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武蔵野Distillerly

川越中福の里山から埼玉初「クラフトジン」が生まれた理由〜マツザキ 中福店〜

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取材・記事 みつきゆきこ   お酒好きの間では、ブームの兆しを見せている「クラフトジン」。川越中福で100年以上の歴史を持つ酒屋「マツザキ」から、埼玉初のジン蒸留所が誕生します。 創業1887年から代々中福の地で商売をしている老舗マツザキさんが、なぜ今、クラフトジン蒸留所を開かれたのか、気になることを取材してきました。   川越駅から車で10分ほどで、マツザキ中福店へ到着。昔の街道の名残で風情のある道しるべも。お店の暖簾をくぐってちょっと一杯と、行きたくなるような店構えです。   ご案内いただいたのは、コミュニケーションマネージャーの今野渉さん。店の入り口にも古い甕や瓶が並んでいます。瓶が登場する前には、原酒を大きな木樽で蔵元から牛や馬で運んで仕入れていたそうです。   昭和のたたずまいある住居を改装した店内には、有名銘柄のお酒がずらり。緑に囲まれた農村地帯ですが、お客様が次々に来店されています。   この辺りには「秩父古生層」の水脈に沿って井戸水も豊富な地域で川越には酒蔵も多くありました。その原酒を、井戸水で加水してアルコール度数を14度位に整えて小さな容器に移して販売していました。ワインも山梨から運ばれたものを量り売りしていた時代もあったんですね。 里山保全活動から「クラフトジン」が生まれるまで https://youtu.be/w7Pz7PGGN-U 里山「マツザキの森」を案内してくれたのは、マツザキの4代目社長、松崎敦雄さん。子供のころは裏の雑木林はうっそうとしていたそうです。ある想いから、10年前に「里山緑化プロジェクト」をスタートし、会社敷地内の木を伐り、ごみを掃除する整備活動を従業員で始めました。 以前から有名ブランドのお酒を取り揃えているサプライヤーとしての立ち位置に危機感を感じていた松崎社長。『有名銘柄のブランドにぶら下がるのではなく、お客様がマツザキが好きになってもらいたい。』10年後も、マツザキへお酒を買いに来たいと思っていただけるには、どうしたら良いかと考えていました。     そして、Matsuzaki…

強風も吹き飛ばすガールズパワーが炸裂!〜かわごえ産業フェスタ2日目〜

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かわごえ産業フェスタ2日目。晴天なるものの相変わらず風が強いなか始まりました。 オープニング 総合司会は大野ひろみさん。かわごえ産業フェスタの紹介を始めました。 あれ、アシスタントのミケさんがいませんねぇ。 うっかり朝寝坊のミケさん。その後、ステージの予定をしっかり伝えて名誉挽回! 龍忍カワゴレッダー刃(ヒーローショー) 恐ろしげなBGMとともに豪忍一族が川越を沼にしようと企む。 そうはさせじとカワゴレッダー刃登場、豪人一族を退散させました。 カワゴレッダーに対抗するため、客席から仲間にするために連れ去ります。 あっ、キャラクター部隊も捕まってしまった! 仲間になるための訓練、ひよこの踊りに励むミケさん。 カワゴレッダー刃の活躍で、川越の街には再び平和が訪れました。 川越工業高校(化学部)サイエンスショー 川越工業高校…

川越シェフが川越に!?〜小江戸川越 農産物と食のまつり〜

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蓮馨寺で第2回川越Farmer’s Marketが開催されたのは、昨年の12月13日(日)。 雨模様にもかかわらず、想像以上のお客さんの来場。 川越の農産物に人を引き付ける魅力があることを知った一日でした。 その川越Farmer’s…
「海老と野菜の天もりそば」

こだわりの「自家栽培そば100%」が美味しい♪ ~「手打そば 鈴や」~

梅雨が去った途端に訪れた猛暑。 連日の暑さに加え、不摂生な生活や過労なども加わり、ここ数日食欲も失せてしまってゲンナリ。 そこで冷たい麺類なら何とかいけるかな? と思って新宿町にある本格派「手打そば 鈴や」さんの暖簾をくぐってみました。 店内は4人用テーブル席が2つ、2人用テーブルが1つ、そして小上がりの席が2つあります。 テレ朝の人気刑事ドラマで主役の警部殿と彼の相棒が良く行く小料理屋の雰囲気が似ていて、 暖簾をくぐったら店内で彼らに会えそうな錯覚がします(笑) 店内はシンプルで清潔感があり、とても落ち着いた雰囲気   さっそく蕎麦そのものの味わいを楽しみたいと思って僕は「十割蕎麦」を、 天ぷら好きの相方は「海老と野菜の天もりそば」を注文しました。   それから、実は店…