今できることを!!街づくり夢フェス!夢を言葉にしよう Vol.2
平成26年10月に松江町にオープンしたライブハウス川越Rotom
川越のアーティストが集う地域密着の音楽スペースとして注目されています。
そのステージが4月29日(土)ステージが「夢ガタリスト」の舞台となりました。
夢ガタリストの一人「NPO法人おとまち小江戸代表」細渕真太郎さん。
川越Rotomも自分が語った夢を実現したもの。
今回の取材は、みんなの夢が言葉として語られていく模様に密着しました。
‖ 開演前
みんなの夢を形に残したいと、夢ボードのデザインを検討中。
ここにみんなの夢が集まります。
デザインは、鎌田萌奈美さんの手によるもの。
街に集う若きアーティストを応援!〜鎌田萌奈美 個展「Egg of rabbit」〜
4月14日の熊本地震の支援として募金と似顔絵チャリティーも企画されました。
開演20分前、出演者ミーティング。プログラムの流れなどを確認。
「みんな楽しみましょう!」
‖ リハーサル
踊りに合わせて流す音楽のタイミングのチェックが始まりました。
最高のステージにしようと余念がありません。
間もなく開場を迎え、やる気と緊張とが交差する不思議な瞬間。
‖ いよいよ開場
午後4時過ぎ、お客さんの入場が始まりました。
席が順々に埋まっていきます。
オープニングトークで夢を語るのはTAKE COLORS KENYAくん。
まもなく開幕です。
‖ 元気ですか〜というかけ声で開幕!
元気ですか〜!とスマイリーのぶさんのかけ声で夢フェスがついに開幕。
「まちづくり夢フェス」は、まちのことを考えながらも自分のやりたいことも言葉にしながら叶えていこうじゃないかということで企画。昨年初めてこの3人で開催され、今回は2回目。夢の続きの始まりです。
トップバッターで語るTAKE COLORS KENYAの夢。
こんな風にお客さんにも夢を語ってもらう。そう今日はみんなが夢ガタリの主役です。
一日、楽しみましょう!
‖ スマイリーのぶ 夢トークセッション
川越市霞ヶ関生まれののぶさん。トムソーヤの冒険に憧れていて、小学生のときから日本一周、世界一周ができればという夢がありました。日本一周を大学生の時に叶えて就職。5年後、28歳になったときに悔いの残らない一生ということで、結婚という選択肢を捨てて世界一周に勝負を掛けます。
アジア→アフリカ→北米→中米→南米→オセアニア→ユーラシアと巡ること9年間。川越に戻って両親に感謝の言葉を伝えました。旅を終えてからは介護の仕事をしつつな地域活性化にも力をいれています。
どうしたら世界一周ができるのか?その問いに対する答えは3つ「予算」、「時間」、「ほんのちょっとの勇気」。
夢が叶えられたのは日本中、世界中で出会った皆さんのおかげ。だから、これからの夢は、2020年のオリンピックに向けて、日本中、世界中の人を川越に招きたい。遊びにきた 人に気に入ってもらって「川越に住みたい」。そう思ってもらえるような人づくり、まちづくり、ゆめづくり。川越から世界に向けて夢の発信基地にしていきたい。そ う締めくくりました。
今日、ひとつの夢を叶えるために初舞台を踏むベリーダンスの生徒さんを紹介。
ソロデビューや川越で舞台を踏むことへの意気込みやリーラ先生との出会い。
そして、川越にベリーダンスが根付けばと夢が語られます。
休憩時間の合間、言葉が書き続けられる夢ボード。
‖ ベリーダンス
LILAさん率いるアミターユによるベリーダンス。
妖艶な踊りに始まり様々な形で女性の美しさを最大限に魅せます。
‖ 夢トークセッション
「夢を言葉にしよう」「夢を言葉にして叶うの?」「言葉にすることは簡単だけど難しい」。そんな言葉で、夢ガタリストの細渕さんが夢トークセッションの口火を切ります。
プロのギターリストとなったが川越に目を向けていなかった。川越に住んでいるのになんで地元で音楽をしていないのか?川越で街の人が自分たちで作り上げる音楽祭を作りたい。そう考えて、企画を市に持って行ったが30年かかると云われてしまった。
それをFacebookや言葉にしているうちに茂木さんと出会い、NPO法人「おとまち小江戸」を立ち上げることになった。30年かかることが2年でできた。無謀と思われることも言葉にすればできるという人が出てきて叶うんだと自らの体験を語ります。
日本画アーティストの鎌田萌奈美さん。
「夢って云った瞬間に曖昧な叶わないものになりそうな気がするので、安易な夢という言葉は好きでない。語るだけでなく実行するために自分が何を勉強しなければならないか、何をすれば良いかを小さなことから手の届く範囲でひとつひとつやっていきたい。」
言葉にしただけでなく動かないとだめ、僕は勝手に動いてしまって困ってしまうこともある。だけど、後で見方になってくれるタイミングが来る。仲間になること繋がることを再重要視している。
記者もなぜかステージに(^^;)。川越が舞台となったNHK朝ドラ「つばさ」のファンクラブを立ち上げて、架空の放送局「ラジオぽてと」を実現、そこからまちづくりに関わることになってカワゴエ・マス・メディアを立ち上げることになったことを話しました。
川越市の最年少議院の海沼秀幸さん
「夢と思って意見を云ったことは無い。将来、絶対叶えるものが希望である。あえて夢を語るのなら生まれ変わっても川越にまた生まれて住んで死にたい。行政でも色んな課題があるが一つ語るとしたら川越市内には客室が1100室あってもほとんど埋まっていない。中心街だけでなく広い範囲に散らばる観光資源を発掘し、色んな人の思いを生かしてミックスした事業を進め、宿泊に力を入れていきたい。」
次々とみんなの夢が語られます。
沖縄出身で川越で働いているが、沖縄から見たら川越ってどうなんだろう?
自分も沖縄と川越の架け橋になれたら。
妻との出会いは、川越工業高校(電気科と建築科)。
お互いにものづくりが好き。将来は家を作って夢のお城を実現したい。
そんな、二人の夢も語られます。
伝えることは大事で、何々をしたないということが全て夢になる。
レベルが高いと夢になるかもしれないが、やれないことではない。
思った以上はやっていきたい。
最後に、初舞台に踏んだ3人に感想を
‖ 高田虎太郎ライブ
♪ にじいろの傘
今日の会場だけは子供の頃の無邪気な大きな夢とか希望とか好奇心おう盛な心を存分に発揮して楽しんでもらえればと、新曲「にじいろの傘」の唄を受けて夢語りを盛り上げます。子供のころの夢は、虫博士になりたいと話すと、開場からは「あ〜(わかる)」という声があがりました。
♪たいようのいえ
彼もまた夢ガタリスト、15歳のときから10年川越で音楽をやってきて、いよいよ外に発信する機会が巡ってきました。5月15日に春日部のイオンで開かれる埼玉と北関東の地区大会に勝てば、6月19日に横浜の赤煉瓦のホールで唄うことができ、そこで優勝すれば新しい展開が生まれるそうです。
夢を叶えるためのエントリー曲、中島みゆきのカバー曲「糸」を熱唱
‖ ベリーダンス第2部
最後の演目はベリーダンスの第2部。
恐ろしいほどの美しさは、観るものを夢の世界へと誘います。
それは「夢語りフェス」の会場にいたものだけが到達した桃源郷でした。
‖ エンディング
最後は、みんなでダンス、ダンス、ダンス!
ぼんやりとしたみんなの夢、みんなの前で語った自分の夢。
ボードに書かれたみんなの夢
いま、それを叶えるため夢ボードから飛び出しました!
夢ガタリストの皆さん、お疲れさまでした!!
また、みんなで夢を語りましょう!
夢を発信する秘密基地、川越Rotomの舞台で!
取材・記事 白井紀行
INFORMATION
街づくり夢フェス!夢を言葉にしよう
【開催】平成28年4月29日(土)16:00〜20:00
【場所】川越Rotom(川越市松江町2-4-5)
【出演】高田虎太郎/スマイリーのぶ/アミターユベリーダンス
【MC】細渕真太郎/茂木清治