試食することでその美味しさをお客さんに説明。
手作り看板で会場を周るなど、努力の甲斐もあり230セットがほぼ完売でした。
詳しくはこちら ▶︎ https://ameblo.jp/kawagoebread/entry-12456731395.html
みんなが選ぶ食パン大賞2019／食パン食べ比べ
川越パンマルシェでの好評企画「食パン食べ比べ」
川越市内にある10店の食パンを店名を出さないブラインド形式で試食。
食べた感想を「香り」と「味」で点数付け。
そして、10店からお気に入りの2店を選抜して投票します。
記者も後ほど試食しましたが、甘みやしっとり感など10店10色。
お客さんも選ぶのに相当悩んだのではないでしょうか？
大賞は昨年に引き続き「NANTSUKAベーカリー」が獲得！
▶︎ https://ameblo.jp/kawagoebread/entry-12461007752.html
10店の味比べ（感想）
▶︎ https://ameblo.jp/kawagoebread/entry-12461409012.html
チャリティイベント／棒パンBBQ
第1回川越パンマルシェからの名物企画が「棒パンBBQ」。
手で温めて発酵させたパン生地を竹筒に巻いて炭火で焼き上げます。
パンにたっぷりとバターを塗ってもらってかぶりつく。
「あちっ、あちっ」と「美味しい」という言葉が飛び交うブースです。
用意した210個余りのパン生地は3時ごろに無くなりました。
なお、売り上げは全て子供支援組織「セーブザチルドレン」へ寄付されました。
ご協力ありがとうございました！
詳しくはこちら ▶︎ https://ameblo.jp/kawagoebread/entry-12459069273.html
川越を食べよう〜ご当地コッペパン〜
可愛いいディスプレイやワクワクさせるポップで彩られたブース。
頭にはコッペパンの被り物でお出迎え。
ハナマンテンで作ったコッペパンに、挟み込むのは餡やジャム、クリーム。
さらに、お好みの具材をトッピングしてホイップクリームもたっぷりと♪
オリジナルコッペサンドが作れるとあって、こちらも人気の企画です。
詳しくはこちら ▶︎ https://ameblo.jp/kawagoebread/entry-12459298322.html
おうちでパンを作ろう！／家庭で気軽にできるパン作りコーナー
初心者でもパンを気軽に作れるよう工程を極限まで削ぎ落としたパン作り。
そんな思いから考案された「おうちパン」。
「おうちパンマスター」の資格を持つスタッフが講師となってのワークショップ。
パンマルシェの会場では3回行われ、いずれも満席。
参加した人は楽しそうにパン作りに励んでいました。
詳しくはこちら▶︎ https://ameblo.jp/kawagoebread/entry-12458805312.html
時刻はまもなく午後2時
行列が続くパン屋さんもありますが、全体的にはひと段落ついた感じです。
手の空いたスタッフは、事務棟の控え室でお昼ご飯。
やっと人心地（ひとここち）ついて、緊張感から解放されます。
スタッフのお楽しみがパン屋さんがこのパンの詰め合わせ。
夜を徹してパンを焼いているにも関わらず、こんな細やかな心遣い。
お昼だけでなく、翌日以降も朝食でパンマルシェの余韻を味わいました。
さいたま榎本農園さんからはミニトマトの差し入れ。
疲れた体を冷たくて甘い味が癒してくれます。
あまりの美味しさに2個、3個と手が止まらない人も（^0^）
さらにはやしハムさんからはベーコンの引換券。
焼きたてのベーコンにトローリとしたチーズが体に元気を与えます。
パン釣り大会始まるよ！
ビニールプールにお菓子を手にしてまるでレジャー気分！？
昨年から始まったパン釣り大会です。
始まるよ！の呼びかけにたちまち集まるチピっ子たち。
ビニールプールのキャラクターを釣り上げると素敵な景品がもらえます。
例えば、BurgerCafe honohonoからは期間中何度でもお好きなバーガー無料！
あるいは、ご当地コッペパンのトッピングを2品追加など。
釣り上げたキャラクターを手にテーブルにまっしぐらです。
詳しくは ▶︎ https://ameblo.jp/kawagoebread/entry-12460458685.html
といったところで、前編はここまで。
前日からの準備の様子から実行委員企画を中心にお届けしました。
後編はパン屋さんなどブースの紹介、そして感動のフィナーレまで一挙に！
お楽しみください。
INFORMATION
第8回川越パンマルシェ
【開催】令和元（2019）年5月12日11:00〜16:00
【場所】丸広百貨店 川越店 第6駐車場（川越市新富町2-6-1）
【主催】川越パンマルシェ実行委員会
【ＨＰ】https://ameblo.jp/kawagoebread/
【ＦＢ】https://www.facebook.com/kawagoebread/
【ＴＷ】https://twitter.com/kawagoe_bread
