着物仲間で川越の街を歩けば皆んなが注目〜きもの姿で七福神めぐり〜

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取材・記事 白井紀行 川越は成人式ということで雪予報が心配された1月13日(日) 幸いにも晴天に恵まれ、振袖や袴姿の新成人を目にしたこの日。 「川越の街にきもの姿を増やす会」主催の「きもの姿で七福神めぐり」が行われました。 参加する条件は、ただ一つ「着物姿で来ること」。 皆んなで着物姿で街を歩くことで目を引かせ、その美しさをPRするのが狙いです。   護衛するのは「川越藩行列保存会」の皆さん。 武士姿がひときわ目立ち、出発を待つ間には多くの人と記念撮影を撮っていました。     そうこうしているうちに、そろそろ出発の時間。 「川越の街にきもの姿を増やす会」主宰の小杉亘先生による挨拶。   「きもの姿で七福神めぐり」の白い旗を先頭に連なる着物姿の一行。   30名以上の着物姿が一団というのは歩くだけで様になります。   しんがりは黄色い旗。その後を、武士姿の川越藩行列が続きます。   第一番「妙善寺」 小江戸川越七福神めぐりの第一番は毘沙門天を祀る「妙善寺」。   この日は緑の帽子を被った小学校の一行も七福神めぐり。 同様のコースを辿るのでこの後も度々遭遇することになります。   妙善寺では境内から見上げる写真を撮影するのが恒例なのだそう。 この写真が「きもの姿を増やす会」のFacebookのカバーを飾ります。   次の目的地は仙波町にある天然寺ですが、ちょっと遠回り。 着物を着ているという一体感が自然と会話を生み出します。   仙波氷川神社のそばを通っていきます。 3月31日に「仙波の桜を着物で散策」を企画してその下見を兼ねたもの。 取材も依頼されたので、今度は春の装いの着物姿をお届けできそう♪   住宅街をスタスタと歩く着物姿の行列はなんとも壮観。 着物に草履というとゆっくり歩くイメージがありますが以外にも早い。 取材しながらでしたが運動靴の記者が追いかける感じでした。       坂を下る様子は先頭で黄色い旗を持つ山田さんのリクエスト。   第二番「天然寺」 七福神めぐり第二番は寿老人を祀る「天然寺」。   長寿を願って参拝。   次の目的地は中院と喜多院。 右端の帽子姿の宮本さんは初めての参加でこれが着物デビュー。 着付けはどうされているんですかと尋ねると 「私たちの子供の頃は着物で走り回っていたからねぇ」と話されました。   と、中院手前の光西寺で「川越藩行列保存会」の方が皆の足を止めます。 行列保存会の活動の中心は母体は、川越藩最後の城主「松平(松井)周防守」。 その転封先だった島根、棚倉を始め川越藩ゆかりの地で行列を行っています。 その菩提寺が光西寺で、松井家累代之墓と書かれたお墓もあります。   一行は中院へ、   狭山茶発祥の地の記念碑や島崎藤村ゆかりの不染亭を見学。   中院を出たところで「妙善寺」で出会った子ども達と遭遇。   道中、色々とお話しを伺いました。 常連さんや知り合いに誘われての参加で、過去には70人を超えたこともあったとか。 着物はお祝い事などの節目に来たりお茶を習う時に着ているのだそうです。   仙波東照宮の鳥居をくぐる川越藩行列保存会の皆さん。 まるで江戸時代にタイムスリップしたかのよう。シャッターチャンス!   思いがけないお侍さんの登場にビックリする子ども(笑)   第三番「喜多院」 大黒天を祀る喜多院は、まだお正月の名残が感じられます。   ここでトイレ休憩。イベント記念の撮影をしている風景を撮影。   第四番「成田山別院」 成田山別院は喜多院のすぐ隣、恵比寿天が祀られています。   ここで七福神は折り返し地点。 風もなくて穏やかで散策には最適の日、自然と話も弾みます。   成田山だんごで小休止。「着物を増やす会」からお茶と団子のサービス。 小腹が空いたところで醤油味のお団子は嬉しいですね。   一行は立門前通りを通って蓮馨寺へ向かう。   春に取り壊されてホテルになることが決まった「旧鶴川座」。 このように皆んなで着物姿で集合写真が撮れるのも今年が最後。 平成の終わりとともに川越の街からまた一つ思い出が消えていく。 二度と撮ることができない貴重な写真となりました。   第五番「蓮馨寺」 子育て呑龍様と親しまれている蓮馨寺には福禄寿神が祀られています。 ここにはとある待ち人がお出迎え。   参拝の後、おびんずる様への願掛けも人気でした。   待ち人は「NPO法人川越きもの散歩」の藤井美登利さん。 川越藩行列保存会の皆さんと記念写真。   七福神の順番としては見立寺ですが、先に妙昌寺を周ります。   鎌倉中期に創建された妙養寺の前をスタスタと。 特徴ある立派な山門に皆さん興味が惹かれるようです。   第七番「妙昌寺」 住宅街の一角を曲がると立派な本堂見せる「妙昌寺」。 七福神では唯一の女神である弁財天が祀られています。   厨子の中に鎮座する弁財天に参拝。 ここで同行していた一瀬さんが皆んなに声をかけました。   一瀬さんが見せたかったのは、こちらの「漆喰画の富士山と天女の舞」。 記者も七福神めぐりで何度も来ているのに気づきませんでしたf^_^;)。 「駐車場になっているところは以前は池で浮島があったんですよ」。 そんな興味深い話も伺いました。   「高台なので江戸時代には富士山がここからよく見えたんです。」 その言葉を聞きながら、当時の景色に思いを馳せます。   新河岸川沿いを歩く一行。 ほころび始めた梅の花に足を止め春の兆しを感じます。   第六番「見立寺」 「きもの姿で七福神めぐり」の本日のゴールは布袋尊を祀る「見立寺」   道々で遭遇してきた小学生もここがゴールだったようです。 侍姿が気になっていたのか、保存会のみなさんに話しかけていました。   着物で七福神めぐりを終えて、小杉先生の一言。 天気に恵まれて皆さん色々お話しして楽しまれたかと思います。 これからも着物生活をどんどん実生活にも取り入れてください。 着物は12メートルの反物を8つのパーツに分けて作る男物女物もない。 親戚に行けば着物があるので壊して作り直して自分たちで大事に着る。 是非、着物ライフを楽しんでくださいと結びました。   最後に、着物デビューの宮本さんを紹介。   川越市観光課から七福神めぐりのクリアフォルダーのプレゼント。   そして、完歩賞が配られて解散です。 国民的アニメである「サザエさん」の時代背景は昭和40年代の日本。 磯野フネさんが着物姿で家事をする姿は誰もが思い浮かべることができるでしょう。 また、波平さんも会社ではスーツですが、休日は着物姿で散歩に出かけます。 ほんの半世紀前の日本では着物は普段着でした。 着物に興味があるなら、是非、参加して着物デビューをしてみてはいかがでしょうか? INFORMATION 第15回…

【街歩き】川越城の大きさを歩いて実感して見ました

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取材・記事 白井紀行   川越城は長禄元(1457)年に太田道真・道灌親子が築城。 寛永16(1639)年に松平信綱が大幅な拡張を行い4万6千坪の規模になりました。   しかし、明治維新とともに解体され建物としては本丸御殿などを残すのみ。 堀や土塁も無く往時の面影を辿るのはなかなか難しくなっています。 「いつか、その大きさを実感して見たい」 その思いが常にどこか頭の片隅にありました。   先日、調べ物をしていると「川越市初雁公園基本計画審議会」の資料3がヒット。 ▶︎http://www.city.kawagoe.saitama.jp/shisei/seisakushisaku/fuzokukikan/kaiginokekka/toshi_seikatsukiban/koenseibi.html 中を見ると118ページに渡りその構想がまとめられていました。   その資料の中で目についたのがP5ページのこの図。 現況図に川越城図が投影されていて位置関係が把握できます。 これを手に早速出かけて見ることにしました。   ※PCを使っている人はGoogle…

7つの福を授かって今年も良い年になりますように〜川越小江戸川越七福神めぐり〜

取材・記事 白井紀行   七福神巡りのスタートは川越駅から 2019年が明けて2日目。風もなく穏やかなお正月。 行き交う人々も和やかな表情を浮かべノンビリとした雰囲気。 毎年、恒例としている小江戸川越七福神めぐりへと出かけました。   小江戸川越七福神巡りは、川越駅を起点に七ヶ寺を回る6kmほどのコース。 川越観光を楽しみながら開運、諸願成就、健康増進を叶えることができます。 それでは、出発しましょう! ※地図はこちらに…

今年もカワゴエ・マス・メディアをよろしくお願いします「初日の出と初詣」

取材・記事 白井紀行   カワゴエ・マス・メディアのブログは今日から2019年のスタートです。 今年も川越のヒト・コト・モノを7つの切り口でお伝えできればと思います…

昭和の街で食べて飲んで楽しんで東日本大震災の復興支援〜うんめぇ祭〜

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取材・記事 白井紀行   冬らしい厳しい冷え込みとなった12月9日(日)の蓮馨寺前。 ちんどん屋さんが鐘や太鼓を打ち鳴らし昭和の街らしい賑やかな演出。   この日、昭和だヨ!全員集合『東北の元気が出る…

弁天横丁に新しき息吹~工藤 芳聖さん(大工・アーティスト)~

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11月末にふと目が留まったニュースがありました。 最古級京町家消失「京都市に失望」元所有者自ら選んだ解体の道 「市は京町家保全継承条例を昨年に施行し、マッチング制度などを今年5月から導入して町家解体を防ぐ施策を強化してきたにも関わらず、貴重な町家の消失を止められなかった。」(記事より引用) 訪日観光客の増加で、古い神社仏閣はもとより京都ならではの街並みや景観も大きな観光資源となるはずなのですが、このような事態が起きていることに軽いショックを受けました。   川越でも、その活用が見守られ続けてきた旧鶴川座が取り壊され、4階建てのホテルになる計画がつい先日公表されました。 歴史ある古い建物を守る、維持する、活用するのは至難の業だと改めて感じざるを得ませんでした。   しかし一方では、六軒町にある古い長屋がリノベーションされおでんのお店すずのやとglincoffee大工町2号店へと生まれ変わり、今や地元の人たちが集う場所になっています。また、三久保町の築約100年の肥料問屋は、ゲストハウスちゃぶだいになり、まずはランチ営業から始動しています。(※ちゃぶだいのゲストハウスとしての運用は来年から) 昔からある古い建物を活かしつつ、新しい価値と人の流れを生み出す場として変化させようという取り組みは少しずつ動き出しています。   そしてここにもまた新しい動きがあります。   蔵造りの町並みが続く川越一番街商店街の北側、札ノ辻交差点を超えると右側に現れる小さな路地、弁天横丁です。 昔は、芸者さんの行き交う花街で飲食店などがあった通りでした。その名残と、どことなく雰囲気のあるこの場所は、今も川越マニアに人気のエリアです。 しかし、観光地区からは少し離れており、一部ギャラリーや設計事務所が入っているものの商業地としてはかなり廃れてしまっているため、古い建物や廃屋が何軒か手つかずのままになっています。 参考サイト:花咲き乱れる赤い道と、蔵の街の裏遺産“弁天横町   今から3年半前、川越で初めてゲストハウスをつくろうと奮闘していた若者がいました。(川越にゲストハウスが、あったなら・・・)…

エリック・ワイナイナさんの人柄が素敵でした♪〜小江戸川越ハーフマラソン〜

穏やかな天候となった11月25日(日)。 今年で9回目を数える「小江戸川越ハーフマラソン」が行われました。 記者も4kmのFun Runで参加。川越水上公園へ向かう列に合流しました。   ドンドンと辺りの空気を振るわせているのは「和太鼓響」。 出発にはランナーたちを奮起させ、ラストスパートの力を与えてくれます。   スタートまでの間、思い思いに過ごす大勢のランナーたち。 公園の中をランニングをしてウォーミングアップをする姿も。   出店もたくさん並んでいて賑やか。地元川越のお店も多い。   ゼッケンは事前に送られてくるので当日の受付ありません。 参加賞はバスタオルとネックウォーマでした。   開会式 8時10分、メインステージでは開会式が始まりました。 司会は「ちょっ蔵お出かけ!まちかど情報局」の八ちゃん、みかねぇ。   絶好のマラソン日和での開催を喜ぶ横田実行委員長。   来年はいよいよ10回目の節目と川合川越市長。   今年のゲストランナー、オリンピック銀メダリストのエリック・ワイナイナさん。 軽快に壇上に上がると参加者の身体を気遣い楽しく走りましょうと呼びかけ。 短い言葉の間でも人柄が伝わってくるとても温かい方です。   日本陸上連盟…