エリック・ワイナイナさんの人柄が素敵でした♪〜小江戸川越ハーフマラソン〜

穏やかな天候となった11月25日(日)。

今年で9回目を数える「小江戸川越ハーフマラソン」が行われました。

記者も4kmのFun Runで参加。川越水上公園へ向かう列に合流しました。

 

ドンドンと辺りの空気を振るわせているのは「和太鼓響」。

出発にはランナーたちを奮起させ、ラストスパートの力を与えてくれます。

 

スタートまでの間、思い思いに過ごす大勢のランナーたち。

公園の中をランニングをしてウォーミングアップをする姿も。

 

出店もたくさん並んでいて賑やか。地元川越のお店も多い。

 

ゼッケンは事前に送られてくるので当日の受付ありません。

参加賞はバスタオルとネックウォーマでした。

 

開会式

8時10分、メインステージでは開会式が始まりました。

司会は「ちょっ蔵お出かけ!まちかど情報局」の八ちゃん、みかねぇ。

 

絶好のマラソン日和での開催を喜ぶ横田実行委員長。

 

来年はいよいよ10回目の節目と川合川越市長。

 

今年のゲストランナー、オリンピック銀メダリストのエリック・ワイナイナさん。

軽快に壇上に上がると参加者の身体を気遣い楽しく走りましょうと呼びかけ。

短い言葉の間でも人柄が伝わってくるとても温かい方です。

 

日本陸上連盟 公認審判員の吉田氏からは競技の説明が行われました。

 

10kmの部

メインステージの開会式が終わる頃に10kmの部のスタート時間。

記者も急いで沿道へと駆けつけました。

 

8時30分、号砲とともに3,000人のランナーが一斉に飛び出しました。

 

蔵の街を抜け、氷川神社前→神明町→石原町→今成2丁目と回ります。

 

沿道からは「頑張れ〜」と声が掛かりランナーらを見送ります。

 

5分ほどでランナーの列が終わり、最後尾を追従する自転車が出発。

 

ハーフの部

スタート地点ではハーフの部に参加するランナーが待機。

この間、「先頭ランナーは市役所前を通過しました」と逐次状況が伝えられます。

 

先導する白バイもスタンバイしました。

 

エリック・ワイナイナの姿も見えます。

 

8時55分、号砲とともに6,000人のランナーが飛び出しました。

 

先頭集団の東洋大陸上競技部、あっという間に目の前を駆け抜けていく。

 

沿道から「頑張れ〜」と応援の声が飛び交います。

 

ウェディングドレス姿で参加。仮装するランナーを見るのも楽しみの一つ。

子供たちも「マリオ頑張れー」と扮しているキャラクター名で呼びかけます。

 

列が続く中、スタッフがロープでランナーらを右側に誘導を始めました。

 

 

30分前に出発した10kmの部、先頭ランナーが戻ってきました。

 

 

軽快な走りはシャッターを押す時間も間に合わなくなりそうほど。

 

ハーフの部もそろそろ最後尾。

あっ、赤い帽子を被っているのは、かすみがせき元気会のスマイリーのぶさん!

ハーフマラソンが始まってからずっと参加されています。

 

あれ!?エリック・ワイナイナーさんがこんなところに。

なんと、スタートと同時に沿道に立ちランナーたちとハイタッチしていました。

最後尾からスタートして記録は1時間36分52秒とは、やっぱりすごい!

 

FunRunの部

いよいよ記者も参加するFunRunの部もスタート時間が近づいて来ました。

 

10kmを走り抜いたランナーらに声援を送りつつ、列は随分と前へ。

 

水上公園入口から500メートルほど進んだところがスタート地点。

 

合図とともに一斉に走り出しました。

 

川越市西郵便局を左手に見て交差点を曲がる。

 

いも膳の前では蒸(ふか)したサツマイモを配ってました。

食べながら走るのも難しいのでポッケの中へ。結構、熱い(笑)

 

そのまま道なりに歩道橋を越えてすぐの今成交差点を右折します。

 

小江戸川越ハーフマラソンは全体を通して平坦なコース。

JR川越線と東武東上線を跨ぐ、月吉陸橋がFun Runでは唯一の起伏です。

 

日頃の運動不足が祟(たた)り、息は切れ切れ(^^;)。

ここで立ち止まると辛くなるので、ゆっくりでも走ります。

 

坂を下ればコースの半分(2Km)を過ぎる。先が見え気持ち的には楽になります。

 

「すずのや」の横を駆け抜ける。沿道からは「頑張れぇ!」と声援が送られます。

 

連雀町交差点を左折。

 

熊野神社、蓮馨寺と通り過ぎ、川越中央通り昭和の街へ。

 

そして、いよいよ蔵造りの街並みが続く一番街へと入ります。

 

沿道からの声援に後押しされて走るランナー。

先を走る子ども達に「もっとゆっくり」と悲鳴をあげるお父さんの姿も。

 

チアリーディング姿で迎えてくれたのは大会スポンサーSammyの応援団。

 

記者の姿を見て、めっちゃ受けていた武井さん夫妻。

 

川越のシンボル時の鐘を横目に駆け抜ける。

 

バームクーヘン「ノリスケさん」からも温かい声援を頂きました!

 

小江戸川越観光協会の赤いレンガ造りの建物が右手に見えて来ました。

 

札の辻を右折するとゴールの川越役所まで一直線。ラストスパート!

 

ゴールが近づいて来ました。

 

あと少し

 

ようやく、ゴール!

 

完走証も手に入れました。

 

ランナーの特典、中にサツマイモが入った川越汁♪

 

七味とネギをたっぷりかけて。具たくさんで疲れた身体を癒します。

 

元町一丁目「牛若丸」山車のお囃子が大会を盛り上げています。

 

再び、川越水上公園へ

Fun Runは市役所駐車場がゴール。水上公園まで臨時バスで戻ります。

行先表示器にもランナーのイラストが掲げられています。

 

と、ここからが長かった。

交通規制は12時までで、まだ、ハーフの部のランナーが走っています。

バスは南大塚の駅の方まで遠回りして到着まで50分ほど。

車内では「どこに向かっているのかしら?」と不安の声も(^^;)

 

メインステージでは、ハーフの部(女子60代以上)の表彰式が行われていました。

 

背後では21kmを走り終えたランナーたちが次々とフィニッシュ。

 

ステージイベント

表彰式の次はステージイベント。

近頃活躍の目覚ましい川越発のアイドルユニット「ゆめみどき」

 

エリック・ワイナイナさんとのトークショー。

出てくると「疲れていませんか?」とランナーらを労(ねぎら)います。

質問コーナーで走る前のウォーミングアップについて聞かれると、

数Km位走る程度で、スタートして走りながら調整するのだとか。

また、レースに出る前の食べ物は、炭水化物中心にしているそうです。

 

続いては、東京マラソンの出場権を掛けた抽選会。

ハーフを完走した方の中から3名が選ばれます。

 

自分が選ぶということに重大な任務に責任を感じたワイナイナさん。

運を天に任せようと後ろを向いて抽選を行います。

本当に気さくでサービス精神に溢れ、優しい気持ちの持ち主ですね。

 

東京マラソンの3人も選ばれ、小江戸川越マラソンは閉幕を迎えました。

2010年に第1回が始まり今年で9回目。

ハーフは日本陸連公認コースになったこともあって年々人気が高まっています。

受付開始とともにあっという間に予定枠が埋まります。

来年は記念すべき10回目。

まだ、一度も走ったことのないという人も挑戦してみてはいかがでしょうか?


INFORMATION

小江戸川越ハーフマラソン2018

【開催】平成30年11月25日(日)8:00〜12:00

【場所】川越水上公園[スタート/ゴール](川越市大字池辺880)

【主管】小江戸川越マラソン実行委員会、川越市陸上競技協会

【HP】https://www.koedo-marathon.com/

【FB】https://www.facebook.com/koedokawagoemarathon

【TW】https://twitter.com/koedo_marathon

川越市