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五穀豊穣を願う地域のおまつり〜老袋の万作〜
街, 遊取材・記事 白井紀行
桜も早や散り始め散り始めた4月10日(日)。
老袋氷川神社で県指定文化財「老袋の万作」が行われました。
現在は、4月11日※の春祈祷に、神社内に桟敷を建て奉納される。昔は特別な舞台は作らず、農家や薬師様の座敷を借りて行ったという。もともと明治25年頃比企郡から伝えられた下妻踊りを中心とする踊りであったが、その他段物も盛んに演じられるようになった。段物には笠松峠、お半長右衛門、小栗判官などがある。また、茶番にはお玉ヶ池などがある。豊年万作を願う五穀豊穣の芸能である。 (案内板より)
※現在は、4月の第二日曜日となっています。
境内には立派な舞台が設営されていました。幕まであって本格的です。
ずらりと並んだ主賓の方々、氏子総代の挨拶に続いて議員さんの挨拶。
本日の祭典のプログラム。午前中には神儀が執り行われました。
幕が開き、最初の演目の始まり〜
神楽奉納…

五穀豊穣の願いを3本の矢に籠めて〜老袋の弓取式〜
街2月11日(木)建国記念日
澄み渡った青空と少し肌寒い中「老袋の弓取式」が執り行われました。
下老袋氷川社は、上老袋・中老袋・下老袋・東本宿の氏神となっています。
老袋の弓取り式について(案内板より)
2月11日にその年の天候を占い、豊年を祈る予祝行事として行われる。下老袋がミヤモトとなり上老袋、中老袋、東本宿がそれぞれの役割を持って行事を行う。ユミトリッコと呼ばれる男の子に代わって大人のユミトリが境内に用意された的を射る。三本づつ射るが、白い部分に多く当たれば晴れが、黒い部分に多く当たると雨が多い年になると言われている。式の後、甘酒と豆腐田楽がふるまわれ、参加者の健康を祈る。
参道を歩く「ユミトリッコ」。
各地区の氏子の6歳ぐらいまでの男の子で、今年は2名が列席していました。
身を切るような寒さの中、川合市長ら来賓が参列を待ちます。
「埼玉県指定…

ラジオぽてとプレゼンツ・Welcome to 川越 in かわごえ産業フェスタ(前編)
情報11月7日、8日の2日間、川越運動公園(下老袋)で「かわごえ産業フェスタ」が開催されました。
会場には川越市の様々な産業経済全般に渡る企業や団体、姉妹都市などのブースが並びます。
KAWAGOE〼MEDIAでは、屋外ステージイベントとフードコートを担当しました。
テーマは「ラジオぽてと・プレゼンツ…

気象庁より正確!?今年の天候を占う伝統行事〜老袋の弓取り式〜
街古くから栄えた川越では地元に根付いた伝統行事が沢山有ります。
下老袋氷川神社では、毎年2月11日に「老袋の弓取式」が行われます。
下老袋氷川神社は、上老袋・中老袋・下老袋・東本宿の氏神となっています。
老袋の弓取り式(県指定・無形民族文化財)
二月十一日にその年の天候を占い、豊年を祈る予祝行事として行われる。下老袋がミヤモトとなり弓取式に使う弓矢と的、甘酒を用意、上老袋・中老袋が交代で豆腐田楽を作り、東本宿が甘酒の準備を手伝うと、それぞれの役割を持って行事を行います。ユミトリッコと呼ばれる男の子に代って大人のユミトリが境内に用意された的を射る。三本づつ射るが、白い部分に当たれば晴れが、黒い部分に多く当たると雨が多い年になると言われる。式の後、甘酒と豆腐田楽がふるまわれ、参加者の健康を祈る。(案内板に一部加筆)
社殿には紫の幕が張られていて行事に備えられていました。
社殿の傍らでは、的の設営が粛々と進められています。
参列者が参道をこちらへゆっくりと向かってくるところを撮影するカメラマン達。
特に鳴り物はなく、しずしずと参道を進む参列者。
神主、総代(ユミトリ)、ユミトリッコ、弓や的を持つ人、甘酒が入った樽を担ぐ人、
豆腐田楽を並べた盥(たらい)を頭に乗せた人と続きます。
甘酒は神様に奉納された後、参拝者にふるまわれます。
頭の盥(たらい)には豆腐田楽が並べられています。
川合市長も参列者として出席されていました。
参列者と甘酒の樽、田楽の盥(たらい)はそのまま社殿に入り、神事が執り行われます。
奉納される豆腐田楽。
神事に用いられる的と弓矢。
神事が執り行われている間に、的の設置も着々と進みます。
完成した的の大きさは約90cm×90cmくらい。
ユミトリ(総代)、ユミトリッコ、参列者が席に付いていよいよ矢が放たれます。
春、夏、秋の3つの季節の天候を占うために5人のユミトリが、季節につき3本の矢を放ちます。
まずは、一の矢。春の天候が占われます。
続いて、二の矢、夏の天候です。
最後は、三の矢。秋の天候を占います。
刺さった矢の数でそれぞれの季節の天候を読み上げます。
春は白が多いので晴れ、夏は黒が多いので雨、秋はまあまあの天気とのこと。
無事に弓取りが終わりましたので、豆腐田楽が参拝者にふるまわれます。
こちらでは、くらづくり本舗が奉納した「明治20年(あわ大福)」が配られています。
これは、明治20年、初代中野民五郎氏が古谷下老袋から当時の川越町で菓子屋を創業したことに由来します。
くらづくりのあわ大福
二樽の甘酒も無事に参拝者に配り終えられました。
4月11日の老袋の万作は土曜日。また、取材に来ようかと計画しています。
WRITER…

秋晴れの空の下、君に見守られながら〜かわごえ産業フェスタ2014〜
活平成26年11月15日、16日の2日間。
秋晴れの空の下、川越運動公園でかわごえ産業フェスタが開催。
カワゴエ・マス・メディアも、中央ステージをメインにカワゴエフードコート、復興都市南相馬通信、
アーティストによる物販ブースを出店しました。
テーマは「ラジオぽてとwith…