色とりどりの短冊に願いを込めて〜川越氷川神社の七夕祭り〜

8月7日は月遅れの七夕。この日、川越氷川神社では七夕祭りが執り行われました。

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同神社では、「縁結び風鈴」も行われていて、涼やかな風鈴の音を聞きながら境内で。

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境内のあちこちに置かれた笹には、色鮮やかな願いを込めた短冊が結ばれています。

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19時から祭典が始まるとあって境内には多くの参列者。

記者は間に合いませんでしたが、18時からは舞殿で伝統芸能の奉納が行われたそうです。

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境内は人でぎっしりです。

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19時となり祭典が始まりました。

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宮司や神職の方々が御出でになられました。

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ドーン、ドーンと境内に太鼓が鳴り響きます。

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さぁーっと風が吹いて風鈴が揺れました。

この風は一節には神様が来たことを示すサインとも云われています。

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祭典は神職による「お祓い」から始まり、境内を清めます。

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つづいて、「お供え」。米やお酒、饅頭などを神様に捧げます。

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山田宮司が、七夕祭りを執り行うにあたって神様に祝詞をささげます。

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また、風がさーっと駆け抜けました。

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二人の巫女により「神様の鈴」が捧げられます。

シャンシャンシャンと軽やかでありながら境内を包み込む不思議な音色です。

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神様に「玉串」を捧げます。

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この日のために選ばれた子ども達による「玉串」の奉納です。

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お供えものを下げます。

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山田宮司からの挨拶です。

子ども達に対しては、願いが叶うことを神様にお祈りしたこと。

もし、雨が振って天の川が見えなくてもお星様は、皆のことを見守っている。

それと同じく、お父さんやお母さんの気持ちも見えなくても見守っていること。

そして、ポケモンGOで神社を訪れる時には必ず神様に挨拶してからと伝えました。

大人には、七夕の由来とご先祖様を敬うことが伝えられました。

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また、さーっと風が吹き抜けます。

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参列者全員にお祓いがされた後、七夕まんじゅうが配られました。

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この後、短冊の願いが叶うように笹を新河岸川に流します。

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回廊はものすごい人だったので、境内のこちら側を通って新河岸川へ。

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こちらを通ると透明な風鈴が吊るされた「風鈴小路」を見ることができます。

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下からの照明で次々と表情を変えて行きます。

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新河岸川の欄干で宮司が祝詞をあげます。

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そして、笹を天の川に見立てた新河岸川へ。

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しばらく川を浮かんでいた笹はやがてゆっくりと流れ出しました。

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境内に戻ると舞殿で和楽器による演奏が始まっていました。

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また、線香花火が配られ、子ども達は夏の一夜を楽しんでいました。

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短冊の込められたそれぞれの願いが叶いますように!

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天の川に願いを込めて!

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取材・記事 白井紀行


INFORMATION

川越氷川神社「七夕祭り」

【開催】平成28年8月7日 18時〜

【場所】川越氷川神社(川越市宮下町2-11-3

【HP】http://www.hikawa-fuurin.jp/ (縁結び風鈴)

【FB】https://www.facebook.com/hikawa.kawagoe/

川越市宮下町2-11-3