Googleストリートビューの知らない坂道の世界〜川越藤間(前編)〜
川越市のお隣、ふじみ野市にある東武東上線「上福岡駅」。
駅を降りて線路沿いに川越方面へと進む。
するとあることに気づかないだろうか?
線路を跨ぐ歩道橋からの風景
線路と直角に曲がるこの道がふじみ野市との境。
一見何の変哲もない平坦な道に見えますが..。
「珈琲・軽食 紅花」の脇道を入ってみると…
坂になっているんです。
かなりの坂なので上り下りも大変そう。
下まで降りていくと並木通りへと出ます。
並木通りとふじみ野市との境の道は並行に走っています。
その間を繋ぐ坂道が何本もある面白い景色が見られるのがここ「藤間」。
Googleストリートビューでは知ることのできない世界。
今日はタモリさんが拘る「高低差」を存分に味わってみましょう。
30メートルほど進むと次の坂
車のいく手を階段が阻みます。
下から見上げたところ。高低差がかなりあることがわかります。
建物と建物の間を縫うような道もあって迷路のような様相
ふじみ野市との境の道はずっと平坦。
でも横道に入るとその先は坂。
坂を下っていくと
そこには階段。知らずに入り込んだドライバー泣かせの道ですね。
こういう細かい道も丹念に追っていくと面白そう。
再び、市境の道へ
次の坂
注意を促すためと滑り止めなのか、赤と黒のアスファルトが交互に。
ここも最後は階段になっていて車は通り抜けられません。
建物の色と合わせたオシャンティな車止め。
フォトジェニックな光景、この立体感がいいですね。
次の坂(坂の名前が無いのでどうしても紹介が単調(^^;)
階段の手すりなどひとつひとつ表情が異なります。
次の写真は上と下よ〜く見比べてください。
まるで間違い探しかのように酷似しています。
次の坂
下から仰ぐと、日頃この坂を利用している住人の息遣いが聞こえてきそう。
ここで大きな十字路の交差点に出ます。
清水町へと向かう下り坂。
左の駐車場は石垣で段差を組んであって迫力あり!
次の坂はこの先で行き止まり
道路に無数にある丸い輪っか、何かと思って調べてみました。
「真空コンクリートパネル工法」で作られた道路なのだそうです。
坂はまだまだ続く
三角コーンと水を入れたペットボトルで謎のオブジェ。
その先は階段
まるで神社への参拝路のような階段です。
急な階段の上り下り、そろそろ疲れてきました。
居酒屋のさつま南国の手前を曲がる。
右手が造成中のため坂の様子が良くわかります。
真ん中の1階の高さと左の家の2階の高さが丁度同じ。
さて、ここで藤間の坂道は半分ほどを紹介しました。
後編は、今週金曜日に配信となります。
前編は赤色の線、後編は青色の線で示しています。
取材・記事 白井紀行