コーヒーを片手に同じ空間と時間を共有できる場所〜RAG CAFE〜
賑やかなクレアモールと並行する八幡通り。
どこか落ち着いた雰囲気が漂い、個性的なお店が点在する通りです。
その雰囲気を牽引するシンボル的な建物。
1Fには洋服と雑貨のsokonowa、庭には小さなイタリアンcopoli。
建物をもっとも印象づけている外階段を上っていくと、左手はアメリカ古着plastered。
そして、右手にあるのがコーヒーハウスRAG CAFEです。
RAG CAFEといえば台湾の屋台料理『魯肉飯(ルーロハン)』。
そんなイメージが勝手に頭の中にあったので迷うことなく注文。
ポカポカと暖かい日だったので、飲み物はアイスコーヒーにしました。
野菜の味が生かす、オリーブオイルと塩のドレッシング。
いよいよ、『魯肉飯』を食します。
ゆで卵を突き崩してどうぞとのこと。
やがて、2つに割れて半熟の黄身がトローリと流れ出します。
じっくり煮込んだ豚肉の甘辛を味わう舌。
軟骨を歯でコリコリと小気味好く噛む音。
五香粉の香りがほのかに鼻を抜けていく。
顔のパーツを総動員して『魯肉飯』を堪能させて頂きました。
丼をたちまち空にしてお腹一杯、ほっと一息。
よく冷えたアイスコーヒーを飲みながら、しばし余韻に浸りました。
中に入って腰を落ち着けると隣のテーブルはもちろん知らない人同士。
だけど、今にも仲間同士のように会話が始まりそうな雰囲気が漂う
コーヒー片手に皆んなで同じ空間と時間を共有しているような錯覚に陥る。
それがこのRAG CAFEの魅力なのかも知れません。
取材・記事 白井紀行
INFORMATION
RAG CAFE
【電話】049-270-9826
【営業】日〜金 11:30〜19:00 土 11:30〜22:00
【定休】木曜日