平成最後の夏を満喫〜川越百万灯夏まつりと氷川神社の縁むすび風鈴〜
取材・記事 白井紀行
「平成最後の夏」を記憶に止めようという意思さえ感じるほど今年は暑いですね。
川越では毎年7月末の土日に「川越百万灯夏まつり」が開催されます。
7月28日(土)は東から西という類を見ないコースを辿った台風で止む無く中止。
翌29日(日)は天気も持ち直し予定通り行われ、記者も街へと繰り出しました。
午後3時半頃に到着すると、川越ゆかりの時代行列で火縄銃の演舞に遭遇。
何度見ても迫力があります。
連雀町交差点まで時代行列を追いかけて、一旦、駅の方へと戻るルートへ。
小江戸蔵里では新富町一丁目の山車が登場し、お囃子でまつりを盛り上げます。
甘味処クールハウス
こちらに来たのは甘味処クールハウスでかき氷を食べるため。
待つかなと思いきや、列はすぐに進み5分ほどで冷んやりした店内へ。
注文したのはかき氷の定番「イチゴみるく」。
シロップでなく本物のイチゴを使っていて美味しい♪
細君は抹茶ミルクを注文。食べてみるとすごい抹茶感に驚かされました。
川越百万灯夏まつりの会場へ
かき氷でひと心地着いたところで本川越へ。特設ステージでは民謡踊りを披露。
キャラクター祭りでもお馴染み「まねっきー」が頑張っていました。
連雀町繁栄会ロータリー前では、オールディーズのライブ。
熊野神社にも立ち寄ると「夏越の大祓(夏詣)」の祭事が行われていました。
提灯が飾られ、大勢の人で賑わう「大正浪漫夢通り」
沖縄物産「真南風(まはえ)」前では、エイサーの演舞を見入る人たち。
提灯で彩られた川越のパルテノン神殿こと、川越商工会議所の建物。
一番街商店街へ
交通規制が敷かれ、たくさんの人でごった返す一番街商店街。
仲町交差点近くの鍛冶町広場では、川越市囃子連合会によるお囃子の競演。
富山市八尾町で9月1日〜3日に行われる「越中八尾おわら風の盆」
収穫前の稲が風の被害に遭わず豊作になることを祈願する踊りと言われています。
笠を目深に被り顔を少し覗かせる。ゆったりと静かで荘厳な踊りです。
細君と二人で足を止めしばし見入ってしまいました。
ホームページを見ていたら街道沿いの古い町並みもあって行きたくなりました。
http://www.yatsuo.net/kazenobon/index.html
「陶舗やまわ」の蔵造りの黒壁が提灯の鮮やかさを引き立たせます。
その先を右に曲がって「時の鐘」。こちらも混んでます。
川越氷川神社
川越百万灯まつりは提灯に明かりが灯った幻想的な光景がみどころ。
足を伸ばして「縁むすび風鈴」の祭事が行われている川越氷川神社へ来ました。
まずは参拝
本殿横の風鈴回廊まで長い列ができていました。
う〜ん、なかなか遅々として進まない。
ようやく風鈴回廊へ。なかなか進まなかったわけは…
みなさん、誰もいない風鈴回廊を写真に収めたかったからのようですね。
透明な風鈴が吊るされた「風鈴小径」。ライトアップが映え始めました。
風鈴小径を抜ければ「絵馬トンネル」。なんか神秘的です。
風鈴回廊は未だ未だ列が途切れません。
あたりは薄暗くなり、さしもの暑さも和らいで来ました。
午後7時、夏空の天の川に見立てて境内の小川に明かりが灯りました。
川越氷川神社の由緒にまつわる「光る川」の伝説にならったものだそうです。
夜の帳(とばり)が降りて
すっかり日が暮れ、無数の提灯に明かりが灯りました。
蔵の街もいつもと違った幻想的な表情を見せます。
鍛冶町広場ではお囃子の競演が続けられていました。
川越昭和の街、どこまでも連なる提灯が美しい。
お腹も空いたしクレアモールのお店で晩ご飯にしましょう。
この後、韓国料理屋さんへ行ってビールで喉を潤し、夏を満喫しました♪
INFORMATION
川越百万灯夏まつり
【開催】平成30年7月29日14:00〜20:00 ※28日は台風のため中止
【場所】川越市中心街(交通規制はクレアモールから札の辻まで)
【主催】川越百万灯夏まつり実行委員会(川越商工会議所内)
【HP】https://www.kawagoe.or.jp/natsumatsuri/
【FB】https://www.facebook.com/川越百万灯夏まつり
川越氷川神社「縁むすび風鈴」
【開催】平成30年7月7日〜9月9日 9:00〜21:00
【場所】川越氷川神社境内(川越市宮下町2-11-3)
【HP】http://www.hikawa-fuurin.jp/
【FB】https://www.facebook.com/hikawa.kawagoe/