いつかまた電車を走る日が見れるのか?〜西武鉄道・安比奈線(後編)〜
街, 食土手の上を進む安比奈線のレール。
用水路の上に掛かるガーダー橋。
かつてはここを轟音とともに貨物列車が渡っていたのだろう。
ここからは割と開けて来るのでレールを見失うことはないでしょう。
ここは、未だ吊架線が残っています。
レールはさらに続きます。
以前は、踏切があったのでしょうか?
この辺りはレールの支えもなく浮いた状態。このようなレールもたびたび見かけます。
思い出したように出て来る立入禁止の札。
レールも撤去されているので、架線柱が無ければ安比奈線とは分かりません。
朽ちるに任せた枕木
しばらく道と並行にレールが敷かれているので安比奈線をじっくりと観察できます。
架線柱と吊架線。
休止してから50年近くなるのですが、以外にも朽ちたりしないものですね。
レールは森の中へと続く。
この光景覚えていますか?
「つばさ」のタイトルバックやドラマの中でも登場したロケ地の一つです。
森を抜けて道路を渡るとガーダー橋が見えてきます。
一時期はロケ地として中まで入れるようになっていたので、整備がされています。
つばさと真瀬昌彦が電波調査をするシーンで出てきました。
できるだけズームを利かせて撮ってみました。
以前は、この先に撮影で使われたトロッコが留置されていました。
八瀬大橋から安比奈線を見下ろす。
架線柱で何とか安比奈線の存在を確認。
ネットで調べてみると遠くに見える橋のあたりに安比奈駅があったようです。
いつかまた、ここに電車が走る日は来るのでしょうか?
安比奈線を辿る旅は、いかがでしたか?
冬以外は雑草が生い茂りレールもすっかり埋もれてしまいます。
今の季節がもしかしたら一番良いのかもしれませんね。
‖おまけ(その①)
川越市立博物館では、2月14日〜3月24日までギャラリーにて
「川越鉄道-国分寺間 開業120年」展を開催します。
市内最初の鉄道として、明治28年に開業した川越鉄道から現在の西武国分寺線に至る歴史を写真と資料で振り返ります。
‖…
SSRってなんだ?気さくな大将が握るお寿司を堪能〜すしやの大将〜
食今週のKAWAGOE〼MEDIAは、勝手に新河岸特集。
なので、ランチパスポートVol2から「すしやの大将」をご紹介します。
東武東上線の新河岸駅から歩いて10分程、国道254線を越えた所にお店があります。
11時半過ぎ、開店からほどなくして入ったのですが、すでにそこそこの混みよう。
「すしやの大将」の名の通りのきさくな感じの大将が寿司を握ります。
ランチパスーポートも何組か来ていて、まもなく限定数に達する感じでした。
これが、そのランチメニューで、1,200円が500円になります。
サラダには小さなあられが散りばめてあって食感が楽しめます。
ミニネギトロ丼に
イクラが乗ったのがオリジナルメニューのSSR。
SSRとは、サーモン・スキン・ロールのこと。
サケの皮を香ばしく焼きがんばらを取った身と共に醤油で下味をつけて巻いたものです。
レモンが乗ったのは炙りサーモン手綱寿司。
お味噌汁は海老の頭入り。
そして、豆乳プリンのデザート付きが嬉しい♪
お寿司はいつ食べても良いものですが、こういう手の込んだものは格別です。
他にもランチメニューは、握り膳やちらし膳が1,000円からとリーズナブル。
次回は、大将のおまかせ(にぎり)を頼んでみようかな。
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ついつい長居したくなる隠れ家風カフェ〜くるみの木〜
食小畦水鳥の郷公園を取材で訪れた際に、目についたのがこの看板。
一見すると普通の民家。
庭先では飼い犬がのんびりと日向ぼっこ♪
ここはランチカフェ「くるみの木」。
メニューと隠れ家風の雰囲気に惹かれて行ってきました。
ランチは日替わりになっていて、体が自然と欲するような一品一品が並びます。
店内に入ると近所の常連らしき方が数人。
カウンターもありますが、どこでも好きな所にどうぞということでテーブルへ。
壁一面に雑貨や絵本が並んでいました。
席に着くとコップに入っていたのはなんと適度な温かさの白湯。
ここに車では自転車で来たので、冷えた体に何とも優しい気遣いです。
ランチのメニューは日替わりとパンセットの2種類。
ドリンクやスイーツが200円から。
季節の手作りドリンクやシフォンケーキにそそられます。
本日の日替わりランチは、鶏とキャベツの蒸し煮、切り干し煮、焼長芋。
ご飯は黒米でゆかりご飯、味噌汁、漬け物、デザートに飲み物が付いて800円です。
文字にすると普通のメニューだけど、一品一品が素材を生かして作られているのが分かります。
箸置きはコマになっていて、食事を楽しんでもらうための心遣いが伝わります。
ディップソースをつけて、まずは甘みのあるキャベツを頂きます。
蒸し鶏も柔らかくて、まるで鶏ハムのようで美味しい。
ついつい、ご飯もお代わりしてしまいました♪
コーヒーを飲んでいるとすかっりくつろぎモード。
文庫本を読みながら、このままずっと何時間でも過ごしたくなるような居心地の良さ。
春になったら、小畦川をゆっくりと散策して、ここでコーヒーとケーキを楽しもう♪
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川越の名所「時の鐘」を見たら川越の名物を食べよう!〜餃子菜館 大八〜
食川越のシンボル「時の鐘」は、必ずその姿を見上げて写真に納めます。
「時の鐘」の前の「鐘撞き通り」はいつも大勢の人で賑わいます。
通りの左右には飲食を中心としたお店が並んでいて、その一つが「餃子菜館…
思わず「ただいま」といってしまいそう。心も体も温まるうどん〜平澤屋〜
食七福神巡りの道中でランチをと思っていたら、なんとなく、そのまま回ってしまう。
時刻は午後3時過ぎ。
しっかりと食べる時間でもないけど、コーヒーだけで済ますのも物足りない。
そんなことを考えながら中央通商店街をブラブラ。
すると、目に飛び込んできたのが「うどん」の文字。
そうか、「うどん」という手があった。
これだと、そんなに重くはないし、冷えた体を温めることもできる。
うん、いいぞ、よし、ここにしよう。
暖かい店内に入りお茶を飲んでほっと一息。
「たぬき」か「きつね」か…。よし、きつねにしよう。
本日の小鉢は、ごぼうの煮物。程よい味つけでほっとする。
きつねうどんは、シンプルながらも菜の花が季節を感じさせる。
ゆずの風味が良いアクセント。
おかみさんと七福神巡りに行って来たことなどとりとめのない話しをしながらうどんをすする。
いいなあこの感じ、まるで実家に帰って来たようだ。
「はい、これサービス」とリンゴを剥いてくれました。
今度来た時は、つい、「ただいま」と言ってしまいそうだ。
寒空の中、身も心も暖かくなった「きつねうどん」でした。
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何なんだ〜! このナンの大きさは!?〜ニュープージャ〜
食蓮馨寺の立門前通りを真っすぐ進むと明治43年に開設された旧川越織物市場があります。
入り口にあった建物が撤去されて随分すっきりしましたね。
その直ぐ近くにあるのが、インド・ネパールレストラン&バー ニュープージャ。
ちょっと気づき難いので、道路に立っている看板が目印。
お店の外観。店内も緑を基調としたデザインです。
今日は細君と二人で来たので、7種類から1種類が選べる800円のAセットを注文。
「チキンカレー(辛口)」と「ベジタルブル(普通)」をそれぞれセレクトとしました。
Aセットはサラダ、カレー、ナンまたはライス、ドリンクが付いています。
こちらがチキンカレー。
そして、こちらがベジタブルカレー。
一口もらいましたが、普通は、マイルドな辛さでした。
ここの特徴はナンがとにかく大きいこと。
バスケットからはみ出ていますが、実際に食べ始めるとペロリと行けちゃいます。
スマホと比較してみましたが、大きさが伝わるでしょうか?
立ち上がらないと写真が撮れなかったです(笑)
ナンをちぎったら、カレーをたっぷり付けて頂きます。
辛口ですが、少し甘めのナンが直ぐにその辛さを消してくれます。
だから、ナンが大きくてもどんどん食べ進めて行けます。
チキンの味も楽しみましょう♪
もし、辛みがたりなければ、こちらをちょっと入れてみて下さい(唐辛子系の辛みです)。
食後はインドの紅茶であるチャイを頼みました。
川越にはたくさんのインド・ネパール系のレストランがあります。
カレーはいつ食べても美味しいので、お勧めのお店がありましたら教えて下さい♪
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リーズナブルに本格パスタが味わえる〜イタリア創作レストランfelicita〜
食新年最初のグルメは、ランチポケットシリーズからイタリア創作レストラン「felicitia」です。
場所は川越駅西口から歩いて5分位。
NTT東日本の電波塔を目印に歩くと国旗と大きな看板が見えてきます。
お店は右手の階段を上がって2Fになります。
ランチポケットの対象は、Aコースのパスタ・ドリンクのセット。
ランチポケットを利用しなくても¥600とはリーズナブルです。
パスタはトマトとクリームが選べるとのことなので、クリームパスタをチョイス。
パスタは細麺でクリームソースに良く絡ます。塩気も程よい感じです。
クリームソースが美味しかったので追加でバケット(\100)を注文。
セットのドリンクは紅茶にしました。
店内はとても広く、女性好みの落ち着ける雰囲気のあるお店です。
窓際のテーブルでは女子会が開かれていました。
おいしいパスタが食べたくなったらまた来ようっと♪
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寒い日は釧路のカレーうどんを食べてあったまろ〜港町食堂〜
食川越市駅で降りて六軒町交差点から中心街に行く道すがら。
お昼をどうしようかなと歩いていると目に飛び込んで来た「港町食堂」の看板。
川越で港町? 名物カレーうどん!?
カレーうどん、丼ぶり、串カツのカレーうどんセット!!
疑問符から感嘆符へと微妙に感情を変えながら店内へ。
店内はカウンターだけのこじんまりとしたお店。
大竹まことのゴールデンラジオが流れ、昼下がりの雰囲気を漂わせています。
今年の2月13日の大雪の日にオープンしたとご主人。
カレーうどんセットの丼は、ネギトロ丼か釜揚げ白子・明太子丼が選べます。
こちらは、釜揚げ白子・明太子丼です。
トロリとしたカレーの中に白いうどん、そこに糸唐辛子が添えられていて食欲をそそります。
ん!!(と、なんか感嘆符が多いですね(笑))
とても、辛さの中に優しくて深みのある甘みが感じられます!!!
スープに柔らかめのうどんが良く絡みます。
串揚げはお肉と玉ねぎ。サクッと揚がっています。
そして、釜揚げ白子・明太子丼と、この組合せはお得ですね♪
夜の定食は、居酒屋で一品料理、お刺身、揚げ物、焼き物/炒め物といったおつまみで一杯。
鮪カマの煮魚定食、ホッケの焼き魚定食、野菜炒め定食といった食事もできます。
今度は夜にふらっと立ち寄ってみたいですね。
誰か一緒に行きませんか?
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「良い、美しい、可愛い、豊か」に「美味しい」も加えたい〜美利河〜
食霞ヶ関駅南口から歩いて7〜8分。
東京国際大学を過ぎるとまもなく見えてくるのが角栄商店街。
万国旗がはためき昭和の香りを残すお店や看板が連なります。
そんな通りの景色を眺めながら角栄商店街を抜けて…。
霞ヶ関幼稚園も通り過ぎて…。
その先にあるのが今年の10月にオープンしたばかりの「美利河(ピリカ)」
アイヌ語で「良い、美しい、可愛い、豊かだ」という意味。
オーナーさんが北海道の北見市の出身でこの名を付けたそうです。
一度聞くと響きも良くて忘れない言葉ですね。
町の定食屋&夜は居酒屋というたたずまい。
だけど、メニューを見ると、とろこどころに手のこんだ料理が見受けられます。
店内のカウンターは黒でまとめられ、食事やアルコールが落ち着いて楽しめる雰囲気。
いつも日替わり定食やお勧めをだけど、今日は目に飛び込んで来た「チキンカツ定食」にしよう。
目の前でパン粉を軽く叩(はた)き大きな鶏肉を揚げてくれます。
ソースを全体に掛けて、軽くレモンを絞って。
いただきます!
わぁ、箸で切れそうなくらいに柔らかくてしかもジューシーで美味しい!
そして、豚肉と白菜の煮物の小鉢がしっかりとチキンカツをアシスト。
食事が終わった後も人柄の良い女将さんと落ち着ける店のおかげでついつい長居してしまう。
美利河(ピリカ)には、カウンターの他にテーブル席もあります。
メニューといい、部屋のインテリアといいこれはただの居酒屋ではなさそうです。
それもそのはず、オーナーさんは洋食・フレンチ・イタリアン40年のシェフ。
前日までに電話でお願いしておけば、パスタなどのメニューにも応じてくれるそうです。
ピリカは、「良い、美しい、可愛い、豊か」を意味するアイヌ語。
更に「あったかい」「美味しい」という意味が加わって霞ヶ関で定着する予感♪
WRITER…