ひとつひとつの細工に込められた願いを感じて〜つるし雛展〜
お正月もすっかり抜けていつもの日常に戻った今日この頃。
冬の寒さが厳しく春が待ち遠しいこの時期に開催されるのが、つるし雛展。
蔵乃茶屋かくれんぼ、クローバープラス、仲町観光案内所、川越まつり会館の4ヶ所で開催です。
期間は1月17日(土)〜2月22日(日)の約1ヶ月ですが、開催場所の休日等にもご注意下さい。
‖ 蔵乃茶屋かくれんぼ
蔵乃茶屋かくれんぼ(あとひき煎餅塩野2F)は、仲町交差点を西に向かいます。
あとひき煎餅塩野は川越でお馴染みの店蔵です。
その名の通りあとひく手焼きのお煎餅屋さんの2Fが「蔵乃茶屋かくれんぼ」です。
蔵乃茶屋かくれんぼはギャラリーになっていて、写真展、絵画展、作品展が開催されます。
蔵造りが並ぶ川越でも階段を使って上がれるところは少なく、それだけでも立ち寄る価値有り。
階段を上がるとまるで降り注ぐかのような圧倒的な迫力のつるし雛。
思わず息を呑んでしまいます。
つるし雛といっても、吊るされているのは動物、花、衣服、遊び道具や野菜など様々。
つるし雛は「衣食住に困らないように」との願いを込めて飾るもられるものだそうです。
細工ひとつひとつだけでも作品として成立しているので見応えがあります。
‖ クローバープラス
クローバープラスは、蔵乃茶屋かくれんぼを更に西へ。
肉の吉田が見えたら左に曲がります。
クローバープラスは民家の1階。
4つ葉のクローバをモチーフにしたこの大きな看板が目印。
中に入るととても可愛い雑貨屋さん。
ぜひ、お店の紹介をしたいのでまた改めて記事にします(お楽しみに!)
つるし雛展は店の奥のギャラリーで開催されています。
時間があればひとつひとつの作品をじっくりと楽しんで下さい。
その後は、オーナーとお店に置いてある雑貨について色々と聞いてみるのもおすすめ。
細工の意味が記してありました。
‖ 仲町観光案内所
仲町観光案内所は、仲町交差点まで戻って、今度は東に進みます。
目の前はパルテノン神殿のような川越商工会議所の建物。
観光ついでなら始めに仲町交差点で場所を伺ってから回るのも手かもしれません。
座敷にはつるし雛だけでなく、雛人形等も飾られています。
豊かな表情が感じられる人形。狐面を被ったものもありました。
小さな3段飾りの雛人形も飾ってありました。
‖ 川越まつり会館
つるし雛はロビーの奥に飾ってあるので、スタッフの方に一言云って入りましょう。
(館内にある展示物も見るのなら入館料が別に必要です)
こちらはこれまでと違ってシックな色合いのものが見られ、鯉のぼりも吊るされていました。
こんな愛らしいお雛様も…。
ここで紹介出来たのはごく一部。
心を込めて作られた細工や一緒に置かれた作品をひとつひとつ楽しんで下さい。
WRITER NORI
INFORMATION
蔵乃茶屋かくれんぼ(あとひき煎餅塩野2F)
【電話】049-222-2794
【住所】川越市仲町9-9
【HP】http://www.rakuza.jp/shop_individual/kakurenbo_pg.html
クローバープラス
【電話】049-272-7783
【住所】川越市仲町15−5
【HP】【HP】http://cloverplus2014.wix.com/cloverplus
仲町観光案内所
【電話】049-224-8811
【住所】川越市仲町2−3
【HP】http://www.city.kawagoe.saitama.jp/shisetsu/kanko/kankoannaijo/nakachokankoannaijo.html
川越まつり会館
【電話】049-225-2727
【住所】川越市元町2−1−10
【HP】http://kawagoematsuri.jp/matsurimuseum/