クラフトビール初心者の方も楽しめる専門店が川越駅前にオープン!

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クラフトビール初心者の方も気軽に楽しめる専門店『Entrance to BEER NOVICE』が8月1日(木)、川越駅東口から徒歩3分ほどのところにオープンしました。

クラフトビールは難しくて敷居が高い…そんなイメージをお持ちの方こそ、ぜひともトライしてほしいです。筆者は8月のお盆期間真っ最中に、お店を訪問しました。

フラットで開放的な店内は、店主に質問しやすい雰囲気。デートはもちろんのこと、おひとり様でも気軽に利用できる

 

ビールは埼玉県内のものをラインナップ

長年の飲食店勤務を経て、晴れてこの度川越にお店を構えることができたという『Entrance to BEER NOVICE』代表の関浩太郎さん。クラフトビールを扱うのは初めてに近いですが、各ブルワリー様の想いを伝えていきたいと仰います。

お店で飲むことができるのは、COEDOビールをはじめとした埼玉県内のブルワリーのみでそろえたラインナップ。1人でも多くの方がクラフトビールを身近に感じてもらえるよう、店主がビールの選び方から料理とのペアリングまで丁寧にお伝えしています。

店主の関さんは「ビールのすばらしさを多くの人に伝えたい」との思いでジャパンビアソムリエの資格を取得した

 

飲みやすさを考えたビアカクテルやフルーツサワーなどもあり、ビールが苦手な方でも気軽に楽しむことが出来るメニューのラインナップになっています。またビール好きな方には新たな発見もあるかも。

自分のペースでゆっくりとクラフトビールの世界を味わえるお店です。

ビールを注ぐ姿や料理を作る姿をお客様が楽しんでいただけるよう、キッチンへの壁や仕切りはない

 

埼玉県のクラフトビール3種類を飲み比べ!

さっそく、筆者は『タップビールの飲み比べ(1490円)』をオーダー。その日のビールは、店内の黒板に案内が書かれています。お店に行く前に知りたいという方は、Instagramのストーリーズでチェックすることができます。

タップビールは高い回転率を優先に考え5タップに限定しています。タップビールの飲み比べではその中から好きなものを3種類選ぶことができます。それぞれの味や香りの違いを思う存分味わってみてはいかがでしょうか。

この中から好きなビールを選んで飲むことが出来る。ぜひ、自分でセレクトしたビールを飲んでみよう!

 

筆者がいただいたのは、①NAKAJ’S Helles 新座クラフト、②DAY SHIFT WILLIAMS BREWERY、⑤漆黒 COEDO BREWERYの3種類。ではこちらの3種類がどのようなビールなのかをご紹介します。

①NAKAJ’S Helles~新座クラフト

新座の食材で地元を盛り上げようと作っているビール。SDGsにも力を入れており、新座クラフトのビールには捨てられるはずのにんじんの皮が使われています。麦の甘みでスッキリ&グビグビと味わえます。軽い口当たりが爽やかで、ホップの苦味は抑えめ。

②DAY SHIFT~WILLIAMS BREWERY

久喜市にあるブルワリーで作られているビールは、シトラホップをベースにオレンジピールを加え、女性にも飲みやすいです。飲みやすいセッションIPAは、アロマ感覚で、香りも思い切り楽しむことが出来ます。

⑤漆黒~COEDO BREWERY

艶やかな黒色と茶白色の細やかな泡立ちのコントラストが冴える長期熟成ビール。 アロマホップは心地よい香りをあたえ、見た目とは裏腹に重たすぎない軽やかさもあるバランスのとれた味わいです。

タップビールの飲み比べセット。左から①NAKAJ’S Helles 新座クラフト、②DAY SHIFT WILLIAMS BREWERY、⑤漆黒 COEDO BREWERY

タップビールも樽交換制にしているため頻繁にラインナップが替わり、タップビールのみ SサイズMサイズとグラスサイズが選べるので気軽に飲み比べが楽しめます。いつ訪れても、新しいクラフトビールと出会えるお店です。もしかしたら貴方も運命のビールに出会えるかも?

 

ビールを美味しくいただくためのお料理にもこだわりました!

NOVICEでは、クラフトビールと料理のペアリングを第一に考えメニュー開発を行っています。組み合わせは無限大ですが、店主の関さんが、ビールと料理の相性の良い組み合わせを尋ねると提案してくださいます。

ビールに限らずお酒は美味しい料理と一緒に味わってこそ、何倍にも楽しみが増えますね。

フードメニューも前菜、サラダ、肉料理、パスタ、デザートと豊富にある

 

フードメニューはペアリングを第一に考えているのと、軽いものからしっかりとしたお食事まで用意されています。1軒目の食べ中心のレストランとしても、2軒目以降の飲み中心のバーのようなスタイルとしても、使い勝手のよいお店です。

筆者はまず、関さんのおすすめのフードメニューを2種類オーダーしました。
前菜『珈琲サーモンカッテージチーズ乗せ(680円)』は、コーヒー豆にサーモンを漬け込んだもの。まるでスモークしたような香りがして、漆黒など深みがあるビールとよく合います。

珈琲独特の苦味とサーモンのまったりとした甘みがベストマッチ!『珈琲サーモンカッテージチーズ乗せ』

 

肉料理の人気メニュー『牛タンのカルパッチョ(980円)』は、低温調理で柔らかく仕上げた牛タンをスライスして塩とオリーブオイルのシンプルなカルパッチョ風に。そこに添えられたレモンを絞ってすっきり味でいただくのもおすすめです。

ヘレスやピルスナーの、あっさりとしたビールと相性のよい『牛タンのカルパッチョ』

 

番外編★デザート

デザートは2種類ご用意がありますが、その中から、筆者とカウンターに同席した男性からおすすめされた『アールグレイの生チョコレートタルト(580円)』をオーダー。

『アールグレイの生チョコレートタルト』は紅茶の香りも楽しんで。添えられたオレンジで口の中をさっぱりと

 

おつまみだけで終わらせようとしていたところに、これも衝撃的ともいえるおいしさ。ホワイトチョコレートと紅茶の香りが好きだったら、ぜひオーダーしてみてはいかがでしょうか。スイーツ好きな女性にも満足できる一品です。

筆者は、ビール飲み比べ、おつまみ、デザートと一通り楽しんで、お店を後にしました。

 

ビールをもっと気軽に楽しもう!

日本でもっとも飲まれているお酒はビール。だからこそ、いろんな種類のビールがあることをたくさんの人に知ってもらいたいし、『Entrance to BEER NOVICE』は、ビールの素晴らしさを伝えていきたいとの思いから店主の関さんがオープンしたお店。カフェでコーヒーを楽しむように、気軽にビールを楽しむことが出来ます。

可愛らしいグラスに注がれた、色の違うビールはお料理と合わせて写真に撮るとインスタ映え間違いなし★

 

「ビール専門店って敷居が高く、知識がないと恥ずかしい」、なんてことは全然ないと取材を通して実感させられました。自分の五感を研ぎ澄ましてビールとお料理が楽しめるのです。筆者は、飲み会といえば一杯目は「とりあえず生ビール」なんて言ってしまう人ですが、今回の取材を通して、ビールとお料理のペアリングってとても大切なんだな、ということがよくわかりました。

入り口の扉はガラスが付いており、店内が覗ける。ビンテージ調の扉にかわいらしいランプとロゴ。女子会やデートにもぜひ!

 

またオープンしたてにも関わらず、入店した時はたくさんのお客様で混雑していたのですが、店主の人脈で来店する方が多いのだと知り、話してみてお人柄のよさを感じました。ぜひ、美味しいお料理とビールを味わいに、皆様も気軽に訪問してみてはいかがでしょうか。

Information

Entrance to BEER NOVICE

【住所】埼玉県川越市脇田町27ー3 PONOビル2階ーB
【TEL】049-236-3161
【営業】17:00~24:00
【定休日】なし(不定休)
【Instagram】https://www.instagram.com/novice_kawagoe/
【ご予約(ホットペッパーグルメ)】https://www.hotpepper.jp/strJ003865010/
【支払い方法】現金、各種クレジットカード、スマホ決済、電子マネー利用可