コーヒーの奥深さと楽しみを発見!〜第1回川越コーヒーフェスティバル2017(1日目)〜
取材・記事 白井紀行
ここのところ厳しい寒さが続きましたが、ほっこりと暖かくなった週末の川越。
連雀町にある蓮馨寺で予てから話題となっていた川越コーヒーフェスティバルが開催されました。
主催者の高綱さんに川越でコーヒーフェスティバルを開くきっかけを伺ったところ、
2004年に渡米にして10年間カルフォルニアで暮らす中でサードウェーブを目の当たりにした。
日本にもその流れが来ているのを感じ、生まれ育った川越で開催することにしました。
詳しくは → http://www.highflyers.nu/blog/00040
各店舗でコーヒーを淹れてもらえますが、出展する店舗は20を超えています。
多くのコーヒーを飲み比べをしてみたい。その願いを叶えるのがこのコーヒーチケット。
1,000円でミニカップに入った4店舗の味を楽しめるのです。
Daily Stand Copori(埼玉・川越)
さて、何処から回ろうと会場の奥へ向かうと見慣れたお店。
コポリでは、珍しいイタリア産豚ホホ肉の赤ワイン煮を限定30食を提供。
人気が高くお昼頃には売り切れてました。
TOSHINO COFFEE(埼玉・川越)
川越のイベントではお馴染み、蓮馨寺のすぐそばにあるトシノコーヒー。
川越の顔としての出店です。
リメナスコーヒー(埼玉・所沢)
調香師の店主が厳選したコーヒーが楽しめるそう。
飲み比べはパナマゲイシャとエチオピアゲイシャという最高峰を提供。
344 COFFEE SHOP(川越)
344と書いて「みよし」、ウェスタ川越の近くにお店を構えています。
https://344coffeestop.amebaownd.com/
大学生が経営しており仲間も20代前半。全体的に若手が中心なのも印象的でした。
川越からは12月10日に新富町にあるcafe Brick も出店していました。http://cafe-brick.com/
Ants. Meals&Coffee Bar(神奈川・藤沢)
蟻のシルエットも可愛い紙コップで淹れてくれたのは、インフューズドコーヒー。
コスタリカに金柑の味と黒糖の甘みを加えた和風テイストのコーヒー。
https://www.facebook.com/ants.mealsandcoffeebar/
フルーツやスパイラルをコーヒーと合わせる新しいスタイルを提唱しています。
COFFEE VALLEY(東京・池袋)
ポット片手に元気な呼び込みをしていたのは、池袋のCOFFEE VALLEY。
http://coffeevalley.tumblr.com/
その声に誘われて飲み比べチケットで一杯注文。
この時頂いたのはガテマラ。時間ごとに出すコーヒーを変える趣向でした。
池袋は通勤で毎日通る駅。お店は東池袋にあるそうなので、機会があれば寄ってみたい。
G☆Pコーヒーロースター(東京・初台)
渋谷系ファッションでポーズを決めてくれたのはG☆Pコーヒーロースター
https://www.facebook.com/GP-Coffee-Roaster-722941324475390/
ディスプレィもオシャレです♪
Life Size cribe(国分寺)
ガチャガチャで出てきた豆でコーヒーを淹れるサービスもあった「Life Size cribe」
https://www.facebook.com/lifesizecribe/
あまり耳にしないインドのコーヒーがあるということでチケット利用。
飲んでみるとお店の方の言う通り強いて言えばスパイシーな感じでしょうか?
とても、表現が難しくこれまで味わったことのないコーヒーでした。
とても優しそうな笑顔の店主K-ZUさんは埼玉出身で川越にも親近感があるとか。
本にも紹介される期待のお店。ラテアート大会でも優秀な成績を収めているそうです。
GLITCH(東京・神保町)
ブースをブラックでまとめ都会的な雰囲気を醸し出すGLITCH。
神保町の駅の近く。たまに仕事で行くので機会があれば立ち寄ってみよう。
SOLA COFFEE ROASTER(埼玉・浦和)
コーヒーフェスティバルでは店主らとの会話も楽しみの一つ。
この豆はどんな味?あるいは、酸味、苦味、雑味など自分の好みから選んでもらう。
そんな風景があちこちで見られました。
優しい笑顔でフレームに収まっていただきました。
各店がお客さんとの出会いを心待ちにしています。
And Coffee Roasters(熊本)
行列が出ていたので並んでみたのは、はるばる熊本からきた「And Coffee Roasters」
川越コーヒーフェスティバルは全国各地から出店しているのも特徴の一つ。
主催の高綱さんがコーヒーライターで培ったネットワークを活用したのだそうです。
10分ほど並んで到着。
飲み比べはケニヤとエチオピアの2種類。
飲んだのはケニヤ・キアンゴイ。ふくよかでフルーティな味が広がり記者の好みでした。
マンダリンオレンジやピーチ、アップル、マンゴーなど様々な風味を持つ豆なのだそうです。
ホシカワカフェ(埼玉・熊谷)
熊谷からきたホシカワカフェ、自家製のパンケーキも人気メニューなのだそう。
豆のパッケージはパステル調で和ませるデザイン。飲んだときのイメージを表現したものとか。
PASSAGE COFFEE(東京・三田)
東京三田にあるPASSAFE COFFE。
2014年エアロプレス世界大会チャンピオンの佐々木さんが自らコーヒーを淹れてくれます。
各ブースには世界レベルで賞を取った、いわば、コーヒー界のスターが勢ぞろいです。
なんて贅沢なイベントでしょうか!
Paul Bassett(東京・新宿/渋谷)
バリスタ世界チャンピオンのポール・バセットによる新しいコンセプトのエスプレッソカフェ。
彼のコーヒーに出会ったことでコーヒーの仕事に就くことを決意した若者も。
まさに、バリスタの登竜門といえるお店です。
どのブースでも、本当にコーヒーに魅せられたというのが会話の端々で感じられます。
頂いたコーヒーはすっきりとした味わいでした。
Bespoke Coffee Roasters(埼玉・春日部)
ジャパンカップテイスターズチャンピオンシップ 準優勝という盾が燦然と輝くブース。
https://www.facebook.com/bespokecoffeeroasters/
そういう話を聞くと飲みたくなって一杯いただく。酸味が効いてすっきりしたコーヒー。
何軒も回ると自分好みのコーヒーがわかってきますね。
一杯のコーヒーを通して話が弾む。コーヒーフェスタの醍醐味です。
The Twoks
会場の雰囲気をさらに盛り上げたのは、オーストラリアから初来日「The Twoks」
https://www.facebook.com/thetwoks/
バイオリンとシーケンサーを駆使した都会的かつパワルフルな演奏と歌に圧倒されました。
ポカポカした陽気に会場は大勢の人。待ちに待ったイベントという様相です。
CRAFTSMAN COFFEE ROASTERS(山口・下関)
本州の最西端からはるばるやってきたクラフツマンコーヒーロースターズ。
クラフト(職人)という店の名前にも拘りが感じられます。
コーヒーを注ぐバリスタの姿、ついつい見とれてしまいます。
4/4 SEASONS COFFEE(東京・新宿)
4/4 SEASONSでオールシーズンズ。
四季の景色にコーヒーが溶け込み、コーヒーがあるのが当たり前の景色になって欲しい。
そんな想いを込めた店名です。
こちらもコーヒーを注ぐ素敵な姿をパシャり。
光珈琲(東京・中野)
カワゴエ・マス・メディアのチラシを手に素敵な笑顔。9日のみ出店の光珈琲。
http://hikaricoffee.shop-pro.jp/
珍しいエチオピアの野生のコーヒー豆「アンドロメダエチオピアコーヒー」を扱うお店。
東日本大震災の復興支援のため、焙煎は宮城県山元町で行っているという話。
この日は飲みそびれてしまったのですが、お店が中野にあるそうなので機会があれば♪
Loca cafe(埼玉・深谷)
深谷で「コーヒーと日常」を主催するイベントコーヒーショップLoca cafe。
https://www.facebook.com/Locacafe/
OIMO cafe(埼玉・三芳町)
川越と言えば「さつまいも」。
三芳町上富にはおいも街道があって30軒ほどのさつまいも農家が並びます。
その一角にくつろぎのスペースをと設けられたのが「OIMO cafe」
来年はさいたま市から「紅赤」という品種が120年。
また、この地域の農業を映したドキュメンタリー映画「武蔵野」も公開予定。
取材プランに加えるよう頭にメモしました。
Buono Buono(北海道・札幌)
本州初出店という札幌・円山のチーズケーキ専門店ボーノボーノ。
手にしているのは限定販売という4種のアソートチーズケーキ。
ゴルゴンゾーラなど珍しいチーズを使ったものもあって購入したかった(T^T)
翌日、閉場直前にエッグタルトを購入。まるでプリンのような蕩ける味が最高でした。
SLOTH(東京・目黒)
ビスコッティを手にポーズを取って頂いたのは、オーダースイーツ作家の小島さん。
SLOTHの屋号のモチーフはナマケモノ。このイベントを機会して名付けたもの。
お菓子を食べてのんびりと自然に寄り添って生きて行く生き方という思いが込められてます。
流行りの言葉で言えば「インスタ映え」する可愛いカップケーキ。
買い求めたビスコッティにも入っていたプルーンの試食。
小気味良い歯ごたえ程よい歯ごたえにプルーンの甘みがマッチしてました。
9日、10日の週末はイベントや用事が重なっていてイベントを楽しめたのは半日ほど。
10日の終わり間際でもこんなに沢山の人がコーヒーを楽しんでいました。
2日間で23店舗出店していたそうで、次回はなんとか全店制覇を目指したい!
是非、第2回の開催を心待ちにしています。
それまで、イベントをもっと楽しめるようにコーヒーのことをもっと勉強しておこうっと♪
取材・記事 白井紀行
INFORMATION
第1回川越コーヒーフェスティバル2017
【開催】平成29年12月9日(土)〜10日(日)10:00-16:00
【場所】蓮馨寺(川越市連雀町7-1)
【主催】川越コーヒーフェスティバル実行委員会
【HP】https://www.kawagoecoffee.com/
【FB】https://www.facebook.com/kawagoecoffee/