Let’s Enjoy Acting 映画「リ、ライト」の監督による演劇ワークショップ開催!

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川越ジャズ映画「リ、ライト」、キテミル川越ショートフィルム大賞受賞作品「おわりはじまり」、川越を題材とした作品で高い評価を受ける、映画監督一ノ瀬晶による初の演劇ワークショップが西川越「最明寺」で4月9日に続いて5月28日にも第2回目が開催されることになりました。
 
リラックスした楽しい雰囲気の中で自分を開放し、今とは違った自分、もっと輝く自由な自分を見つけてみませんか?演劇経験者はもちろん、お芝居未経験の方にもおすすめです。
 

ワークショップが開催される最明寺本堂(川越市小ヶ谷)。川越水上公園のすぐ近くだ

 

大好評だった前回のワークショップ

4月9日(日)に開催された前回のワークショップでは、20代から70代まで20人ほどの演劇関係者や市民などが集まり、楽しく演技について学びました。

最初は遠慮がちで恥ずかしがっていた参加者の方たちも、時がたつにつれてだんだん演技にのめりこんだり、自分たちの世界を作り始めたりと、一ノ瀬監督指導の下、思い切り演劇を楽しんでいる様子で、もっとやっていたかったという声も多数いただきました。

そこで西川越の「最明寺」を再度会場に、5月に第2回目を行うことが決まりました。

当日、自分たちがグループで決めた設定でのびのび即興劇の演技をする参加者たち

 

演劇ワークショップってどんなことをするの?

皆さんは演劇の稽古というと厳しいものを思い浮かべるかもしれませんが、ワークショップでは初めての人にも入りやすいウォーミングアップから入ります。

「別の自分がいる」ということを発見してみるために、監督の指示のもとで、いろいろなことをしてみます。たとえばですが、基本的な歩くことや呼吸の仕方から始めます。

監督のアドバイスを受けながら腹式呼吸の練習をする参加者の方たち

 

また、少し慣れて来たらゲームにも挑戦。内容は、数字を1から順番に自分のタイミングで言っていき、他の人とかぶってしまった場合は最初からやり直すものや、見えないボールを手渡しするまねをしながら少しずつ大きさを変えていくものです。どうでしょうか。なんか面白そうではと思う方はぜひ次のワークショップに参加してみましょう。

見えないボールを大きさを変えながら手渡しするゲーム。意外と難しい!?

 

即興劇の前には、自分以外の別人になりきる「なりきりインタビュー」も2人1組で実施して、20個の質問に答えるというゲームも行いました。その別人の誰かを想像しながら20の質問に答えていくうちに、その人になりきっているかもしれませんね。インタビュー形式を用いることにより、夫婦役の2人はより本物の夫婦に見えるなどのマジックもかかるそうです。

 

参加者の生の声を一部ご紹介します!!

●グループで台本は決めずに即興劇をやったこと。セリフを読むとかえって脳は騙せないという一ノ瀬監督の話が印象的でした。  せっかくなら、台本を使ってセリフ読みもやってみたいですね。演じることの面白さを実感しました。(40代・男性)

●お芝居で大切なことの中に 演者同士がこころを一つにして輪になることがあるようですが、それが最初からどんどん出来ていったことが素晴らしかったと思いました。 そこは一ノ瀬監督のお力が 凄いんだと思います。(60代・男性)

●上手くやろうとかいう感じの方が少なくて、皆さん自由に伸び伸びとやってらっしゃる感じが良かったです。短いシーンの、台詞のやりとりをしてみたいです。(60代・女性)

●インタビュー的な感じで、キャラクターになりきって会話していくうちに違う人物になる感覚を掴み、その後にそのキャラクターを軸にお芝居をしたのでスムーズに役に入れました。即席芝居の時、たとえば病院、家族、恋愛などのテーマを決めたら楽しいと思いました。(40代・女性)

●どんな集まりで何を目指すワークショップなのか明確な内容だったし、監督と主催者の空気作りが何より素晴らしかったです。おかげで参加者達は緊張よりも和やかな気持ちに包まれながら進められたと思います。監督の語りかけ方・表情が優しく、常に私達に寄り添ってくれて嬉しかったです。おかげで演技や舞台への興味が200%くらいになりました。(40代・女性)

前回のワークショップ終了後の集合写真。みんなとてもいい笑顔!

筆者から見ても、参加者の皆様は最初緊張していましたが、時間がたつにつれて緊張がほぐれて、最後はお芝居未経験の方でも自然な笑顔になり演技ができちゃうところまで持っていく監督の指導力がすごいなと思いました。

映画「リ、ライト」一ノ瀬晶監督コメント🎤

映画『リ、ライト』の一ノ瀬晶監督


演技を学ぶ、っていうと少しハードルが高いように感じますが、僕らは日常的に自分を演じています。家族の前と上司の前、友だちの前とで、態度は変わってきますよね。どうしてそんなことがあるのか。それは自分の中にたくさんの自分がいるから。
 
演技はその延長線上にあります。自分の中にいるたくさんの自分にまず気づくこと。身近に感じて共感すること。そうすれば、自分とはまったく違う人物を自分のように感じられ、演じることができるようになります。ワークショップを通じて、そのことを体験してみてくださいね。

 

・演技で思いっきり遊びましょう!

演技の根っこは遊びにあります。ごっこ遊びは幼い時にほとんどの人がやっていると思います。その要領で、まずは思いっきり遊んでみましょう。

 

・演技レッスンには、実益があります。

普段の自分は、嫌なことがあっても言い返せないとしても、演技だったら言い返すことができます。だってこれ演技だからって思えるから。こんなふうに遠慮なしに思いっきり怒ったり笑ったりすることは、ストレス解消にもってこい!それに、共感性が高まれば、相手のことをより深く洞察できるようになります。それは実生活でもとても役に立ちます。

 

・未経験でも全く問題ありません。

うまくやらなきゃ、面白くやらなきゃ、できなかったらどうしよう。そんなことは一切気にしないでください。まず楽しむこと、そして自分の中のいろんな自分に気づくことを大事にします。なので未経験でも安心して参加してください。もちろん経験者にとっても、役に立つレッスンを心がけますので、ご参加ください。
 
 
 

ワークショップの後は「告知の来い人」公開収録

4月9日(日)に最明寺(川越市小ヶ谷町61)でイベント「Let’s Enjoy Acting 映画「リ、ライト」監督一ノ瀬晶による演劇ワークショップ」を開催した後、一ノ瀬晶さんと千田明寛さんをゲストに迎えた対談番組を収録。

告知の来い人公開収録の様子。右から一ノ瀬晶監督、千田明寛副住職、杉本遥(カワゴエ・マス・メディア)

演劇ワークショップの感想を始め、一ノ瀬晶さんからは映画「リ、ライト」を公開してからのことや今後の展望、千田明寛さんが語るアーティスト支援の取り組み、花手水、LGBTQ結婚式など、最明寺の魅力的な取り組みについてお楽しみいただけます。

ミニコーナーでは明寛さんと杉本遥が、なりきりインタビューで夫婦役に挑戦してみました!

アーカイブでもご覧いただけますので、ぜひお楽しみください!!

 

Information

Let’s Enjoy Acting 映画「リ、ライト」監督一ノ瀬晶による演劇ワークショップ

📅  2023年5月28日(日)14:00〜16:30

📍  最明寺 講堂または本堂

📮  〒350-1104 埼玉県川越市小ケ谷61

  詳しい最明寺への行き方については、こちらを参考になさってください。
   https://www.saimyouzi.com/access.html

📞   049-242-3921

👥 定員 10〜15名(少人数制のため、MAXで15名です)
  定員に達した場合キャンセル待ちとなります。

🎫  参加費 2500円(お釣りのないようにお持ち下さい)

👕 用意するもの 動きやすい服装、飲み物

 

参加方法 

イベントページを「参加予定」にして頂き、ワークショップ主催、杉本遥までFacebookメッセージ、DMにてご予約下さい。

【Facebookイベントページはこちらです】
Let’s Enjoy Acting 映画「リ、ライト」監督一ノ瀬晶による演劇ワークショップ