悔しさをバネに願いを果した〜小江戸蔵里キャラクターまつりRevenge 「妖屋河岸の逆襲」〜

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取材・記事 白井紀行

 

2月10日〜11日の2日間に渡って開催された「小江戸蔵里キャラクターまつり」

記者も11日(日)にPA担当で参加してきましたので、当日の模様をレポートします。

ニャンコ大集合!

10時過ぎから準備のできたキャラクターたちはグリーティング。

お客さんに声を掛けられると写真撮影にも応えてくれます。

後ろの列は福祉戦隊ワコレンジャー、ミケ(兄)、うさぎのどんちゃん。

おやすみくまプーディー、カンフーキャット・ゴロちゃん、ハティーくん。

 

ミケ・クロの兄弟写真。お兄さんのミケ・ランジェロはビデオ係としても活躍。

弟のミケ・ローニャーとそっくりなのに性格は正反対。礼儀正しい紳士な猫です。

 

「お〜い、猫ども集まれぇ!」ミケさんの掛け声で集まったのはネコキャラクター

にゃん吉、兄ミケ、笹郎、ミケ、ゴロちゃん、クロミ、ネコ忍者☆かげ丸、イチプラくん。

キャラクターまつりはミケ兄弟を筆頭に猫派閥が席巻するのでしょうか!?

 

キャラクター祭りでは史上最少キャラクター「チビウサヒ」。

山形のPRキャラクター「桃色ウサヒ」さんになる事を夢見るキャラです。

 

小江戸バットマンとの2ショット。体は小さくとも熱意は大きい「チビウサヒ」

みんなに一番可愛がられました♪

 

てるてる坊主たちも2日間の天気を守ってくれた小さなヒーローでした。

ローカルヒーロー大集合!

ローカルヒーローが同じフレームに収まるのもキャラクター祭りならでは。

左は、TOKYO-MX2毎週土曜日あさ7:30より絶賛放送中

妖怪をテーマにしたオムニバスドラマ「妖ばなし」から赤鬼と覚(さとり)

真ん中は、武蔵国地域を舞台とした特撮テレビドラマ「武蔵忍法伝 忍者烈風」

「坂東武人 武蔵」より、武蔵、サイゾウ、丹爺も参加です。

 

24日に開催されるローカルヒーローショー博覧会の宣伝にも力が入ります。

 

「全員、集まれぇ!」の掛け声で広場にいるキャラクターたちが全員集合。

撮影タイムでは、あちこちからシャッター音が鳴り響く。

 

しばしグリーティングタイム。暇な方は何体キャラクターがいるか数えてネ。

 

アーティストが祭りを盛り上げる

ライブのトップバッターを飾るのは、サニークラッカーの「みのる」くん。

明るくて元気な歌声の彼がいなければキャラクター祭りは始まらない。

 

ラストソングは小江戸蔵里キャラクターまつりのテーマ曲「笑ってくれないか」

最後は、ミケ(兄)、うさぎ人間、イーグルくん、ときも、山葵と元気にジャンプ!

 

篠宮雀(すずめ)さんが、キャラクターまつりに初参加!

ふわふわモフモフなぬいぐるみが大好きだという彼女。着ぐるみ囲まれテンションMAX。

彼女の明るい歌声に気分がウキウキ。可愛い歌に自然に体がリズムを取ります。

 

おっと、大切な人の紹介が遅れました。

本日司会を務めるのは昭和ダンディ(笑)な雰囲気の「天羽 仁」さんです。

MCだけでなく、打ち合わせの進行も臨機応変にテキパキとこなす頼もしい存在。

 

1950年代のオールディーズから2000年代の最新ヒットソング。

J-POP、洋楽、アニメソングまでオールマイティのNanakoさん。

新世紀エバンゲリオンの主題歌「魂のルフラン」では、伸びやかな声が広がります。

 

60年代のツイスト曲「涙の太陽」では、そのノリにつられてちびっ子も踊り出す!?

ブルゾンちえみのBGMでも知られる「Dirty Work」で会場はヒートアップ!

ラストは星野源の恋ダンスで観客を巻き込みました。

 

続いては、雰囲気が一転。「ゆーき」さんによるスタイリッシュダンス。

囁くような静かな曲に合わせたポッピングダンス風の身体表現を披露。

ハンドメイド雑貨コーナー

今回のキャラクター祭りのサブタイトルは「妖屋河岸の逆襲」。

実行委員会の出店に「狐宵の市」でもお馴染みだったハンドメイド作家さんもコラボ。

 

実行委員会ブース

こちらは、「うさぽん団!」メンバーの「鳳レミ」による似顔絵コーナー。

椅子にちょこんと座っているのは「クロミ」ちゃん。

 

思わず微笑んでしまう、こんな可愛い作品が出来上がりました。

 

広場にカレーのいい匂いを漂わせていたのは、ゆるキャラでもある「さそうくん」

スタッフにも好評で、ご飯が足りなくなるくらい盛況。記者も頂きました!

 

実行委員会からの出店のお店「le tissu(ル ティシュー)」はクロミちゃんの一押し!

 

こんな可愛いフェルト作品が並んでました。左奥には見覚えのあるミケの顔。

作家の大澤先生はキャラクター祭りのフライヤー背景も担当しているんです。

 

自然石を使ったアクセサリが並ぶ「風海堂」

 

店員さんはインディージョンズ風のファッション。

 

と思ったら実際に中南米に宝石を探しに行くリアル探検家でしたヾ(*゚Д゚*)ノ゙

 

こちらは渋谷区笹塚の非公認キャラ「笹郎」くんのグッズコーナ。

「ごかぼ」ちゃんのグッズも一緒です。五家宝って加須のお菓子とか(知らんかった)。

 

妖屋河岸ブース

面妖なハンドメイドのグッズが並ぶ「妖屋河岸-ayakashi-」のコーナー。

昨年10月末のキャラクター祭りでコラボする予定だったのが台風で中止に。

その時の悔しさを「逆襲」という文字に込めて、ついに実現です。

 

フェイクファーを使った狐面や張子を販売するのは「柘榴亭」。

 

シュッとした感じでポーズを決めてくれた「パシクル堂」。

パシクルとはアイヌ語でカラスのこと。衣装にもそんな雰囲気が伺えます。

 

北海道ゆかりの雑貨やレジンなどの小物の販売。

 

ひとつひとつ色合いが違う世界を覗いてみてと『菊扇華』。

 

天然石を使った和風アクセサリーと狐のイラストを使用した雑貨など。

 

花魁風の髪飾りと赤い着物が素敵な「高麗九尾狐」。

 

九尾狐のグッズや猫柄(?)の巾着なんかが並んでいます。

 

ステージでスタイリッシュダンスを演じた「花咲かゆーき」

 

ドクロをモチーフとした木彫りの作品で自分らしさを表現。

 

手を狐にして挨拶するのは「千日紅」

 

和服にも洋服にも付けられる水引や狐モチーフのアクセサリーを制作。

 

マスクの「紺」は狐の鳴き声にも掛けているのでしょうか?「込魂屋」

 

田んぼの片隅にありそうな小さな稲荷塚が可愛い。飾り物等の雑貨を取り扱ってます。

 

最後は「彩狐」。「ひめ小町」と同じブースで出店です。

月に一度、開催される「妖屋河岸(ayakashi)」をまとめるリーダでもあります。

 

「小さいものをたくさん。普段も、特別な時も。」

 

と、妖屋河岸の紹介が一通り終わって辺りを見ればグリーティングタイム。

というかキャラクターたちは野放し状態。

赤鬼をハリセンで叩く「ごかぼちゃん」を止めるのは「アジアわん」。

 

タイフェスでお見かけする平野さんとミケ兄のツーショット。

 

キャラクターとして参加の「ソルト」さんのサックスの演奏が始まりました。

人の心を優しく包み込むような音色にみんなうっとり♡

 

このまま、ずっと聞いていたい。そんな素敵な時間でした♪

 

キャラクターたちと遊ぼう

キャラクターまつりの楽しみのひとつがキャラクターたちとの触れ合い。

写真を撮ったり抱きついてモフモフしたり、さらには、一緒に遊んだりもできるんです。

「あゆみお姉さん」の呼びかけで男女対抗の玉入れが始まるようですよ。

 

加須のキャラクタ「ごかぼちゃん」が持つのは「きん」と「たま」と書かれた玉。

競技終盤に投げ込まれ、ゴールポストに入れば10点のボーナスポイント。

 

さぁ、どっちが勝ったかな?

 

白熱した試合は3試合。大人も子供も我を忘れて夢中で遊んでます。

 

結果は女子チームの大勝利でした!

 

続いては、キャラクターと子どもたちが入り混じっての「お玉レース」。

 

子どもたちが一生懸命走る姿に、まわりから「頑張れ!」と声援が飛び交います。

 

ローカルヒーロのお玉レースも、この日だけの夢の対決ですね。

 

みんなで楽しく遊んだ後は記念写真。

あれ!ワコレンジャーがおちゃらけキャラに!?

 

ライブも残すところあと二人

楽しい時はあっというまに過ぎてライブも残すところ二人となりました。

本日、二度目の登場のNanakoさん。

記者の年代にどんぴしゃりの松任谷由実の「ルージュの伝言」でスタート!

 

1回目のステージでは本人曰くちょっと失敗したという「恋ダンス」

「エッジくん」も協力して今度はバッチリ踊れました。

 

ステージのトリを務めるのは妖屋河岸から「晴海たぬきち」さん。

手にしているのは「一五一会」という弦楽器。

フォークギターと三線(さんしん)の中間のように位置する沖縄で生まれた和楽器。

吉田拓郎「君の欲しいものはなんですか?」、中島みゆき「糸」、沖縄民謡を演奏。

憂いを感じるしっとりとした音色がよく似合います。

 

キャラクターまつりフィナーレ

アーティストらが全員集合して今日の思い出を語り名残を惜しみます。

 

キャラクターたち、アーティスト、妖屋河岸らがフィナーレに向けて集まりました。

ふと、ミケさんが妖屋河岸のリーダー「彩狐」さんを正面に呼び寄せ語り始めました。

「このコラボで、あなたに言ったのは『好きにやっていいよ』この一言だけ。

それに応えてあなたは立派にやり遂げ、見事成功させました。もう大丈夫です。」

キャラクター祭りを次世代に託すため、ミケさんは大きなバトンを渡しました。

 

こうして、キャラクター祭りは大円団のうちに幕を下ろしました。

ミケさん、お疲れ様でした! 今度は春に会いましょう!

と思いきや、翌週も休まず「裏キャラクター祭り」を開催するミケさんなのでした(^^;)

 


INFORMATION

小江戸蔵里キャラクターまつりRevenge

【開催】平成30年2月10日(土)〜11日(日)、11:00〜16:00

【場所】川越市産業観光館 小江戸蔵里(川越市新富町1-10-1)

【FB】https://www.facebook.com/character.a.festival/

【TW】https://twitter.com/kyaramaturi