夢へのチャレンジはまだ始まったばかり!~遠藤綾子さん(Gallery&Cafe平蔵)~
そのカフェは川越工業高校の正門近くにあります。
オーナー女将の名前は秋田ご出身の遠藤綾子さん。
新潟で看護学校の教員をやっていた綾子さんと知り合ったきっかけはFacebook小江戸川会。
その当時、遠藤さんご夫婦は新潟に居を構え、川越に月に何度か通っていらっしゃってました。
私自身は川越に住まいがあり、単身赴任の旦那様に会いに2、3カ月に一度新潟に通っていた頃。
そして秋田は私の両親の出身地で第二の故郷ともいうべき土地。
そんなわけで私は勝手に親近感を覚えていました。
その綾子さんが以前にFBで「小料理屋をやりたい」と話していたのが印象に残っていました。
そんな綾子さんがついにお店を開いたと知り、 開店当初の慌ただしさも落ち着いたかな?
という頃にランチをいただきにおじゃましてきました。
外観はシックな古民家をおもわせるたたずまい。
そこは、ツウな大人のおもてなしを感じさせる空間です。
この日のランチは3種。(きりたんぽ鍋は4月いっぱいで終了しています)
食材は綾子さんのご出身の秋田から取り寄せています。
秋田DNAの私にとっては、わくわくするようなものばかり。
お伺いしたときに頼んだのはこの2つ。
「曲げわっぱ弁当(800円)」
「比内地鶏親子丼柚子胡椒風味(1100円)」
秋田ならではのものが、そこここにちりばめられています。
私が感動したのはこの小鉢に入った「はたはた寿司」。
ちょっと固めでぶちぶちとした食感のはたはたの卵がはいっていて、すばらしく風味豊か。
とんぶりやじゅんさいも今ではそここのスーパーでも販売していますが、これも秋田の名産品。
(※その日の仕入れによって提供される小鉢は変わります)
‖ インタビュー
・・とランチを堪能してから綾子さんにカフェ開店についてインタビュー。
過去(きっかけ)、現在(実際にオープンしてみて)、未来(これから)を聞いてみました。
きっかけ
もともとお料理が大好きで、いつか小料理屋をやってみたいと思い始めたのが20代後半の頃。
そのときは看護師を辞める時がきたらチャレンジしてみたいという思いでいたそうです。
新潟で看護学校の教員をやっていた3年ほど前に転機が訪れました。
旦那様のお仕事の関係で新潟から川越に引っ越すことが具体的になったのです。
旦那様から「川越で何かはじめてみれば?」と背中を押され、実行に移す決意をしました。
実際カフェをオープンしてみて
お給料をいただく看護師とは全く違う。
仕入れ、仕込み、それを宣伝して、お客様に来ていただき、収益をあげる。
そういったことに日々向き合い、改めて自営業や飲食店の方々は凄いと実感したと綾子さん。
お客様からも色々とアドバイスを頂くこともあり、日々勉強です、とおっしゃっていました。
小料理屋さんだと一般的には夜の営業という感じになってしまう。
だから、まずはお昼の営業からということでご飯屋さん的なカフェになったそうです。
これから
綾子さんにカフェのこれからの展開をうかがいました。
「いずれはこのカフェで、病院に行くほどではないけれどちょっとした相談したいといったようなレベルの医療相談を、と考えています。
ナース(看護師)という経歴やネットワークを生かして、時間やテーマを決めて語り合える場や、個別にご相談にのれる環境作ってみたいとも思っております。
いわゆるコミュニティーカフェのようなものに発展できたらと漠然とですが考えております。
ですので、小料理屋さんは…まだ少し先になると思います」
みなさま、次の展開が楽しみなカフェですよ!
‖ おまけ
こちらは遠藤さんご夫婦が愛してやまない「平蔵」ちゃん。
INFORMATION
Gallery&Cafe平蔵
【電話】049-215-5575
【住所】川越市南通町8-6
【営業】11:00-17:00(水曜日~日曜日)
【定休】月曜日、火曜日
【FB】https://www.facebook.com/heizocafe/