小江戸川越から羽ばたけ未来のお笑い芸人〜ウェスタ川越KOEDOお笑いグランプリVol.5(後半)

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取材・記事 白井紀行 前半24組がこの日のために用意したネタを披露しお客さんを沸かせました。 後半17組も何(いず)れ劣らぬ強豪揃い。 全41組の中から決勝に駒を進めるのは10組、いよいよ、結果発表です。   Cブロック   #25…

小江戸川越から羽ばたけ未来のお笑い芸人〜ウェスタ川越KOEDOお笑いグランプリVol.5(前半)〜

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取材・記事 白井紀行   今回で、5回目を迎えた「ウェスタ川越KOEDOお笑いグランプリ」 人を笑わせるのが好き、プロのお笑い芸人を目指す人を対象にしたコンテスト。 漫才、コント、落語、漫談、モノマネ、歌ネタ。面白ければなんでも何でもOK。 今年は、9月15日(日)に予選会、10月6日(日)に決勝戦が行われます。 昨年優勝したパルテノンモードがキングオブコントで準々決勝に進出。 年々、レベルが高くなりお笑いの登竜門としても注目されています。   開場前、挑戦者らはステージで最後の追い込み中。 どんなネタが披露され、どんな戦いが見られるのか!   13時に開場するとお客さんが入り始め、やがて、会場ほほぼ満席状態に。 老若男女、趣味趣向も様々なだけに、どんな笑いが好まれるかは未知数。 いよいよ、「KOEDOお笑いグランプリ予選会」開幕です。   司会はお馴染み「千葉チューセッツ」 右の伊藤さんは川越出身。地元ネタや、来月の川越まつりネタで会場を温めます。 「仙波二丁目に住んでいるですよ、ウェルシアご存知?」   今回は41組が出場し3分の持ち時間の中でネタを披露。4人の審査員が10点満点で採点。 得点が高い上位10人が決勝戦へと進めます。 審査委員長は、ウェスタ川越館長の柏瀬明彦さん。文化事業編成プロデューサーの大川剛志さん。 構成作家の内田崇文さん。構成作家の鏑木将宣さんです。   Aブロック(12組)   #1…

街の風景にゆったりと浸りながら始めるエリアリノベーション〜カフェ&ギャラリー38℃〜

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取材・記事 白井紀行   県内では珍しくなった片屋根式アーケードが続く霞ヶ関「角栄商店街」。 昭和40年代の高度成長期時代に角栄団地とともに開発された商店街。 半世紀が経ち、店主の高齢化や跡継ぎの問題でシャッターを下ろす店が目立ちます。   7月15日、この一角に光明が差すかのように新たな店がオープンしました。 店の名は「38℃(さんじゅうはちどしー)」。   このちょっと変わった名前のお店の店長が吉田尚平さん。 「商店街や地域をぬるま湯のようなゆったりとした雰囲気の場所にしたい」 そんな思いが38℃には込められています。 あるいは、温泉好きの吉田さんが長湯ができるベストな温度が38℃。   38℃がどんな風に始まって、今日を迎え、これからどんな風にやっていくのか? その物語がオープニングイベントで語られました。   38℃の始まりは昨年のまちづくりキャンプ 38℃を運営する6人は「合同会社オンド」のメンバー。 彼らの出会いは、川越市産業振興課が主催した「まちづくりキャンプ」。 霞ヶ関北地区の価値を高める事業を考え実践するプログラムで一緒のチームでした。 https://www.city.kawagoe.saitama.jp/event/main/koza/machicam181026.html https://www.facebook.com/kawagoearearenovation/   まちづくりキャンプの後、対象としていた物件がまとまらず、事業計画を練り直す。 これを2回繰り返して3回目で物件が決定し、3月に法人化し、4月に工事をスタート。 6月1日にプレオープン、そして、7月15日に正式オープンを迎えました。   カワゴエ・マス・メディアが追った38℃の軌跡 カワゴエ・マス・メディアでもオープンまでの軌跡を記録していました。 まずは、そこからオープンまでの半年をざっと振り返りましょう。   かわごえビジネスプラン発表会(2019年1月26日) 川越市商工会議所主催で金融機関、創業支援機関の前で事業プランを発表。 38℃のテーマは「街の『適度な温度』を維持する事業形態について」。 ▶︎…

今年一番人気の生きものは!?〜田んぼ生きもの観察会「かわごえ里山イニシアチブ」〜

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取材・記事 白井紀行   7月7日(日)小雨模様で少し肌寒さを感じる川越市福田にある田んぼ。 この日、かわごえ里山イニシアチブ主催の「田んぼ生きもの観察会」が行われました。   「田んぼ生きもの観察会」とは? 「田んぼは米作りだけでなく、多くの生き物の命を育み、人と人とを結びつける場。 田んぼの価値を知ってもらうとともに、経済を生み出すことも大切」。 無化学・無農薬で米作りに取り組むかわごえ里山イニシアチブの活動理念です。   「田んぼ生きもの観察会」は、活動拠点の田んぼに生息する生きものを年1回調査。 見つかった生きものをA〜Dのグループに分け希少度に応じて点数付けをします。 点数が高ければ、生きものの種類が多く生物多様性に優れている指標となります。 また、毎年行うことで推移を捉えたり、他の地域との比較にも用いることができます。 詳しくはこちら ▶︎http://www.ruralnet.or.jp/gn/201708/inasaku.htm ※この先、ヘビ、クモ、カエルの写真が出てきますので、苦手な方はご注意下さい。   集合時間前から網やカゴを手に生きもの探しに夢中の子ども達。   カゴに入っているのはトウキョウダルマガエル。 小雨が降っていたせいか、草むらであちこちにたくさん飛び跳ねていました。 このカエルは準絶滅危惧種。これだけ見つかるのは実は貴重なんです。   朝礼が始まりました かわごえ里山イニシアチブ代表理事の増田さんによる挨拶。   講師はお馴染み「田んぼソムリエ」の林…

新河岸から始まる新たな地域交流と伝統のかたち〜新河岸太鼓会〜

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取材・記事 白井紀行   新河岸太鼓会の練習風景 東武東上線「新河岸駅」から歩いて10分ほどのところにある旭橋。 近くには船問屋「伊勢安」跡があり、かつて舟運で栄えた面影が今も残ります。   旭橋の傍(そば)にある日枝神社。 境内の新河岸自治会館を拠点に活動する和太鼓団体「新河岸太鼓会」。 熊野神社(連雀町)での演奏に向け、練習に励む様子を取材してきました。 16時頃、倉庫から次々と大小の和太鼓が運び込まれてきます。 代表の松本さんに練習前に新河岸太鼓会についてお話しいただきました。   新河岸太鼓会の歴史 「新河岸太鼓会」の歴史は20年で元々はお囃子をやっていました。 4年前に境内で眠っている一台の大太鼓を見つけて「勿体無いね」と話すと、 「じゃあお前やってみないか?」と言われ、和太鼓の演奏が始まりました。 顔出しはNGということで、後ろ姿やカッパでのご紹介です。   和太鼓の参加メンバーは20名 新河岸太鼓会で「和太鼓」をやっているのは子どもと大人が10人ずつの20人ほど。 最年少は6歳で、演奏ができるのは小学生から。大人は30〜40代です。 「お囃子」は和太鼓のメンバーに中高生やご年配も加わります。 「盆太鼓」には70代の方を含めて5名いらっしゃるそうです。 練習に入る前に、その辺を元気よく走り回っていた子ども達に手ほどき。   稽古はサークルのような感じでやっています 太鼓は叩けば音は鳴りますが、やはりきちんとフォームがあるそうです。 手を真上に上げて耳の横に付け、肩、肘、手首と真っ直ぐに振り下ろす。 松本さん曰く鞭(ムチ)のように振るのがコツだとか。 見ていた記者も釣られて同じ手の振りをしてしまいました(笑)。     「新河岸太鼓会」には教える人、教えられる人という構図はありません。 皆んな模索しながら作り上げていくスタイルです。 サークル感覚で盛り上げていければと言う通り、練習風景は和気藹々♪   演奏する曲はオリジナル 新河岸太鼓会で今、演奏しているのは4曲で、地元や川越にちなんだオリジナル。 みんなで色々とアレンジを重ねながら完成したものだそうです。   2週間後に本番を迎えるということで練習は通しで行なっています。   相手の太鼓に呼応するように演奏する見せ所。 タイミングがなかなか難しく苦戦しています(頑張って!)。   新河岸太鼓の演奏の一つが「カッパ太鼓」 地域の厄除け太鼓の意味合いで大人4人がカッパの面を被って打ち鳴らします。   1時間半あまり全員が息を合わせて練習に励む様子が印象的でした。   カッパのお面は「にび堂」さんで販売中 カッパ太鼓のお面は松本さんが、おがくずに糊を混ぜて制作したもの。 おがくずは西川材(飯能市・日高市・毛呂山町・越生町が産地)が原料です。   蓮馨寺(連雀町)の参道、立門前通りにある「にび堂」さんで販売しています。 ご興味のある方は覗いてみてください。 和雑貨のお店「にび堂」▶︎…

出演者が着物を楽しんで、それが観る人を楽しませた「プリンス着物パーティ」

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取材・記事 白井紀行   西武新宿線「本川越」駅に直結する川越プリンスホテル。 そのロビーで、6月22日(土)に「プリンス着物パーティ」が開催されました。   「夜の川越を盛り上げ、人と街を繋ぎ、川越をもっと素晴らしい街にしていこう」 そんな思いを込めて開催された着物ファッションショーです。   主催&司会は、Koedo…

タイの文化を肌で感じ楽しもう〜ソンクラン(タイの旧正月水かけ祭り)〜

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取材・記事 白井紀行   「สวัสดีครับ (サワディカップ)」「สวัสดีค่ะ(サワディカー)」 「おはよう/こんにちわ」の挨拶と笑い声が飛び交う名細市民センター。 6月9日(日)のこの日は、朝から大勢のタイ人で賑わっていました。   それもそのはず、今日はタイ王国の旧正月を祝う「ソンクラン」。 埼玉県在住タイ人クラブの主催で、平成22年に開始して今回で7回目。 いつもは4月中旬頃ですが、今年は6月の開催となりました。   名細公民館の多目的室。来賓やこの行事を楽しみに来たお客さんで満席。   開会式 10時30分になり開会式が始まりました。 日本語とタイ語で交互に話しながら式は進んでいきます。   埼玉県在住タイ人クラブ代表のスパッタラさん。   埼玉県在住タイ人クラブ顧問スジンダ先生。 埼玉県に住む私たちタイ人たちは交流したいし、何かあれば助け合いたいです。 このような行事も国際交流を目的としており機会があれば参加してもらえれば。 と埼玉県在住タイ人クラブの活動を紹介。   タイ王国大使館労働担当公使参事官サイションアカニッタウォン氏。 ソンクランは旧正月を祝う伝統的な行事でタイ人に取って重要なお祭り。 本日も無事に終わることをお祈りしますと、祭りの始まりを告げました。   川越市…

今年も盛大に開催された皆んなで作る大人の文化祭〜第8回川越パンマルシェ(後編)〜

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取材・記事 白井紀行   5月12日(日)、晴天の下で開催された「第8回川越パンマルシェ」 前編では、ボランティアスタッフの準備のから実行委員会の企画をご紹介しました。 ▶︎…

今年も盛大に開催された皆んなで作る大人の文化祭〜第8回川越パンマルシェ(前編)〜

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取材・記事 白井紀行   改元による10連休が終わり、ようやく通常モードに戻って迎えた週末。 待ちに待った「第8回川越パンマルシェ」が、今年も盛大に開催されました。 場所は昨年に引き続き、丸広百貨店…