女性も男性も、きっと気に入るものが見つかる粋な和風雑貨店~にび堂~
連繋寺を背にして東に延びる立門前通り。旧鶴川座の向かいに佇むのは、古民家を改装したお店の「にび堂」さん。
和風の雑貨がたくさんおいてあります。
実はこのお店、記者の職場の近くにあり、前々からとても気になってはいたのですが、ずっと行きそびれていました。今回取材をする機会が廻ってきて・・・。 やっっっとお邪魔することができました!!
がまぐちの財布やかばんのほかにも、メガネケースや手ぬぐい、ポーチなどいろいろな小物入れなどがあります。
手作りしているものも多く、私個人としてはとても好きなお店です。
店主の前川浩則(まえかわひろのり)さんに少しお話を聞くことができたので、ご紹介いたします。
-お店をはじめてどのくらいですか?
7年目になります。
-営業時間は何時からですか?
だいたい9時から17時半位までの営業です。
-大分古い建物ですが元々はどういう建物だったのですか?
昭和3年頃はパン屋さんでした。その後、普通の住居としておばあさんが一人暮らしをしていたものを、テナントとして借りうけて始めました。
-お店の名前である“にび堂”はどういう由来があるのですか?
“にび堂”の“にび”とは、濃い灰色を意味する「鈍(にび)色」のことです。昭和3年に建てられた本建物は、漆喰に炭を混ぜて内壁が塗られていますが、それが長い年月を経て鈍色になっていました。
一見暗めの鈍色壁のこの店舗を明るい彩色の和雑貨で埋めて彩り鮮やかにしたかったのです。
-お店に置いているものは手作りなのですか?
がまぐちの財布など小物入れや、バッグの一部は自分で作っています。お付き合いのある作家さんの作品やセレクトした和物雑貨も仕入れています。
-手芸はもともと趣味だったのですか?
全然やっていませんでしたが、お店を始めて、まずはがまぐちに興味を持ちだして自分で作ってみたくなり、ネットでいろいろ調べて作るようになりました。
-どのように作っているのですか?
基本的には店の奥にある作業場で自分の気に入って仕入れた生地でミシンを使って縫っています。それに市販されているがまぐちなどの金具や紐やストラップなどを加工してつけています。
-手ぬぐいなどの柄はどのような基準で選んでいるのですか?
季節を意識して、その季節にあった色あいや柄を自分のセンスで選んでいます。
実はお話を伺っていてビックリすることがありました。
前川さんは、カワゴエ・マス・メディアの一員である藤崎みか(ミカジョー)さんと友人であり、藤崎さんはこのお店の協賛作家さんとしてパワーストーンを出品しているとのこと!!!
世間は狭いですね。今回取材という機会を頂き、お邪魔することができ、よかったなとおもいます。
お店近くには蓮馨寺や熊野神社があり、観光でいらっしゃる方も多い場所です。知っているけど入ったことはないという方もいるのではないでしょうか。お近くにお立ち寄りの際は、是非にび堂さんをのぞいてみてはいかがでしょうか?
女性はもちろん、和柄のかっこいいTシャツや帽子もあり、男性も気に入ったものが見つかるかもしれません。
取材・写真 忽滑谷香梨
編集 カワゴエ・マス・メディア
INFORMATION
にび堂
【住所】埼玉県川越市連雀町10-1
【電話】049-298-8466
【営業】9:00〜17:30
【ブログ】http://blog.goo.ne.jp/kawagoenibi44