心づくしのランチプレートに改めて思い起こす「いただきます」の言葉の意味〜グリーンカフェ〜
取材・記事 白井紀行
東武東上線霞ヶ関駅から10分ほどのところにある川越西文化会館。
通称「メルト」と呼ばれ、多目的ホールや会議室などがある総合施設です。
辺りは住宅街なのでコンビニはあっても近くに飲食店はありませんでした。
ここに2020年9月4日(金)にオープンしたのが「グリーンカフェ」です。
こじんまりした店内に掲げてあるメニュー。
ランチは日替わりで「プレート」と「スープ」の2種類※。
<本日の野菜>とあるように地元野菜がふんだんに使われているのが特徴です。
※最近は卵かけご飯もラインナップに加わっています。
訪問したこの日(2020年11月20日)のプレートは「ムサカ」。
全体を俯瞰すると彩も美しく目からも美味しさを感じることができます。
では、早速いただきましょう♪
酸味の効いたドレッシングでいただく新鮮野菜のサラダ。
ゼリーのつるんとした食感と枝豆の粒を噛みしめる対比が面白い「野菜のゼリー寄せ」
中にはカニやキュウリも入っていて甘酸っぱいマンゴーソースでいただきます。
メインディシュは、熱々の鉄板で運ばれてきた「ムサカ」
ナス・ジャガイモ・ヨーグルト・ミートソースを重ねて焼いたもの。
これらの組み合わせが「鉄板」であることはいうまでないでしょう。
「ムサカ」はギリシャなどの東地中海沿岸の伝統的な野菜料理なのだそう。
お赤飯のように見えるご飯は五穀米。
もっちりとした歯ごたえやプチプチとしたキビの食感が楽しい。
食事の前に唱える言葉「いただきます」。
このプレートを味わっていると命や大地の恵みを頂いていることを改めて思い起こさせます。
酸味の効いたさっぱりとした味わいが箸休めぴったりな「キャロットラペ」。
ごま油が風味が食を進める「春菊のナムル」
ちょっとした遊び心も食事のひとときを豊かにします。
お漬物を食べ終えて出てきたのは..。
ワンちゃんの絵皿。細君は「わぁ、可愛いと」喜んでいました。
私は食後にコーヒーを頂きましたが、
日本茶の方はこんな鉄瓶で提供されます。
こういったところにも店主の細やかな心遣いが感じられます。
リーズナブルで地元野菜をふんだんに使ったランチ。
すでに近所の方に知れ渡り、地域のいこいの場となっているようです。
手作りケーキも手がけており、散歩のあと、一息つけるにもうってつけ。
テイクアウトもやっていますので、お家でもお店の味が楽しめます。
食べ終わったあとは、もちろん「ごちそうさま」
心づくしのランチへのお礼の言葉が自然と口から発せられます。
Information
グリーンカフェ
【住所】川越市鯨井1564-2
【電話】049-298-8592
【営業】11:00~17:00
【定休】火、水、木
【FB】https://www.facebook.com/greencafe925
【IG】https://www.instagram.com/greencafe925/