来年の夏がもう待ちきれない!川越の夜の魅力を楽しむイベント〜食と音と灯りの融合 Kawagoe REMIX〜
取材・記事 白井紀行
都心に近いが故(ゆえ)日帰りが中心の川越観光。
夜の魅力を知ってもらおうと始まった「食と音と灯りの融合 Kawagoe REMIX」
記者も毎年楽しみにしているイベントです。
11月の開催だったのが去年から9月に変わり、夕涼みがてら出かけやすくなりました。
まちバルチケットの販売方法が変わってました
昨年までは、小江戸川越観光協会などで購入できた「川越蔵まちバルチケット」。
今年からはセブンイレブンでの販売となりました(参加店舗の一部でも当日販売)。
購入は専用端末で「マチバル」と検索。
印刷された払込票をレジに持っていくと代金と引き換えで発券されます。
今回は2セットを購入。
随分と多く見えるのは、表紙1枚、チケット3枚、アンケート1枚の5枚綴りのため。
全く同じデザインなので、参加店の人も間違いやすいとこぼしていました。
(番外編)本川越ペペが「翔んで埼玉」とコラボ
KawagoeREMIXとは関係ないですが、本川越ペペでは「翔んで埼玉」とコラボ中。
DVD・Blu-ray発売記念イベントとして衣装・小道具を展示。
場所は2F QBハウスです。
こちらはフォトスポット(映画のワンシーンにもありました)
イベントは、9月5日〜30日まで開催されています。
詳しくは ▶︎ http://www.seibu-shop.jp/honkawagoe/event/detail.php?id=2392
大正浪漫夢通り「竹あかり」
本川越駅から小江戸蔵里の前を通り抜け、大正浪漫夢通りへと向かう。
こちらでは今年初めてのイベント「竹あかり」が開催されました。
時の鐘をモチーフにした竹灯り。
大正浪漫夢通りの初夏の風物詩「およげ鯉のぼくん」
「マドモアゼル・ルゥルゥ」では琴の演奏も行われていました。
ロウソクの優しい灯りで描かれる光のアート。
大正浪漫夢通りを目一杯使った想像以上の規模で道ゆく人も楽しんでいました。
ラジオぽてと「ルゥルゥのルール無用」では設営の苦労談も話題に(3:30〜)
光のアート「光彩楓螢」@鍛冶町広場
東武鉄道とKawagoeREMIXのコラボアート「光彩楓螢(こうさいふうけい)」
特殊な素材で作られた風車が七色の光を路面にも映し出します。
昼は日差しを浴び、夜はライトの光に照らされて違った表情を見せます。
展示は鍛冶町広場で9月5日(木)〜22日(日)まで
ライトアップは、9/5 – 8、14、15、21、22日の18:00〜20:00まで行われています。
詳しくは東武鉄道のホームページ ▼
川越市 鍛冶町広場において風車による光のアート「光彩楓螢」を実施します!
埼玉りそな川越店ライトアップ
昼間の喧騒が嘘のように静まり返った「川越一番街商店街」
その中程にある「埼玉りそな銀行川越支店」。
大正7(1918)年に保岡勝也が設計し、国の登録有形文化財に登録されています。
白煉瓦の外壁が次々と色を変えていくのが面白くしばらく見とれていました。
すっかり静まり返った川越のシンボル「時の鐘」付近。
川越蔵まちバル1軒目「勢〆酒店」
夜の街歩きは楽しいですが、時刻は7時半過ぎ。お腹も空きました。
元町までやってきたので、まちバル1軒目は「勢〆酒店」に入ります。
老舗の酒屋さんで、いつも前を通っていますが入店は初めて。
バルメニューは、揚げたての天ぷらと漬物、デザートに梨。
生ビールを片手にいい感じでお腹が膨れました。
旧山崎家別邸ライトアップ
アルコールも入り気持ちの良い風に当たりながらやってきた「旧山崎家別邸」。
和室で行われていたプロジェクションマッピング。
四季の風景を心象風景のように綴った影絵が映し出されます。
この家で育った女性が伴侶と出会い幸せになっていくストーリー。
今年はインタラクティブなプロジェクションマッピングも加わりました。
ご当地マンガ「川越の書生さん」のキャラクター達が手を動かすと浮き上がります。
「川越の書生さん」はこちら ▶︎ https://palcy.jp/comics/422?p=3uE8YMTa
庭へと向かう通り道には天の川を思わせる光の流れ。
ライトアップされた庭からもプロジェクションマッピングが見られます。
普段は入れない旧山崎家別邸の2階が、この期間は特別公開。
当時の雰囲気がそのまま残された寝室。
2階からも美しく彩られた庭園を眺めることができます。
うぅ、やっぱり出るのが遅かった(T^T)
気づけば、時刻は午後8時半過ぎ。蓮馨寺のライブは終わってしまいました。
「まちバル」もまだ1軒しか立ち寄ってませんのでお店を探しますが…。
PIZZERIA ROCCOは生地が無くなって閉店。
昨年立ち寄った「ビストロ岡田」も準備中。
ホットサンドの「ラフォア(La Foire)」も閉店。
例年は午後5時頃から回っていましたが、今年は事情により午後7時から。
流石にスタートが遅かったようです。
先の3軒以外も閉まっていたり満席で入れずで諦めて帰路に。
川越市駅まで来たところで最後の望み「六軒町バルMISMO」
声を掛けると予約で一杯ながら「テラスで良ければ」との返事ヽ(*’∀`*)ノ
同店の名物という溢(あふ)れるシャンパンを注いでもらい。
チケット1枚のバルメニューは、生ハム。
ジャーマン風ポテトサラダのセット(バケット付き)
もう一つはバルチケット2枚の牛タンとソーセージ盛り。
厚めの牛タンは柔らかくて食べ応えがありました。
料理が美味しさに加え、店員さんの心遣いも満足させていただきました。
また、改めて「六軒町バルMISMO」には伺いたいと思いました。
川越の夏の夜を楽しもう
「縁結び風鈴」をきっかけに、夏の夜を楽しむイベントがまとまってきた川越。
大勢の観光客が往来する日中とは違い、夜の顔は雰囲気がガラリと変わります。
来年の夏といえば、東京オリンピックの真っ只中。
どんな、川越の夏の夜が演出されるか(気が早いけど)今から楽しみです。
INFORMATION
食と音と灯りの融合 Kawagoe REMIX2019
【開催】令和元(2019)年9月2〜8日(蔵まちバルは5〜8日)
【場所】蓮馨寺、養寿院、一番街の周辺
【主催】食と音と灯りの融合実行委員会
【HP】https://kawagoe-lightup.info/
【FB】https://www.facebook.com/kawagoelightup/