月に1度の顔合せ、狐達が川越に集う〜 祝!狐宵の市1周年記念 〜
毎月第一土曜日にUSTREAMで放送している「ラジオぽてと一番街局」。
昨年の3月に終了した「赤い狐の時間ですよ」が6月4日(土)に復活。
ラジオぽてと → http://radipote.com
その翌日の毎月第一日曜日に開催される「狐宵(こよい)の市」
去年の6月7日(日)に始まって、1周年を迎えるとのことで取材してきました。
注)12月は狐宵祭(大晦日に王子稲荷で開催される「狐の行列」の準備祭)
‖ 狐宵の市の会場へ
菓子屋横丁近くにある六塚会館がこの日の会場。紅狐(こーこ)さんのお出迎え。
「狐宵の市」は、100名を数える「河越藩狐衆」月1回のメンバーの顔見せ。
河越藩狐衆の周知及び川越の街興しの手段の一つとして活動しています。
狐衆は作家が多く、狐をテーマとした装飾品の物販が行われます。
「魔界ノ風鷹」と「霧ノ森」
毛皮や剥製等の動物素材のアクセサリー「魔界ノ風鷹」 https://twitter.com/kazetaka_makai
針金を使った蟲や妖怪と木彫りアクセサリー「霧ノ森」 https://twitter.com/dir_517
注)作品の著作権保護のためモノクロにしてあります。
こうして作品になると、自然の造形の美しさに気付かされます。
狐面堂
河越藩狐衆の設立メンバー「古三狐」の一人、「狐面堂」 https://twitter.com/kitune_men
‖ 河越藩狐衆の組織
さて、「古三狐」という言葉が出たので、ここで「河越藩狐衆」の組織を紹介します。
古三狐
狐衆の設立前から川越やその他の地で狐をテーマに活動していた三匹。
黒狐、紅狐、狐面堂が設立メンバーで委員会で審議した事業を承認します。
委員会
狐衆における全ての活動や問題解決を審議し、全ての狐衆の管理、運営します。
初期より催しに参加協力していた狐達で、それぞれ一般離れした特技を持つ。
一般狐衆
日本全国各地から狐衆の理念に賛同し協力体制にある狐達。
一般の学生から店舗、伝統工芸師など様々なジャンルのものがいます。
このように、きちんと規範や規律を持って運営されている団体です。
「赤い狐の時間ですよ」では、「河越藩狐衆講座」を始めたので詳しくはそちらを♪
‖ 出店者紹介(続き)
それでは、再び、会場案内です。
「ひめ小町」と「寿喜堂」
狐モチーフのストラップや華細工の「ひめ小町」https://twitter.com/Hime_Komachixxx
手まり、かんざし、つまみ細工の和小物「寿喜堂」https://twitter.com/kotobuki_111
彩狐1/2
ピアスやイヤリングの彩狐 https://twitter.com/butterflyegg28
柘榴亭
狐ポーズを決めてくれたのは冬毛や張り子狐面の「柘榴亭」 https://twitter.com/mofumofu0_0
幸工房
レジン細工の狐の置物「幸工房」 https://twitter.com/SATIKOUBOU
だいきょ屋
狐面と雑貨の「だいきょ屋」 https://twitter.com/bird_mohumohu
とても人気の作家さんで、狐面は抽選での販売(写真は既に狐面が売り切れた後です)。
‖ お客さんも狐です
ひときわ目を引く狐面のお二人「かしま屋」さん。
「小江戸蔵里キャラクターまつり」でもおなじみエホンオオカミ。
タロット占いの緑川さん
会場では狐面を付けても、街中では外す。
狐と人がお互いに気持ちよく過ごせるようにルールが決められています。
‖ お店とのコラボ
せっかく川越に来たのだからいろんなお店も巡ってほしい。
そんな思いから「狐宵の市」の日には、約30のお店とのコラボ企画があります。
「大学芋 川越いわた」では、限定販売の狐の大学芋。
ねこまんまおにぎりで行列の絶えない「中市本店」
鳥居の張り紙にあるQRコードを読み取ると、その店にちなんだ絵札画像が現れます。
狐宵の市を応援しているバームクーヘンのノリスケさん
ここにも、QRコードが。
札の辻近くにあっていつも香ばしいお茶の匂いの長峰園
ここにもQRコードが。
QRコードを翳して出て来た絵札画像を20枚以上集めると本当の絵札がもらえる。
そんな「河越城下の狐探し」も同時に開催されます。
‖ 1周年企画
狐宵の市はこの日15時半で終了でしたが、1時間後に狐達が集まってきました。
この日、1周年を記念しての儀式が執り行われようとしています。
※儀式といっても宗教団体とは関係なく、狐の凛々しい雰囲気を楽しむものです。
最初の議 橙狐の舞
二番目の議 紅狐の舞
三番目の議 白狐の舞
四番目の議 黒狐の詞
川越に来れば狐の仲間たちに会える。
そんな交流の場として「狐宵の市」は2周年、3周年と続いていくのでしょう。
空に浮かんだ雲が嬉しそうに駆ける「狐」に見えたのは気のせいでしょうか?
取材・記事 白井紀行
INFORMATION
狐宵の市(次回開催)
【日時】平成28年7月3日(日)12:00〜16:00
【場所】六塚会館(
【HP】http://kawagoe.okitsune.com/
【TW】https://twitter.com/kitunetai