今年は日タイ修交130周年イベント参加で交流を深めよう〜ソンクラーン〜

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4月も中旬を過ぎると日本人はゴールデンウィークをどう過ごそうかとワクワクする時期。

タイ人はソンクラーン(タイ王国旧正月水かけ祭り)を迎えてワクワクする時期です。

ちなみには、今年はタイ歴2,560年(釈迦入滅の翌年から)にあたります。

記者は音響担当としてもお手伝いしました

 

開会式

主賓による挨拶が行われました。

「タイ人と日本人が助け合いながら、お互いの文化を理解し問題を解決していきましょう」

「皆さんが健康で幸せになるように願いが叶うように」と祝いの言葉とともに開会宣言。

「今年は日タイ修交130周年、600年の交流があります、お互いに良い関係を築きましょう」

「タイと地域住民が交流するきっかけ作りになればと思います」

タイ人はタイ語で話した後に日本語、日本人は日本語で話した後タイ語に。

二つの言語で伝えるので以外と時間がかかります。20分の予定が40分近く(^^;)。

ずいぶん押して大丈夫かなぁと心配しつつ

 

タイ舞踊「フォン・カン・ドーク」

次のプログラム、タイ舞踊「フォン・カン・ドーク」が始まりました。

 

 

他の土地から人を歓迎するタイ北部の踊り、女性が水桶から花を撒きながら踊ります。

 

ソンクラーンの儀式

ソンクラーンの儀式、尊敬の意を込めて両親や祖父母の手に水を注ぎます。

 

この習慣は、それまでに積んできた功徳を祖父に捧げる。

 

あるいは、年長者が年少者に対して幸福を願う意味があります。

 

また、仏教の年初めを祝福する意味があります。

 

花びらが浮かべられたジャスミン水を仏像にかけて清めます。

 

タイの晴れ着でしょうか?素敵な民族衣装に身を包んだ女性陣をパチリ。

 

ロビーでは、タイ料理バイキングの準備が進められていました。

 

良い匂いが漂ってきてぐっとお腹が鳴ってしまいます。お昼ご飯が楽しみ♪

 

子供の民族衣装ショー

かわいい子供たちが順番に呼ばれてファッションショー。

 

皆さんに衣装をお披露目して、プレゼントをもらって退場です。

 

ソムタム・コンテスト

タイの代表的な料理「ソムタム(青パパイヤのサラダ)」のコンテストがテラスでスタート。

 

4人がそれぞれ自慢の腕を披露します。

 

出来上がったら会場の全員で試食。

 

多くの人が本場のソムタムを味わいました。

 

山盛りとなっていたソムタムはあっという間に無くなりました。

 

美味しいと思った番号に貼られたシールの数を数えます。

 

優勝は4番、ソムタム壺が優勝カップとして授与されました。

 

すでにテラスではランチタイム。BGMとして多摩アミーゴスの演奏が始まりました。

 

記者もバイキングの列に並んでランチタイム

 

本場のタイ料理を味わいました♪

 

ハワイダンス

午後のプログラムは「ホープカエラカ」によるハワイアンダンスから始まります。

最初は、ハワイアンの定番「カイナマヒラ(ダイアモンドヘッド)」

 

新しいダンサーが加入して「アヘナニ(美しいもの)」

ちっちゃい貝を集めてブレスレットを作ろうといったかわいい曲。

 

ココナッツを叩いて出る軽やかな音を楽器として使う「ヒロクラ」

 

タイ民族衣装コンテスト

タイ各地の民族衣装によるファッションショーが始まりました。

出場者は、横浜から来られたそうです

 

一人一人名前が呼ばれステージ前でくるりと回って衣装を披露。

 

きらびやかな衣装

 

あるいは伝統的な踊りの衣装に身を包んで。

 

全員が揃ったところで、観客は出場者に花かざりを首に掛けていきます。

 

全ての花かざりが掛け終わりました。

 

集計に入ります。

 

優勝者はミヤワキ・サワダさん。

 

最後に全員で集合写真。

この後、しばし撮影タイムとなりました

 

タイ舞踊「プータイ」

タイ東北部の民族衣装に手に長い爪をつけて踊る「プータイ」。

 

ドラの音をBGMに不思議な魅力のある踊りです。

 

多摩アミーゴス

テラスで急遽、演奏を依頼された多摩アミーゴス。

電子音楽の打ち込み音をバックにサンポーニャやケーナーの素朴な音色を披露。

朝日は昇る、コンドルは飛んでいくなどを演奏

 

ランバダが始まると曲につられてワラワラと前に、

 

演奏に誘われて踊り出します。

このノリの良さ、みんなで楽しみたいというのがタイ人です。

 

「グローン・ヤーウ」メドレー

いよいよ最後の演目、村人の太鼓遊びから生まれた舞踏「グローンヤーウ」です。

 

ドラが鳴り響くいかにもお正月らしい音楽に乗せての踊り。

 

手と足を柔らかく動かすとても優雅な踊り。

 

ついつい見とれてしまいます。

 

踊って踊ってと、みんなで輪になって踊り始めます。

 

次の曲、次の曲と催促される。

CDはタイ語しか書いてないのどれを掛けるのかわからず焦りました(^^;)

 

最後は全員で輪になって踊り、新しい年を祝いました。

 

蔵の街を歩いていると東南アジアを中心に多くの観光客を見かけるようになりました。

また、最寄りの駅への行き帰りにもふと聞こえてくる異国の言葉。

こういったおまつりに参加して、国際交流の第一歩を踏み出してみませんか?

来年は、ぜひ遊びに来てください!

取材・記事 白井紀行


INFORMATION

ソンクラン(タイ王国旧正月水かけ祭り)

【開催】平成29年4月23日(日)10:30〜16:00

【場所】川越市名細市民センター(川越市小堤662-1

【主催】埼玉県在住タイ人クラブ