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みんなでワイワイかかし作りで地域と世代感の交流〜山田かかしまつり〜
子, 遊川越市山田にある「北部ふれあいセンター」
所用を済ませて11時頃に到着すると、にっこりと可愛いカカシがお出迎え。
みんなでワイワイ案山子作り
8月最後の日曜となるこの日は、秋の風物詩「山田かかしまつり」の準備の真っ最中。
朝から集まって案山子(かかし)の製作に取り掛かっていました。
秋祭りにぴったりな鮮やかな着物を身に付けた二体の案山子。
お祭りの会場で見かけそうな仲よさそうなお二人ですね。
こちらでは子供たちが服を着せたり、ポーズを決めるために糸で留めたりと奮闘中。
目を入れてそろそろ完成でしょうか?
それぞれに工夫を凝らした案山子が出来上がっていきます。
弓を弾くようなこのポーズ(ライトニング・ボルト)は、世界最速の男ウサインボルト。
このブログでは度々取り上げている「かわごえ里山イニシアチブ」も参加。
「山田のかかしまつり」では、5体の案山子を出品します。
帯をしめて緩まないように糸で止める。
安全ピンなど金属類は田んぼに入ると危険なため使わないようにしています。
手に網を持たせたいが、どうやって固定するか四苦八苦。
顔を描くと表情が現れて人間らしくなります。
はい完成!タイトルは「僕たちの少年時代」
お昼頃、高梨さんが顔を出しました。
「山田のかかしまつり」は、北山田地区の皆さんが21回に渡って続けてきました。
諸事情により昨年で終わる予定が、高梨さんが地域に呼びかけ開催することに。
今年からは、地域や世代間交流を目的として山田地区のお祭りへと拡大します。
そのため、設置場所が城西大学付属城西高校近くに変わります。ご注意ください。
案山子につけるタイトルを思案中。
出来上がったばかりの案山子がずらりと並べられました。
これにて、案山子の製作はお終いです。
力作の案山子たちを会場へ
今回、エントリーされた案山子は全部で40体。
別の場所で作られた案山子も次々と運び込まれて来ました。
小学校からの案山子の引き取りや設置の段取りなどを決めるミーティングの後、
案山子たちへは、間違いのないよう番号が振られます。
お〜い、手伝ってくれと運び込まれたのは大きな鬼の案山子。
近隣の山田中学校からは4体がエントリー。
それらを全て外へと運び出します。
太陽の下で嬉しそうな案山子たち。
さあ、いよいよ会場に向けて出発です。
案山子たちを会場に設置
案山子たちを荷台に積み込んだ軽トラがずらりと並ぶ。なかなか壮観な眺めです。
どこまでも続く山田地区の田んぼ。
稲穂が膨らみ甘いような香ばしいような香りが鼻腔をくすぐります。
みんなの度肝を抜いた蛍光オレンジの鬼。とても、大きくて目立ちます。
案山子たちは用水路のフェンス沿いに並びます。
一体一体を番線(ワイヤー)でしっかりとフェンスに固定。
こちらでは何やら細工をしています。
お二人仲良く恋人つなぎ♪
軽トラで運ばれた時は「人が寝てる!」と錯覚したくらい、良い出来の案山子です。
こちらでは看板の取り付けが始まりました。
風で飛ばされないように番線(ワイヤー)でしっかりと固定。
2時過ぎに小学校へと出かけていた軽トラが戻ってきました。
山田小学校の3年生がみんなで協力して作った16体の案山子が積まれています。
どれも小学生らしいユニークな発想で楽しませます。
これらも同じようにフェンスに番線でしっかりと固定。
作品の名札を付けて、本日の作業は終了です。
再び、北部ふれあいセンターへ戻り、9月3日のセレモニーやイベントの段取り決め。
ミーティングが終わった後、会場の様子をもう一度見に来ました。
城西高校の生徒さんやドライバーが案山子に気づいて車をゆっくりと走らせて眺めてました。
「山田のかかしまつり」は、9月3日10時〜12時までイベントが行われます。
先着400名で2合入りのお米も配布も有り。是非、愉快な案山子たちを見にお越し下さい。
取材・記事 白井紀行
INFORMATION
山田かかしまつり
【会期】平成29年9月3日(日)〜9月30日(土)/予定
平成29年9月3日 10時からセレモニー有り(お米2合入り先着400名に配布)
【場所】城西大学付属川越高等学校近く(川越市山田東町1042)
東武バスで「城西大学」または「福田」から徒歩10分
【主催】ふるさと山田四季祭り
【関連】http://blog.goo.ne.jp/koufuku_mai 耕福米耕作人ブログ