野田五町の八幡太郎の山車に2日間密着しました〜川越まつり②〜
川越まつり2日目、今日も抜けるような青空。
鳶の方は提灯を取り外し、出発の準備を進めています。
グリスも入念に塗り直します。
札の辻の定点カメラも位置を調整しながら取り付け中。
交通規制が始まり、札の辻を川越市の猩猩の山車が通り過ぎていきます。
‖ 街の風景
運行表では、野田五町の山車はそろそろ川越市駅に到着しているはず。
街の風景を撮りつつ、そちらへ向かいましょう。
参道に屋台が並びおまつりムード満点の蓮馨寺。
毎年見ないと、なんか落ち着かないのが「お化け屋敷」
今年はいつもの口上が聞けずに残念。お化けはリニューアルしている!?
中央通りは道幅が広がった分、混雑の緩和に役立っているようです。
‖ 野田五町の山車と再会
配信している動画も見ながら、ようやく野田五町の山車に再会。
ほどなくして山車は出発。しも自転車から中原町を北へと進みます。
会所への挨拶の囃子が終わった後、拍手をして見送る。
町内同士の交流が深まる、まつりの中でも好きな光景です。
八幡太郎の山車は日高街道に入り連雀町交差点近くに駐車場前へと向かう。
こちらでお昼休憩。手古舞のみんなが並んで撮影大会。
‖ 市役所へと移動
お昼休憩を挟んで山車は出発。
六軒町の交差点を右折して、並行する道を通って仲町交差点へと進みます。
鮮やかな水色の着物がとても映えますね。
仲町交差点を左折して、いよいよ一番街へ。
山車が次々と行き交い、その後を追う人人人。この日は48万人の人出。
札の辻交差点を右折。
向こうからやってくるのは、旭町3丁目の信綱の山車。
市役所前では、南通町の納曽利の山車が紹介されていました。
こちらでは、今年、人形を乗せたばかりだそうです。
毎年、少しづつ手をかけて山車を作り上げて、後世に伝えていく。
そんな町内の人たちの思いも馳せながら山車を見るのも楽しいものです。
川越市の猩猩に挨拶。
今年は山車が23台と多く、次々とやってくる山車に見応えがありました。
‖ 本川越駅前へ
市役所を出発した山車は松江町へと向かいます。
川越の町のシンボル「時の鐘」を横目に見ながら通過。
大手町の会所で挨拶を交わす
幸町の山車と曳っかわせ。
松江町一丁目の会所へと挨拶。
山車カメラからの映像をチェック中。
松江町交差点を右折。ずいぶん歩いて手古舞さん達はちょっとお疲れ気味?
中央通りを鮮やかな水色の列がソーレ、ソーレーの掛け声で進みます。
本川越駅。ここで、昨日と同じく提灯を飾り付け夜の装いへ。
18時半まで夕食タイムになるので記者もしばし休憩。
すると、ワッショイ、ワッショイと何とお神輿がやってきました。
ここ5年は2日間とも川越まつりに付きっ切りですが神輿は初めて。
まだまだ、知らないところがあるんですね。
‖ まつりは夜に向けて更に盛り上がる
すっかり日は暮れ、まつりムードは更に上がっています。
消防や警察官が詰めている本部席へ挨拶。
川越市長や職員の方もまつりの成功を確信し少しホッとした表情。
次々と山車同士が出会います。
山車同士が出会えば曳っかわせ。
連雀町交差点。曳っかわせが始まれば、ほとんど動けません。
見えてるだけでも、向こうから3台が連なってやってくるようです。
仲町交差点。ここも曳っかわせポイント。
まつりのフィナーレに向けてパワーが炸裂!
横方向からも山車がやってきて、交差点はますますごった返す。
少し進んで曳っかわせ
すぐに、次の山車と曵っかわせ、
ちょっと進んで次の山車。
止まることなく曵っかわせが続きます。
‖ まつりは佳境へ
札の辻には山車が3台、集結。
と思ったら、あちこちからやってきて物凄い数の山車が。
各町内の山車が入り乱れての曳っかわせ。
まつりはいよいよクライマックス。
その瞬間を逃すかとデジカメ、ビデオ、スマホの画面も飛び交います。
お囃子や歓声に包まれ、自分の心は完全に川越まつりに奪われました。
‖ いよいよ今年のまつりもお終い
夢の中にいるような時間が終わり、山車は札の辻から散っていきます。
野田五町の山車は、野田神社には戻らず、まつり会館の山車蔵へ。
10月27日から4月25日まで、まつり会館で展示されます。
http://kawagoematsuri.jp/matsurimuseum/schedule.html
後ろ向きでゆっくりと山車蔵へと向かう。
山車蔵に野田五町の山車が納まりました。
まつりの終わりを告げる終い囃子
まつりの終わりを静かに迎える野田五町の方々。
そして、二列に隊列を組んで皆の待つ野田神社へと帰ります。
川越まつりの余韻を残しつつ、蔵の街の夜は更けていきます。
‖ 謝辞
川越市、小江戸川越観光協会、川越まつり会館の方々。
川越まつりLIVE配信を見てくださった皆様、2日間、ありがとうございました。
野田五町の方からは、「社務所にいてもまつりの雰囲気が伝わって良かった」。
そんな感謝の言葉も頂きまして、大変、嬉しく思っています。
出てきた様々な課題については解決して、改善していくつもりです。
来年も、この川越LIVE配信を楽しんで頂けるよう頑張ります。
今後とも、カワゴエ・マス・メディアをよろしくお願いします。
取材・記事 白井紀行
写真(最後から2枚目)本間寿子
INFORMATION
川越まつり
【日時】平成28年10月15日、16日 10:00〜22:00
【情報】http://www.kawagoematsuri.jp/index.html (川越まつり公式ページ)
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