天気のいい日は湖畔を散策しよう〜伊佐沼周辺の蔵巡りVol4〜
埼玉医大での診察を終えての帰り、お昼ご飯までにはまだ時間がある。
天気も良いので何となく伊佐沼までブラブラと歩いていると蔵発見!
伊佐沼付近も旧家が多いので沢山残っているんですね。
という訳で、川越の蔵巡りシリーズVol.4の始まりです♪
奥に入って全体が見えませんが、青いトタン屋根がアクセントになっています。
窓も中央でなく正面から見て少し右に寄っているように見えます。
庇もほとんどなく屋根に温水器を付けたタイプ。
こちらは全体に大きめで1階の屋根もかなり立派です。
‖ 鴨田八幡神社
と蔵を探し求めていたら「鴨田八幡神社」に辿り着きました。
新編武蔵風土記稿によると長禄2(1458)年太田道灌が河越城の鬼門鎮護のために勧請したといいます。鴨田村の鎮守として崇拝を集め、明治維新までは一乗院が別当を務めました。
(中略)
川越市内に現存する江戸末期と江戸堀を用いた本殿と当本殿は一線を画し、それらに先行するものと思われます。史料的な裏付けを欠きますが、18世紀後期の造営と考えられます。
遠くからでも目立つというかなんか迫力のある巨大な本殿。
大抵の神社の本殿は建物で覆われてしまって見ることができません。
「鴨田八幡神社」はじっくりと眺めることができていいですね!
舞台もあってかつては鴨田村の鎮守だった名残が見られます。
今はお祭りも廃れてしまったのでしょうか…。
ここの特徴はもうひとつあって参道が長〜い!
鳥居の奥に拝殿が見えていて、これだけでもかなり距離がある。
さらに入り口に立つと拝殿はもはや点、鳥居もよく目を凝らさないと見えません。
‖ 伊佐沼東岸花畑
「伊佐沼東岸花畑」も直ぐ近くにあります。
春にはナノハナ、夏はひまわり、秋はコスモスと移り変わる花畑
http://www.city.kawagoe.saitama.jp/kurashi/sports_koen/koen/isanumatougan.html
今は、花を嗅ぐとりんごのような匂いのするジャーマンカモミールが咲いていました。
‖ 笹原排水路
ここから、笹原排水路に沿って整備されている遊歩道で伊佐沼に向かいましょう。
湖畔に到着!舟がある景色って何かのんびりした雰囲気が漂いますね。
沼の周りの田んぼはちょうど田植の時期で、こんな雄大な風景が見られます。
と、本来の目的を忘れそうですが、またまた蔵を見つけましたよ。
こちらはどんな蔵か正面が見られず残念。
他にも道路の位置関係から写真に納められない蔵が幾つかあります。
石造りの蔵。時々見かけますけど白漆喰とは違った趣きがあって良いですね。
この蔵は少し背が低くて見た目がちょっと可愛い。
漆喰はすっかり剥げてしまい土壁も崩れ始めてます。
下部の腰巻きが良く判ります。
こちらは窓が真ん中より左に寄ったタイプです。
蔵の向こうに見える伊佐沼がいい感じなので、一枚撮ってみました。
正面に回ってみました。窓の庇がより蔵のデザインを際立たせます。
蔵を追い求めて伊佐沼の周りを散策。
‖ 古代蓮
7月になると伊佐沼では古代蓮が見られます。
湖畔にある「えすぽわーる伊佐沼」でチラシを頂きました。
宿泊すれば、一番キレイな古代蓮を見ることができるそうです。
宿泊プランに付いては、こちらもご覧下さい。
http://www.espoir-isanuma.jp/2015/05/22/shukuhaku-hasu/
伊佐沼を離れて市内中心部へ。道路沿いにも蔵を見つけることができます。
同じ敷地内に2棟の蔵。こちらは、すくっと立った姿が美しい。
こちらは、色合いから言うとコンクリート製でしょうか?
まだまだ蔵への興味は尽きません。
これまでの蔵巡りシリーズ