市民の力が結集して作り上げる国際交流イベント〜川越唐人揃い〜
取材・記事 白井紀行
雨模様の天気の中、第10回目の「川越唐人揃い」が開催。ボランティアで参加しました。
9時過ぎの境内では既に出店の準備が着々と進んでいました。
各国のグルメが味わえたり雑貨、音楽の演奏や踊りを見るのも楽しみのひとつ。
蓮馨寺でテントの設営を終えて幸町駐車場へ。ここでは、大宮北高校の生徒が頑張っていました。
天気は何とかもちそうで、国際交流パレードは予定通りやることが決定!
成功に向けてボランティアスタッフ全員の士気が上がります。
ボランティアはそれぞれに役割が割り当てられています。
私は所沢から来た韓国の女性と一緒に蓮馨寺前でパンフレットを配布。
受け取った人に道を尋ねられたりもし、日々の川越散策が役立ちました(笑)
その後、一番街商店街にある郵便局に移動。
札の辻がパレードの折り返し地点になっていてここでお茶を配ります。
ここでもパレードの列が来るまでパンフレットを配布。
やがて、遠くから賑やかな演奏とともにパレードの集団がやってきました。
蓮馨寺からここまで演奏や踊りをしながらのパレードで喉が乾いたのでしょう。
このあと、次から次と手が延びてコップのお茶を飲み干していきました。
目の前で様々な国の人々が鮮やかな民族衣装を身につけて集う様子。
国際交流パレードをお手伝いしているだなと実感する瞬間でした。
その後、一番街の3ヶ所に分かれて歌や踊りのパフォーマンスが繰り広げられます。
「ラジオぽてと一番街局」でもお馴染みの赤い狐さん。
11月30日は小江戸蔵里で「狐宵祭」をやるそうなのでぜひお立寄下さい♪
URLはこちら → http://www.rakuten.ne.jp/gold/fukukimono/kawagoe/koyoisai/
パフォーマンスを終えた国際交流パレードの集団は再び蓮馨寺で交流広場の催しへ。
先ほどの喧噪が夢だったかのようにいつもの通りに戻った一番街。
余韻に酔いしれながらもボランティアの私たちは後片付けて、蓮馨寺に戻り一休み。
境内をぶらぶらして小腹が空いたなと感じるとどこからともなく良い匂い。
ブラジルのリングイッサというソーセージとインカコーラなるものを注文。
少し冷えた体に肉汁たっぷり熱々のソーセージにかぶりつく。
インカコーラは初めて飲んだ。普通のコーラとは違い甘めの弱炭酸飲料でした。
設営したテントや机、椅子などを片付けて蓮馨寺の境内はいつもの姿に。
17時からはみんな集まっての打ち上げです!
料理の配膳やビールの運び込みもみんなで行って乾杯!
心配した雨もなんとか最後まで降らず、無事の成功を祝って会話もはずみます。
市民ひとりひとりが結集して作り上げるイベント「唐人揃い 多文化共生・国際交流パレード」
これは参加することでより楽しめるイベント。
国際交流に興味があるなら、ぜひ、パレードやボランティアとしてエントリーしてみて下さい。
詳細が分かりましたらカワゴエ・マス・メディアでもお知らせします。
WRITER NORI
INFORMATION
川越唐人揃い
【HP】https://toujinsoroi5-kawagoe.amebaownd.com/