川越を舞台にした映画『リ、ライト』 満員御礼のスカラ座で公開!

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川越を舞台にした川越市市制100周年記念の映画『リ、ライト』がついに、満を持して9月17日(土)川越スカラ座で先行公開になりました。

『リ、ライト』は、元町1丁目で撮影された『おわりはじまり』で「第3回キテミル川越ショートフィルム大賞」を受賞した一ノ瀬晶監督の初の長編劇場用映画。

年老いた孤独な照明職人と自称クラブシンガーの女性が織りなす心の交流を、クラシックジャズの音色とともに描いたヒューマンドラマです。

洋子を演じているのは本作初主演となる、梅宮万紗子。
藤吾役には演劇界の名優、大森博史を迎え、出会い、集う素晴らしさを、クラシックジャズの音色とともにうたいあげています。

 

なんと!初回上映&舞台挨拶のチケットは完売!

初回上映、9月17日(土)のチケットは完売。

筆者は、チケットぴあでメインキャスト&監督の舞台挨拶付き上映券の先行抽選発売に申し込み、当選したので行ってきました。

初回上映&舞台挨拶のチケットは完売となり、劇場内はもちろん、この映画を待ちに待った人たちで満員でした。

初日はキャスト&監督の舞台挨拶付き上映日!

さて、初日はメインキャスト&監督の舞台挨拶付き上映日です!
上映の後にここでしか聞けないバックストーリーが聞けました♬

上映/15:00~16:56 舞台挨拶/17:00~17:30
会場/川越スカラ座  埼玉県川越市元町1-1-1
登壇者/梅宮万紗子、大森博史、一ノ瀬晶(監督)

9/17(土)初回上映後の舞台挨拶の様子。左から一ノ瀬監督、梅宮さん、大森さん

 

ここでしか聴けない『バックストーリー』~舞台挨拶

水崎洋子役 梅宮 万紗子

役作りは最初はモデルにしていた人がいたが、次第に自分の中の洋子がでてきた。金髪については抵抗があったし、髪型も似合うのかなと不安だったけれどだんだん自由な気持ちになっていった。金髪の髪型から洋子が作られていった部分もあった。

歌のレッスンでは、リズムをとるところや譜面を読んでいても記号などもわからず苦労した。歌の先生と会うときにはちょっと憂鬱な気持ちになった。対面のレッスンもとても苦労したが、本番が近くなり覚悟を決めた。

撮影では川越の人には本当によくしてもらった。ゆききで疲れた身体をいやした。コエド座にも撮影中毎日行った。どこに行ってもみんな優しかった。

ジャズの最後のシーンは1日で撮影をしたので、大変だった。天国と地獄が同時にきたような1日だった。元気が出る、応援歌のような映画になった。もっとたくさんの人に観てほしい。

野口藤吾役 大森 博史

監督が自分の芝居をうまく活かしてくれてよかった。見やすくちゃんとしたものに仕上げてくれた。

前半と後半で演技がかなり違っているが、前半のほうが抑え込んでいる。後半のほうが自分に近いかも。衣装もグレーからオレンジへ変わっていった。

ピアノは練習で大変苦労した。映画に出ないかと言われて、ハイやりますといったまではよかったが、ジャズピアニストの役だといわれ、演奏を映すといわれて、実際稽古が始まったら死ぬほど苦しかった。鍵盤でコード押さえるくらいはできたが、難しかったので、(ピアニストの)小林さんに見本を見せてもらった。できないと言ったら、シンプルで易しい感じに仕上げてくれた。ピアノがきらいにならないように練習するのは大事だと思った。

いろんな思いを共有して、映画を通してそれを感じた。音楽の楽しさ、共有していく喜びを感じることができた。

一ノ瀬晶監督

初日、スカラ座にだれもいない夢を見た。それが現実じゃなくて、たくさんのお客様にお越しいただけてよかった。

ふたりが喧嘩しているシーンが多いが、監督とメインキャストの3人で作っていった部分も多い。金髪の梅宮さんを見て、洋子がいる!と感動した。

フィンランドでふっとわいてきた最初のワンシーンを、日本で撮影するにはどこがいいかなと思っていた。ニューオーリンズのカッティングコンテストと川越まつりのひっかわせが重なって、それをヒントに川越で撮影することにした。もとダンスホールのお店に目をつけてここで撮影しようと思った。

『リ、ライト』再びあかりを灯せば人が集まるということ。コロナ禍の厳しい時代ではあるが、これからも前に進んでいきたい。

映画に川越の名所が続々登場!

写真は一例ですが、そのほかにもまだまだたくさんの川越の名所やお店などが続々登場しています。

川越の皆さんでも、見たことがあるだけで正確に思い出せない場所もあるかもしれないので、ここはどこなんだろうと思いながら映画を観るのもまた楽しいと思います。

まだ観ていない方は映画のストーリーや俳優さんたちの演技、ジャズだけではなく、ロケの場所にも注目いただければと思います。

ラジオぽてと出演の様子はこちら

すぎもとはるか「告知の来い人」
ゲスト:一ノ瀬晶監督、遠藤佳代子プロデューサー、小林千里さん(女優)

 
※記事中の写真は一部totlot様公式サイト、Facebook等から許可を得た上でお借りしています。

●メインキャスト・監督、ストーリーの紹介の記事
川越を舞台にした映画『リ、ライト』いよいよ公開~Vol.1はこちら

●映画よもやま話がメイン!読むと映画をもっと楽しめる
川越を舞台にした映画『リ、ライト』いよいよ公開~Vol.2はこちら

Information

映画『リ、ライト』
ジャズの音色が、心にあかりを灯す。

出演:梅宮万紗子、大森博史 他
監督・脚本・編集:一ノ瀬晶 /配給: トリプルアップ/クロスメディア
© / 2 0 2 2 U N I T . T O T L O T 

◆9月17日(土)〜川越スカラ座
◆9月23日(祝)〜池袋シネマ・ロサ
 9/24(土)13:15~上映後、トークイベントあり
 登壇者(予定):梅宮万紗子、中川凌玖、一ノ瀬晶監督、遠藤佳代子(プロデューサー)
◆9月30日(金)〜イオンシネマ大井、イオンシネマ大宮でも上映決定!

川越スカラ座

【住所】川越市元町1丁目1-1
【電話】049-223-0733
【HP】https://k-scalaza.com/
【定休】火曜、水曜
【上映】
9月17日(土)~9月23日(金) 15:00~16:56 
    9月24日(土)~9月30日(金) 10:30~12:26 ② 12:45~14:41