川越と鉄道で繋がる街「横浜」に大人の遠足(その1)〜お粥と占いと港巡りと〜

色とりどりの提灯が飾られ、今週末の「川越百万灯夏まつり」の準備が着々と進む川越。

 

ですが、今週は川越を離れて横浜の話題。

カワゴエ・マス・メディアと同様に横浜でローカル情報を発信する「関内新聞」

春まつりで訪問された際には、こんなに素敵な記事に仕立ててくださいました。

 

というわけで、今度はこちらから横浜で乗り換え無しに「横浜」へ訪問。

「大人の遠足」と題した特別版として、今週3回に分けてその模様をお伝えします。

 

で、舞台はいきなり横浜から始まるのだ

8時37分川越発のFライナーに乗り込むカワゴエ・マス・メディアの一行。

座っていけるかと思いきや席は埋まり、つり革もいっぱいという混雑ぶり。

それでも、途中で3人分の席を確保。乗り換え無しに「元町・中華街」に到着!

ミカジョーさんが手にしているのは東上横浜ベイサイド切符(若干料金がお得)

 

関内新聞さんが出口でお出迎え。

横浜観光マップが手渡され、駅の壁画で「関内」の名前の由来についてレクチャー。

 

関内とは?(Wikipediaその他を参考)

安政6(1859)年に日米修好通商条約で横浜に設置された 開港場の区域を指す。

台形の左が中村川、上辺が派大岡川、右が大岡川、底辺が海で囲まれたエリア。

ここに入るには橋に設けられた関門という「関所」を通らないといけない。

「関」門の「内」側ということで、関内と呼ばれるようになったそうです。

京浜東北線に「関内」という駅はありますが、そういう地名はありません

横浜中華街で朝食お粥

みなとみらい線の終着駅「元町・中華街駅」

駅を出るとすぐに目に入るのは「中華街」の大きな門。

 

「お腹を空かせて来てくださいね」

そんな「関内新聞」さんの言葉に従って朝食は控えめにして来た一行は中華街へ。

この辺りを訪れるのも久しぶり。

自分の覚えている中華街よりもずいぶんとすっきりと印象だなと思いつつ、

 

うん、こういうごちゃごちゃ感がいかにも中華街らしい。

 

そんなことを思いつつ「安記(アンキ)」へと入店。

 

こちらで朝の名物が「中華粥」。全13種類があるなか記者は猪肝粥(レバー)をチョイス。

ほどよい塩加減のお粥に、全く臭みのないレバーでした。

鶏片(とりにく)、鮮蝦(えび)も美味しかったそうです

パワースポット横濱媽祖廟へ

横浜媽祖廟の「媽祖」とは航海安全を護る女性の神様。

ここには他にも多くの神様が祀られていて人気のパワースポットとなっています。

【HP】http://www.yokohama-masobyo.jp/jp/main.html

 

ここでよく当たると評判なのが「中国式おみくじ」

5本のお線香を購入すると「平安符」という本殿に入るための護符が渡されます。

 

線香と言っても、まるで花火の長さと太さのピンク色の線香。

これを5つの香炉に順に差していきます。噎せるような煙ですがこれにご利益があるそう。

 

本殿に入って、中にあるクッションにひざまづいて三礼。

名前・住所・生年月日を神様に伝えた後、願い事・聞きたいことをひとつ唱える。

 

中の取材はできなかったので、この先は「関内新聞」をどうぞ♪

 

ちなみに占いの結果は、心の迷いや日頃の行いをピタリと当てられた気がしました(^^;)

 

港の見える丘公園へ

横浜の観光スポットといって、まず、思い浮かぶ代表格が「港の見える丘公園」。

高台にあるのでバスを利用しての移動です。

 

ほどなくして、「港の見える丘公園」に到着。

 

眼前には海が広がり遠くには「横浜ベイブリッジ」。

右手には本牧埠頭のガントリークレーンが見えます。

 

左を見れば横浜港のシンボル「横浜マリンタワー」。

遠くには「みなとみらい」の高層ビル群が見えます。

 

南側には沈床花壇が広がり奥には横浜ゆかりの作家「大佛(おおさらぎ)次郎記念館」

 

「香りの庭」とも言われ、バラやハーブ、今の季節は百合が咲いていました。

横浜市の花もバラ

DJ運転手のバスに乗って山下公園へ

横断歩道の向こうにバス!おおい待ってくれとチケットを振りながらバスに乗り込む一行。

「大きく右へ左へと揺れま〜す、お気をつけくださ〜い」

この運転手さんのアナウンスが、まるでDJのごとく口調が軽妙で面白かった。

「横浜 DJ 運転手さん」で検索してみてください

 

ミカジョーさんが指差すのが「港の見える丘公園」から見えた「横浜マリンタワー」

もともと紅白横線塗りでしたが、灯台の役目を終えてシルバーに塗り直したそうです。

ホテルニューグランドは、かつて、マッカーサーが宿泊したホテル。

そんな教科書で聞いた人の名前が出てくると、昔と今が一挙に繋がる気がします。

 

青空の下、山下公園をぶらぶらとしばらく散策。

 

白い客船が停泊しているのは「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」

長さは430メートルですが、大型客船ではこの端から端までになるとか(でかいね!)

 

山下公園の終端に達したら、鉄道路を改修した「遊歩道山下臨港線プロムナード」を歩く。

 

多くの船が停泊し、いかにも港町という光景ですね。

 

幕末の大火後に外国人居住区と日本人居住区の境に防火帯も兼ねて建築された「日本大通り」。

秋には銀杏並木が美しく彩るのだそうです。

 

横浜三塔

大通り公園に沿って、横浜三塔と呼ばれる象徴的な建物があります。

緑黄色のドームがアクセントの「横浜税関現本関庁舎(クィーンの塔)」

キングの塔は「神奈川県庁」。昭和初期に流行った帝冠様式が特徴。

 

横浜市開港記念会館はジャックの塔。横浜開港50周年を記念して創建されました。

 

今は高い建物が増えてしまいましたが、この三塔は、船からの目印となっていました。

船員はトランプのカードに見立てジャック、クィーン、キングと呼んだそうです。

 

横浜は色々なものの発祥の地

馬車道を歩いていると歩道にタイルがはめ込まれているのに気づきます。

横浜の名所や象徴するものや、数多くある横浜が発祥と言われるものが描かれています。

 

アイスクリーム、鉄道、テニスetc、ガス灯も馬車道で日本で最初に灯されたそうです。

 

そして、ランチも発祥のうちのひとつをセレクトしてくれていました♪

さて、その横浜発祥のものとは?(看板に答え書いてあるけど(^^;)

 

取材 カワゴエ・マス・メディア 記事 白井紀行 協力 関内新聞