週末にいかが?今年は特に見応えのある秋の風物詩〜小江戸川越菊まつり〜
小仙波にある喜多院は、徳川家所縁のお寺。
境内には仙波東照宮や家光の誕生の間などが移築されています。
喜多院では、11月になると菊まつりが開催されます。
これを見ると秋になったのだなぁと実感する季節の風物詩です。
最初に目に飛び込んで来るのが正面にある天守閣の造形。
ここは菊まつりの顔であり、今年は何かなといつも楽しみにしています。
会場内はT字状の通路になっていて天守閣の右側からぐるりと巡回ができます。
Tの字の縦棒の右手は「だるまづくり」と呼ばれる背の低い3本縦の菊が並びます。
とても可愛い印象を受けますね。この3本が天地人を表します。
そして、通路の左側は「千輪仕立て」。かなり大きいものなのでひときわ目を引きます。
その先は「3本仕立て」が並べられています。
まるで花火のような「管物(くだもの)」は個人的にとても好きな菊です。
ここからはT字型の横棒にあたる通路となります。
2020年のオリンピックが川越にある霞ヶ関カンツリークラブが会場になる予定。
それにちなんで、五輪や聖火の「造形」が見られました。
撮影したのは11月2日なので、右手の五輪も今頃は彩られているでしょうね。
「懸崖づくり」は、小菊を滝のように崖から垂れ下がった形に仕立てるものです。
宝船に乗った七福神を小菊で表しています。
大木に小菊を仕立てた「木付け」。
この他にも色々な仕立てがあって、このコーナは目を楽しませますね。
これは、幾つかの仕立てを組み合わせて作る「総合花壇」
顔を出すと菊人形になれますよ。記念にいかが(笑)
出口に向かって右側には、大輪の3本仕立てがずらりと並びます。
やはり菊と言えばまっさきに浮かぶのがこれですね。
「小江戸川越菊まつり」は毎年訪れているのですが、今年は特に見応えがあります。
他にも沢山の菊が飾られていて全部は紹介しきれません(>_<)!
天守閣に目を奪われてその前にあったことを気付きませんでした(^^;)
ずらりと立派な盆栽が飾られていて思わず声を上げてしまいました。
小江戸川越菊まつりは毎年11月1日から23日に開催されています。
今週末の連休なら喜多院の紅葉も見頃でしょうから、晩秋の川越を楽しんではいかが?
WRITER NORI
記事中の菊の仕立て方の説明はこちらを参考にしました。http://www.jataff.jp/kiku/kiku04.htm
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INFORMATION
小江戸川越菊まつり(喜多院)
【電話】049-222-0859
【住所】川越市小仙波町1-20-1
【開催】9:00~16:00(11月1日・2日12:00~16:00/11月23日9:00~15:00)
【HP】川越大師喜多院