
ぴか市ではパンじぃとこども店員が大活躍!~コエトコぴか市シリーズ第3弾
学ぶ, 活, 街, 食
川越の松江町にある「コエトコ」は、市の有形文化財(建造物)に指定されている旧川越織物市場と旧栄養食配給所を復原し、2024年4月にオープンした施設です。そこで3月20日(祝)に行われた「ぴか市」のイベントでは、エプロン姿の男性たちが目を引きました。
コエトコぴか市では「男・本気のパン教室・コーヒー教室」の受講生が作ったパンとコーヒーを、こどもたちが店員としてふるまう企画もあり、多世代が交差する豊かな時間となりました。
そこで今回はコエトコで開催される人気のパン屋さんから教わる本気の料理教室、そこに勇気を出して通いはじめた男性のお話も盛り込んで、ぴか市の様子をさらに紹介したいと思います。
パンじぃ〜男の本気のパン教室〜
皆さんは、パンじぃを知っていますか。
パンじぃは退職後の男性たちが地域で集い、地元の人気のパン屋さんに本気でパンづくりを習いながら新しい仲間と出会い、地域に温かな輪を広げている活動です。参加者の中には、今までキッチンに立ったことのない方もいるのだとか。
地域のイベントではパンの提供を行っており、パンじぃたちは笑顔でいきいきとパンを作っています。
こうした活動はいま、全国に広がっています。
まさに、「職」のあとに、つながりをつくるのは「食」でした。
というかっこいいフレーズが似合う男たちの本気のパンです!
(補足)
2022年に発表された「孤独死現状リポート」によると、孤独死全体に占める男性の割合は8割を超え、社会問題になっています。その主たる原因は「仕事中心の人間関係」による地域・友人との繋がり喪失と、配偶者への依存による生活力低下によるものです。
その理由は、近所とのネットワークの脆弱さにあるといわれています。お仕事のリタイア後の地域とのつながりが孤独孤立を防ぐため、さまざまな活動が自治体で行われています。
パンじぃ 独占インタビュー!
「男・本気のパン教室・コーヒー教室」の受講者の一人である「一柳 庄一(ひとつやなぎしょういち)」さんにお話をお聞きしました。
定年前までは仕事一筋。地域との接点を持つこともほとんどなく生きてきました。
もともと一人で遺跡巡りを楽しむタイプでしたが、2年前に奥様を亡くしてからは、「本当に一人になった」という思いに包まれる日々が続きました。
そんな折、勇気を振り絞って参加したのが、シニア男性向けパン教室「パンじぃ」。
パン作りは初挑戦で、まったく知らない世界に飛び込む不安もありましたが、ほどよい距離感で続く仲間との時間が、日々に少しずつ彩りを取り戻してくれました。
何より地域の人たちとのコミュニケーションも広がり「新しい自分が始まった日」と振り返ります。
パンじぃカフェに来ていた方にもお話を伺いました。
コエトコはずっと前から見守ってきた場所。SNSでイベントを知り、今日は来なくちゃと思って参加したそうです。 お手伝いの子どもたちも可愛くて、一生懸命取り組む姿に元気をもらいます。『パンじぃ』の皆さんと一緒に、世代を超えて交流できるのがとても素敵だと感じました。とのこと。
ぴカフェとは
「男・本気のパン教室・コーヒー教室」の受講生によるパンとコーヒーを、こどもたちが店員としてふるまいます。世代を越えて、「つくる・はたらく・まなぶ」を体験できる特別なカフェです。
同時開催の「こども店員ワークショップ」では、小学校3年生から6年生のこどもたちが、プロから接客やおもてなし、お店の装飾などを学んで実際に「こども店員」として一緒に「ぴカフェ」を盛り上げました。
”川越ベーカリー楽楽”と”パンじぃ”のコラボイベント開催!!
長年にわたり社会で活躍されてきた方々が、リタイア後も人や地域とつながり続けることを目的とした「男・本気のパン教室」。昨年大好評だった、川越ベーカリー楽楽19周年イベントにつづき、受講生(通称:パンじぃ)によるパンのふるまいイベントを開催します。
「2026年…

コエトコの中を探検してみた!~コエトコぴか市シリーズ第2弾
学ぶ, 街, 面白2026年3月20日(金・春分の日)。川越は朝から雨が降っていました。松江町にある「コエトコ」では、その雨と寒さを吹き飛ばすほどの笑顔と活気が響き渡った一日となりました。
「コエトコ」は市の有形文化財(建造物)に指定されている旧川越織物市場と旧栄養食配給所を復原し、2024年4月にオープンしました。だれでも入ることのできる展示室やカフェなどもありますが、市民にも意外と知られていないのかもしれないと筆者は思いました。
コエトコで先日行われた「コエトコぴか市2026春」では、なんとその復原された建物に特別に入れるツアーがありましたので、筆者が建物に潜入してきました。レポートとして皆様にお届けいたします。
一同、旧栄養食配給所へ潜入!
どうやらトークショーみたいのをやっているから見に行ってみようと、カワゴエ・マス・メディア一行は旧栄養食配給所へ。
そうしたら「やってみて、見えたこと。次に描くこと-コエトコチャレンジビッチ-」でクリエイターさんたちのプレゼンを見ることができました。コエトコがオープンしてもうすぐ2年。入居しているクリエイターがコエトコの事業から生まれたプロジェクトが実践している活動や、今後の展望についてプレゼンしていました。
やってみて、見えたこと。次に描くこと-コエトコチャレンジビッチ-
ゲストの皆様
・間下紗卍さん(小江戸金継ぎGazon)@koedo.kintugi
・山田泰寛さん(いとデザイン)@itodesign_main
・横山麗子さん(RAYTOSHOW)@raytoshow
・将軍さん(モンゴリアンダイナマイト)@mongoliandynamite
・松岡智子さん(Tomoko…

コエトコ&コエトコぴか市2026春の様子をお見せします!!
学ぶ, 街, 面白「川越市文化創造インキュベーション施設(愛称:コエトコ)」は、埼玉県・川越市に残された貴重な近代遺産であり、市の有形文化財(建造物)に指定されている旧川越織物市場と旧栄養食配給所を復原し、2024年4月にオープンしました。
これからの川越の未来をつくる新しいクリエイターの育成支援や、地域と連携した創造的活動の推進を行っているほか、だれでも入ることのできる展示室やカフェなどがあります。
コエトコってどんなところ?
旧川越織物市場は、衰退にあった織物流通業界の起死回生策として明治43年(1910)に建てられた織物取引の場です。
市場建築として様々な特徴を残す産業遺構として希少性の高い建物となっています。
旧栄養食配給所は、昭和9年(1934)に近隣の中小織物工場へ給食を配給するために設立された施設です。昭和初期には工場労働者の栄養改善を目的にした同様の施設が全国的に建てられましたが、現在では、当時の姿をそのまま残す遺構として判明している中で、唯一のものとなっています。
両施設とも希少性の高い産業遺構として、平成17年(2005)に市の有形文化財に指定されています。
旧川越織物市場…

第23回川越まちゼミ、いよいよ2月14日(土)申し込みスタート!!
募集, 学ぶ, 活, 街
第23回川越まちゼミは、2026年2月20 日〜4月12日まで全87講座が開催されます。
いよいよ2月14日(土)から、第23回川越まちゼミの参加申し込みが始まります。
抽選があるものに関しては、申し込み期間は、2026年2月14日〜16日で、抽選発表は2月17日となります。抽選発表後は、空席がある場合は、先着順で受付可能となります。
その他の講座は、それ以降も空席があれば申し込みを受け付けています。定員になり次第締め切ります。
お子さんの春休みの思い出だけでなく、大人も気軽に参加できる講座を準備しております。
各講座の詳細は、川越まちゼミのホームページで確認することができます。
https://sites.google.com/view/kawagoe-machizemi/23-2026?authuser=0
まちゼミとは?
「まちゼミ」とは川越市内のお店の人が講師となって、専門店ならではの専門知識や情報、コツを無料で受講者(お客様)にお伝えする少人数制のゼミです。
お店の存在・特徴を知っていただくと共に、お店(店主やスタッフ)とお客様のコミュミケーションの場から、信頼関係を築くことを目的とする事業です。
2003年に愛知県岡崎市で始まったまちゼミ事業は、商店街活性化・地域振興の切り札として全国に広がっていきました。
川越でまちゼミが始まったのは2014年。以来、地域の皆様からたくさんのご支持を頂きまして、受講者・講座数はどんどん増えていきました。
今では全国最大規模のまちゼミにまで成長し、川越は「まちゼミ先進地域」の一つになっております。
気軽にまちゼミに申し込んでみよう!
まちゼミは受講料無料!
気になった講座には気軽に参加してみましょう。(一部、材料費のみ頂戴する講座もあります。)
売り込みなしで安心
まちゼミはお店の人との出会いの場です。講座中の販売行為は禁止になっていますので、安心してご参加ください。
充実の少人数ゼミ
まちゼミ講座は数名〜10名程度の少人数制が原則です。それぞれのお店が持つプロの技を、無料でしっかり学べる大チャンスです!日々の暮らしが豊かになりますよ!
「三方よし」の精神を実践する川越まちゼミ、ぜひご期待ください!
「三方よし」とは、お客様・お店・まちの全部にとってメリットがあることです。
売り手よし・買い手よし・世間よしの三者が満足する商売のあり方を示す、近江商人の経営哲学です。自社の利益だけでなく、顧客の満足、そして社会貢献までを重視し、現代のCSRやSDGsにも通じる、持続可能なビジネスの理想形となっています。
お客様にとって
無料で知識が得られる・普段悩んでいたことを解決できる
得た知識で普段の買い物力の向上
新しいお店の開拓、信頼できるお店が見つかる、新しい仲間との出会い
お店にとって
お店を知ってもらうチャンス、結果新しいお客様につながる
お店の専門性や特色をアピール、その分野についての専門性が向上する
商品について知ってもらうことで、お客様にその分野に関心を持ってもらえる
ライフスタイルの提案
お客様の声を直接聞くことができる普段から相談に行ける間柄になれる(信頼関係づくり)
まちにとって
このエリアにあるたくさんのお店が紹介でき、買い回りにつながる
お店とお店の繋がりが強くなる
市街地エリア全体のイメージアップにつながる
安心・信頼できる街をPR、行きたくなる街になる
杉本遥「告知の来い人」2月号【ゲスト】榊憲一郎さん(第23回川越まちゼミリーダー)
2月号の「告知の来い人」は、いよいよ2月20日(金)から開催される「第23回…

3×3プロバスケットボールチーム「KAWAGOE BC」 川越で初の試合開催へ!
スポーツ, 人, 募集, 子, 学ぶ, 運動2020年 東京オリンピックで、正式種目として初めて実施された3人制バスケットボール。
3×3(スリー・エックス・スリー)と呼ばれています。そのプロリーグが川越に2025年4月に発足しました。
運営しているのは、一般社団法人ラフェスタエンターテイメント。代表はまだ20代の浜田…

気軽にダンスを楽しむ人も本気でダンスをする人もホームになる場所~ダンススタジオLa.PANTHER
子, 学ぶ, 活ダンススタジオLa.PANTHER(ラパンサー)は、川越市新河岸にて活動している地域密着型ダンススタジオです。
元々は、2020年のコロナ禍真っただ中のときに、10人くらいのダンス好きの仲間が集まって、サークルとして活動し始めました。今でも週1回火曜日に公民館でサークルとして活動しています。
この5年で、在籍生徒は110名ほどになりました。3歳から中学生までの子どもたちとそのお母さんたちを主体とした大人の生徒さんたちがいて、なんと男子はそのうち6人しかいないのだそうです。
気軽にダンスをやってみよう!
もっと、男女関係なく気軽にダンスを習いに来てほしいです!というのは、La.PANTHER代表の市村一々菜(いいな)さん。生徒さんたちからは「いいな(IINA)先生」と呼ばれています。
ダンスを始めてみたい、ダンスが気になる、ダンスを踊れるようになりたい方を対象に、La.PANTHERは、川越市藤間にあるスタジオで2023年5月からダンスレッスンをしています。
500円で受けられる体験レッスンは、一度だけではなく、自分に合うところが見つかるまで何度でもクラスを替えて受けられます。月謝も地域最安値の値段でダンスを始めることが可能です。
体験レッスンはこちらから予約できます。
ジャズダンス・ジャズファンク・チアダンス・K-pop・ヒップホップ・アクロバット・ストレッチダンスなど男女あわせて6名の講師陣がバラエティ豊かで、ジャンルも様々なコースを準備してレッスンしています。必ずご自分にぴったりのダンスが見つかります♪
クラスの案内はこちらから⇒https://lapantherdance.my.canva.site/lapantherclass
スタジオのコンセプトは、「気軽にダンスを楽しむ人も本気でダンスをする人もホームになる場所」。習い事としてきっちりやる子だけではなく、身体を動かすのが好きな子が気軽に参加したり、中には受験生で勉強ばかりしていて全然身体を動かす機会がないから週1回は運動する時間が欲しいという子もいるのだとか。
メンバーの9割が初心者からスタートなので、ダンス経験のない方もまずは体験レッスンから受けてみてはいかがでしょうか♪まずはやってみてから、どんなダンスをやりたいのか?どのくらいのペースでやりたいのかなどを決めることができます。
レッスンスケジュールはこうなっています!
また、同様のものがInstagramやホームページからもご覧になれます。
スタジオをけん引する憧れの生徒さんたちのレッスンを拝見!!
筆者が取材へ行ったのはちょうど月曜日の午後8時。この時間帯は、大会に出る選抜チームの子たちが残ってちょうど練習しているとのことでした。
La.PANTHERには、「SUPER…

川越でユースクリニックを毎月開催!~こころとからだの相談をしよう!
子, 学ぶ, 活皆さんは、性教育というと、「いやらしい」とか「恥ずかしい」といったイメージはありませんか?筆者はだいぶいい年齢になりましたが、ユースクリニックを取材させていただくまではまだまだそんなイメージがありました。自分の子にはたとえばですが「大切なところは誰にも触らせてはいけない」「結婚するまで性交渉してはいけない」などと漠然としたことしか伝えられない大人も多いかもしれません。それ以前に、わが子には性教育の情報にアクセスさせたくないと思う親御さんも多いかもしれません。
ユースクリニックとは?
「ユースクリニック」は、スウェーデン発祥の「若者支援施設」で、1970年代に当時世界的に流行しつつあったエイズ対策のために作られたのが始まりです。若者のためのクリニックってなんだろう?と思いがちな日本人ですが、学校や家庭では性教育にはどうしても規制があったり抵抗があったりして、伝えられないことがたくさんありがちです。
「一般社団法人…

風魔小太郎の真実!?川越に眠る戦国の秘密を探る
学ぶ, 街こんにちは!のりさんです。先日、ウェスタ川越で開催された「風魔と戦国の忍び伝説」セミナーに参加してきました。
今回は、その興味深い内容をみなさんにお届けします!
講師紹介
講師は岩田明広(埼玉県教育委員会所属学芸員)さんです。埼玉県・神奈川県・兵庫県等で発掘調査に従事し、埼玉県立各館に学芸員として奉職されています。元々は考古学の発掘調査がご専門で、近年は東日本を中心に忍びの調査研究を進められています。
特に、風魔(ふうま)と忍びについて研究している数少ない研究者の一人です。
風魔小太郎のイメージ
風魔一族は、戦国時代に相模国(さがみのくに:現在の神奈川県大半)を治めていた北条家の配下として活動していました。
その頭領である風魔小太郎は誰もが知る忍者で、大男で牙が出ていて、怖そうな印象を持っているのではないでしょうか。これは、「北条五代記」で描かれた肖像画や江戸時代の文学作品のイメージが影響しているようです。
現代の漫画、藤堂裕「Xinobi」の風間小太郎や原哲夫「花の慶次」の風魔のキャラクターなどにも、その特徴が現れています。
忍びの本来の役割
忍者は元々「忍び」といわれ、情報収集、内通、潜入、放火、乗っ取りなど、さまざまな役割をこなすといわれています。しかし、忍者の研究の中心は江戸時代に行われており、最も活躍した戦国時代の状況についてはよくわかっていません。このセミナーでは、戦国忍者の代表と思われてきた「フウマ(風魔)」の謎を解きつつ、その正体も探っていきます。
風魔の伝承を読む
風魔小太郎が描かれた最も古い伝説は、江戸時代前期の慶長19年(1614)に出版された仮名草子「慶長見聞集」です。
「慶長見聞集」は、三浦茂正が江戸時代初期の風俗や出来事を記した随筆的な書物で、その中に「風广」と書かれているのがわかります。
また、ここから抜書きされた「北条五代記」では、恐ろしげな挿絵が描かれました。
カザマは乱波(乱暴者)の頭領ですが忍びではありませんでした。しかし、配下に忍びの上手がいたことから、風魔小太郎が恐ろしげな忍者というイメージにつながったようです。
ちなみに、風間氏の由来は長野県長野市東部地区にある「風間」が由来で、現地には風間神社もあります。
風間から風魔へと変わっていった要因
いくつか文献が紹介され、風間小太郎が忍者であるということが定着する過程が話された後、いよいよ、核心に迫ります。
いくら風貌が恐ろしげで、怪しげな忍術を使ったとしても風間(かざま)だと、それほど悪くも怖くもない感じがしますが、風魔(ふうま)となると、完璧なキャラクターが出来上がってしまいます。では、だれが極悪非道の忍者「フウマ」を作ったのでしょうか?
最初のきっかけは「風广」を登場させた三浦茂正で、「北条五代記」に恐ろしい容姿とその挿絵を掲載しました。
明治29年(1896)に有名な国学者たちが著作編集した「古事類苑」。この中に「北条五代記」を引用した部分があり、ここで、7箇所全てに「風广」でなく、「風魔」が使われています。
昭和3年(1928)に文化評論家の三田村鳶魚の著書「江戸の白波」で多くのページを割いて忍びのことが書かれています。この本によって、はじめて「ふうま」という読み方が示され、現代の我々のイメージする忍者と「風摩(ふうま)」というキャラクターが完成したのです。
風間(風魔)の本当の姿
実は、風間(風魔)は忍びの専門集団ではなかった可能性が高いそうです。
元亀3年(1572)の「北条家朱印状写」によると、風間軍は関宿城・羽生城の戦いに備え、岩槻城近くの6つの村に駐留していたことがわかっています。彼らは独立して働く一つの軍として北条氏の軍事の一端を担っていたようです。
興味深いのは、風間軍が農繁期にも駐留していたという点です。
これは、彼らが忍びではなく、争いの絶えない大名勢力の「境目」に発生した専業的な武装集団だった可能性を示唆しています。
また、岩槻周辺に風間堀(用水)という名前が残っていることから、彼らがこの地域に定住していた可能性も高いようです。
結論として、風魔伝説の元になった風間は、忍びを専業とした集団ではなく、戦国時代の特殊な社会環境の中で生まれた多機能な専業的な軍事集団だったと考えられます。
このセミナーを通じて、風魔小太郎や風魔一族の実像に迫りつつ、彼らがどのようにして歴史の中で伝説化されていったのかを探ることができました。戦国時代の忍者の役割や活動についても詳しく学ぶことができ、また、川越にもかかわっていたとのことで、非常に興味深い内容でした。
次回ご案内
このセミナーは3回にわたり「戦国時代の忍び」を深く掘り下げていくもので、この第一弾は、川越と深いつながりのある戦国時代の北条家に仕えた忍者の一族と伝わる「風魔」をフィーチャーしました。11月の第二弾では『葛西城の戦い』 、…

イベントで大好評のコエドビール学校に密着!~麦ノ秋音楽祭・後編
学ぶ, 買, 面白, 食5月11日~12日の2日間、埼玉県東松山市・COEDOクラフトビール醸造所敷地内で開催されたキャンプ型音楽フェス『麦ノ秋音楽祭(むぎのときおんがくさい)2024(主催:コエドブルワリー、ワイズコネクション、イープラス)』の中で、両日各1回「コエドビール学校」が開催されました。
現在のCOEDOビールの工場は、昭和50年代に建てられ企業の研修所だったところをリノベーションしたところで、2016(平成28)年9月1日にCOEDOクラフトビール醸造所として生まれ変わりました。研修センターの建物で元々教室だったところを工場とし、北側を醸造棟、南側を充填棟として使用しています。
COEDOクラフトビール醸造所は、工業団地ではなく田園地帯の丘の上にあります。ビールの味を決める水にこだわり、この自然に囲まれた場所の水でビールをつくりたいという強い思いでこの地を選んだそうです。COEDOビールを作っている水は、敷地内に掘った井戸から汲み上げており、ミネラルがとても豊富に含まれています。井戸水は、水道水と違い塩素を除去する手間が無いのがメリットです。
感染症がまん延する以前は、見学ツアー「コエドビール学校」を月2回開講し、代表取締役社長の朝霧重治さんが校長として参加者に授業を行い、コエドビールのことをもっと知ってもらおうという取り組みも行っていました。
なお、カワゴエ・マス・メディアのスタッフも2020年2月にこちらの見学ツアーに参加しています。そのときの様子など詳しいことはこちら→ビールを“学ぶ”「コエドビール学校」へ入学してみた
【コエドビール学校の主な内容】
・ビールの基本概要とCOEDOについて
・醸造所ツアー
・定番6種・イベント限定ビール「音ト鳴」のテイスティング(※おつまみ付き)
など
なお、参加費は2000円、定員は各回限定30名のため、すぐ埋まってしまいます。
次回参加を考えている方は早めに申し込みしましょう。
(特に当日申し込みはすぐに定員になってしまいます)
1時間目~醸造所ツアー
ビールができるまでの技術のお話が1時間目です。
①麦芽粉砕室
ビールには通常黄金色~茶褐色~黒まで様々な色合いがありますが、その色合いの違いは、麦芽の焙煎度合いの差によって生まれます。
コエドビールは、カナダ産やドイツ産のモルトなど数十種類のモルトをブレンドしています。
②仕込み室(釜・ろ過槽)仕込み室(ワールプール)
ここでは糖化作業、麦汁ろ過、麦汁煮沸が行われています。
糖化とは、アルコール発酵を行う上で重要な工程であり、これがないとビールになりません。
醸造所のタンクは容量が6000リットルもあり大きいため、耐震性を損なわない範囲で慎重に壁を崩して搬入したのだそうです。
麦芽と水を温度を変えながら分けて仕込み、糖化された「麦汁」ができます。最後に風味や泡だちに必要なホップを追加し、上澄みを濾過して発酵室へ送られます。
麦汁を試飲してみよう
麦芽を水で煮込んだ「麦汁」を試飲。廊下中が甘い香りでいっぱいになっていました。粉砕した麦芽をお湯に入れ、麦のお粥のような状態を65℃に保ちつつ煮込んでいくと甘い麦汁になります。
③発酵熟成タンク室
ビアスタイルは発酵方法の違いで大きく下記の3つに区分される。
・ラガー酵母を使い下面発酵させるラガー系…

