(号外)川越百万灯夏まつりより熱い男「宅間孝行」さんの舞台〜夕〜
川越は7月26日(土)、27日(日)に「川越百万灯夏まつり」が開催。
いよいよ暑い夏の本番を迎える。
川越百万灯夏まつり http://www.kawagoe.or.jp/natsumatsuri/
が、今から、5年前に川越をヒートアップさせた熱い男がいる。
それが、俳優、脚本家、演出家とマルチの顔を持つ宅間孝行さんだ。
自らが主宰を務め、2012年12月に惜しまれながら解散された「東京セレソンデラックス」。
その代表作であり、川越が舞台のNHK連続小説「つばさ」で、
ラジオぽてとの社長「真瀬昌彦」役に抜擢されたきっかけとなったのが、
「夕(ゆう)」である。
その「夕」が、7月3日から池袋サンシャイン劇場で公演されていたので、
7月20日(日)12:00からの回を見てきた。
夕(ゆう)とはヒロインの名前。
宅間孝行さんが演じる相川元弥に淡い恋心を寄せる幼馴染の三上夕である。
長崎にある海の家兼民宿「あいかわ」を舞台に1980年代の高校生時代からの
青春時代の恋の行方を描いた一幕ものだ。
と文章にしてしまうと、ありがちなストーリーになってしまう。
けれども、随所に張られた伏線、愛すべき登場人物のキャラクター、
脚本だかアドリブだか分からない台詞のやりとりで抱腹絶倒のまま話しは進む。
そして、公演では普通あり得ない撮影タイムまで。
初恋の行方がどうなるのか?
「最高に切ない夏の物語」というサブタイトルが輝くのは、劇場でないと分からない!
終演後はライブタイム!全員が一体となって役者達と踊りまくる!
まさに観客と作り上げる舞台だ。
ロビーにはお祝い花の代わりに名入り招木(まねぎ)が飾られている。
つばさファミリーでは、松本明子さん、中村梅雀さん、
そして、多部美華子さんの名前を見つけることができた。
芝居は「あいかわ」の海の家を舞台に展開され転換は無し。
だが、登場人物の服や小道具などで時間の経過がリアルに感じさせる演出。
そして、出演者に夕役の内山理名さん、友人役にSPEEDの上原多香子さん、
南海キャンディーズの山崎静代さんのほか、
演技派、個性派俳優ががっちりと固めているのも見所だ。
キャスト http://takufes.jp/yuu/cast/
みなさま、この夏はぜひ!
と〆たいところであるが、東京公演は7月21日(月・祝)14:00からの千秋楽を残すのみ。
当日券は若干用意できる(14:00の終演時情報)とのことなので、詳しくはHPを!
このあとは、新潟、大阪、仙台、名古屋、札幌という全国ツアーが始まるので、
帰省する際や、その地域の友人・知人にも知らせて頂ければ幸いである。
公演スケジュール http://takufes.jp/yuu/schedule/
INFORMATION
タクフェス第二弾公演「夕(ゆう)」