通勤電車でビールを飲もう~東武鉄道×COEDOがコラボ!ビール列車で嵐山へ!

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東武鉄道株式会社(本社:東京都墨田区)、東武トップツアーズ株式会社(本社:東京都墨田区)、株式会社協同商事コエドブルワリー(本社:埼玉県川越市)では、2025年10月25日(土)、東武東上線とCOEDOビールのコラボで『ビール列車』を運行し、ビール好きな150名のお客様が列車に乗り込んで、走行する車内にて2種類のクラフト「生」ビールの飲み比べなど、非日常空間を楽しみました。

池袋駅南口で集合するお客様(写真は一部加工してあります)

昨年よりも参加費用が2000円アップの10000円となりましたが、たくさんのお客様からお申し込みを頂き、150名の定員に達しました。通勤電車なので定員はもっと多いのですが、ゆったりと非日常を味わい、ビールを楽しむにはこのくらいの人数がちょうどよいようです。

ビール列車のツアー行程

【往路】東武池袋駅南口(10:00集合)池袋駅(10:53発)→ 武蔵嵐山駅(12:24着)
 ※全員降車後、回送電車として発車
【復路】武蔵嵐山駅(14:07発)→ 川越市駅(14:40着)解散

10時49分、池袋駅4番・5番ホームに入線するビール列車。まさに東上線の通勤電車の車両だ

今年は「茜音(あかね)」と「川越麥酒(かわごえばくしゅ)」の2種類のビールを車内で飲むことができました。昨年よりビールサーバーを1か所増やして、2号車、6号車、9号車の3か所にし、お客様の手元にビールがすぐ届く状況で運行しました。

6号車のビールサーバーの下とその周りには2種類のビールの樽が準備されていた

茜音-Akane-~ホップのフローラルな香りとそれを引き立てるシトラスの香り、控えな苦みの奥にあるのは淡い琥珀色のモルトの旨み。秋風や夕暮れの美しい日本の情景を想い浮かべさせてくれる様な優しい味わいのアメリカンペールエールです。

川越麥酒 -Kawagoe Beer-「もしも125年前に川越にブルワリーがあったなら」——そんな想いから生まれた、歴史とロマンを感じるチェコラガー。赤みがかった橙色、ザーツホップの優雅な苦味、そしてデコクション製法による香ばしく奥深い味わいのビールです。

注がれたビールは次から次へとお客様の手元へ運ばれる

列車は10時53分に池袋駅を発車し、下板橋付近で停車。ビールを注いで乾杯の準備をします。
スタッフの皆さんが手際よく注いで、お客様の手元へビールを配ります。
11時06分には、ビールもおつまみもお客様全員にいきわたり、COEDOビールの朝霧社長から、乾杯のご発声。

乾杯をするお客様。皆、思い思いに通勤電車の中でビールを楽しんでいる(画像は一部加工してあります)

車内アナウンスをする朝霧社長。毎回のことながら、お話がとても興味深い

COEDO BREWERY RESTAURANTシェフのこだわりのおつまみ

今年のおつまみは、川越駅西口のU-Placeにある『COEDO BREWERY RESTAURANT』のシェフが作る渾身の料理。メニューはこの日のためにシェフが考案したものです。

同レストランは、醸造所が併設され、クラフトビールとアジアンフレンチ を五感で感じるをコンセプトに、信頼と熟練の目利きによって厳選され た旬な食材と腕利きのシェフによる料理と、ビール職人のアートとサイ エンスの感性でつくりあげられたビールとの食体験を提供しています。

コエドブルワリーのシェフ渾身のおつまみは絶品!!

・大海老のガーリックシュリンプ
・オーガニックじゃがいもロースト
・ケイジャンチキンボール
・チョリソー&ザワークラウト

以上、4種類のおつまみが1つにまとまったボックスをお客様にご提供しましたが、ビールにとてもよく合っていておいしいと、評判も上々。我々取材陣もいただきましたが、どのお料理もビールに本当によく合っていて、シェフの気合が伝わってくるほど美味しかったです。

お客様にお配りしたお手拭きや割りばしなども含めた一式

目的地、武蔵嵐山駅に到着!!

実は我々取材陣も武蔵嵐山駅に降りるのは初めてのこと。

目的地となる武蔵嵐山の西口駅前広場では地元名産品のほか、キッチンカー等による飲食や地場野菜の臨時販売も行なっておりました。

武蔵嵐山駅のホームで。新日本百景とは、存じ上げませんでした(筆者)

西口に出ると、嵐山町のマスコットキャラクター「むさし嵐丸」くんがお出迎え

武蔵嵐山駅西口駅前広場には、駅前嵐山食堂、RANZAN DINER、東京ハラルデリ&カフェ、インド料理ラジュモハン、関根国太郎商店等の飲食店がテントやキッチンカーで出店していました。
嵐山の地酒やワイン、軽トラ市での地場野菜等もテント内で販売、駅構内にある嵐山町ステーションプラザ「嵐なび」でも嵐山町の名産品やご当地グルメなどを販売しており、それぞれが皆思い思いにお買い物やグルメを楽しんでいました。

武蔵嵐山駅西口のキッチンカーやテントの前には行列が(人の少ない時をめがけて撮影)

数あるビールの中から、我々は「燈影浪漫」をセレクト。実は今回のおみやげビールのひとつでもあった

地元の農家さんの野菜販売もあり、R7年産の新米も販売されていた

なんと今年は、チケット付き!!

今年のビール列車は、嵐山チケット(300円×6枚 1,800円分のお食事券) がついておりました!!ツアー当日、嵐山食堂、RANZAN DINER、キッチンカーのみ使用可能でした。
※嵐山チケット6枚を超えた分は現金でのお支払いです。

嵐山(RANZAN)チケット付きの今年のビール列車は参加費が増えた分還元された!?

実質1時間半程度時間があったのですが、小雨がぱらつく寒い天候の中、温かい食べ物がやはり人気があったようです。また、外とはいえ、屋根付きのスペースで飲食ができたのはありがたかったと思います。

屋根付きの飲食スペースは雨の日にはとてもありがたい。この後、ほぼ満席になるほどのお客様で埋め尽くされた

今回のおみやげビールもお楽しみ♪

・東松山市の栗を使用したエール 「COEDO“燈影浪漫―TOUEI ROMAN―”」333ml瓶 苦みが少なく後味に栗の風味がスッと入るアルコール度数控えめのエール。

・東武鉄道特急列車「スペーシア Ⅹ」とのコラボレーションビール 「“Cedar Ⅹ PA(シダー・エックスピーエー)”」350ml缶 日光杉並木街道に象徴される「日光杉」からインスピレーションを得て、「日光杉」そのものを使用。「スペーシア Ⅹ」の1号車コックピットラウンジのカフェカウンターで提供中。

今回のおみやげビール。左からCOEDO“燈影浪漫―TOUEI ROMAN―”、“Cedar Ⅹ PA(シダー・エックスピーエー)”

そしてビール列車は14:07に武蔵嵐山駅を発車し、帰路へとつきました。終点の川越市駅には14:40に到着したのですが、お客様は帰りの列車でもビールや嵐山で購入したお酒やおつまみなどを楽しんでおられました。また、往路で募集したクイズの正解者に抽選で豪華賞品が当たるプレゼントの当選者発表がありました。
乗っているだけで非日常へ行けるような、楽しい列車の旅でした。

ビール列車は今回は川越市駅が終点。お疲れさまでした!!

Information

※こちらのツアーは終了しました。次回以降もお楽しみに!!

▪️ツアー名称: COEDOビール列車ツアー
▪️開催日時: 2025年10月25日(土) ※雨天決行・荒天中止
▪️募集人数: 150名 ※20歳以上の大人のみ  ※最少催行人員75名
▪️旅行代金: 大人10,000円(税込)
▪️主催: 東武トップツアーズ株式会社 押上支店(東武旅倶楽部)